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トヨタの現行ディーゼル車の一覧!将来的に廃止になる2つの理由も解説!

現在世界的にディーゼルエンジン車が人気となっていますが、日本メーカーはあまり積極的に投入していません。

トヨタは日本でもっとも大きなメーカーですが、今回はそんなトヨタの現行ディーゼル車をご紹介します。

トヨタの現行ディーゼル車の一覧

トヨタ ハイラックス

トヨタは現在日本国内でのシェアが5割超を超えるメーカーで、そのラインナップ数は他の日本メーカーよりかなり多いです。

ですがディーゼルエンジン車となると結構少なく、さらに半数は商用車となっています。まずそれらトヨタのディーゼルエンジン車を一覧でご紹介します。

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トヨタの乗用ディーゼル車

トヨタ ランドクルーザープラド

トヨタはかつてセダンやステーションワゴンなどの乗用車でも多くのディーゼル車をラインナップしていましたが、日本市場でのディーゼルエンジン車の急速な減少を受けてそのラインナップは非常に少なくなっています。

また昔のディーゼルエンジンは排気ガスに有害物質が非常に多く大気汚染の原因となっていたので、現在のディーゼルエンジンはクリーンディーゼルエンジンという最新型のエンジンとなっており、昔のエンジンよりもコストがかかることから車種が少なくなっています。

そのためクリーンディーゼルエンジン搭載車は非常に少なくなってしまっており、乗用車系の車種は次の2車種のみとなります。

車種燃費最高出力最大トルク価格帯
ランドクルーザー
プラド
11.2km/L〜
11.8km/L
177PS(130kW)/
3,400rpm
45.9kgf・m(450N・m)/
1,600-2,400rpm
3,964,582円〜
5,133,927円
ハイラックス11.8km/L150ps(110kw)/
3,400rpm
40.8kgf・m(400N・m)/
2,000rpm
3,267,000円〜
3,947,000円

現在のトヨタのラインナップはランドクルーザープラドとハイラックスの2車種で、どちらもSUV系の車種です。

それもSUVの中でも悪路走破性の高いクロスカントリーSUVで、クリーンディーゼルエンジンの高いトルクが有効に活用できる車種です。

一方でどちらの車種も近年人気のクロスオーバーSUVに対しては乗り心地や者室内の広さなどの面で劣っており、他社メーカーとくにマツダなどはクリーンディーゼル車はクロスオーバーSUVとなっています。

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この差はトヨタが国内市場であまり乗用車のクリーンディーゼル車に積極的ではないことの表れであり、クリーンディーゼル車の特徴が活かせる一部の車種のみに限定されています。

トヨタの商用ディーゼル車

ハイエース フロント

トヨタブランドでは商用車も展開していますが、その商用車にもクリーンディーゼル車は3台ほどしかありません。

商用車の場合には荷物や乗客を多く載せて重量が重たくなる場合が多く、その重量のある状態ではディーゼルエンジンの大トルクは楽に車を発進させることが出来ます。

またディーゼルエンジンはガソリンエンジンに比べれば燃費が良いという特徴があり、経済性が何より重要な商用車には合っています。

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トヨタが扱う商用車は中型バン系の車種で、商店や企業などで使用される車です。

車種燃費最高出力最大トルク価格帯
レジアスエース12.0km/L〜
13.0km/L
151ps(111kw)/
3,600rpm
30.6kgf・m(300N・m)/
3,400rpm
2,862,000円〜
3,867,000円
ハイエース
バン
12.0km/L〜
13.0km/L
151ps(111kw)/
3,600rpm
30.6kgf・m(300N・m)/
3,400rpm
2,862,000円〜
3,867,000円
ハイエース
コミューター
9.5km/L〜
11.8km/L
160ps(118kw)/
5,200rpm
24.8kgf・m(243N・m)/
4,000rpm
3,143,000円〜
3,659,000円

トヨタのクリーンディーゼル車の商用車はキャブオーバーバンと呼ばれるカテゴリーの車種で、非常に有名な車種であるハイエースの系統です。

ハイエースは日本で最も売れている商用車と言ってもよく、中型バンながら広い車室内スペースから貨物用にはもってこいの車種です。

上記3車種の中でハイエースバンはもっともオーソドックスなタイプですが、それに対してレジアスエースはコストを削減した廉価版の車種となります。

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ポイント

ただクリーンディーゼルタイプのモデルではほぼ同じ価格帯となっており、レジアスエースがコスト面で有利なのはガソリンエンジンモデルです。

そのためディーゼルエンジンモデルはエンジンスペックなどは全く同じで、差はそこまでありません。

それに対してハイエースコミューターは14人乗りが可能になった大型のハイエースで、重量がある分エンジンスペックは高くなっており、また燃費は少し低下しています。

ハイエースコミューターは小型バスなどの限られた用途にしか使われず、ハイエースバンのほうが一般的です。

なおハイエースは一般ユースでの人気も高く乗用車として使われている車も多いですが、エンジンスペックなどは同じで内装の違いや外装デザインの差があるだけなので、今回は分けずに商用車としてまとめています。

MEMO

もしディーゼル車を買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

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トヨタの過去のディーゼル車の一覧

さて現行ラインナップではわずか5車種しかないトヨタのディーゼル車ですが、昔はもっと車種はたくさんありました。

今回は廃止されたトヨタの過去のディーゼル車を、全てではありませんがカテゴリーごとにご紹介していきます。

セダン系車種

 

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セダン系の車種はトヨタの主力車種とも言える車が多く、かつてはセダンといえばトヨタというイメージが強くありました。

そんなセダン系の車種にはいくつもディーゼルエンジン車がありましたが、その中で代表的な2車種をご紹介します。

車種燃費最高出力最大トルク販売期間
クラウン97ps(71kW)/
3,800rpm
22.5kgf・m(220.6N・m)/
2,400rpm
1995年〜
1999年
マークⅡ97ps(71kW)/
3,800rpm
22.5kgf・m(220.6N・m)/
2,400rpm
1996年〜
2000年

クラウンは言わずと知れたトヨタの代名詞的な車種で、「いつかはクラウン」というキャッチフレーズで有名でした。

クラウンは直6ガソリンエンジンがよく知られていますがディーゼルエンジンも昔からラインナップに加わっており、その最終型となったのが10代目のクラウンです。

ポイント

クラウンとしてはこの車種でディーゼルエンジン搭載車はなくなり、置き換わるようにトヨタはハイブリッドカーに切り替わる時期です。

またもう一車種のセダンがクラウンよりスポーティな性格のマークⅡですが、この車種でもディーゼルエンジンは2000年ごろに最後の搭載車が廃止され、これ以降トヨタのセダン系車種にはディーゼルエンジンは搭載されなくなりました。

クラウンもマークⅡもスペックを見ていただくとわかりますが最高出力や最大トルクは同じなのですが、これはどちらも同じ2L-TE型ディーゼルエンジンを搭載しているからです。

ディーゼル車に変わってトヨタのセダン系車種にもハイブリッドカーはどんどん増えており、マークⅡという車名こそ今はなくなりましたがレクサスなどに引き継がれています。

なお現在のクラウンについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

クラウン フロントから新型クラウン(ハイブリッド/ターボ)の試乗レビュー!乗り心地の感想・インプレッション!クラウン フロントから【画像/写真】新型クラウンの内装/インテリア!運転席周りや後部座席から荷室/トランクまで紹介!

中小型系車種

 

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トヨタは高級車だけでなく中小型の大衆車まで幅広く手がけており、大衆車系の車種にもかつてディーゼルエンジン車は多く存在しています。

車種燃費最高出力最大トルク販売期間
カローラ14.8km/L〜
18.2km/L
79ps(58kW)/
4,400rpm
15.0kgf・m(147N・m)/
2,400rpm
2000年〜
2004年
カローラ
フィールダー
14.8km/L79ps(58kW)/
4,400rpm
15.0kgf・m(147N・m)/
2,400rpm
2000年〜
2004年
スプリンター14.6km/L〜
18.0km/L
79ps(58kW)/
4,400rpm
15.0kgf・m(147N・m)/
2,400rpm
1991年〜
2002年

カローラもトヨタを代表する中型セダンの車でトヨタのベストセラー車の地位を長年守っていた車です。

そんなカローラにもディーゼルエンジン搭載車があり、3C-E型の2.2Lディーゼルエンジンが搭載されています。クラウンなどよりワンランク小さいエンジンなので、スペックもその分控えめです。

またカローラのステーションワゴンタイプであるカローラフィールダーや、カローラベースのスポーティセダンであるスプリンターなどにも同じディーゼルエンジンが搭載されました。

これらの車種は2000年を越えても生産されましたが、2004年にこの世代のカローラが生産終了したことで、トヨタは一時期ディーゼルエンジン車のラインナップがなくなりました。

なお現在のカローラについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

カローラスポーツ フロントからカローラスポーツの試乗レビュー!乗り心地の感想・インプレッション!カローラスポーツ フロントから【画像/写真】カローラスポーツの内装/インテリア!運転席周りや後部座席から荷室/トランクまで紹介!

ミニバン系車種

 

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現在トヨタで売れ筋の車種の一つとしてはミニバンがありますが、かつてミニバンにもディーゼルエンジン搭載車がありました。

車種燃費最高出力最大トルク販売期間
グランド
ハイエース
8.6km/L〜
9.5km/L
140ps(103kW)/
3,600rpm
35.0kgf・m(343N・m)/
2,000rpm
1999年〜
2002年
エスティマ105ps(77kW)/
4,200rpm
23.0kgf・m(225.6N・m)/
2,600rpm
1992年〜
1999年

グランドハイエースは現在トヨタの売れ筋ミニバンであるアルファードの前身であり、トールサイズミニバンブームの火付け役の一つです。

ポイント

当時日産がトールサイズミニバンのエルグランドに対抗するために販売した車ですが、販売面では苦戦してアルファードに切り替わった車です。

そのためわずか3年という短い時期ではありますが、ディーゼルエンジン搭載車がありました。またもう一車種は有名なトヨタのミニバンエスティマで、こちらは結構長い期間販売されました。

上記の2車種はエンジンの排気量がワンランク違い、重たく大きなグランドハイエースのほうが強力なエンジンです。

グランドハイエースはアルファードへとかわり、またエスティマは現在まで存在している車種ですが、どちらも上記のモデル以降はディーゼルエンジンが廃止されています。

なお現在のエスティマについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

トヨタ エスティマエスティマの口コミ評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!トヨタ エスティマエスティマの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!

SUV系車種

 

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SUV系の車種は今でもクリーンディーゼル車として存続している車種ですが、かつてはもう少し何車種か存在していました。

車種燃費最高出力最大トルク販売期間
ランドクルーザー196ps(144kW)/
3,200rpm
44.0kgf・m(431N・m)/
1,200-3,200rpm
1998年〜
2006年
ハイラックスサーフ11.4km/L170ps(125kW)/
3,400rpm
35.9kgf・m(352N・m)/
1,400-3,400rpm
2002年〜
2005年

トヨタの国内向けSUV系の車種で最も大型で高級なのがランドクルーザーで、前述したランドクルーザープラドよりワンランク大型のガソリンエンジンを搭載するクロカンSUVです。

海外ではこの車種には今もディーゼルエンジンが設定されていますが国内向けには廃止されており、国内のトヨタの高級SUVからディーゼルエンジン車はなくなっています。

ポイント

またハイラックスは今も残っていますがこれはピックアップトラックであり、ハイラックスサーフはハイラックスベースの乗用モデルです。

ハイラックスサーフ自体は現在も存在していますが、国内向けのディーゼルエンジンモデルは2005年に廃止されました。

スペックを見てもらうと分かる通り、現行のハイラックスより排気ガス規制が緩かった分スペックが高めになっています。

これらのSUV系の車種は欧州や北米などに行けばまだディーゼルエンジンモデルもありますが、国内では売れ行きが減ったことから廃止された経緯があります。

なお現在のランドクルーザーについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

トヨタ ランドクルーザーランクルの走破性を徹底解剖!クロカン・オフロード性能はいかに?!トヨタ ランドクルーザー【画像】ランクル(ランドクルーザー)はかっこいいのか?デザインについて徹底分析!

商用車系車種

トヨタ プロボックス

商用車系の車種は比較的ディーゼルエンジン車が残っているカテゴリーですが、少し前まではもう何車種かありました。

車種燃費最高出力最大トルク販売期間
プロボックス/
サクシード
23.0km/L72PS(53kW) /
4,000rpm
17.30kgf・m(170N・m)/
2,000rpm
2002年〜
2007年
ライトエースバン79PS(58kW)/
4,400rpm
15.00kgf・m(147N・m)/
2,400rpm
1996年〜
2004年

プロボックスもしくはサクシードはハッチバックタイプの中型商用車で、ハイエースほど積載量がいらない営業などに使われることの多い車種です。

この2車種は現在もラインナップにはありますがディーゼルエンジンモデルは2007年に廃止されており、比較的燃費が良好だっただけに残念な車種です。

ポイント

廃止の理由は排気ガス規制への対応を行わないためであり、商用車なのでコストをかけて対応するよりガソリンエンジンに絞る選択となったのでしょう。

もう一つのライトエースバンはハイエースより一回り小型のキャブオーバーバンで、取り回しの良さが特徴の車種です。

ライトエースバン自体もまだラインナップにはありますがやはり2004年にモデル途中でディーゼルエンジンモデルのみ廃止となりました。

エンジン自体はプロボックスなどと同クラスのものですが、やはり排気ガス規制が問題で廃止となっています。

商用車はなによりコストが重要なので、小型で販売価格が比較的安く、排気ガス規制への対応にコストをかけられない車種が廃止され、ハイエースなど比較的大型の車種が現在まで残っているという形です。

なお現在のプロボックスについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

トヨタ プロボックスプロボックスは速いのか?加速性能から0-100km/h加速タイムまで解説!トヨタ プロボックスプロボックスを自家用車として乗るのはあり?注意点まで解説!

トヨタのディーゼル車が少ない理由

国産メーカーでディーゼルエンジン車を最も多くラインナップしているのはマツダで、乗用車だけでもコンパクトカーからセダン、SUVに至るまでさまざまなカテゴリーの車種があります。

ですがトヨタはそれに対して乗用車がわずか2車種しかなく、ディーゼルエンジン車に対する姿勢が大きく違います。それはメーカーとしての環境車に対する考え方の違いからきています。

MEMO

ディーゼルエンジンはクリーンディーゼルエンジンになって環境対応エンジンとなりましたが、それはガソリンエンジンに対して燃費がよく、さらにCO2排出量が少ないという点からです。

エンジン「クリーンディーゼル」vs「ガソリンエンジン」の違い8つ!燃費や維持費まで比較!

欧州市場では特にこのCO2排出量が少ないという点が評価され、市場シェアの半数を占めるほど発展しました。

排気ガスの浄化性能が向上したクリーンディーゼルエンジンは、内燃機関のエンジンとしては非常に高い環境性能があるのです。

マツダもこの点に注目してクリーンディーゼルエンジンの開発を進めてきているのですが、一方でトヨタは環境対応エンジンの主軸を「ハイブリッドカー」に据えており、ディーゼルエンジンよりも高い燃費性能に焦点を当てています。

ポイント

トヨタのハイブリッドシステムはガソリンエンジンに電気モーターを組み合わせたもので、CO2排出量に関してはクリーンディーゼルエンジンとそこまで変わらないのですが、燃費が10km/L程度の差があって車の維持費という点で有利です。

トヨタは2000年ごろに登場したプリウスの成功を受けてハイブリッドカーのラインナップを年々拡充しており、乗用車はもちろんのこと商用車でもハイブリッドカーが増えています。

一方でクリーンディーゼル車は高トルクが必要な限られた車種のみとしており、開発資源をハイブリッドカーに集中していることがわかります。

トヨタは今後もハイブリッドカーをラインナップの中核に据えていくことを発表しており、その先は完全な電動車である電気自動車や燃料電池車を見据えているようです。

なおクリーンディーゼルとハイブリッドの違いについては以下の記事で比較しているので、詳しく知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

ハイブリッドエンジン「ハイブリッド」vs「クリーンディーゼル」の違い8つ!燃費や維持費まで比較!

トヨタのディーゼル車が将来的に廃止になる理由

さてそんなディーゼル車にあまり積極的でないトヨタですが、実は将来的にはディーゼルエンジン車自体を廃止していく方向性のようで、公式発表でも触れています。

トヨタ自動車は2018年3月6日に「欧州でのディーゼル車を徐々に縮小し将来的に廃止する」と発表しており、トヨタのディーゼル車は今後ますます少なくなる可能性が高くなっています。

今回触れられたのは欧州市場ですが、欧州市場こそクリーンディーゼル車の主戦場であり、そこを縮小するということは世界的にも縮小することになりそうです。

この流れは何もトヨタだけの話ではなく、日産やホンダなどの国産メーカー、ドイツを初めとした海外メーカーもほぼ同じ歩調を取っています。

というのも欧州市場では2015年に「ディーゼルゲート事件」というクリーンディーゼル車の排気ガス規制の不正が発覚し、それを受けて欧州各国政府がディーゼルエンジン車への規制強化と将来的には電動車への切り替えをすることを発表したからです。

欧州は今でもディーゼルエンジン車に対する規制は厳しいのですが、その台数の多さと古い規制値の中古車がまだ数多く走っていることから大気汚染が深刻なのです。

これらの流れから、今後世界的にディーゼルエンジン車に対する風当たりはとても厳しくなっていくことが予想され、トヨタが得意とするハイブリッドカーや、日産などが先行する電気自動車などの電動車に他のメーカーも軸足を移さざるを得ない状況にあるのです。

ここ10年ぐらいはまだディーゼルエンジン車に対する要求は相変わらず高いと思われますが、その先の状況は縮小傾向にあるのは間違いないでしょう。

なおディーゼルエンジンについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

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