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プロボックスは速いのか?加速性能から0-100km/h加速タイムまで解説!

商用ライトバンとして、国内シェアの半分以上を占めるのが、トヨタ「プロボックス」です。

「機能性」「積載性」に特化しているため、非常に使いやすいんですよね。

ところが、ビジネスカーであるにも関わらず、最近では「加速性能」に注目が集まっていることをご存知ですか?

「影の『公道最速』」「『納期』という名のターボ」「社用『ライトウェイトスポーツ』」

その人気ぶりは、たびたびネット上の車好きを盛り上げ、「名言」まで生まれてしまうほど…。

とうわけで今回は、プロボックスの加速性能を徹底的に調べ上げてみました。

スポーツカーでお馴染み「0-100km/h加速タイム」も、メーカーの公称値を入手したので、いろいろ比較してみたいと思います。

プロボックスの加速性能

トヨタ プロボックス

「優れた積載性」と「コストパフォーマンス」をウリにするプロボックスですが、マニアの間では「加速性能の高さ」も有名です。

実際にはどれほどなのか? その加速性能の実態にせまってみましょう。

トップクラスの加速力

現行モデルのプロボックスは、1.3Lの「1NR-FE型」と1.5Lの「1NZ-FE型」の2種類のエンジンを用意。

駆動方式はベースモデルが2WD(前輪駆動)で、1.5Lモデルには4WD(四輪駆動)もラインナップされています。

それぞれのエンジンスペックについて、トヨタ公式HPから抜粋してみました。

エンジン形式1NR-FE型
(直4 DOHC NA)
1NZ-FE型(直4 DOHC NA)
排気量1,329cc1,496cc
最高出力95ps/6,000rpm109ps/6,000rpm(FF)
103kmf・m/6,000rpm(4WD)
最大トルク12.3kgf・m/
4,000rpm
13.9ps/4,800rpm(FF)
13.5kgf・m/4,400rpm(4WD)
燃費17.6km/L18.2km/L(FF)
15.8km/L(4WD)
燃料レギュラー

※上記の表にある直4、DOHC、NA、エンジンの詳細は以下の記事をご参照ください。

BMW 直4エンジン直列4気筒エンジンの特徴!どんな音?搭載車を日本車/外車の車種からそれぞれ紹介!エンジンDOHCエンジンとは?仕組み/構造は?ツインカムとの違いとは?!レクサス エンジンNAエンジン(自然吸気エンジン)とは?メリット5つ!音が最強の魅力?!

現行モデル(2代目)が登場したのは2014年のことです。このモデルチェンジを経て、フロント部分のデザイン変更、燃費性能の向上、安全性能の強化など、あらゆる点が改良されました。

もちろんエンジンにも手を加えられ、ディ―ゼルターボモデルが廃止されたものの、パワートレインはさらに強化されています。

マツダ ディーゼルエンジンディーゼルターボとは?速いのがメリットで寿命がデメリット?搭載車種も紹介

商用に開発されたプロボックスは、先代モデルから、低中速域にトルクが発揮できる設定になっていたので、走行性能には目を見張るものがありました。

現行モデルではこの特性がさらに伸ばされ、発進・停車の機会が多い街中でも、ストレスを感じることなく走行できます。自家用車としても良い性能です。(詳細は以下の記事をご参照ください。)

トヨタ プロボックスプロボックスを自家用車として乗るのはあり?注意点まで解説!

加速力に関しては、同クラスのコンパクトカーとは比較にならないほど速いです。

小さな1.3Lモデルも「Dual VVT-i」というシステムにより、吸気・排気タイミングが最適化されているので、高速域も弱点ではないです。加速性能について、さらに詳しく見ていきましょう。

VVT-iエンジンVVT-iエンジンとは?仕組み/構造は?故障時の症状から修理費用まで解説!

0-100km/h加速も速い!?

車の加速力を示す指標としてわかりやすいのが、「0-100km/h加速タイム」です。 スポーツカーなんかがよく比較されるアレですね。

トヨタの公称によると、プロボックスの加速タイムはこのように示されています。

  • 1.3Lモデル…13.1秒
  • 1.5Lモデル…11.0秒

ちなみに先代は1.3Lモデルが15.1秒、1.5Lモデルが12.6秒という数値だったため、かなりパワーアップしていることがうかがえます。

これだけではピンとこないと思うので、他のトヨタ車のタイムを一覧してみました。

車種排気量0-100km/L
加速タイム
アルファード3.0L10.16秒
ウィッシュ2.0L12.06秒
ヴォクシー/ノア2.0L11.82秒
エスティマ2.4L11.4秒
クラウン2.5L6.97秒
シエンタ1.5L12.24秒
bB1.5L12.4秒
ハリアー2.4L12.37秒
プリウス1.5L11.04秒

※プリウスとハリアーの加速性能の詳細は以下の記事をご参照ください。

プリウス 運転プリウスの加速性能を解説!0-100km/h加速タイムはどのくらい?ハリアー 運転ハリアーの加速性能を解説!0-100km/h加速タイムはどのくらい?

並びは50音順なので、気にしないでください…。この一覧の中で、プロボックスよりも速いタイムを出しているのは、アルファードとクラウンだけ。

クラウンは元から比較にならないとしても、倍の排気量を誇るアルファードでさえ、そこまで大きな差はありません。

他の車種にいたっては排気量が劣るのにも関わらず、加速タイムが勝っています。これってすごいことですよね?

ちなみに、シエンタは1.5Lミニバンのなかでは「中の上」の加速力といわれており、プリウスは1.5Lクラスのなかでは「上位の加速力」といわれています…。

プロボックスの速さの秘密

「どうしてプロボックスは、こんなに加速力があるのか」気になりますよね?

その秘密について、2つの観点から解説したいと思います。

秘密① 商用車ならではの走行性能

ご存知のとおり、プロボックスは商用車(貨物車)です。その役割は、荷物をガンガンに積んで走ることであり、最大積載量は400kgに達します。

実際には400kg以上積載することもあるでしょうし、メーカーとしても、最大積載量はやや控えめに表示しているはず。

こんな理由から荷物を載せても走行性能を失わないように、低回転から盛り上がる仕組みになっているのです。

少し専門的な話をすると、「中低速に振ったトルク配分」と「ギア変速比のセッティング」によって、最大積載時でも、0~60km/h程度の速度域でスムーズに走れるような工夫が施されているのです。

そんな車なのですから、何も積んでいないときはグングン加速しちゃいますよね。

秘密② 優れた軽量性と耐久性

プロボックスは貨物車両(キャラバン)ということで、小型乗用車(コンパクトカー)とは根本的な考え方が違います。

つまり、構造がまるっきり違うんです。

プロボックスは「荷物をいかに荷物を載せることができるか?」を念頭に開発された車なので、「軽量性」と「耐久性」を重視された構造になっています。

乗用車が重視される「居住性」や「静粛性」といった点は、二の次です。

つまり、軽くてタフなボディを持つため、スピードが出やすいということなんですね。

MEMO

これからプロボックスを買おうと思っているなら、正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

プロボックスの実際の加速感

それでは、実際にプロボックスに乗っている人の感想をご覧ください。動画や実体験もいくつか見つけたので、参考になると思いますよ。

「影の公道最速」とも称される走行性能

高剛性のボディにより、エンジンスペックを余すことなく路面に伝え、なおかつ操縦性も抜群。運動性能の高さは折り紙付きです。

軽量で低中速域に発揮されるトルクによって、立ち上がりも速いので、乗ってみると加速感を実感できます。

「社畜レーシング」とは、なんとも皮肉な言い方ですが、「レーシング」と呼びたくなるほど速さがプロボックスの魅力なのです。

現行モデルは居住性も見直され、シートが工夫されているので、長時間のドライブもお手のもの。ネタ的な意味合いが強いですが、その走行性能は「影の公道最強」とも呼ばれるほどです。

「新東名最速」とは、これまた秀逸なネーミングですが、運転してみると本当にそう感じるほどなのです。

商用車がサーキットに現る…?

VABとは現行モデルのスバル「WRX STI」のこと。(WRX STIの加速性能の詳細は以下の記事をご参照ください。)

スバル WRX STIWRX STIの加速性能を解説!0-100km/h加速タイムはどのくらい?

「スバルが誇るハイパフォーマンスカーが追いつけないとは、何かカスタムでもしているのでしょうか?」

商用目的で作られた車ですが、走行性能の高さから、サーキットを走らせる人もいるんです。

これは冗談ではなく、プロボックスは「ワンメイクレース」が開催されるほど人気なんです。

カスタムされたプロボックスによって、しばしば熱いバトルが繰り広げられています。その姿は、さながらライトウェイトスポーツ。

もう少しマニアックな話をすると、プロボックスの現行モデルがデビューしたての時期は、他の商用車と走行性能を競い合っていあっており、ゼロヨンを競ったビデオが作られていたほど。

実はこれ、一部マニアの間ではけっこうな人気だったんです。

加速性能を動画でチェック

こちらはノーマルのプロボックスの加速映像です。残念ながらメーター部分しか撮影されていませんが、加速の一端が垣間見えるかと。

カスタムされた車両のタイムアタック映像は、けっこうな数がアップされているので、面白いですよ。

こういった車でサーキットを走らせると、モータースポーツの文化が盛り上がるので、車好きとしてはうれしいですよね…。

プロボックスの加速性能を他の車と比較

プロボックスの加速について、他車と比較してみましょう。

「同価格帯」でなおかつ「同排気量」の車種を比較対象にしてみました。

トヨタ カローラ フィールダー

カローラフィールダー フロントから

同社「カローラ フィールダー」も、プロボックスとよく引き合いに出される車種です。現行モデルは11代を数え、今でも月間200台は売り上げており、その人気は衰えていませんね。

商用として、法人から購入されることも多く、またハイブリッドモデルもリリースされているので、かなり汎用性が高いモデルといえます。

エンジンのラインナップは、ハイブリッドを除くと3種類が用意されていますが、スペックをまとめるとこのようになります。

  • 1.5L(80ps、13.9kg・m、165万円~)
  • 1.8L(140ps、17.5kg・m、222万円~)

スペックから見てわかる通り、プロボックスの方が加速性能は優れています。同じ価格帯のグレード「1.5X」は、0-100km/h加速がだいたい13秒(メーカー公称値ではない)といわれています。

カローラフィールダーについては以下の記事もございますので、興味のある方はこちらもご参照ください。

カローラフィールダー フロントからカローラフィールダーの試乗レビュー!乗り心地の感想・インプレッション!カローラフィールダー フロントから【画像/写真】カローラフィールダーの内装/インテリア!運転席周りや後部座席から荷室/トランクまで紹介!

日産 ADバン

日産 ADバン

日産 ADバン

日産 ADバン

商用のライトバンとしてプロボックスの最大のライバルにあたるのが日産から販売される「ADバン」ですね。

ライトバンとしてはプロボックスが圧倒的なシェアを誇りますが、ADバンもなかなかの売れ行きです。

気になる加速性能についてですが、こちらもプロボックスの圧勝です。

ADバン3種類のエンジンがラインナップされており、それぞれの大まかなスペックはこのようになってます。

  • 1.5L(111ps、15.1kg・m、143万円~)
  • 1.6L(109ps、15.3kg・m、172万円~)
  • 1.8L(124ps、17.6kg・m、174万円~)

ADバンの方が排気量も大きく、高出力ではありますが、その分ボディが重くなっています。

そのため、0-100km/h加速はおよそ14秒(メーカー公称値ではない)といわれており、同クラスでも「特別速い」ということはありません。

「影の公道最速」プロボックスは伊達じゃない

というわけで、2車種と比較してみましたが、結果はプロボックスの圧勝ということで幕を引きました。

先ほど提示した「0-100km/h加速タイム」からも、十分読み取れますが、プロボックスは優れた加速性能を秘めているのです。

さすがに「影の公道最速」といわれるだけのことはありますね。以上「プロボックスの加速性能」についてでした。

プロボックスについては他に以下の記事もございます。こちらもあわせて参考にしてみてください。

トヨタ プロボックスプロボックスは5ナンバー登録できる?やり方まで解説!トヨタ プロボックスプロボックスを自家用車として乗るのはあり?注意点まで解説!