トヨタ アルファードは大型ミニバン市場で圧倒的な人気を誇るミニバンで、高額車にもかかわらず様々な年齢層から支持を受けています。

そんな大人気のアルファードですが、よい点ばかりではなく実は欠点もいくつかみられるのです。

今回はトヨタ アルファードの欠点についてご説明しましょう。

この値引き交渉のやり方を知らないと、車を買う際に50万円以上の損をするかもしれませんよ。

営業マンに騙されずに、最大限まで値引きをしてもらうには、このやり方を知っておく必要があります。

詳しくは下記の車を確実に値引きして安く購入する二つの方法のページをご覧ください。

あわせて読みたい

アルファードの欠点

トヨタ アルファード

アルファードは数あるミニバンのなかでも最大級の大きさを誇り、7人~8人が乗れる乗車性と荷物のたくさん載せられる積載性の高さが人気の点です。

一昔前までは「いつかはクラウン」という言葉のようにトヨタ クラウンが庶民の目標立ったのに対し、いまではそれがアルファードに変わるほど大人気なのです。

一見アルファードは価格の高さ以外には欠点など無さそうなのですが、よくよく調べてみるとすると気になる点も出てきます。

アルファードの欠点としてあげられる点には次のようなものがあります。

押しの強いデザイン

アルファード フェイス

アルファードのデザインは非常に押し出しの強いデザインをまとっており、人によって好き嫌いの別れるフェイスマスクとなっています。

アルファードのフェイスマスクは大きなヘッドライトとメッキを多用したグリルのデザインにより、大柄な車にふさわしい迫力と豪華さを演出しています。

最高級ミニバンの名に恥じないデザインなのですが、アルファードはあくまでファミリーカーですので落ち着いたデザインが好みの一般家庭にとっては受け入れづらいデザインでもあります。

アルファードは現行で3代目なのですが、代を重ねるごとにフロントマスクの力強さは増しており、メッキの使用率も増えています。

アルファード自体も街中でかなり見かけるようになったので以前よりは見慣れた車になったのですが、デザインの強さからアルファードを敬遠する人も少なからずいるのです。

実は私もアルファードに乗っているのですが、あえて初代にしています。初代アルファードは現行型ほど押しの強いデザインではなく、ある意味バランスの取れたデザインだと思っています。

車体の大きさ

アルファードの欠点はその車体の大きさからくる運転の大変さにもあります。

アルファードのサイズは全長、全幅はクラウンとほぼ同じで、なおかつ全高は1.9mもある大きな車です。

少しでも運転しやすくなるようさまざまな工夫がされているアルファードですが、やはり大きい車は運転が大変な場面が多々出てきます。

とくに都会の住宅地などではアルファードのサイズでは取り回しが大変な狭い道もたくさんあり、右左折や切り返しがなかなか難しい場面があります。

また山道の細い林道などもアルファードでは不得意な道で、すれ違いなどは結構緊張する場面のひとつです。

幸いバックの時には後方視界はよく、さらにバックモニターを併用すればかなり楽に安全を確保することができます。バックは一度なれてしまえばそこまで大変ではありません。

とはいえ男性だけでなく女性も運転するファミリーカーですので、大きなアルファードでは運転しずらいという点が欠点になってしまうのです。

燃費がイマイチ

アルファードは大型車の例に漏れず、ガソリン車の燃費は少々悪い点があります。

とはいえ代をかさねるごとに改善はしており、燃費のよいハイブリッドもありますが、それでもメインであるガソリン車は燃費がイマイチなのです。

現行アルファードのエンジンラインナップとそれぞれのカタログ燃費、実燃費をまとめました。

ラインナップ 3.5L V6 DOHC 2.5L 直4 DOHC 2.5L 直4 ハイブリッド
使用燃料 ハイオク レギュラー
カタログ
燃費
2WD 9.5km/L 11.4km/L~12.8km/L 18.4km/L~19.4km/L
4WD 9.1km/L 12.0km/L~12.4km/L 設定なし
実燃費 2WD 7.5 km/L 8.2 km/L 12km/L
4WD 6.5 km/L 9.7 km/L 設定なし

以上のようにハイブリッド以外は実燃費で軒並みリッター10km/Lを切っており、ガソリン車は結構燃料代という点では維持費がかかるようです。

ハイブリッドにしても12km/L程度ですから、健闘はしていますが燃費が悪いことには変わりありませんね。

しかも3.5Lエンジンモデルはハイオクガソリン仕様なので、燃料代もリッター10円程度高くなってしまうのも大きなデメリットとなります。

燃費だけを考えればハイブリッドなのですが、2.5Lガソリン車のベースグレードが3,197,782円なのに対し、ハイブリッドは4,155,055円からと1,000,000円も価格差が出てしまいます。

燃費差だけでこの価格差をカバーするには膨大な走行距離がかかるので、もとをとるのは現実的ではありません。

以上よりアルファードはどのグレードを選ぶにしても燃料代が結構かかる車だということです。

なお、正しいやり方で値引き交渉をすれば数十万円は安くなるので、ハイブリッドも手に届きやすいです。

正しい値引きの方法を詳しく知りたい方は下記の車を確実に値引きして安く購入する二つの方法のページをご覧ください。

あわせて読みたい

2.5Lエンジンは余裕がない

それでも燃費を考慮してグレードを選ぶと多くの方が2.5Lエンジンモデルを選ぶのですが、このエンジンはアルファードの重さに対しては少々余裕が足りない性能です。

こちらも各グレードの出力、トルクと車体重量を表で比較してみましょう。

ラインナップ 3.5L V6 DOHC 2.5L 直4 DOHC 2.5L 直4 ハイブリッド
最高出力 206kw(280PS)/
6,200rpm
134kw(182PS)/
6,000rpm
エンジン:
112kw(152PS)/
5,700rpm

フロントモーター:
105kw(143PS)

リアモーター:
50kw(68PS)

最大トルク 344N・m
(35.1kgf・m)/
4,700rpm
235N・m
(24.0kgf・m)/
4,100
エンジン:
206N・m
(21.0kgf・m)/
4,400rpm~4,800rpm

フロントモーター:
270N・m
(27.5kgf・m)

リアモーター:
139N・m
(14.2kgf・m)

車両重量 2,040kg〜2,180kg 1,950kg〜2,080kg 2,090kg〜2,200kg

アルファードは2t近い重量のある超重量級の車で、エンジンの出力とトルクは結構なものを要求されます。

3.5Lエンジンやハイブリッドでは十分なパワーを持っているのですが、売れ筋である2.5Lエンジンは日常使いならなんとか使えるものの、加速や山登りなどでは少々パワー不足でちょっとかったるい部分があります。

私は初代の3.0Lモデルに乗っていてパワーは十分でしたが、これより排気量の小さいエンジンではアルファードには辛そうに感じました。

燃費や価格面では2.5Lエンジンモデルが最良なのですが、走りの部分では妥協することになるでしょう。

路面の突き上げに弱い

アルファード サスペンション

アルファードの車両重量の重さは走行性能だけでなく乗り心地にも関係しており、とくに凹凸のある路面を乗り越えるときなどは突き上げが強く感じます。

アルファードのサスペンションは一般道での乗り心地をよくするため結構柔らかめの足なのですが、一般的に柔らかいサスペンションはでこぼこ道は苦手としています。

それでも現行のアルファードはサスペンションがかなり進化しており、縦揺れや横揺れはかなり減っています。

しかし凹凸の路面を乗り越える時の突き上げは結構強く、重量の重さがとくに影響しているようです。

普通の速度で走っているときにちょっと高い凹凸に乗り上げると、想像以上の衝撃が来るので注意です。

路面状況が悪いときには速度をおとして、特に凹凸面ではゆっくり走るようにしましょう。

アルファードだらけで特別感はない

これはアルファード自体の欠点ではないのですが、高級車であるにもかかわらずアルファードは走っている台数が多くあまりプレミアム感が味わえません。

高級車を購入するときに期待することのひとつに、他とは違うプレミアム感を味わえる点があります。

価格が高くだれでも買える車ではなければ、車が一種のステータスとなります。

アルファードは平均価格で5,000,000円近くする高級車といってもよい価格帯の車なのですが、高額にもかかわらず結構な台数が販売されており、人気の高さがわかります。

しかしそのためにアルファードは街中で結構な台数を見かける車となってしまい、アルファードの高級車としてのステータスはあまり感じられなくなってしまっています。

せっかく高いお金を出して買ったのに、特別感を得られないというのはちょっと悲しいものがありますよね。

アルファードは買わない方がいい人

アルファードは非常に便利な車で、ファミリーカーにはもってこいの車です。

日常使いからレジャー、子育て、大きな買い物など、さまざまなシーンに活躍するので、大人数の家族でもゆとりをもって使えるのが大きな魅力です。

その反面車の維持費は高く、また売れ筋のエンジンでは走行性能に多少の不満もある車です。

そういった車としての性能を重視する人にはアルファードはあまりオススメできず、あくまで便利さ重視の車なのです。

またデザインのアクの強さは個人個人の子のみの問題ですが、一応は3世代から選べるのでそれなりの選択肢の幅はあります。

しかし初代はそこそこ古い車なので、現行車のデザインが気に入らない人などはなかなかお目当ての1台に巡り会うのは大変かもしれません。

「いつかはアルファード」と言われる憧れの車ですが、クラウンほどの普遍性はないので好き嫌いははっきり別れる車です。

車を確実に値引きし安く購入する方法!

これから車を買おうと思っている方、値引き交渉の正しいやり方はご存知ですか?

この値引き交渉のやり方を知らないと、車を買う際に最大で50万円以上の損をする可能性があります。

「値引きしてくれませんか?」「オプションをつけてくれませんか?」と何も考えずに交渉すると、営業マンに舐められます。「この客はバカだな(笑)」と足元を見られ、最低限の値引きしかしてくれないでしょう。

確実に最大限まで値引きするには、このやり方を知っておく必要があります。詳しくは下記の車を確実に値引きして安く購入する二つの方法のページをご覧ください。

あわせて読みたい

この記事を書いた人

佐藤茂道
佐藤茂道
某自動車メーカーのエンジン部門で開発経験あり。子供の頃から車雑誌を切り抜きし、高校ではオートバイ・車にどハマりする。就職する際に、某自動車メーカーを選び、仕事でもプライベートでも車漬けに。今は日産スカイラインR33が愛車。