自動車は購入する時も、購入後もお金が掛かります。

そして、購入後に掛かるランニングコストで最も身近なもののひとつに日々のガソリン代があります。

ここでは、圧倒的な人気を誇るトヨタのミニバン「アルファード/ヴェルファイア」のガソリン事情について気になることを徹底的に解説していきます。

この値引き交渉のやり方を知らないと、車を買う際に50万円以上の損をするかもしれませんよ。

営業マンに騙されずに、最大限まで値引きをしてもらうには、このやり方を知っておく必要があります。

詳しくは下記の車を確実に値引きして安く購入する二つの方法のページをご覧ください。

あわせて読みたい

アルファード/ヴェルファイアのガソリンの種類は?

アルファードのフロント

一般的にガソリンには、レギュラーとハイオクの2種類が存在します。

アルファード/ヴェルファイアにはどちらのガソリンを使えば良いのかグレードを具体的に挙げて解説していきます。

アルファードのグレード別での使用燃料

アルファード

アルファードは標準ボディとエアロボディでグレード名の呼称が異なります。

それぞれ分けて、エンジン排気量と使用燃料を一覧表にして以下にまとめました。

アルファード 標準ボディ

グレード名 エンジン排気量 使用燃料
X 2.5L レギュラー
G 2.5L レギュラー
GF 3.5L ハイオク
Executive Lounge 3.5L ハイオク
Hybrid X 2.5L レギュラー
Hybrid G 2.5L レギュラー
Hybrid G “Fパッケージ” 2.5L レギュラー
Hybrid Executive Lounge 2.5L レギュラー

アルファード エアロボディ

グレード名 エンジン排気量 使用燃料
S 2.5L レギュラー
S ”Aパッケージ” 2.5L レギュラー
S “Cパッケージ” 2.5L レギュラー
SC 3.5L ハイオク
Executive Lounge S 3.5L ハイオク
Hybrid S 2.5L レギュラー
Hybrid SR 2.5L レギュラー
Hybrid SR “Cパッケージ” 2.5L レギュラー
Hybrid Executive Lounge S 2.5L レギュラー

ヴェルファイアのグレード別での使用燃料

ヴェルファイア

ヴェルファイアのグレード構成もアルファードと同じですが、同等グレードでもグレード名の呼称が違います。

同じように一覧表にしてまとめました。

ヴェルファイア 標準ボディ

グレード名 エンジン排気量 使用燃料
X 2.5L レギュラー
V 2.5L レギュラー
VL 3.5L ハイオク
Executive Lounge 3.5L ハイオク
Hybrid X 2.5L レギュラー
Hybrid V 2.5L レギュラー
Hybrid V “Lエディション” 2.5L レギュラー
Hybrid Executive Lounge 2.5L レギュラー

ヴェルファイア エアロボディ

グレード名 エンジン排気量 使用燃料
Z 2.5L レギュラー
Z ”Aエディション” 2.5L レギュラー
Z “Gエディション” 2.5L レギュラー
ZG 3.5L ハイオク
Executive Lounge Z 3.5L ハイオク
Hybrid Z 2.5L レギュラー
Hybrid ZR 2.5L レギュラー
Hybrid ZR “Gエディション” 2.5L レギュラー
Hybrid Executive Lounge Z 2.5L レギュラー

使用燃料の違い

一覧表を見て頂くと、アルファード/ヴェルファイアの使用燃料はエンジンの排気量で変わることが分かりますね。

ガソリンモデルの場合は、2.5Lの直列4気筒エンジンを搭載したグレードがレギュラーを使用し、上位グレードで3.5LのV6エンジンを搭載したグレードはハイオクが指定燃料となっています。

一方でハイブリッドモデルは全てのグレードが2.5Lの直列4気筒エンジンなので、使う燃料はレギュラーガソリンです。

ハイオク車にレギュラーを入れてもいいのか?

ガソリンスタンド

ハイオクとレギュラーの違いについてあなたは説明できますか?

平均的におよそ10円、レギュラーよりハイオクの方が値段が高いことはガソリンスタンドの価格表を見れば分かります。よってハイオクの方がなんとなく「良いもの」ということは理解できるでしょう。

そこでハイオク指定の車にレギュラーを入れても性能的には問題ないのか?デメリットは発生しないのか?といった気になることを、ここでしっかりと解説していきます。

ハイオク指定の意味とガソリンのオクタン価とは

ハイオクガソリンが指定されている車は、高性能なエンジンを搭載したスポーツカーや高級車がほとんどです。

高性能なエンジンは出力や効率を高めることで、アクセルを踏み込んだ高負荷時などにノッキングと呼ばれるエンジンの中の燃焼室内での異常燃焼が起こりやすくなります。

このノッキングはエンジンにとって良いものではないので、可能な限り起こりにくくする為の対策が必要です。そして、その対策の為に使う燃料がハイオクガソリンです。

ハイオクはレギュラーと比べてオクタン価という耐ノッキング性能を示す数値の大きいものが使われています。

この数値はJIS規格でも定められていて、以下の通りとなっています。

  • レギュラー 89以上
  • ハイオク 96以上

日本国内のガソリンスタンドでは規格の下限値に対して、少し余裕を持ったオクタン価のガソリンが販売されています。

その多くはレギュラーで90〜92、ハイオクで98〜100くらいとなっています。

勿論、オクタン価の高いガソリンの方が精製に手間が掛かる高性能なガソリンなので、その分値段も高くなります。

ハイオク指定車にレギュラーを入れることはお勧めしない

ハイオクが指定されている意味を簡単に説明しましたが、その意味を分かっていただけたのであれば、レギュラーを使うことをお勧めしない理由は分かるでしょう。

エンジンにとって良いものではない「ノッキング」が発生することは極力避けたいからです。

レギュラーを使えないことはありませんが、大切な愛車の健康の為にもハイオク指定の車にはハイオクを入れることを心掛けたいですね。

ハイオク指定車にレギュラーを入れることのデメリット

では具体的にハイオク指定車にレギュラーを入れることで発生するデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。

以下に分かりやすいものを挙げてみます。

  • 出力不足(パワーがない)
  • 燃費が落ちる

これらはノッキングに起因する具体的な不具合です。

パワー不足は感覚的なものなので、乗り方や人によっては体感することが難しい場合もあります。

燃費は乗り方にもよりますが、1割前後変わってきます。アルファード/ヴェルファイアの場合は1km/L前後の違いが出ると考えて間違いないでしょう。

このように、その車の持つ本来の性能が発生できないということが最大のデメリットとなります。

もしアルファード/ヴェルファイアの購入を考えているなら、値引き交渉の正しいやり方を覚えておくといいですよ。

このやり方を知っているだけで数十万円は違います。詳しく知りたい方は下記の車を確実に値引きして安く購入する二つの方法のページをご覧ください。
あわせて読みたい

アルファード/ヴェルファイアのガソリン代

次に車を維持する上で最も気になることのひとつであるガソリン代について、その違いを詳しく解説していきます。

グレードによって変わる燃料タンクの大きさ

同じアルファード/ヴェルファイアでも実はグレードによって燃料タンクの大きさが違い、以下の2通りのサイズがあります。

  • 65L…ハイブリッド車、ガソリン車の4WDモデル
  • 75L…ガソリン車の2WDモデル

よって、同じ残量の状態から満タンにした場合、1Lを150円と仮定すると1度の給油で10L=1,500円の差が生まれます。

燃費の差によるガソリン代の違い

次に燃費の差によるガソリン代の違いを以下の表にまとめてみました。

※細かいグレード構成の差や、重量増となるオプション装着による燃費の違いがあります。その場合は、悪い方の燃費から算出しています。

※ガソリンモデルは全て2WD車での燃費です。

※走行距離1,000km、レギュラー150円/ハイオク160円の時のガソリン代として算出。

パワートレイン 仕様 使用燃料 燃費
(JC08モード)
ガソリン代
ハイブリッド 7人乗り レギュラー 18.4km/L 8,152円
ハイブリッド 8人乗り レギュラー 19.4km/L 7,731円
3.5Lガソリン ハイオク 10.6km/L 15,094円
2.5Lガソリン アイドリング
ストップ付き
レギュラー 12.4km/L 12,096円
2.5Lガソリン アイドリング
ストップ無し
レギュラー 11.4km/L 13,157円

最もガソリン代が安く済むのはハイブリッドの8人乗りモデルで、逆に最も高いのが唯一ハイオク指定の3.5Lのガソリンモデルとなりました。

このように見てみると、同じ距離を走るにあたって最大でおよそ2倍のガソリン代の差が出ています。2倍の差はかなり大きな差ですね。

ガソリン代の差額と車両価格の差額を比較

アルファード/ヴェルファイア共に、ガソリンモデルとハイブリッドモデルの同等グレードを比較した時の価格差は、最大でおよそ100万円〜最小で20万円程度となっています。

ハイブリッドモデルの方が車両価格は高いですが、それをガソリン代が安く済む分でどれくらいの距離を走れば、ガソリンモデルを買うよりもお得になるのか簡単に計算してみました。

  • Executive Loungeの場合27,000km
  • 2.5Lガソリンモデルの場合184,000km

ガソリン代は先ほどの表と同じ価格で計算したもので、実際の燃費は変わってくるのであくまで参考程度の数字としてご理解ください。

Executive Loungeのハイブリッドモデルとガソリンモデルの差額はおよそ20万円で、ガソリンモデルには2.4Lより燃費が悪い3.5Lエンジン×ハイオク仕様、というガソリン代が高く付く要素があります。

その分、車両価格差がランニングコストで埋まる走行距離も少なくなるのでハイブリッドモデルを選ぶお得感はかなり大きいと言えるのではないでしょうか。

一方で売れ筋グレードでもある2.5Lのガソリンモデルは、同等グレードのハイブリッドと比較すると最大でおよそ100万円の車両価格差があります。この差を埋めるにはかなりの距離を走らなければいけません。

単純な計算でも18万km以上となり、それまでに車そのものを乗り換えてしまう人も多いでしょう。

アルファード/ヴェルファイアでガソリンはどうするべきか

走るアルファード

ここまでアルファード/ヴェルファイアのガソリン事情について徹底的に深掘りしてきました。

最後に分かりやすくまとめてみましょう。

ガソリンは何を使うべき?

アルファード/ヴェルファイアは3.5LV6エンジンを搭載したグレードのみがハイオクで、それ以外は全てレギュラーが指定です。

そして、愛車の健康の為にも指定通りのガソリンを使うようにしましょう。

3.5Lエンジンを搭載したグレードは元々、上位グレードです。

上位グレードに乗っておきながら日々のガソリン代をケチるくらいなら、2.4Lのアルファードを選択する方が経済的で賢い選択です。

逆にレギュラー指定の車にハイオクを入れること自体に問題はありませんが、敢えてコストの掛かるようなことをする必要はありません。

ガソリン代から考えるアルファード/ヴェルファイアを買うならどうするべき?

車の魅力はコストパフォーマンス以外にも、よく走るエンジンだとか内装の作りといった部分も含めて多岐に渡ります。

しかしここでは最後に、上位グレードと売れ筋のベース〜中位グレードと大まかに2通りに分けた時のアルファード/ヴェルファイアのモデル選びのアドバイスを、ガソリン代等のコストパフォーマンスの面から考えてみました。

上位グレードを買うならハイブリッドモデル

ランニングコストが最も掛かるのは3.5LのV6ガソリンエンジンモデルです。

余程、アンチハイブリッドカーやV6エンジンに思い入れがない限り、上位グレードを買うならハイブリッドモデルが買いです。

特に距離を多く乗れば乗るほど、給油時のガソリン代の差額は大きく影響してきます。

売れ筋グレードを買うなら2.5Lのガソリンモデル

一方でアルファード/ヴェルファイアという車そのものに憧れ、主に土日に車を使う、また通勤などで使うとしても片道10km前後の短距離走行が多いというユーザーであれば、2.5Lのガソリンモデルが買いです。

今回レギュラー価格を150円としてガソリン代を計算しましたが、1度の給油でガソリン代が1万円を超えるか超えないかというのは、心情的にかなり違いがあるように感じますね。

ただ、車の購入からランニングコスト〜車を乗り換える際のリセールバリューまで含めたトータルコストで考えると、短い期間でかなりの距離を走るユーザーでもない限り、ガソリンモデルの方が得だと言えます。

ここまでガソリンの種類やガソリン代のことに絞り込んだ内容を解説してきました。無理のないカーライフを満喫できるように、しっかりご自身の車の使い方を考えた上でグレード及びモデル選びをしましょう!

車を確実に値引きし安く購入する方法!

これから車を買おうと思っている方、値引き交渉の正しいやり方はご存知ですか?

この値引き交渉のやり方を知らないと、車を買う際に最大で50万円以上の損をする可能性があります。

「値引きしてくれませんか?」「オプションをつけてくれませんか?」と何も考えずに交渉すると、営業マンに舐められます。「この客はバカだな(笑)」と足元を見られ、最低限の値引きしかしてくれないでしょう。

確実に最大限まで値引きするには、このやり方を知っておく必要があります。詳しくは下記の車を確実に値引きして安く購入する二つの方法のページをご覧ください。

あわせて読みたい

この記事を書いた人

佐藤茂道
佐藤茂道
某自動車メーカーのエンジン部門で開発経験あり。子供の頃から車雑誌を切り抜きし、高校ではオートバイ・車にどハマりする。就職する際に、某自動車メーカーを選び、仕事でもプライベートでも車漬けに。今は日産スカイラインR33が愛車。