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カムリの値引き平均相場(目標額)と限界額【2019】体験レポート口コミ情報まとめ!

かっこいいセダンに乗りたいけど大型のセダンは燃費が悪い。

しかしカムリならばそんなことはありません。

トヨタの最新エンジンを組み合わせたハイブリッドシステムは28.4km/Lもの高い性能をもち、さらにボディサイズはアメリカ人サイズなので、存在感もあり所有欲は確実に満たされるでしょう。

そんな乗り手を様々な点から満足させるカムリですが、ハイブリッドだけあって車両価格は高めです。

購入するとなればできるだけ安く購入したいですが値引きはそれぐらいあるのでしょうか。

ここではカムリの平均値引きや最大値引き額、そして価格交渉のポイントまで解説していきます。

カムリの値引き額の平均相場

カムリ フロント

カムリは大型セダンながらもハイブリッド専用車両として国内では販売されており、ハイブリッドセダンとしての地位を確固たるものとしています。

しかしこのクラスはライバルが非常に多いながら市場規模は小さいので競争は厳しいです。

そんなセダン市場で好調な販売を続けるカムリですが、その値引き額は一体どのくらいが平均となっているのでしょうか。ここではカムリの平均値引き額を見ていきます。

本体値引きは25万円

カムリは2017年にフルモデルチェンジを迎え、過激なデザインに変わり、パワートレインに新型エンジンを導入するなど車の魅力を大きく向上させました。

現在は発売から2年目ということもあり、発売当時よりは値引き幅も広がってきており、購入の際にはしっかりと値引きしますよという状況になっています。

現在カムリの値引き額は平均的に25万円となっています。車両価格の割合から言うと約7%程度の金額です。つまり車両価格の7%割ほどの金額が値引きされていれば、十分な値引き額であると言えます。

オプション値引きは1割引きから2割引き

カムリの購入の相談をディーラーで話をしていて、気がつけば25万円の値引きが獲得できました。

平均値引きもいっているので、これ以上は相手に悪いからこれで決めます。というのも悪くないですが、お得に買いたいのであればまだ値引きできる場所があります。

ポイント

カムリの見積書には車両本体以外にもフロアマットやエアロパーツなど、さまざまなディーラーオプションも入っていると思います。このなかなか高額なディーラーオプションからも値引きをしてもらいましょう。

このディーラーオプションからの値引きは、金額の1割から2割ほどが値引きの相場です。ここで注意が必要なのはディーラーオプション値引きは、販売している地域やディーラーの販売力によって違うことです。ネットでは2割引きできると言われているのにと言われても、無理なところは無理です。

そしてディーラー側は値引きを大きく見せるために、オプションからの値引きを本体値引きと総額で提示してくることもあります。

これだと値引き交渉を深く考えていない状態であれば、値引き額が大きく見えますね。交渉の際には冷静に値引き額を計算して、後々値引きが思ったより少なかったなどと後悔することのないように注意しましょう。

値引きの平均金額

車両本体、オプションそれぞれの平均相場が出ました。では見積書からどれくらい値引きがでていれば平均的なのでしょうか。グレードやオプションを使って一例を上げて紹介します。

価格値引き額
カムリ ハイブリッドG367万円25万円
オプション30万円3~6万円
値引き計28~31万円

この条件であれば、合計28万円から31万円ほどの値引きが出れば平均的な値引きと言えます。

値引き額の月変動

ではカムリの発売からの値引き額の変動を見て、お得なタイミングを探ってみましょう。2017年7月に登場したカムリは、その後どのような値引き額になっていくのでしょうか。

販売時期値引き額
2017年7月から10~15万円
2018年1月から15~23万円
2019年1月から20~25万円

カムリの値引き額の変動はこの様になっています。

2017年に発売した当初は10万円程度の値引きでオプションからの値引きがメインでしたが、年末にかけて車両本体の値引きは15万円まで広がります。その後翌年には決算期などを経て20万円前後まで車両値引きの幅は広がりました。

その後も値引きが引き締められることはなく順調に広がり、現在では25万円の値引き額となっています。現在ではそのまま来ており、車両値引きは25万円となっています。

値引き額が25万円になる理由

現在カムリの平均値引き額は25万円でした。

このクラスのセダンとしたはぼちぼちの値引き額となっていますが、これほどの額が平均値引き額になるのはどういった要因があるのでしょうか。値引き額の要因を解説していきます。

ライバルが多い

低迷しているセダン市場ですが、ライバル車両は意外に多いのが現状です。

市場は狭いながらも確固たる販売をしていくには他社よりも良い条件を出す必要があるというのが、値引きをゆるくしている要因の一つです。

海外ではセダンはまだまだ主流の自動車です。さらに大柄なセダンが人気があるため、他メーカーもそれを日本市場に持ってきているだけに似たような車が多いのです。日産のティアナやスバルレガシィB4、各社のフラッグシップセダンに近い車が目白押しです。

その他にも異なるチャンネルのトヨタ同士でカムリの競合もありますので、直接的な勝負が多いということが平均値引き額を広げている原因とも言えるでしょう。

発売からそれほど経っていない

カムリは歴史の長い車なのでモデルライフも長いイメージがありますが、発売から2年程度とまだまだ新型要素の強いモデルです。そのため値引きは大きくならない要素が一つです。

マイナーチェンジ等がささやかれるようになるまでしばらくこの値引きの状態は続くでしょう。

カムリはこのクラスでは一人勝ち

カムリはライバルが多いですが、この低迷を続けるセダン市場で常に販売台数月間1,000台をクリアしている唯一のセダンです。

そのため競合があってもそれほど動じないので、値引きはできるだけ抑えようとしてきます。なので生半可な交渉では平均値引きはおろか、ディーラーに言いくるめられて大した値引きもなく購入してしまう場合もあります。

カムリはデザイン性が高いので、エアロパーツなど多くの部品を付ける人がいると思います。高額なオプションを付ければつけるほどオプションからの値引きの割合は大きくなってくるので、総額の値引き額を見ると大きく感じさせます。

そして今日決めてもらえるなら特別にここから多少色を付けて25万円値引きしますと言われてしまうと、実はまだ値引きの余地があると知らなければそれで決めてしまいそうになります。

しっかり値引きに対する知識を入れて交渉することで、営業マンのもっている値引きだけで言いくるめられてしまうということは避けられるでしょう。

平均額以上を引き出すためにもしっかりと交渉材料をそろえて交渉する必要があるのです。

カムリの値引き額の最大・限界額

カムリの値引き平均額や、なぜそのようになるのかの理由を先程は説明しました。

では次は実際にユーザーが手にしたという、最大値引きの金額をご紹介していきます。一体どのような数値が出てくるのでしょうか。

カムリの最大値引きはなんと50万円

現在のカムリの最大値引きはなんと50万円という額でした。平均値引きが25万となっている中でこれほどの値引きを引き出したのは、奇跡的な値引き額といえるでしょう。

オプションの装着内容などもありますので一概には言えませんがかなり良い条件が重なったと考えられます。それに次いで多いのは40万円から45万円と、こちらもなかなかすごい大幅値引きを獲得している人もいます。

カムリはスポーツタイプなどもありますが、最大値引きの額はどの仕様であっても同じような値引額となっています。

最大値引きが出た理由

カムリで40万円を超える値引き額を得たというからには、やはりそれなりの理由があると思います。ここでではその理由を考察していきます。

ライバル車としっかり競合させた

カムリの値引きを引き出すのに重要な要素、それがこの競合です。

カムリのライバルといえば日産のティアナからハイブリッドモデルのホンダのインサイト、スバルやマツダのフラッグシップセダンなどたくさんいますし、それぞれが魅力のある車ばかりです。これらといかにうまく競合させるのかがポイントとなり、値引きは違ってきます。

競合車とカムリの比較ポイントをしっかり絞って値引き交渉に挑んだ。それが最大値引きを得た理由の一つです。

値引きが大きい店舗を選んだ

カムリを販売しているトヨタディーラーは、カローラやネッツ、トヨペットと多くのチャンネルで取り扱っています。同じトヨタでも経営者や販売している車種がそれぞれ違う別の会社なので、カムリ同士で値引きを競争させることができます。

一台一台の利益を考えて大事に車を売る販売店や、達成ノルマを重視して値引きを大きくしてでも販売したいと考える販売店といろいろです。

となるとカムリを購入しようとしたときにどちらの販売店の方が値引き額が大きくなるかはすぐわかるかと思います。

販売方針の違いはそれぞれ必ずありますので、値引きの大きな店舗を選んだというのが一つの大きな要因と言えます。

最大の値引きが出やすいタイミング

そして特に重要だといえるのが購入のタイミングです。車の値引きが大きくなりやすいのは、9月の半期決算月及び3月の決算月になります。このときはディーラーはメーカーからのノルマを達成するために数を読みますし、当然決算なので売上も大きく必要なのでできるだけ車を販売したいのです。

その他にもメーカーから販売促進用の施策や販売台数達成に対する施策もありますので、多少値引きが多くなってもとりあえず施策を獲得した方が得なのです。

会社の業績から、どうしてもあげたい一台ということであれば通常の条件よりさらに甘くなることもあり、そのため決算期には通常では出せないような車両値引きやオプション値引きが提示されることもあります。

まとめますと、カムリの値引き額が最大となった要因は、他メーカーの車や同じトヨタ同士でカムリでの競合で値引きを広げたこと、決算期のタイミングが上手くハマったことが、最大の値引きとなった理由だといえます。

カムリの値引きのレポート・体験・口コミ

カムリは現在値引き幅が広がってきており、購入するには良いタイミングです。

さてここで実際にカムリを購入したユーザーはどうやって交渉して、いくら値引きを獲得したのでしょうか。ツイッター上からその実態を紹介していきます。

車両本体からは10万円、オプションからは30万円の値引きがあったそうです。

値引きの内訳はディーラー側の言い分で決まってきますので一概には言えませんが、390万円から40万円の値引きということであれば、本体オプション含めてかなり良い条件となっています。

こちらのかたは車両から20万円、オプションから19万円となかなかの値引き額を獲得しています。

オプションの総額がわかりませんのでわかりにくいですが、こちらも40万円引きということなので、かなり良い条件だと言えるでしょう。

同じカムリでもトヨペットでは40万円、ネッツに行くと50万円引きと10万円も差が出てくるようです。

同じものを購入するのですから、いくつかの店舗を回って良い条件を獲得してから購入するのが良いでしょう。

こちらの方は35万円引きでGグレードを契約したようです。平均値引きは超えていますし、4月といえば決算も終えていますので、現状では十分な値引き額といえるでしょう。

カムリの値引き目標金額

電卓

ツイッターからもカムリは値引き幅が広がってきているとはいえど、そう簡単には値引きを行わない車種であることが見ていただけたと思います。

交渉の仕方で値引き額は大きく違ってきますので、しっかり値引きを頂いて購入する必要があります。そのために絶対重要なのが目標値引き額です。

目標がなければ営業マンが値引きを提示してきても、それが好条件なのかどうか判断できませんね。カムリはいくらを目標に値引き金額に設定すればよいのでしょうか。

値引き目標額は本体で28万円、オプションで2割

カムリの目標値引きは、現在の相場では本体価格から23万円です。そしてマットやバイザーなどといったディーラーオプションからの値引きは1割引きは当然のこと、2割引きまで引き出せれば十分です。

カムリは発売から間もなく、マイナーチェンジ等もまだありませんので値引きが大きくなる要素は少ないです。しかしセダン市場は、市場規模が小さい上に競合も激しいためか値引きは比較的大きくなっています。

ポイント

カムリはそのボディデザインを活かしたエアロパーツや大画面のナビなどと言った、利益のあるディーラーオプションを多くつけられます。

オプションからの値引きを含めた総額値引きで、大きく見せて本体の値引きを抑えてくることが考えられます。そうすると結果的に車両からの値引き額が抑えられれば、利益が大きく出るという計算です。

目標値引きを上げましたが、実際にできる値引き額は地域差やディーラーの販売力によって差があります。一概には言えませんが、この金額を目標としておけば購入時の値引きが多いか少ないかは判断できるでしょう。

交渉の際にはしっかり目標値引きを把握して、営業マンの説得をうまく覆して最大の値引きを引き出しましょう。あとは購入の時期をしっかり配慮することで、プラスαの値引きを追加したいところです。

カムリの目標値引き額まとめ

今までの情報をまとめると、カムリの値引き目標金額はこのようになります。

本体値引き28万円
オプション値引きオプションから2割
時期的なもの最大5万円
合計額36~39万円

カムリ購入の際には、この条件を引き出すことを目標として行きましょう。この条件が今現在の値引き額のほぼマックスです。

時期的なものというのは、決算など時期によってメーカーが出してくる施策で変わってくるので、この程度までくる場合もあればもう少し低い場合もあります。

カムリの値引き交渉のポイント

ポイント

カムリの値引き額の理由や目指すべき値引きの目標金額が確認できました。あとは目標の値引きを手にするだけですね。

値引きの交渉をするのは車などの高額なものを購入する際には大事な事ですが、頭ごなしに値引きばかりを要求するのはよくありません。営業マンもめんどくさい人に売って、後々のフォローが大変になるくらいなら売りたくなくなります。

かといって控えめにばかり交渉していては、目標の金額に近づくことはできません。ではどのように交渉すればよいのでしょうか。カムリの値引き目標金額を獲得する方法を考察していきます。

カムリには必ず競合をしよう

カムリの値段を落とすのに一番有効なのは他社競合です。値引き額はたしかに大きめのカムリですが、発売から間もないこともありますしセダン市場では好調なセールスなので、普通は値引きする理由がありません。

そこで営業マンが値引きをしなくてはならないためにも、大幅な値引きで上司に値引きの許可をもらうためにも、理由を作ってあげましょう。

カムリと競合させる車は意外に多くあります。4WD性能が高く走破性にも定評があるレガシィB4、クリーンディーゼルや魅力的なスタイリングが特徴のアテンザ、ハイブリッド専用モデルのインサイトがあります。もちろんカムリにない魅力を持つ車たちでもありますので、競合はさせやすいでしょう。

例えばレガシィB4であれば燃費もいいけど雪道の走破性が気になるなど、競合で真剣に悩んでいることを伝えたり、価格を揃えて現在の予算の中で一番安い方を買おうと思っているなど、営業マンが勝負を仕掛けやすい状況を作ってあげてください。

トヨタディーラー同士で競合させる

他社競合がうまくいかなかったり、あまりライバル車に興味を持てないという場合は、いくつもチャンネルが有るトヨタの経営体制を利用しましょう。でトヨタカローラやネッツ、トヨペットなどトヨタディーラー同士で競合させるという方法があります。

意外と無理に他社競合をさせなくてもトヨタにはいくつかの販売チャンネルがありますので、カムリ同士で競合させるだけでも値引きは広がります。

そのディーラーによって値引きに対して消極的であったり、別系列の店へ行くと値引きが急に大きく出てきたということもあります。ですのでこちらもしっかり比較していきたいところです。

車が安くなる時期を狙う

最近は販売体制の見直しが図られ、年中ほぼ値引き額は変わらないと言われるような状況になりました。

しかしそれは実際に商談を経験するとわかりますが、購入時期は思いの外重要です。購入の時期を外すと値引き交渉の難易度が上がったり、値引き自体も低くなるなどよろしくない事態を引き起こします。

ポイント

まずはモデルチェンジの時期です。モデルチェンジをしたばかりの車はやはり話題性もあり、値引きは引き締められます。

これは自動車全般で共通の事項ですが、カムリは現在マイナーチェンジの予定はありません。なのでこれは今の所気にしなくて良いでしょう。

次に重要なのが購入の時期です。車を購入するのにベストなのは1から3月の決算時期です。次に8から9月の半期決算、そして7月のボーナス商戦の時期という順番です。

ディーラーは決算期の3月や半期決算の9月の登録にナンバーを間に合わせたいので、決算にあわせるとなれば、カムリの納期からすると遅くとも登録タイミングの1月から2月前までに、ディーラーに出向いて契約をするのがよいでしょう。

大幅値引きを狙うには3月

50万円もの大幅な値引きを獲得する方法として考えられるのが、決算ギリギリの3月中頃に購入を決める方法です。

3月も後半になってくると、販売会社はメーカー目標とにらめっこして未使用車の登録などを検討し始めます。しかしそれでは十分な利益ははいりませんし、顧客もつかないので正直言って無駄な作業です。

そんなときに欲しい車が在庫や生産中の車などでたまたま3月登録ができる車であれば、営業マンだけでなく会社も一丸となって値引きを頑張ってくれます。

このときは営業マンの感覚も狂ってしまうほどのもので、このタイミングであれば奇跡の値引きを引き出すことができるでしょう。

ただこれは奇跡の値引きというだけあって、通常ではこのタイミングは車はもう間に合わないというのが普通ですので、参考程度に捉えてください。