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クラウンのフルモデルチェンジ!新型コンセプトカーの画像や特徴を公開【東京モーターショー2017】

トヨタ クラウンといえば、言わずと知れたトヨタの高級セダンで数十年の伝統がある車種です。

そんなトヨタの重要な1台がフルモデルチェンジすることになり、2017年の東京モーターショーでクラウンコンセプトとして発表されました。

今回はクラウンコンセプトをご紹介し、新型クラウンの特徴をご説明します。

伝統の続く新型クラウン

「いつかはクラウン」というキャッチフレーズが示すように、クラウンという車は日本人にとっての象徴のような車でした。

今はその座をレクサスに明け渡した感がありますが、それでもクラウンの魅力はいまだに高いものがあり変わらない人気がうかがえます。

クラウンコンセプト

今回東京モーターショーで発表されたのは市販予定のモデルではなくコンセプトカーですが、完成度は高く市販モデルに非常に近い車と言えます。

トヨタの発表だと新型クラウンの発売は2018年夏を予定しており、このコンセプトカーはほぼ新型クラウンとイコールと考えてよいでしょう。(新型クラウンは発売されました。詳細は以下の記事をご参照ください。)

クラウン フロントから新型クラウン(ハイブリッド/ターボ)の試乗レビュー!乗り心地の感想・インプレッション!

今回の車はあくまでコンセプトカーなので公表されているスペックはごく一部ですが、前型車とどれぐらい変わっているかを見てみましょう。

項目クラウンコンセプト
(15代目)
14代目クラウン
乗車定員5名
全長4,910mm4,895mm
全幅1,800mm1,800mm
全高1,455mm1,450mm~
1,475mm
ホイールベース2,920mm2,850mm

比較してみると、全体的に14代目クラウンより長く延びていることがわかります。

全長で15mm、ホイールベースだと70mmもの延長となり、よりどっしりしたフォルムになっています。

一方で全幅は1,800mmとキープしていますが、これは歴代クラウンのこだわりともいえるもので、駐車場の狭い日本にあわせた全幅を新型でも守っています

この辺りからもこのコンセプトが量産車にかなり近いことがわかります。

では次はクラウンコンセプトが持つ特徴や魅力についてご説明しましょう。

14代目クラウンについては以下の記事でも解説しているので、こちらもあわせて参考にしてみてください。

クラウン マジェスタのフロントクラウンマジェスタの試乗レビュー!乗り心地の感想・インプレッション!クラウンアスリートのフロントクラウンアスリートの試乗レビュー!乗り心地の感想・インプレッション!

新型クラウンの特徴

クラウンコンセプトのスペックについては限定的な情報しか発表されていませんが、その中から特徴や魅力をご紹介します。

低重心が売りの新型TNGAプラットフォーム

クラウンコンセプトは車体の基本構造であるプラットフォームから新設計となり、トヨタのTNGAの最新のコンセプトが織り込まれています。

プラットフォームとは車体の基本設計部分のことで、車の基本性能はプラットフォームで決まってきます。

現行の14代目クラウンはプラットフォーム自体は前型のキャリーオーバーであり、2005年発売の12代目ゼロクラウンから使い続けているものです。

ゼロクラウンゼロクラウンとは?何年式のことを言うの?全貌を解説!

しかしクラウンコンセプトはプラットフォームを完全に一新し、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)と呼ばれる設計コンセプトの元で全く新しいクラウンへと生まれ変わったのです。

TNGAのもとでクラウンコンセプトに使われるFRプラットフォームはクラストップレベルの低重心高を実現することを目指しており、クラウンコンセプトはより低重心で安定した走行性能を持ちます。

それは車のテスト走行にも現れており、スポーツカーの評価に使われるドイツ ニュルブルクリンクサーキットで新型クラウンがテストしている姿が目撃されています。

クラウンコンセプトはプラットフォームの一新により、まさにオールニューの次世代クラウンに仕上がることでしょう。

なおTNGAについては以下の記事で詳しく解説しています。詳細が知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

TNGAトヨタのTNGAとは?読み方は?エンジンの種類から採用車種までわかりやすく解説!

レクサスとは違うスポーティフォルム

新型クラウンは前型に比べてさらにスポーティなフォルムになり、日本のセダンで大きな存在であるレクサスとはひと味違う方向性を示しています。

クラウンのフロントフェイス

まず大きくフォルムが変わっているのはフロントフェイスで、かなりシャープなヘッドライトと大きな逆三角形のグリルが特徴的です。

ボンネットは割と高めのデザインで、グリルに繋がるラインが印象的です。

シャープなスポーティさを与えながらも、クラウンならではの重厚感がうまく融合しています。

クラウンのサイド

サイドのラインはホイールベースの延長がデザインの特徴として表れており、かなりどっしりしたフォルムと背の低いクーペフォルムとなっています。

今回のクラウンからCピラー(後部ドア後ろの三角窓部分)が追加されたことで、デザインに軽さが生まれスポーティさをあげています。

クラウンコンセプトのリア

リアフォルムはシンプルながらもコンビランプは小型に納められており、これまでのクラウンにありがちなコンビランプが大きく重たそうなデザインから解放されました。

高級セダンの分野では世界的にスポーツセダンが主流となっており、ベンツやBMW、レクサスともその方向性になっています。

レクサスはかなり個性的で押しの強いデザインを売り物としているのに対し、新型クラウンではシンプルで落ち着いたフォルムが特徴となっています。

クラウンの方向性はどちらかといえばベンツに近く、サイドビューがベンツSクラスにどことなく似ていることからもわかるでしょう。

レクサスとは違う日本製高級セダンとして、クラウンは確実に進化しています。(レクサスの例は以下の記事をご参照ください。)

レクサスLSのフロントレクサスLSの試乗レビュー!乗り心地の感想・インプレッション!レクサスLXのフロントレクサスLXの試乗レビュー!乗り心地の感想・インプレッション!

シンプルで機能的なインテリア

クラウンコンセプトはインテリアもかなり完成度が高い状態で発表されており、こちらも量産車にかなり近いものと言えるでしょう。

これまで日本車のインテリアというと、機能とボタンがかなり多くごちゃごちゃしている印象があり、一体感には欠けるものでした。

競合するドイツ車は機能的でシンプルにまとまっているので、インテリアの高級感では欧州車に一歩及ばなかったのです。

その点クラウンコンセプトのインテリアは、日本車がドイツ車に近づいていることを感じさせるもので、数多くのボタンや余計な装飾などはありません。(ドイツ車と日本車の違いの詳細は以下の記事をご参照ください。)

ドイツの国旗比較してみた!ドイツ車と日本車の決定的な違い5つ!

クラウンの運転席

出典:トヨタ公式HPより

目立つのはセンターコンソールにある2つのスクリーンで、14代目クラウンでも使われていましたが、ナビと各種操作をこのスクリーンで操作できます。

これのおかげで邪魔なボタンは一気になくなりましたが、使い勝手はよいことを願いましょう。

また全体的なデザインはドアトリムとダッシュボードが緩やかに繋がっており、室内全体を包み込むような形になっています。

非常に一体感のあるデザインで、高級感を感じられる上質なものです。

クラウンのシート

出典:トヨタ公式HPより

またシートはスポーティな車の性格にあわせてホールド感の高いものとなっており、こちらも期待が持てそうです。

インテリアは公表されているデザインがあまり多くないので細かいところまではわかりませんが、上質でクリーンなインテリアになるようですね。

なお新型クラウンの内装の詳細は以下の記事をご参照ください。

クラウン フロントから【画像/写真】新型クラウンの内装/インテリア!運転席周りや後部座席から荷室/トランクまで紹介!

ITSコネクトの標準装備化

新型クラウンには車両間通信を用いてより安全性を高める「ITSコネクト」の搭載がすでに発表されており、全車標準装備とすることでよりその効果を高めることが期待されています。

これまでもITSコネクトはトヨタ車に搭載されてきましたが、ほぼオプション装備的な扱いであり一部の車同士でなければ車両間通信は行えませんでした

そこを新型クラウンでは標準装備とすることで車両間通信できる台数を拡大させ、ITSコネクトの目指す安全性能に大きく貢献することが期待されています。

なおITSコネクトでは次のような技術を活用でき、車同士や車と道路システムとの連携でより安全な車社会の実現が望まれます。

  • 右折時、赤信号注意喚起
  • 通信型レーダークルーズコントロール
  • 緊急車両通知
  • 信号情報利用形エコアクセルガイド

これまであまり利用されていなかったITSコネクトですが、新型クラウンを皮切りに標準装備が進むとよいですね。

MEMO

もしクラウンの購入を考えているなら、値引き交渉の正しいやり方も覚えておくといいですよ。

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新型クラウンの欠点

クラウンコンセプトにはまだ大きな欠点は見られませんが、現状判明している情報からは次のような欠点が出てくる可能性があります。

ホイールベースアップで小回りがきかない?

クラウンコンセプトでの改良点としてホイールベースの大幅な拡大がありましたが、これには大きなメリットがあると共に最小回転半径が大きくなるという欠点もはらんでいます。

ホイールベースの拡大は車の安定性、直進性を上げると共に、デザインにも大きな影響を与えます。

また車の室内空間が広くできるメリットもあり、特にセダンでは重要なパラメーターとなります。

新型クラウンではこれらの利点が良い方向に作用している点が多く見られますが、車の最小回転半径だけは確実に大きくなるでしょう。

スペックが公表されていないので確定ではありませんが、現行クラウンが5.2m~5.4mであることを考えると、新型クラウンでは5.5m程度までは大きくなってしまうでしょう。

これはベンツSクラスなどと同数値で取り回しが悪くなることを意味しますが、もしかしたら4輪操舵システムなどを組み合わせることで現行に近い回転半径に押さえられる可能性は残っています。

新型クラウンの設計に期待しましょう。

6気筒エンジンがなくなるかも

新型クラウンの搭載エンジンは現状では正式発表されていませんが、これまで主力だった6気筒エンジンがなくなり4気筒のみになる可能性があります。

現行のクラウンには2種類のV6エンジンと2種類の直4エンジンがラインナップされていますが、世界的なダウンサイジングの流れからするとクラウンの車格では4気筒エンジンのみとなってもおかしくありません

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ダウンサイジングターボを組み合わせた近年のエンジンは4気筒でもV6並みのパワーがあり、なおかつ燃費もよいので世界的に大型車の4気筒化が進んでいます。

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クラウンにもそういった流れがあり伝統の6気筒がなくなってしまうと言われていますが、車好きな私からしたらなんとか残してほしいものです。