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フォレスターの月、年間の維持費を計算!高いのか安いのか比較して解説!

ライバルひしめくミドルクラスSUVのまっただなかにあって、独自の車づくりを続けるスバル フォレスターは他車と一線を隔てる本格的なSUV。

しかし、日進月歩で進むライバルの進化に、燃費性能や維持費面では、ライバルに対して差をつけられつつあるのが現状です。

では、スバル フォレスターの維持費はライバル車と比べてどれほど違いがあるのでしょうか。

フォレスターを維持するためにかかる月間と年間、長期的な費用をライバル車と比較して、フォレスターの維持費を検証します。

フォレスターの月、年間の維持費

スバル フォレスター

スバル フォレスターを所有した場合に発生する、さまざまな維持費を月ごと、年ごとに細分化し、シミュレーションしていきます。

スバル フォレスターとは?

2018年7月に登場した5代目スバル フォレスターは外見はそれほど変わらないものの、新型プラットフォームを採用し操縦安定性と静粛性が大幅に向上。

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エンジンもほぼ新設計といえるほどの改良が加えられた2.5L水平対抗エンジンを搭載します。また、2.0Lエンジンにはフォレスターで初となるハイブリッドシステム「e-BOXER」が搭載されました。

パワートレーンはスバル自慢のシンメトリカル4WDで優れたロードホールディング性を発揮します。

定評ある予防安全装備のアイサイトには、全車速追従機能付クルーズコントロールを追加。乗員認識技術「ドライバーモニタリングシステム」を採用し、ドライバーのよそ見や居眠りを監視するする先進機能も備えます。

スバル フォレスターのエンジンラインナップは、2,5L水平対向4気筒エンジンと、2.0L水平対向4気筒にハイブリッドシステムを追加した「e-BOXER」エンジン。

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自動車税区分が1クラス違うため、2.5Lエンジンは2.0Lエンジンよりも年間5,000円多く自動車税を納める必要があります。今回はフォレスター 2.0L e-BOXERをサンプルに維持費をシミュレーションしていきます。

フォレスターの月ごとにかかる費用

ガソリン

フォレスターを維持するうえで、月ごとにかかる費用をまとめると表のようになります。

種類費用
駐車場代8,000円
燃料代5,909円
合計13,909円

駐車場代

駐車場代は、平均的な8,000円を設定しています。土地代の高い都市部ではもっと高く、土地代安い郊外ではもっと低くなるので注意しましょう。

燃料代

フォレスター 2.0L e-BOXERのカタログ燃費は、JC08モード燃費で318.6km/L。実燃費は11.0km/Lです。

エンジン種類JC08モード燃費実燃費走行500kmあたりの燃料代
2.0L ハイブリッド18.6km/L11.0km/L5,909円
2.5L ガソリン14.4〜14.6km/L10.8km/L6,019円

実燃費11.0km/Lのフォレスターで、仮に走行距離を月500km(=年6,000km)、ガソリン代を130円/Lとすると、5,909円と算出できます。

通勤やレジャーなどで頻繁に使ったりして走行距離が多ければ、当然その分費用は増えることになります。走行距離が100km増えるごとに維持費はおよそ1,182円増えると考えましょう。

なおフォレスターの燃費については以下の記事でさらに詳しく解説しているので、詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

スバル フォレスターフォレスターの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!

フォレスターの1年ごとにかかる費用

自動車税

次に1年間にかかる費用を解説します。

種類費用
自動車税/軽自動車税39,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
合計129,500円

自動車税

毎年5〜6月ころに納税通知の来る「自動車税」は排気量に応じた税率が適応されます。

排気量2.0Lのスバル フォレスターの自動車税は年間39,500円です。グリーン税制により、購入翌年の自動車税は50%減税された20,000円になります。

2.5Lエンジンを搭載したモデルは年間45,000円で、グリーン税制対象ではありません。

任意保険料

万が一の事故に備えるための保険として、保険会社と契約する「任意保険料」は、月7,000円として年間で84,000円ほどになります。

ただし、任意保険は車種やドライバーの年齢などの条件や加入する保険会社によって、金額が最大数万円ほど変わります。他の費用以上に個人差が大きいので、年84,000円の金額はあくまでも目安程度にお考えください。

また、ここでは任意保険を「年ごとにかかる費用」としていますが、月払いなど他の支払い方法もあることが多いです。

消耗品代

エンジンオイルやオイルフィルターなどのメンテナンス費用である「消耗品代」として年6,000円程度がかかります。

なお水平対向エンジンのエンジンオイル交換については、以下の記事で詳しく解説しています。詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

スバル 水平対向エンジン水平対向エンジン/ボクサーエンジンはオイル漏れしやすい?おすすめのオイルはこれ!

フォレスターの数年ごとにかかる費用

自賠責保険

新車購入の場合は3年、それ以降は2年毎実施される車検の費用をまとめました。

種類費用
自動車重量税車検ごと20,000円(新車購入時はエコカー減税により全額免除)
自賠責保険料車検ごと26,000円(新車購入時は3年分37,000円)
車検基本料車検ごと50,000円
12ヶ月点検費用車検から1年ごと10,000円
合計106,000円

自動車重量税

自動車重量税は、自動車の重量に応じて税率が適合する制度です。

車重が1.5t〜2.0tに収まり、エコカー対象となるフォレスターの重量税は翌2年間分20,000円です。エコカー減税対象車のため、新車購入時に支払う3年分の重量税は50%免除の15,000円となります。

自賠責保険料

交通事故時の被害者を補償する目的で徴収されるのが自賠責保険料。自動車重量税とともに車検時に納めることになります。

フォレスターに限らず、普通車で自家用に使用される場合の保険料は、翌2年間分で約26,000円。
車購入時は次の車検までの3年分で37,000円です。

車検基本料

車検基本料とは、車検ごとの法定点検費用と印紙代と車検代行代を足したものとし、フォレスターの場合は2年分/50,000円ほどかかります。

ただし、車検費用はディーラーやカー用品店など業者の選び方によって、数万円ほど変わることがあります。

また車検の検査結果によっては部品交換や整備が必要となり、さらに数万円ほどかかるケースもあるので、50,000円の金額は目安としてお考えください。

12ヶ月点検費用

法定12ヶ月点検は車検と違い、義務ではありませんが、車を大切に乗りたいのであれば実施をおすすめします。

費用はおよそ10,000円。もし交換しなければいけない部品があった場合には、部品代が加算されます。また、整備記録として実施をしておくことで、リセールバリューの査定にプラスに働きます。

MEMO

もしフォレスターを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

フォレスターの月ごと、年ごとの維持費平均

スバル フォレスターの維持費を月ごと、年ごとの表にまとめました。これにより一定期間内における平均的な維持費がわかります。

月ごとの維持費

フォレスターを維持するために数年サイクルでかかる費用を、ひと月あたりに換算した表です。

種類費用
駐車場代8,000円
燃料代5,909円
自動車税/軽自動車税3,292円
任意保険料7,000円
消耗品代500円
自動車重量税833円
自賠責保険料1,083円
車検基本料2,083円
12ヶ月点検費用416円
合計29,116円

年ごとの維持費

フォレスターを維持するために数年サイクルでかかる費用を、1年あたりに換算した表です。

種類費用
駐車場代96,000円
燃料代70,908円
自動車税/軽自動車税39,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税10,000円
自賠責保険料13,000円
車検基本料25,000円
12ヶ月点検費用5,000円
合計349,408円

フォレスターのその他の費用

基本的な維持費に加え、他にも車に乗るうえでかかる費用をまとめました。

タイヤ代

フォレスターの上位グレードのタイヤサイズは225/55R18で価格は1本あたり12,000円〜23,000円。下位グレードには225/60R17で価格は1本あたり10,000円〜18,000円です。

タイヤサイズが大きいため、フォレスターのタイヤは非常に高価。一般的な使い方では、およそ2年で摩耗限界をむかえます。

スバルの4WDはすべてのタイヤにに適切なトラクションをかけながら走行しますが、重いエンジンがフロントにあるため、やはりフロントタイヤが減りやすい傾向にあります。

タイヤ代をおさえるためにも、定期的にタイヤローテーションで前後タイヤを入れ替えは必須といえます。

ローン金利

ローンで車を購入した場合は、車両価格に加えて金利がかかります。また、どこから借りるかでも金利は大きく変わってくるため、慎重に選びたいところです。

参考までに、「フォレスター2.0L Advance」車両本体価格310万円をローンで支払う場合の金利費用をまとめました。

借入先金利費用
ディーラーローン年 5%~7%155,000〜217,000円
銀行年 2%〜4%62,000〜124,000円
信販会社年 1.9%~8.4%58,900〜260,400円

高速料金

高速道路は信号もなく車での長距離移動の要となりますが、交通料金が発生します。

料金は『150円(基本料金)+24.6円〜39.36円×距離(距離料金)×1.08(消費税)』で求めることが可能。一般的に、トンネルや橋などの工事に手間のかかる区間ほど高い距離料金が設定されます。

一例をあげると、静岡県・御殿場ICから愛知県・豊田東ICまでの208kmの交通料金は、新東名高速道路経由で4,950円。100kmあたり2,500円前後と覚えておけばおおよその目安になります。

修理代・部品交換代

エンジンオイルなどの消耗品は5,000〜10,000km毎の比較的短いスパンで交換が必要ですが、エアクリーナーやブレーキパッド、ブレーキフルードやバッテリーなどの油脂類は、50,000km以上の長いスパンで交換されるため、法定点検時にしっかりと点検・メンテナンスを受けることが大切です。

また、メーカー側の不具合であれば無償で修理をしてくれる場合がありあますが、自身の過失での故障や消耗品の交換費用は自身で負担しなければいけません。

消耗品にかかる費用の一例を表にまとめました。

費用項目費用(部品代+工賃)
エアクリーナー3,000円~
ブレーキパッド20,000円~
ブレーキフルード5,000円~
補機バッテリー15,000円~
ワイパーブレード4,000円~

なおフォレスターの故障・修理については以下の記事で詳しくまとめているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

走っているフォレスターフォレスターは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!

フォレスターの維持費に関する注意点

ここでは劣化しやすい部品や故障しやすい箇所など、車種特有の特別な維持費について解説します。

フォレスターの故障

スバル車の故障頻度は国産車では平均的であり、安心して乗ることができます。

ただし、ラジエターからの冷却水漏れには注意が必要です。スバル車の旧型からのウィークポイントであるラジエターからの冷却水漏れは、ラジエターの樹脂部分が経年劣化で亀裂が入り、そこから冷却水が漏れるという症状です。

注意

年式が新しいうちは問題がありませんが、5万kmを過ぎたあたりから樹脂の劣化が進み、発生しやすい傾向にあります。修理するには約5万円ほどの費用がかかります。ラジエター交換をした場合は10万円前後。

もし、冷却水漏れにきづかずに、エンジンをオーバーヒートさせてしまった場合には、エンジンの載せ替えで50万円から100万円もの費用がかかる場合があります。ある程度走行距離が伸びたら、定期的に冷却水が漏れ出していないか確認が必須です。

また、スバルの水平対向エンジン特有の注意点として、整備費用が割増される場合があります。とくにスパークプラグやイグニッションコイルを交換する際には、エンジンヘッドが横にある水平対向エンジンは非常に整備性が悪く、工場によっては費用が上乗せされる場合があるので覚えておきましょう。

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3つのバッテリーを搭載するハイブリッドモデルに注意

5代目フォレスターにはバッテリーが3つ搭載されているため、メンテナンス費用が高くなりがちです。

ひとつめのバッテリーは、走行モーターを駆動するためのリチウムイオンバッテリー。ふたつめは通常の車とおなじく電装系とエンジン始動のための鉛バッテリー。3つ目はアイドリングストップ時にエンジン始動をするための鉛バッテリーです。

リチウムイオンバッテリーは、15万から20万kmの使用を想定された高寿命なものなので交換は不要です。

しかし、劣化の早い鉛バッテリーはおよそ2〜3年で交換が必要になります。フォレスターではそれがふたつあるため、通常の車の2倍のバッテリー交換費用がかかるということです。

電装系に使用するバッテリーは通常のバッテリーで価格は10,000円前後。アイドリングストップ用のバッテリーは、アイドリングストップ専用規格のバッテリーを使用する必要があり、15,000円前後の交換費用がかかります。

リチウムイオンバッテリーは、劣化や故障で交換する場合に30万から40万円もの費用がかかる高価なバッテリーです。

それぞれのシステムが独立していることは、オフロード走行を想定したスバルのSUVが、なによりも信頼性を重視を置いていることのあらわれですが、バッテリーにかけるメンテナンス費用が普通の車に比べて高くなってしまいます。

なおスバル車の故障・修理については以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

スバルレヴォーグSTIスバルは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!

フォレスターの旧型(中古)の維持費

インプレッサをベースとして1997年に登場した初代フォレスターは、スバル自慢の4WDシステムと高いロードクリアランスを与えられ優れた悪路走破性を実現するために開発されました。

また、スバルのシンメトリカルAWDはオフロードのみならず、オンロードでも高い安定性をもつため、フォレスターは、あらゆる路面で最高のロードホールディング性能を発揮するオールラウンダーです。

フォレスターの走行フォレスターの走破性を徹底解剖!オフロード性能が高く悪路も走行可能?!!

5代にわたって進化してきたフォレスターは、世代によって少しづつキャラクターが変化してきました。もっともスポーティだったのが初代フォレスター。それから代を重ねるにつれてプレミアム・ラグジュアリー方面に少しずつ変更されているのが特徴です

歴代フォレスターは一貫して1.5t強のボディに、2.0Lと2.5Lの水平対向エンジンを搭載されます。ただし、発売から13年経過した車は自動車税で15%、重量税で40〜50%の重課税が課せられる点には注意が必要です。

燃料代に関わる燃費性能は、ターボエンジンを搭載したモデルをのぞけば、初代から少しずつ改善されてはいるものの、劇的な差とはいえないため、初代から現行5代目フォレスターまでどれを選んでも大きな維持費差は発生しません。

メーターターボエンジン車は燃費が悪い?燃費向上は走り方次第で可能?!

中古のフォレスターを購入する際は、高年式のものよりも、スタイリングや好みのキャラクターで選ぶのがよいでしょう。

MEMO

もしフォレスターを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

フォレスターの維持費を他の車と比較

スバル フォレスターのライバルとなる3車種を挙げ、1年ごとの維持費を比べてみます。

三菱 アウトランダー

三菱 アウトランダー

種類費用
駐車場代96,000円
燃料代74,286円
自動車税/軽自動車税39,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税10,000円
自賠責保険料13,000円
車検基本料25,000円
12ヶ月点検費用5,000円
合計352,786円

生粋のSUVである三菱 パジェロよりも、オンロードよりの性格が与えられたSUVとして誕生したのが三菱 アウトランダーです。

2012年にデビューした2代目アウトランダーは、フォレスターと真っ向から対立するライバルといえるでしょう。

ポイント

搭載されるエンジンは、2.0Lと2.4Lのガソリンエンジン。車重もボディサイズもフォレスターと同等であり、燃費性能も同等であるため維持費はほぼ同じです。

燃費性能に優れるアウトランダー PHEVも存在しますが、価格が高いため、フォレスターのライバルからは外れてしまいます。

アウトランダーの欠点は、基本設計の古さです。それに対して、新型フォレスターは劇的な進化を遂げた新型プラットフォームを採用。素晴らしい操縦安定性と静粛性を備える新型フォレスターをおすすめします。

なおアウトランダーについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

三菱 アウトランダーアウトランダーは雪道に弱い?雪道走行の性能について分析してみました!キャンプ中のアウトランダー三菱アウトランダーがキャンプに最適な理由4つ

マツダ CX-5

マツダ CX-5

種類費用
駐車場代96,000円
燃料代57,778円
自動車税/軽自動車税39,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税10,000円
自賠責保険料13,000円
車検基本料25,000円
12ヶ月点検費用5,000円
合計336,278円

2016年に2代目へと進化したマツダ CX-5は、SKYACTIVテクノロジーでエンジンからシャシーまでトータルチューンされたミドルクラスのクロスオーバーSUVです。

エンジンは、2.0Lと2.5Lのガソリンエンジンと2.2Lディーゼルエンジンが用意されます。税金面での維持費はフォレスターと大きな差はありませんが、CX-5は燃費性能でフォレスターを大きく上回ります。

ポイント

構造上、改良範囲が狭くなってしまう水平対向4気筒に対して、改良自由度の高い直列4気筒は多くの面で有利に働きます。

維持費を重視するならCX-5をおすすめします。ディーゼルエンジンならばさらに燃料代の差は広がります。

しかし、スバル フォレスターには直4エンジンでは真似できないスムースネスな回転フィールと、優れた4WDシステムを搭載しているため、走行性能を重視するならフォレスターをおすすめします。

なおCX-5については以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

CX-5 外装CX-5の口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!マツダ CX-5CX-5の燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!

日産 エクストレイル ハイブリッド

日産 エクストレイル

種類費用
駐車場代96,000円
燃料代55,714円
自動車税/軽自動車税39,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税10,000円
自賠責保険料13,000円
車検基本料25,000円
12ヶ月点検費用5,000円
合計332,214円

2013年にデビューした3代目 日産 エクストレイルは、ハイブリッドシステムや電子制御4WD、エンジン出力を自動的にコントロールして車体安定性を維持する機能も備えた、ハイテクデバイス満載のSUVです。

搭載されるエンジンは、2.0Lガソリンエンジンと2.0Lのハイブリッドエンジン。実燃費はフォレスターの11km/Lを大きく上回る14km/L。税金面での維持費はフォレスターと同じですが燃費性能で大きく差をつけています。

フォレスターには、エクストレイルでは真似できない水平対向エンジンの低重心と、堅牢な4WDシステムによる操縦安定性がもたらす素直な操縦感覚があります。

維持費では、2018年上半期SUV売上No.1のエクストレイルが圧倒的に有利ですが、車を運転するのが好きな方にはフォレスターをおすすめします。

なおエクストレイルについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

日産 エクストレイルエクストレイルの月、年間の維持費を計算!高いのか安いのか比較して解説!エクストレイル 外装エクストレイルの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!

フォレスターの高い維持費には理由がある

スバル フォレスターの維持費はミドルクラスのSUVとしては平均的な額です。しかし、ライバル車種の燃費性能が向上しているために相対的に維持費が高くなってしまっています。

スバルが採用する水平対向エンジンは、ストロークを大きく取れないために、低速域での効率向上がむずかしく、エンジンそのものの燃費性能ではライバル車に太刀打ちすることができません。

ポイント

5代目フォレスターで採用されたハイブリッドシステムはそれを打開できる装備のはずですが、スバルではハイブリッドシステムを燃費向上よりも、水平対向エンジンの低速トルク不足を補うように機能しています。

なによりも効率を優先する車が多いなか、一見非合理的な設計に見えるスバル フォレスターは、車をただの移動のための手段ではなく、確実に目的地へ向かうための道具としてつくられているようです。

スバル フォレスターの維持費は他の車に比べれば高く思えますが、新社会人や大学生でも十分に維持できる車です。

スバルの車づくりに共感できるのなら、他の車にはない価値を見いだせるでしょう。フォレスターは「スバルに乗っている」と自慢できる車です。

なおフォレスターについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

フォレスター 外装フォレスターの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!スバル フォレスターフォレスターは速いのか?加速性能から0-100km/h加速タイムまで解説!