スバル フォレスターは中型のクロスオーバーSUVで、スバルのSUVとしては登場が早く現在まで歴史が続いている車種です。

そんなフォレスターですが、スバルは中堅メーカーということで故障が心配になる方もおられるでしょう。

そこで今回はフォレスターの故障率についてご説明します。

この値引き交渉のやり方を知らないと、車を買う際に50万円以上の損をするかもしれませんよ。

営業マンに騙されずに、最大限まで値引きをしてもらうには、このやり方を知っておく必要があります。

詳しくは下記の車を確実に値引きして安く購入する二つの方法のページをご覧ください。

あわせて読みたい

フォレスターの故障率

スバル フォレスター

フォレスターは1997年に初代が登場して以来フルモデルチェンジを繰り返しており、現行車で4代目となります。

現行フォレスターはスバルの中型ハッチバックであるインプレッサをベースとしており、乗用車タイプのSUVといえます。

おなじくスバルにはインプレッサをベースとしたSUVとしてXVがありますが、フォレスターはよりオフロード性を重視したモデルといえるでしょう。

フォレスターのメカニズムは歴代のインプレッサとほぼ同等であり、2リッタークラスの水平対抗エンジンにフルタイムAWDが組み合わされ、スバルの走破性の高さを代表する車となっています。

また国産車では珍しくマニュアルトランスミッションが採用されており、これもスバルの伝統です。

それとは別にオートマチックトランスミッションも設定されていますが、3代目までは一般的なトルコン式ATで、現行車からCVTが採用されています。

それではそんなフォレスターの故障率を調べてみることにしましょう。

スバル車の耐久性は低くはない

フォレスターだけではないのですが、車の故障率というものは各自動車メーカーが調査してデータを所有していますが、これらのデータは社外秘の極秘データとなっているので私たちでは見ることができないものです。

そこで参考になるのがメーカーとは独自に故障率を調査している民間調査会社のデータで、中でも米国J.D.パワー社の調査した「自動車耐久品質調査」は信頼のおけるデータとしてさまざまな面で活用されています。

このデータでは実際の新車のオーナーが経験した故障を聞き取り調査によってデータを集めており、それをメーカーごとのランキング形式にまとめてありますので、そのメーカーの車がどれぐらいの信頼性があるのかがわかります。

2017年 日本自動車耐久品質調査

ランキング メーカー スコア
1 トヨタ 59
2 レクサス 63
3 ホンダ 74
業界平均 74
4 メルセデス・
ベンツ
75
5 スズキ 79
6 三菱 80
6 日産 80
8 ダイハツ 82
8 スバル 82
10 MINI 88
11 マツダ 93

参考:2017年 日本自動車耐久品質調査

この調査でスバルは8位ですが、故障の数を示すスコアを見ると82となっており、4位や5位のメーカーとそこまで大差はありません。

ですがトップのトヨタとは差がひらいており、約20ポイントの差がありますので、スバルはトップクラスではないにしてもそこそこのスコアということです。

またこの調査は日本市場での調査なのですが、フォレスターは米国にも輸出されていることから米国市場の同調査でも対象になります。

米国市場の調査では車種ごとに星5つで信頼性の評価も発表されており、フォレスターはそのなかで星3つが大半のおおむね中間的な評価になっています。

2017 Vehicle Dependability Study Compact SUV

米国市場なので直接日本での信頼性ではありませんが、スバルとしてもフォレスターとしても大体標準的な故障率の車だといえるでしょう。

フォレスターは頑丈、だけど故障は別

フォレスターなどの最近のスバル車は頑丈さについての評価が高く、日本車の中では随一の剛性の高さと走りの確かさも欧州車レベルといわれてきています。

これはスバルの哲学が走りを重視しているためであり、トヨタや日産の車より激しい使い方をしても壊れないというのがスバル車の評価となっています。

しかし車の頑丈さは直接故障率には繋がらないこともあり、とくに部品の経年劣化によるトラブルについては頑丈でもあまり関係はありません。

フォレスターもSUVですのである程度のオフロードも走行できる頑丈さを備えていますが、主要部品の故障は少なくても細かい故障などは多いのが中堅メーカーであるスバルの宿命といえるでしょう。

のちほどフォレスターの故障事例については詳しくご説明しますが、やはり細かい故障が多いようですね。

中古のフォレスターの故障しやすさ

フォレスターの中古車は初代から数えると20年に渡って存在していますので、その状態や故障の発生率については基本的に年式と走行距離で変わってきます。

年式については10年以上、走行距離は100,000kmを越えてきたフォレスターについては部品の経年劣化が進んでいるといえ、部品交換が必要なトラブルはどうしても増えてきます。

現行フォレスターが2012年発売で初期型は6年経過していますので、もう少ししてくると経年劣化のトラブルが増えてくる時期にあたります。

またその前の3代目フォレスターについては年式10年を越える車が半分以上はありますので、それ以前のフォレスターについてはどうしても故障は多いでしょう。

基本的には部品交換をすれば改善することができるものがほとんどですので、維持費はかかるものの長く乗り続けることはできるはずです。

もしフォレスターの購入を考えているなら、値引き交渉の正しいやり方を覚えておくといいですよ。

このやり方を知っているだけで数十万円は違います。詳しく知りたい方は下記の車を確実に値引きして安く購入する二つの方法のページをご覧ください。
あわせて読みたい

フォレスターオーナーの評判

フォレスターの故障についての評判はTwitterに多数投稿されており、実際のオーナーさんの意見なので非常に参考になります。

今回はそのなかから3件ご紹介しましょう。

フォレスターに大きなトラブルなし

この方のフォレスターは12年選手ということで3代目フォレスターの初期型にあたりますが、年式も経過し走行距離も多いにもかかわらずこれまで大きな故障はなかったそうです。

細かいトラブルはそれなりにあったのでしょうが、車の主要部分にトラブルが出ないのはスバルの信頼性の証といえるでしょう。

同じように長年乗っても大きなトラブルはないというツイートは多数ありました。

MT車はクラッチトラブルが起こりやすい

フォレスターは国産車では珍しくなったMTがあるということで人気な車でもあるのですが、MT車の場合はクラッチ部分が早めに消耗するようです。

のちほど詳しくご説明しますが、フォレスターは結構ハイパワーな車なので、クラッチに負担がかかるのは仕方ないところです。

アイドリングストップは故障?

現行のフォレスターには最新のシステムであるアイドリングストップがついているのですが、このアイドリングストップは結構動作条件がシビアで、一見すると故障かと思うぐらい作動時間が短いことがあります。

のちほど詳しくご説明しますが、故障とそうでない条件によるアイドリングストップの停止はなかなか見分けるのは難しいですね。

フォレスターの故障事例

それでは実際のフォレスターの故障事例をいくつかご紹介しましょう。

ラジエーターからの冷却水漏れ

satoko.0227さん(@satoko.0227)がシェアした投稿 -

フォレスターの弱点といえるようなトラブルはラジエーターに起こりやすいらしく、ラジエーターから冷却水が漏れるというものです。

このトラブルはまさに経年劣化によるトラブルなので、年式が10年以上か走行距離100,000kmを越えたフォレスターに起こりやすいものです。

フォレスターのラジエーターは温度交換をするコンデンサー部分はアルミ製なのですが、コンデンサーを上下に挟んでいて冷却水が流れるアッパーおよびロワータンクの部分は樹脂でできています。

冷却水漏れはおもにこの樹脂とアルミの接合部から起こりやすく、これは樹脂の劣化によるものが原因です。

樹脂というものはおおむね10年経過するとボロボロになる傾向にあり、紫外線の影響や熱がかかる箇所などは劣化が早まります。

ラジエーターの冷却水は80度~100度前後の水温になっていますので、結構高温の水が常に樹脂部分に当たっていることになります。

冷却水漏れは樹脂の劣化具合によって少しずつ進行していきますが、ある程度進行するといっきに水漏れはひどくなり、その結果車の水温計がレッドゾーンに入ってしまいます。

冷却水が減るということはエンジン冷却ができなくなっているということですので、そのまま放置していれば水温はどんどん上がってしまって、最終的にはエンジンのオーバーヒートに繋がります。

最悪はエンジンが焼き付いてエンジン本体が使えなくなってしまうこともありえます。

修理にはラジエーターの交換が必要となりますが、費用的には100,000円前後が必要でありそれなりに高額の維持費がかかります。

このトラブルは長く乗られた際に起こるものなので避けるのはなかなか難しく、また一度修理したとしても同じ部品なら再発する可能性もあるでしょう。

とはいえ新しく状態のよいフォレスターならなかなか起こらないので、現行車と前型車の後半は大丈夫でしょう。

中古車を購入するときにラジエーター周りも点検してみて、水漏れやにじみなどが起こっていたらその車は避けた方がよいです。

MT車のクラッチ交換

Tatsuya Kosaiさん(@tatsuyakosai)がシェアした投稿 -

フォレスターで人気のあるMT車ですが、エンジンとトランスミッションの間にあって動力を伝達するクラッチは常に強い負荷がかかっています。

そのうちクラッチ板は消耗してしまい、クラッチ滑りや変速ショックの増加、異音や異常振動の原因になったりします。

フォレスターはSUVなので車重が重たく、またエンジンのトルクがかなり大きいのでクラッチへの負担は大きいものがあります。

またフォレスターにはスバルのハイパフォーマンスモデルであるSTI仕様もあり、こちらはさらに厳しい場合があります。

クラッチの消耗は走り方やクラッチの使い方、またストップアンドゴーの多い道路状況などさまざまな原因で減り方がかわりますが、おおむね50,000km走行ぐらいで交換するのがよいです。

修理にはクラッチ部品交換となりますが、クラッチを交換するにはエンジンとトランスミッションを下ろさないといけないので、結構大がかりな作業となります。

部品費用と合わせると100,000円弱の修理費用となりますが、クラッチ自体は定期交換が必要な部品でもありますので、フォレスターのMTの維持費のひとつと考えた方がよいでしょう。

一度交換すれば結構な距離は大丈夫ですが、長く乗り続けるなら何度かお目見えするトラブルでもありますね。

アイドリングストップの作動不良?

現行のフォレスターには最新の燃費対策システムであるアイドリングストップを装備した仕様があります。

しかしスバルのアイドリングストップは作動条件が結構シビアで、短い時間しか稼働しなかったりブレーキを踏んでもアイドリングストップしなかったりと、トラブルのような現象はかなり起こるようです。

このトラブルの大半はアイドリングストップの作動条件にあり、アイドリングストップは車やエンジンの状況によっては機能しないことがあります。

その作動条件の一覧を以下にまとめてみました。

    アイドリングストップが作動しない条件

  • サイドブレーキが引かれている
  • ボンネットが開いている
  • 標高が1,500m以上の場合
  • 外気温が約-10℃以下
  • トランスミッションフルードの油温が低いor高い
  • エアコン設定時、エアコンの設定温度と車内の温度差が大きい
  • エアコン使用時、風量が多い
  • 運転席シートベルトを着用していない
  • エアコンの吹き出し口がフロントガラスに向けて出ている(でフロスター)

このように結構条件が厳しく、とくにエアコン関係での制限は普段使いでも起こるものが多いです。

アイドリングストップをするとエンジンは停止しウォーターポンプやオイルポンプ、エアコンコンプレッサーなども停止するので、車の冷却が必要な場合やエアコンを駆動させるときにはどうしてもエンジンをかける必要があります。

しかしこれらの条件に当てはまるかどうかは車のコンピューターが車の状態を見て判断するので、運転しているドライバーにはアイドリングストップが止まったのが条件によるものか故障によるものかは判断できません。

最初はアイドリングストップしていたとしても、数十秒で解除されてエンジンがかかる場合も多く、まともにアイドリングストップできる時間は結構短いようです。

こういった状況もあってフォレスターのアイドリングストップは評判があまりよくなく、また作動条件を知らないひとにとっては故障ととられてもしかたないでしょう。

アイドリングストップの売りである燃費改善効果も、数十秒のストップではあまり効果は高くなく、それであればアイドリングストップの機能をOFFにしたり、アイドリングストップ自体を付けないということもあります。

軽自動車のアイドリングストップの長さを見るとフォレスターのものは故障と見まがうばかりの作動時間の短さがありますので、アイドリングストップをつけるかどうかは慎重に決める必要があるでしょう。

フォレスターは買っても大丈夫か?

フォレスターはツイートにもあったように大きな故障が起こる可能性が低い車であり、細かいトラブルに対応できていれば長年乗り続けることも可能です。

部品の経年劣化によるトラブルは避けにくいものですが、少なくとも中古車を選ぶ際には年式と走行距離を重視してチェックすることができるでしょう。

車の魅力は非常に大きなフォレスターですので、故障を回避したいなら頻繁なメンテナンスと点検を欠かせず行うようにしましょう。

車を確実に値引きし安く購入する方法!

これから車を買おうと思っている方、値引き交渉の正しいやり方はご存知ですか?

この値引き交渉のやり方を知らないと、車を買う際に最大で50万円以上の損をする可能性があります。

「値引きしてくれませんか?」「オプションをつけてくれませんか?」と何も考えずに交渉すると、営業マンに舐められます。「この客はバカだな(笑)」と足元を見られ、最低限の値引きしかしてくれないでしょう。

確実に最大限まで値引きするには、このやり方を知っておく必要があります。詳しくは下記の車を確実に値引きして安く購入する二つの方法のページをご覧ください。

あわせて読みたい

この記事を書いた人

佐藤茂道
佐藤茂道
某自動車メーカーのエンジン部門で開発経験あり。子供の頃から車雑誌を切り抜きし、高校ではオートバイ・車にどハマりする。就職する際に、某自動車メーカーを選び、仕事でもプライベートでも車漬けに。今は日産スカイラインR33が愛車。