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フォレスターの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!

本格SUVなみの走行性能で乗り手を魅了するフォレスター。

アイサイトなどの先進予防安全装備やシンメトリカルAWDによる圧倒的な雪上性能、そして国産唯一の水平対向エンジンで独自路線を突っ走っています。

そんなフォレスターの燃費性能はどうでしょうか。

ここではフォレスターの燃費性能について解説していきます。

フォレスターの燃費・実燃費

スバル フォレスター

まずはフォレスターの燃費の達成率を見ていきましょう。

一般的に実燃費はカタログ値の6~7割程だと言われていますが、ガソリンモデル、ハイブリッドモデルそれぞれのカタログ燃費と実燃費をチェックしていきます。

ガソリンモデルの燃費・実燃費

ガソリンモデルのカタログ数値はWCTLモードで13.2km/Lという数値です。では実燃費を確認してみます。

燃費の種類数値
カタログ燃費13.2km/L
街乗り燃費10~12km/L
高速燃費14~17km/L

おおよそこのような数値になります。街乗り燃費のカタログ燃費達成率は80%超えており、良好な結果です。そして高速燃費はカタログ燃費余裕で超えており燃費が良いと言えます。

ハイブリッドモデルの燃費・実燃費

ハイブリッドモデルはカタログ数値が14.0km/Lです。では実燃費はどうでしょうか。

燃費の種類数値
カタログ燃費14.0km/L
街乗り燃費12~14km/L
高速燃費14~17km/L

実燃費はこの様になりました。こちらのカタログ燃費達成率は約90%前後を超えています。高速燃費はほぼ達成状態と達成率は非常に優秀です。

フォレスターには実働に非常に近いWCTLモード燃費が採用されているため燃費の達成率は非常に高いです。排気量から考えてもこのぐらいの数値が妥当だと言えるのではないでしょうか。

なおフォレスターのガソリンの種類については以下の記事で取り上げているので、こちらもあわせて参考にしてみてください。

スバル フォレスターフォレスターのガソリンの種類はハイオク?レギュラー仕様?どっちなのか解説!

フォレスターの燃費の口コミ

では実際にフォレスターに乗っている人は燃費についてどう感じているのでしょうか。ツイッター上から実際のユーザーの声をご紹介していきます。

ハイブリッドモデルで14.6km/Lという燃費性能のようです。十分な燃費性能と言えるでしょう。

フォレスターなのに18.2km/Lというありえないくらい優秀な燃費です。どうしたらこんな表示になるのでしょうか。

非常に残念ですが、やはりフォレスターの燃費は悪いという印象が強いようです。

なおフォレスターの口コミ・評判は以下の記事でも取り上げています。詳しく知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

フォレスター 外装フォレスターの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!

フォレスターの歴代の燃費・実燃費

燃費に関してはいい印象のないフォレスターですが、歴代のフォレスターの燃費はどうだったのでしょうか。ここでは歴代の実燃費を確認していきます。

SF型の燃費・実燃費

 

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当時のインプレッサをベースに車高を上げ、SUV風に作られたのが始まりの初代モデル。

そんなSF型のフォレスターは10・15モード燃費で10.2km/Lという数値です。ただ実燃費は5~7km/Lとあまり良好と言える数字ではありませんでした。

燃費の種類数値
カタログ燃費10.2km/L
実燃費5~7km/L

SG型の燃費・実燃費

 

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2代目フォレスターはキープコンセプトな外観ですが、エンジンなどはしっかり扱いやすいように進化していました。

カタログ燃費はNAモデルは12.2km/L、ターボモデルは12.2km/Lと同じ数値でした。しかし実燃費はNAモデルで8~10km/L、ターボモデルで7~9km/Lでした。

燃費の種類NAターボ
カタログ燃費12.2km/L12.2km/L
街乗り燃費8~10km/L7~9km/L
高速燃費10~12km/L10~11km/L

※NA、ターボ、エンジンの詳細は以下の記事をご参照ください。

レクサス エンジンNAエンジン(自然吸気エンジン)とは?メリット5つ!音が最強の魅力?!ゴルフ ターボエンジンターボエンジンとは?仕組み/構造は?メリット2つとデメリット4つ!

SH型の燃費・実燃費

 

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これまでのワゴン車の延長線上のような形状から、SUVらしいデザインに変わったのが3代目です。

そんなSH型のフォレスターはNAモデルで13.6km/L、ターボモデルで12.2km/Lという数値です。実燃費はNAモデルで9~11km/L、ターボモデルで7~9と若干の進化の感じられる数値です。

燃費の種類NAターボ
カタログ燃費13.6km/L12.2km/L
街乗り燃費9~11km/L7~9km/L
高速燃費10~13km/L10~11km/L

SJ型の燃費・実燃費

 

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4代目フォレスターはボディが大型し、安全装備も充実したSUVらしいスタイルになりました。

カタログ燃費はNAモデルは12.2km/L、ターボモデルは12.2km/Lと同じ数値でした。しかし実燃費はNAモデルで8~10km/L、ターボモデルで7~9km/LとNAモデルの方が良い数値になります。

燃費の種類NAターボ
カタログ燃費15.2km/L13.2km/L
街乗り燃費10~12km/L9~11km/L
高速燃費13~15km/L12~14km/L

フォレスターは歴史が長い車です。独自のシンメトリカルAWDやターボエンジンなどによる高い走破性と走行性能をしているのが特徴です。

その分燃費性能は他社に比べて劣る部分がありますが、歴代のモデルを見てわかるように着々と進化してきています。

フォレスターの燃費の理由

フォレスターの燃費性能は、他社に比べると劣る部分があります。ではなぜそのような燃費になってしまうのでしょうか。ここではフォレスターの燃費の理由を解説します。

ハイブリッドシステム

フォレスターは現行モデルからハイブリッドモデルが設定されました。発進からの低速域での走行ではモーターでのみの走行が可能です。

さらに高速域ではエンジンの足りないパワーを補うことで十分な走破性を発揮します。(走破性の詳細は以下の記事をご参照ください。)

フォレスターの走行フォレスターの走破性を徹底解剖!オフロード性能が高く悪路も走行可能?!!

エンジン排気量も2.0Lと経済的ですし、実燃費も他社のハイブリッドとそこまで変わらない性能をしています。

4WDのみの設定

フォレスターは全モデルで4WDの設定しかありません。他社の場合は2WDと4WDの選択ができるためカタログの数値はよく、燃費性能がよく感じられます。

しかし走破性の高さが売りのフォレスターはそこを割り切って販売しているため、燃費性能にあまり良い印象が持たれません。

排気量の増大

現行モデルからガソリンモデルは2.5Lに排気量が増やされました。

走行性能の向上やエンジンの耐久性の向上など様々なメリットがありますが、燃費性能は2.0Lだった頃に比べて確実に下がってしまいます。(走行性能の詳細は以下の記事をご参照ください。)

スバル フォレスターフォレスターは速いのか?加速性能から0-100km/h加速タイムまで解説!

フォレスターの燃費改善・向上方法

フォレスターの燃費の良し悪しの理由を解説してきましたが、今度は燃費良く走るための方法を解説していきます。

急発進をしない

フォレスターはSUVなので大口径タイヤや大きな車体、2.5Lの排気量など燃費に対しては不利な仕様です。しかし燃費を優先する走りをしたいのならば、少しでも無駄を減らしていくしかありません。

重要なのは走り出しをふんわりと進めるようにすることです。停止状態からの走り出しでアクセルを吹かしても、エンジンの回転の割に速度がついてきません。CVTはこの現象が特に顕著で、これでは燃料の無駄です。

まず出だしはクリープ現象で進み出し、ある程度進み始めたらタコメーターで2,000回転程度を目安にアクセルをしっかり踏み込み加速しましょう。

このとき煩わしいほどのエンジン音だと踏みすぎです。ここでたらたらと加速するとポンピングロスなどで燃料消費の無駄が出ますし、渋滞や事故など周囲にも悪影響がでてしまいよくありません。

出だしはモーターで走らせる

車は走り出しが一番エネルギーを使うという話をしましたが、ハイブリッドモデルはその一番燃焼効率の悪い部分をモーターで走らせることができるのです。

なのでできるだけ走り出しはモーターだけで走るように、ハイブリッドエコエリア内でアクセル操作をしましょう。そこからはガソリン車と同じで必要に応じて加速させます。

エンジンブレーキを使う

減速するときにフットブレーキばかり使っていませんか。これはとてももったいない走り方です。減速する時にはアクセルを離して減速するエンジンブレーキを積極的に使いましょう。

ほとんどの車のエンジンは1,500回転以上でアクセルが離された状態であれば燃料供給がカットされ、エンジンブレーキがかかるようになっています。もし回転数が低いようであれば必要に応じてギアを一つ落とすなどし、エンジンブレーキを活用しましょう。

ハイブリッドモデルであれば回生ブレーキが作動するため燃料カットにプラスして充電まで行います。とても効率が良いシステムですね。

もちろん車を停止させるときにはフットブレーキで車を止めなくてはいけません。これで燃費の向上だけでなく、ブレーキパッドの消耗も抑えられます。

これらのテクニックを意識するだけでかなりの燃料消費を抑えることができます。

MEMO

もしフォレスターを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

フォレスターの燃費を他の車と比較

想像していたより優秀な燃費のフォレスター。ではそのライバル車たちの燃費はどうでしょうか。

ここではフォレスターとの比較に上がりやすいマツダのCX-5、日産のエクストレイル、三菱のアウトランダーと比較していきます。

三菱 アウトランダー

三菱 アウトランダー

アウトランダーは三菱が発売するミドルクラスSUVです。2.4Lガソリンモデルや2.4Lのエンジンとモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドモデルなど、他にはないパワートレインが魅力的です。

カタログ燃費は2.4Lガソリンモデルが14.6km/L、ハイブリッドモデルは18.6km/Lです。JC08モード燃費なのでフォレスターよりは数値は良好ですが実燃費はどうでしょうか。

燃費の種類PHEVガソリン
カタログ燃費18.6km/L14.6km/L
街乗り燃費12~15km/L9~11km/L
高速燃費15~17km/L10~14km/L

実燃費を見ていくとガソリンモデルはフォレスターが優位、ハイブリッドモデルはほぼ同等の性能です。

排気量は両者とも2.5Lクラスですので単純にフォレスターのほうが燃費が良いと言えるでしょう。ただ大きな差はなく、どちらも4WD性能に定評のあるメーカーですのでどちらの車も好みで選んで良いでしょう。

日産 エクストレイル

日産 エクストレイル

エクストレイルは日産の販売するミドルクラスSUVです。アウトドアに特化した仕様や自動運転のプロパイロットなど、フォレスターとともにアウトドア派SUVのトップを争う車です。

カタログ燃費の数値は両モデルともフォレスターより良い数値です。では実燃費を見ていきます。

燃費の種類ハイブリッドガソリン
カタログ燃費20.8km/L16.4km/L
街乗り燃費12~14km/L10~13km/L
高速燃費18~20km/L14~17km/L

ガソリンモデルは排気量の小さいエクストレイルが有利かと思いましたがそこまで大きく変わりません。

ハイブリッドモデルもそれほど燃費性能に差がなく、市街地走行はフォレスターが、高速走行はエクストレイルが優位に立っています。

ガソリンモデルはパワー優先ならばフォレスターを、燃費ならばエクストレイルがよいでしょう。ハイブリッドは乗り方によって燃費が変わってくるためライフスタイルに合わせて選ぶ必要があります。

なおエクストレイルについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

日産 エクストレイルエクストレイルの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!エクストレイル 外装エクストレイルの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!

マツダ CX-5

マツダ CX-5

クリーンディーゼル、スカイアクティブ、鼓動デザインとマツダのアイデンティティをすべて詰め込まれているCX-5。SUVらしからぬそのスタイリッシュさと走行性能はとても魅力的です。

燃費を見ていくと2.5Lガソリンモデルはカタログ値が14.8km/L、ディーゼルモデルは18.0km/Lです。では実燃費を見ていきます。

燃費の種類ディーゼルガソリン
カタログ燃費18.0km/L14.8km/L
街乗り燃費12~14km/L9~12km/L
高速燃費16~20km/L12~14km/L

実燃費ではガソリンモデルはフォレスターの方が有利ですが、ディーゼルモデルはフォレスターのハイブリッドモデルより優秀な性能です。ガソリンモデルは高速走行で大きな差が出ているようです。

そこまで大きな差がありませんが高速走行が多い場合はフォレスターのほうが良いです。ハイブリッドモデルとディーゼルモデルは燃費性能や耐久性などを考えると、ディーゼルモデルの方が優位といえそうです。

なおCX-5については以下の記事でも取り上げているので、もっと詳しく知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

マツダ CX-5CX-5の燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!CX-5 外装CX-5の口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!

フォレスターの燃費は悪くない

これまでフォレスターはミドルクラスSUVのなかでは燃費が悪いほうだと言われてきました。

しかし実はかなり進化してきており、他社と比較しても十分な燃費性能をしていることがわかります。

絶対的にパワーが必要な人には2.5Lモデルが良いです。しかし燃費を優先するならば国内道路では十分なパワーをしている2.0Lハイブリッドが良いでしょう。

なおフォレスターについては以下の記事でも取り上げているので、もっと詳しく知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

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