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W12エンジンの特徴!どんな音?搭載車を外車の車種からそれぞれ紹介!

自動車用のエンジンには様々な形があり、まっすぐの直列エンジンからV型エンジン、水平対向エンジンなどもあります。

しかしその中にW型と呼ばれる形式があり、その一つにW12気筒エンジンという珍しいエンジンがあるのです。

今回はそんなW型12気筒エンジンについてご説明しましょう。

W12エンジンとは

コンチネンタルGT エンジン

エンジンの型式名はそのままエンジンのシリンダー配置を表していることが多く、直列はまっすぐ立っている形状、V型はVの字型に並んでいます。

W型エンジンもシリンダー配置をしっかり表しており、W12気筒エンジンはシリンダーの数が12個あるエンジンのことです。

ではまずはW型というエンジンがどういう形をしているのかご説明しましょう。

2種類のW型

Wの文字の形のエンジンを思い描く場合、文字の捉え方で2種類の形ができあがります。3つの山と2つの谷を持つ形、と見るか、Vが2つ並んでいる形、と見るかです。

実際にW型12気筒エンジンもこの2つに別れており、それぞれ開発したメーカーも違えば使われていた時代も違うのです。

まずは2種類のW型エンジンを簡単にご説明します。

3バンク式:ネイピア ライオンエンジン

W12気筒エンジンを初めて開発したのはイギリスのネイピア・アンド・サンという会社で、第一次世界大戦真っ直中のころに航空機用エンジンとして誕生しました。

ネイピア ライオンエンジンという名前のこのエンジンは3バンク式の構造を取っており、エンジンのセンターに一列と左右に斜めに1列ずつ配置したシリンダー配置です。

V型エンジンの真ん中にもシリンダーがあると考えるとわかりやすいです。3つの山がW型に見えるため、3バンク式W型エンジンと呼ばれます。

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当時は飛行機のパワー競争が始まった時期に当たり、戦争でも本格的に飛行機が投入されたのでよりスペックが高くコンパクトなエンジンが求められていました。

3バンク式W12気筒であれば全長は直列4気筒と同じ全長に抑えることができるので、使い勝手がよく、かなり幅広く採用されました。

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ライオンエンジンは24,000ccの航空機用エンジンですので自動車には使えませんが、同形式で排気量の小さな自動車用も別のメーカーで開発はされたようです。

しかし量産化までには至らず、自動車用のW12気筒エンジンの登場にはそれから70年近く後の2001年までかなり時間が空きます。

4バンク式:WR12エンジン

4バンク式と呼ばれるW12気筒エンジンを開発したのはドイツ最大手メーカーのフォルクスワーゲンで、2001年のモーターショーでコンセプトカーとともに発表されました。

ですがこのエンジンは見た目だけではV型エンジンに見えてしまいます。

その秘密は狭角V型エンジンというフォルクスワーゲンが開発したエンジンにあり、このエンジンはバンク角度をわずか10°~15°の狭い角度としたコンパクトV型エンジンです。

上から見てシリンダーを左右互い違いに配置することで、全長は少し長くなるものの横幅が劇的に小さくなります。

そのため狭角V型エンジンは一見すると直列エンジンのように見えるのです。

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さてフォルクスワーゲンが開発したW12気筒はこの狭角V6エンジンを2基連結したもので、V6エンジンをV型に配置したので4バンク式のW型エンジンとなっています。

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狭角V型エンジンの2基連結なので、見た目は普通のV6エンジンのようで、実際横幅のサイズ的にはほぼ同等です。

MEMO

全長は4バンクなので3気筒エンジンを少し伸ばした程度であり、12気筒もあるエンジンなのにとてもコンパクトに収まっています。

この特徴を活かしてこのエンジンはさまざまな車種に搭載され、それまで12気筒エンジンなど乗らなかった車種にも積めるようになりました。

またフォルクスワーゲンはいくつものメーカーを傘下に持っており、それらメーカーにも展開されています。(傘下の詳細は以下の記事をご参照ください。)

フォルクスワーゲンのロゴフォルクスワーゲンの傘下ブランド・会社の一覧!ポルシェやランボルギーニも?

自動車用のW12気筒エンジンは実質的にこのフォルクスワーゲンの「WR12(Rは狭角の意)」であり、今回の記事はこのエンジンを中心にご説明していきます。

WR12エンジンの構造

WR12型エンジンの基本構造はフォルクスワーゲンの狭角V6エンジンを連結したものであり、基本的に狭角V6エンジンの特徴を受け継いでいます。

狭角V6エンジンは以下の記事で詳しくご説明していますのでここでは省きますが、12気筒化となったことでより静粛性と低振動に磨きがかかっており、高級車用のエンジンとなっています。

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また排気量は6L前後まで拡大されますので、スペックは非常に高く重量のある車でも走行性能をしっかり発揮できます。

WR12エンジンのメリットやデメリットについては後述しますが、W型とは思えないコンパクトさこそこのエンジンの特徴と言えるでしょう。

なおWR12エンジンの組み立てを紹介する動画がありましたので、ぜひ一度ご覧ください。

大きく複雑なエンジンが人の手で組み立てられていくのはとてもおもしろいですよ。


MEMO

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W12エンジンの音

WR12エンジンのサウンドはV12エンジンとは少し違っており、独特なサウンドを持つ12気筒エンジンです。

今回はフォルクスワーゲンの最上級車、フェートンW12の走行中のサウンドをお聞きください。


V12気筒エンジンは非常に静粛性のあるエンジンで、吹け上がりも滑らかなサウンドが特徴です。

それに比べてWR12エンジンは少し野太いサウンドに特徴があり、静粛性という点ではすこし劣ります。

ですがパワフルなサウンドは走りを重視する車ならぴったりで、このあたりはエンジンの性格の違いと言えるでしょう。

なおV12エンジンについては以下の記事で詳しく解説しています。詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

ベンツ V12 エンジンV12エンジンの特徴!どんな音?搭載車を日本車/外車の車種からそれぞれ紹介!

W12エンジンのメリット・デメリット

メリット、デメリット

W12気筒エンジン、とくにWR12気筒エンジンはメリットが多く、フォルクスワーゲンが自身を持って送り出した12気筒エンジンだけのことはあります。

まずはそんなWR12エンジンのメリットからご説明しましょう。

WR12エンジンのメリット

このエンジンは大排気量によるパワーやトルクがあるのは当然なのですが、その他にも次のようなメリットを持ったエンジンです。

V6エンジン並のコンパクトさ

WR12エンジンはサイズ的には90°バンクのV6エンジンが少し大きくなった程度のサイズ感で、12気筒とは思えないコンパクトさがメリットです。

狭角エンジンを応用しただけあってW型にしても片バンクのサイズはV6エンジンのバンクを少し大きくしたものとなります。

全長がV6より少し伸びていますが、それより全幅がコンパクトというのはW型エンジンでは最高のスペックと言えます。

真面目に4バンクのW型エンジンを作ったとしたら、エンジンの左右の幅が恐ろしく大きくなってしまうことでしょう。

狭角V型エンジンという特殊なエンジンを作ったフォルクスワーゲンだからこそ実用できた12気筒エンジンであり、他のメーカーでは実用的なW12エンジンは難しかったでしょう。

車種展開の容易さ

エンジンがコンパクトということはそれだけ車種展開が可能ということであり、V8エンジンが乗る程度の車なら十分搭載が可能となります。

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車のエンジンはグレードによってさまざまな大きさのエンジンが設定されるものですが、一方で車両側は同じ大きさであり、あまり大きなエンジンだとグレード分けという作り方には向いていないのです。

V12気筒エンジンの場合だと車は大きなV12に合わせて設計され、それより低いグレードのV8エンジンやV6エンジンには少々車が大きすぎてしまいます。

ポイント

ですがWR12エンジンならV6エンジンを少し拡大したスペースさえ確保できれば高級エンジンを設定することができ、車種展開という点では大きなメリットとなります。

とくにフォルクスワーゲンは最高級車のフェートンですらFFレイアウトを取っており、エンジンを横置きしなければならないので、コンパクトな12気筒エンジンが必要だったのです。

またフォルクスワーゲングループであるアウディやベントレーなどに供給する場合でもそのメリットは大きく発揮され、12気筒エンジンという特殊なエンジンを複数のメーカーで共用するという形が可能となりました。

これはコストの面でも大きなメリットとなるもので、フォルクスワーゲンの力の入れ方が違います。

振動の少なさと静粛性の高さ

12気筒エンジンのメリットには振動の少なさと静粛性の高さがあり、これはWR12エンジンでも受け継がれています。

気筒数の多いエンジンというのは、クランクシャフトが1回転する間の爆発回数が多いので、非常に滑らかでトルク変動の少ない回転を得られます。

その分エンジン自体の静粛性も高く、またエンジン回転数を低く抑えられるのも良い点です。

また12気筒エンジンは完全バランスエンジンであり、エンジン自体の振動発生が少ない形式でもあります。

直6エンジンが完全バランスなので、それを2基連結したV12エンジンは非常に静かです。

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W12気筒は3気筒エンジン4基という考え方になるので少し振動は増えますが、それでも十分なほどの静粛性があります。

12気筒エンジンの採用理由は高級車にふさわしい静粛性にあり、WR12気筒もそれこそ目的です。

WR16気筒への発展性

ブガッティ WR16

WR12気筒は2001年の段階で完成度の高いエンジンであり、さまざまな車種に搭載されたことからも魅力の高さがわかります。

ですがこのエンジンは次のステップへの前段階でもあり、世界最大級のエンジンである16気筒エンジン:WR16エンジンの生まれる基礎を作りました。

WR16エンジンは狭角V型を2基連結した16気筒エンジンで、WR12を1シリンダー分延長した形状と思えばわかりやすいです。

基本構造も同様となっていますが、このWR16エンジンは世界最高のスーパーカー「ブガッティ ヴェイロン」用の高性能エンジンとなっており、ターボチャージャーを4基搭載したことで1,000馬力を超えるパワーをもちます。

このエンジンについては以下の記事でご説明しますが、WR16エンジンの開発はWR12エンジンの開発あってこそのことだったのです。

シロン エンジンW16エンジンの特徴!どんな音?搭載車を外車の車種からそれぞれ紹介!

なおさらに大型のWR18気筒も搭載が検討されていましたが、こちらは中止となったようです。

W12エンジンのデメリット

メリットが多い一方でいくつかデメリットも見られますが、その多くは12気筒エンジンという特殊さから出たものです。

12気筒エンジンのデメリットはV12エンジンとほぼ同じで、次のようなものが上げられます。

  • エンジンサイズの大きさと搭載性の悪さ
  • 重量、コストの増大

設計の特殊さによる組み立ての複雑さや、排気レイアウトの複雑さはありますが、それはV12エンジンも同じです。

しいて上げるとすればフォルクスワーゲンというブランドイメージとはかけ離れたエンジンであり、フェートンの売れ行きがあまり良くなかったこともそれを証明しています。(ブランドイメージの詳細は以下の記事をご参照ください。)

VWポロのフロントフォルクスワーゲンは高級車じゃない?大衆車?ドイツでの位置づけまで解説!

ですがWR12エンジンはアウディやベントレーの高級エンジンとしての役割は果たしていますので、フォルクスワーゲングループとしては成功だったと言えるでしょう。

W12エンジンの評価・乗り心地

W12エンジンは珍しいエンジンなのでそれほど乗ったことのある人は多くないのですが、Twitterにはいくつか評価が上がっていますのでご紹介します。

W12エンジンはサウンドが良い

W12エンジンはベントレーの高級車にも搭載されていますが、そのサウンドはなかなかに興奮するもののようで、運転席に座っただけの人でもその魅力は十分感じられるようです。

サウンドは前述でお聞きいただいたかと思いますが、割とパワフルな音ですよね。

フォルクスワーゲンらしくないW12

W12エンジンを開発したのはフォルクスワーゲンですが、搭載したフェートンはどうしてもパサートの印象が強くてW12エンジンのイメージとは合わなかったようです。

フェートンは完成度も高くよい高級車なのですが、ブランドイメージの差というのはいかんともしがたいのです。

超ホットハッチのW12

W12エンジンはフォルクスワーゲンの渾身の一作であり、さまざまな特別な車も生み出されました。

その一つがフォルクスワーゲンの伝統のハッチバックであるゴルフにW12エンジンを搭載した車で、特別車として制作されたもののそのスペシャリティーは強い印象を与えました。

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普段のゴルフのイメージとは全く別の650馬力を発揮するW12エンジンは、もはやホットハッチなどとは呼べずスーパーカーの域です。

この車は市販こそされませんでしたが、さまざまなイベントに登場して愛された1台です。

MEMO

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W12エンジン搭載車

フォルクスワーゲンのWR12エンジンが搭載された車種は多くはありませんが、グループ会社を含めれば8車種ほどあります。

今回はその中から何台かをご紹介しましょう。

フォルクスワーゲン フェートンW12

 

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フェートンはフォルクスワーゲンの最高級セダンで、WR12エンジンはこの車のために開発されたといっても過言ではありません。

ですが販売面ではあまり振るわなかったのもあり、現在はフェートン自体が生産中止となっています。

スペックフェートン W12
エンジンW型12気筒 6,050cc
最高出力331kW(450PS)/6,050rpm
最大トルク560Nm(57.0kgf・m)/2,750rpm-5,200rpm
全長5,055mm
全幅1,900mm
全高1,450mm

フェートンはボディサイズも大きく、内装も最高級車にふさわしいクオリティを持つ車です。

とくに中国市場で販売が多く、ベーシックな魅力を持つ高級車として評価されています。

搭載されるWR12エンジンは6Lを超える排気量と、高い出力、トルクを兼ね備えており、自然吸気エンジン特有の滑らかで自然な走りを持っています。

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スペック的に不足する面は見られず、低回転からトルクが太いこともあって運転しやすい車になっています。

なお残念ながらW12は日本では正規発売されませんでしたので、手に入れるには海外からの中古車輸入しか手がありません。

アウディ A8 W12

アウディ A8

フェートンと違って日本でも手に入るWR12エンジン搭載車としては、同じドイツのアウディ A8 W12があります。

この車種はアウディの最上級車種で、セダンタイプながらアウディ独特の4WDシステムを持っています。

WR12エンジンは2代目アウディから採用され、3代目アウディにも搭載されています。ここでは3代目アウディ A8 W12のスペックをご紹介します。

スペックアウディ A8 W12
エンジン6,298cc W型12気筒DOHC
最高出力500ps(368kW)/6,200rpm
最大トルク63.7kgf・m(625N・m)/4,750rpm
全長5,145mm
全幅1,950mm
全高1,465mm

※DOHCの詳細は以下の記事をご参照ください。

エンジンDOHCエンジンとは?仕組み/構造は?ツインカムとの違いとは?!

A8はフォルクスワーゲン フェートンよりもブランドイメージが高く、スポーティな要素を取り入れてシンプルなデザインはアウディならではの高級車です。

WR12エンジンはフェートンよりも排気量が拡大されており、スペックもそれに合わせて高まっています。

とくにトルクが60kgfを越えており、4WDシステムとの組み合わせによって強烈な加速を持つ車となっています。

普通高級車というと静かにおとなしく走るイメージがありますが、アウディは独自の路線を突き進んでおり、セールス面でも成功を収めています。

新車価格では20,000,000円を超えるモデルですが、前型モデルなら中古車で10,000,000円を切る車もあり、W12気筒エンジンを味わうにはそれなりにリーズナブルです。

なおA8については以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

アウディA8フルモデルチェンジアウディA8のフルモデルチェンジ!新型の内装や画像を公開【東京モーターショー2017】

ベントレー コンチネンタルGT

ベントレー コンチネンタルGT

ベントレーはイギリスの高級車メーカーで、ロールスロイスと並び称されるメーカーです。

ですが経営不振から現在はフォルクスワーゲン傘下となっており、多くの部分をフォルクスワーゲンと共用しています。

コンチネンタルGTは同社が手がける最高級スポーツカーで、ベントレー伝統のデザインをまといながら本格的な2ドアクーペに仕上がっており、さまざまなレースにも参戦するほどの人気となっています。

ベントレーはそれまで4ドアの高級セダンのイメージしかありませんでしたが、コンチネンタルGTの登場によりスポーツカーとしてのイメージも確立しました。

スペックベントレー コンチネンタルGT
エンジン5,998cc W型12気筒DOHC48バルブツインターボ
最高出力642ps(472kW)/5,900rpm
最大トルク85.7kg・m(840N・m)/2,000rpm
全長4,820mm
全幅1,945mm
全高1,400mm

コンチネンタルGTのWR12エンジンは排気量こそフェートンと同じですが、そこにツインターボが組み合わされることによってハイパワーの過給エンジンに仕上がっています。

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最高出力は642馬力とフェラーリやランボルギーニに匹敵するものとなっており、スーパーカーと呼んでも差し支えないものとなっています。

トルクも驚異の85kgfで、フルタイム4WDシステムとの組み合わせで非常に強力な加速性能も持ち合わせます。

フロントのデザインがベントレーのものなので一見大人しい車に見えるのですが、実際には羊の皮を被ったオオカミといった感じです。

内装もスポーツカーながら高級車の内装となっており、ベントレーの最高級インテリアを味わえます。

全てにおいて上質なこの車は、WR12エンジンの最高性能の車といってもよいでしょう。

W12エンジンの今後

WR12エンジンはフォルクスワーゲンがかなり力を入れて開発したエンジンで、発表などを見ていても熱の入れようがすごかったのを覚えています。

ですがその反面セールス面では不信が続き、ついにフォルクスワーゲンからWR12搭載者はなくなっています。

現在はアウディやベントレーなどのグループ会社用のエンジンとして供給されており、今後この体制は続いていくでしょう。

またフォルクスワーゲンWR12エンジンの開発は続けているようで、エンジンがなくなるということはなさそうです。

なおエンジンについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

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