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プリウスαの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!

プリウス譲りの低燃費と使い勝手のよい荷室が魅力的なプリウスα。

信頼性の高さからか街なかでも非常に見かけることが多く、人気の高さが伺えます。

そんなプリウスαですが、燃費は良いのでしょうか。

走り方によってどう変わるのでしょうか。

ここではプリウスαの燃費について解説していきます。

プリウスαの燃費・実燃費

トヨタ プリウスα

まずはプリウスαのカタログ燃費と実燃費の差をチェックしていきましょう。

プリウスαはJC08モード燃費が採用されていますので、実燃費はカタログ値のおおよそ6割と言われています。では早速検証していきます。

プリウスαの燃費はカタログ値で26.2km/Lです。同様に実燃費を見ていきます。

燃費の種類数値
カタログ燃費26.2km/L
街乗り燃費16~19km/L
高速燃費19~22km/L

このような結果になりました。カタログ達成率は6割を超えており、ハイブリッドとしては十分な達成率です。

このサイズのワゴン車で20km/Lを超えてくる燃費性能なので、使い勝手もよく日常の道具として使うのにとても使いやすいでしょう。

プリウスαの燃費の口コミ

プリウスαの燃費についてユーザーはどう感じているのでしょうか。ここではツイッター上からプリウスαの燃費に関する口コミをご紹介していきます。

なんと最大で30km/Lとカタログ値を大幅に超える数値をだしたそうです。

ハイブリッドカーはそれぞれパワートレインに特徴があり、車に合わせた走り方だととても燃費が伸びます。

20km/Lの燃費性能でヴォクシーの頃に比べるとガソリン代がとても楽だとのことです。燃費が良すぎて、給油のタイミングが変わらなくなってしまいます。

プリウスαは7人乗りであっても21mk/Lと優れた燃費性能を見せます。燃費性能と実用性ではこの車の右に出るものはそうそういないでしょう。

なおプリウスαの口コミ・評判については以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

プリウスα 外装プリウスαの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!

プリウスαの燃費の理由

プリウスαの燃費はカタログ達成率を6割を超える数値を出していますが、中にはとても燃費が悪いと憤慨されている方もいます。ここではプリウスαの燃費の理由を解説します。

高効率なパワートレイン

プリウスαは30系プリウスのハイブリッドシステムをそのまま搭載しています。

ハイブリッドエンジンハイブリッドカーとは?メリット6つとデメリット/問題点11つ特徴をわかりやすく解説!

エンジンにはミラーサイクルを導入し圧縮比の向上などがほどこされ、新設計のモーターやPCUによって高効率化されたムダの少ない燃料消費を実現しています。

パワーユニット全体での効率化と軽量化によってさらなる燃費の向上がなされているのです。

燃費の良いエンジン制御

プリウスαはハイブリッドシステムで効率を上げるだけでなく、エンジン制御でも燃費が良くなるようにしてあります。

たとえば燃料を多く消費する走り出しにエンジンを回さないように、アクセルを強く踏まないとエンジンは回らないようになっています。

こうした無駄な燃料消費をしないような制御で、さらなる燃費性能の向上をしています。

弱点は冬

ハイブリッドシステムは冬場が非常に弱いのが弱点です。走行用バッテリーは気温が5度以下になると充放電の効率が悪くなるので頻繁にエンジンがかかるようになります。

さらに冬場に重要な暖房もエンジンの排熱を利用して車内を暖めているので、エンジンを回す必要があります。

こういった要因で冬場はその他の季節よりもエンジンの稼働時間が多くなることが、燃料の消費が増える原因です。

それを改善するために暖機にはマフラーからの排熱を利用するなどさまざまな対策が取られていますが、それでも冬場は燃費が落ちてしまいます。

燃費性能を期待してハイブリッドを購入したという人も、冬は燃費が落ちるものだと割り切ってしまうことが重要です。

なおハイブリッドの燃費については以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

プリウス 運転ハイブリッド車は燃費が悪い?低燃費車を比較してランキング形式で紹介!

プリウスαの燃費改善・向上方法

プリウスα ブレーキ

プリウスαの燃費の良し悪しの理由を解説してきましたが、今度は燃費良く走るための方法を解説していきます。

ハイブリッドインジケーターで感覚をつかもう

プリウスαで燃費良く走るにはまずハイブリッドインジケーターを参考にしながら回生ブレーキを利かすブレーキの踏み具合や、無駄のないアクセルの踏み具合を感覚的に覚えることが先決です。

ハイブリッドインジケーターはメーター内にありますので、回生ブレーキの量を測るチャージエリアやモーター走行範囲のエコエリアなど、体感でどれくらいの範囲であれば踏み込んでもはみ出ないのか見ながら覚えましょう。

走り出しはモーターで走ろう

プリウスαに限りませんが車は走り出すときが一番エネルギーを使いますし、エンジン効率が非常に悪い部分です。

そこで走り出すときはクリープ現象もしくはハイブリッドエコエリア内でアクセル操作をし、燃料を使わないモーターで走り出しましょう。

ある程度スピードがのってきてからはアクセルを3分の1ほどしっかり踏み込み、目的の速度まで加速させます。

回生ブレーキで充電しよう

回生ブレーキはエンジンブレーキのように燃料消費がなく、さらに車載バッテリーに充電までするとても効率的な減速法です。

ハイブリッドはその速度エネルギーを回生ブレーキで回収し、走行に再び使うことで効率的に走ることができます。

ポイント

減速のときに強めのブレーキをするとブレーキパッドで減速するので、せっかくの速度エネルギーを捨てるだけになってしまいます。

それではもったいないので早めのアクセルオフやチャージエリア内でのブレーキ操作を心がけ、回生ブレーキでできるだけ回収しましょう。これらの操作によって今まで燃費が伸びなかった人も燃費の向上が期待できます。

いくら燃費のためとは言え、エンジンを動かさないように走ろうとすると発進が異常に遅かったり巡航速度がとても遅かったりと交通の流れを妨げてしまいます。節度のある運転をしましょう。

レーダークルーズコントロールシステムを使おう

プリウスαにはトヨタセーフティセンスの付加機能としてレーダークルーズコントロールがついています。これは速度を一定で走行しさらに前車に追従走行できルシステムです。

車の不必要な加減速は燃料消費を促進してしまいますので、高速道路やバイパスのような速度一定で走れるような環境では、レーダークルーズコントロールを使いましょう。

これでもしっかりと燃料消費を抑えることができます。

MEMO

もしプリウスαを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

プリウスαの燃費を他の車と比較

プリウスαの燃費は優秀です。ではプリウスαのライバルたちの燃費はどうでしょうか。

ここでは比較に上がりやすいマツダのアクセラ、スバルのXV、ホンダのジェイドと比較していきます。

ホンダ ジェイド

ホンダ ジェイド

ジェイドはアーバンなスタイリングと乗り心地と走行性能の高さが魅力のワゴン車です。

6人乗りのミニバン使いや5人乗りのワゴンタイプなどプリウスαと似たような仕様ということもあり、よく比較されます。

ジェイドのハイブリッドモデルのカタログ燃費はJC08モード燃費で25.0km/Lです。では実燃費はどうでしょうか。

燃費の種類数値
カタログ燃費25.0km/L
街乗り燃費15~18km/L
高速燃費18~22km/L

実燃費はジェイドとほぼ同等の数値となっており、燃費比較では引き分けです。

プリウスαのパワートレインはすでに熟成されており、パワフルさはありませんが信頼性は高くなっています。ジェイドはDCTとハイブリッドシステムを組み合わせた軽快な走りが楽しめる先進的車です。

それぞれ同じハイブリッドモデルでもキャラクター性が違いますので、自分にあったほうを選択するのが良いでしょう。

なおジェイドについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

ホンダ ジェイドジェイドの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!ジェイド 外装ジェイドの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!

スバル XV

スバル XV

XVはスバルが販売するハイブリッドSUVです。スバルらしい非常に高い走破性と水平対向エンジンにモーターを組み合わせた力強い走りでユーザーを楽しませてくれます。

カタログ数値はWLTCモードで20.4km/Lとハイブリッドにしては低い数値です。では実燃費を見てみます。

燃費の種類数値
カタログ燃費20.4km/L
街乗り燃費10~13km/L
高速燃費15~18km/L

XVの場合はハイブリッドシステムを燃費性能ではなく走行性能に加担させる仕組みです。そのため燃費改善にはあまり寄与しておらず、プリウスαには遠く及びません。

燃費勝負は圧倒的にプリウスαの勝利ですが、走行性能重視であればXVという選択肢もありです。

なおXVについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

スバル XVスバルXVは雪道に弱い?雪道走行の性能について徹底分析しました!スバルXVの荷室スバルXVがキャンプに最適な理由6つ

マツダ アクセラハイブリッド

マツダ アクセラハイブリッド

アクセラハイブリッドはスタイリッシュな外観と走行性能が売りのセダンです。

アクセラハイブリッドに搭載されるハイブリッドシステムはもともとトヨタのハイブリッドシステムなので、自社用に改良していますが仕組みは似ています。

カタログ燃費は30.8km/Lとプリウスαよりも優秀な数値です。では実燃費を見ていきます。

燃費の種類数値
カタログ燃費30.8km/L
街乗り燃費16~18km/L
高速燃費20~23km/L

燃費性能はプリウスαもアクセラハイブリッドもほぼ同等の数値です。どちらも走行性能も似たようなものなので、使用環境によって選ぶ車は変わってくるでしょう。

なおアクセラについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

マツダ アクセラアクセラの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!アクセラ エクステリアアクセラの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!

プリウスαは実用性が高い車

プリウスαはワゴン車らしい使い勝手の良いボディにプリウスの低燃費が売りのパワートレインを搭載しており、非常に実用性が高いパッケージングです。

実際の燃費も他社と比べても非の打ち所がなく、とても優れています。経済性も高く使い勝手の良い車を求めている人にはピッタリの車だと言えるでしょう。

燃費は車に合わせた走り方をすることによって大きく変わってきます。こちらで紹介した方法などを参考にして、燃費の良い走りを研究してみてください。

なおプリウスαについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

プリウスαプリウスαは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!トヨタ プリウスαプリウスαは雪道に弱い?雪道走行の性能について徹底分析しました!