ステーションワゴンのようにスタイリッシュで、多人数乗車もできるロールーフミニバンのジェイド。
日本市場では数少ないラインナップですが、ダウンサイジングターボやハイブリッドシステムなど新しい技術をしっかり採用するこだわりで、ステーションワゴン好きに重宝される存在です。
そんなジェイドですが、実際の評判はどうでしょうか。
ここではジェイドの評判や口コミをあらゆる角度から解説していきます。
ジェイドの外装(エクステリア)の口コミ/評判
ジェイドの外装(エクステリア)の特徴
ジェイドのエクステリアはキャビンの広さが感じられる、前から後ろにかけてスラッとしたボディスタイルが特徴的です。
近年のホンダは居住性を優先した大型のキャビンでスタイルが悪い車が多く、それを大胆なプレスラインでキャラクター付をして、無理やりスタイリッシュに見せているケースが多いです。
しかしジェイドは無駄なプレスラインなどはなく、低めのベルトラインの造形とボディサイドの張り出しを下げることで低重心かつ躍動的な雰囲気を作り上げています。
そしてリアデザインもベルトラインでギュッと絞り込まれたラインをリアコンビネーションランプユニットが強調し、低重心感を感じさせるデザインをしています。
ただどっしりさせるだけでなくサイドスカートやリアバンパーのデザインでスポーティに仕上げているため低重心で軽快な走りを予感させるデザインです。
フロントマスクにはグリルからヘッドライトへ水平に繋げられているホンダのソリッドウイングがきまっています。
スポーティワゴンであるジェイドはグリルをメッシュタイプのものに変更されており、フォグランプガーニッシュも左右に大きく開いておりしっかりとスポーティな印象を出しています。
ロールーフミニバンからスポーティワゴンへと方向性を変更したジェイド。スタイルもワゴンらしいので正解だったかもしれませんね。
ジェイドの外装(エクステリア)に対する口コミ/評判の傾向
シンプルで良いデザイン
ホンダらしいシンプルなデザインでかっこいいと言う意見がありました。
写真で見るよりも実物を見たほうがかっこいいとのことなので、少しでも気になったなら実物を見に行って確認するほうが良いでしょう。
台数が少ないから特別感がある
ジェイドは販売台数が少ないので、乗っていると特別感があるという意見もありました。
特にプレミアムクリスタルオレンジメタリックやツートンカラーはさらに台数が少ないのでさらに目立つとのことです。
人気のカラーランキング
順位 | 色/カラー |
1位 | プラチナホワイトパール |
2位 | クリスタルブラックパール |
3位 | モダンスティールメタリック |
4位 | プレミアムクリスタルオレンジメタリック |
5位 | プレミアムクリスタルレッドメタリック |
ジェイドの人気カラーは上記のようになっています。プラチナホワイトパールやクリスタルブラックパール、モダンスティールメタリックと定番のカラーがやはり人気があります。
そして4位、5位にプレミアムクリスタルオレンジメタリックとプレミアムクリスタルレッドメタリックが来ています。
デザインが丁寧にできているので主張の強いこういったカラーでも、負けないところが良いですね。
ジェイドユーザーの実際の口コミ
新しいジェイド。
現行のホンダ車(スポーツカー除く)の中で、外観に関しては一番まとまってると思っていたが、その良さがよりわかりやすくなった。
ジェイドはコンセプトと価格設定が理解に苦しんだけど、5人乗りのスポーツワゴンとして開き直ったRSはちょっと良い感じに見える。 pic.twitter.com/LhZtIu52oV— toshiCARz (@104carz) 2018年3月21日
現行のホンダ車の中では一番まとまっているデザインという印象があるようです。
エクステリアにはごちゃごちゃと詰め込まれていませんが、車自体のコンセプトがミニバンやらワゴンやら右往左往しているのが残念ですね。
ジェイドを見ていていると、とにかくデザイナーがやりたい様にやった感じがする。インパネも、他の同時代のHonda車と異なるシンプルな外観も、3列目シートや、その周辺のアイディアの数々も。シトロエンのC4ピカソやカクタスも、やりたい様にやったクルマだと思うけれど、その系列かなあ。
— ゆひわか。 (@yufiwaka) 2017年6月11日
デザイナーがやりたいようにやった感じがするとのことですが、ジェイドはそれだけ他のホンダ車とは一線を画するデザインのようです。シンプルでスタイリッシュなデザインはとてもかっこいいですね。
ジェイドの内装(インテリア)の口コミ/評判
ジェイドの内装(インテリア)の特徴
ジェイドのインテリアは他のホンダ車とは違い、躍動感の感じられるディテールでデザインに挑戦しているのが感じられます。
ダッシュボードはナビを中心に左右対象に大きく広がるようなデザインで、棚や収納などといったホンダ車らしい細かい配慮をあえてなくし、シンプルながらも見せるインテリアになっています。
ただ特徴的なダッシュボードとは裏腹に、とても普通なドアパネルやセンターコンソールが若干違和感を感じさせます。
そしてせっかく頑張ったデザインなのにプラスチック感の強い素材でとても残念です。カーボンパネル調のやステッチの入ったシート地などスポーティさも演出されていますが、今ひとつ効果的に使われていません。
車内の配置はこれといった特徴はありませんが、それぞれが独立して邪魔しないように配置されており運転に集中しやすくできています。
ダッシュボード上のメーターも低く作られているのでじゃまにならず、とても使いやすいでしょう。
ジェイドの内装(インテリア)に対する口コミ/評判の傾向
細かい収納が少ない
ドリンクホルダーが使いにくく、細かい収納が少なくて不便だという意見が多くありました。そこまでデザイン性が高いというわけでも無いので、ちょっと中途半端にかんじてしまいます。
詰めが甘い
アームレストがドア側とコンソール側で高さが違ったりシボの質感が低かったりと、インテリアの作り込みが甘いという意見が多くありました。
ホンダにしては頑張っているという意見もありましたが、みなさん少しずつ不満があるようです。
ジェイドユーザーの実際の口コミ
ジェイドRSとな
ジェイドってめちゃカッコ良いんだけど内装がクソダサいのが残念 pic.twitter.com/2OIhGwGqhd— とむ (@polunga283tom) 2015年5月21日
外観は良いですが内装に不満があるようです。内装に関しては詰めの甘さが目立つ意見が多くありましたので、ある程度割り切ることが必要かもしれません。
あらやだ、ジェイドの内装好きかもw pic.twitter.com/2FAEop3LTr
— あれぐろぶるー@WF2019w 5-16-18 (@allegro__blue) 2015年1月9日
内装はホンダにしては頑張ってるという意見もあるくらいなので、刺さる人にはささるようです。オレンジのステッチなどしっかりこだわりが感じられます。
もしジェイドを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。
このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!ジェイドの走行性能(走破性・安全性)の口コミ/評判
ジェイドの走行性能(走破性・安全性)の特徴
ガソリンエンジンとハイブリッドシステム
ジェイドには1.5Lターボモデルと1.5L+モーターのハイブリッドシステムと2つのパワートレインがあります。
ハイブリッドカーとは?メリット6つとデメリット/問題点11つ特徴をわかりやすく解説!ガソリンエンジンは1.5Lターボエンジンを搭載したダウンサイジングマシンです。シビックなどにも搭載されるハイパワーなエンジンとCVTの組み合わせで非常に燃費の良い走りをします。
ダウンサイジングターボとは?デメリット/欠点2つとメリット3つ!搭載車種も紹介ハイブリッドシステムは1.5Lエンジンとモーターのパワフルなシステムにデュアルクラッチトランスミッションの組み合わせで、ハイブリッドながらもダイレクト感のある走行が楽しめます。
ガソリンモデルはあとから追加されたモデルでCVTで走る実用的なパワートレインでもあるので、ジェイドの本命はハイブリッドモデルといえるでしょう。
悪路走破性
ジェイドには4WDモデルの設定がないため走破性はそこまで期待できません。
しかし最新のコンピューター制御で路面とのトラクションや車の走行を安定させます。ですので多少の雪道や凍結路であれば十分に走ることができるでしょう
最低地上高は150mmと一般的な乗用車程度の高さなので、日常的に使っている分には十分な走破性が期待できます。
先進安全装備
ジェイドにはホンダの最新安全装備、ホンダセンシングが採用されています。
単眼カメラとミリ波レーダーで周囲の状況を判断し、警報や危険な場合にはブレーキやハンドル操作など安全策を講じます。その他にも標識認識機能や踏み間違い防止アシストなどでドライバーをアシストします。
カーテンエアバッグなどといった搭乗者保護装置はベースグレードから標準装備となっており、安全対策はしっかりされています。
ジェイドの走行性能(走破性・安全性)に対する口コミ/評判の傾向
エコを解除するととても元気
ガソリンモデルのエンジンは通常時は多少持ったり感のある走りですが、ECONモードを解除するととてもパワフルな走りが楽しめるという意見がありました。
エコな走行もいいですが、たまには思いっきりエンジンを回すのもよいのではないでしょうか。
必要十分なパワー
ハイブリッドシステムは必要十分なパワーで、よく走るという意見がありました。
フィットやヴェゼルと同じシステムを採用しているジェイドですが、比較すると出足がもっさり感じるという意見もあります。
フィットの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!ヴェゼルの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!ジェイドユーザーの実際の口コミ
ジェイドは試乗したけど、ブレーキの反応良過ぎだし、アクセルの踏み始めがダルいし(加速し始めれば問題ない)、なんか微妙な印象だったな。
— ゆると@HINOTORI燃え尽き (@NC42_Revo) 2015年3月16日
アクセルの感覚がだるいという意見があります。やはりフィットなどに採用されているシステムなので重量の重いジェイドにはちょっと負担が大きいかもしれませんね。
ジェイドに雪道はアカン…(切実) pic.twitter.com/9Lpe8hxcY1
— 鏡音@JADEはすはす (@Janne1925) 2018年1月12日
ジェイドに雪道は厳しいようです。4WDがないので無理をしてはしらせるとスタックしてしまうかもしれませんね。
ジェイドの燃費の口コミ/評判
ジェイドの燃費の特徴
ジェイドはダウンサイジングターボやハイブリッドシステムなど燃費性能に考慮したパワートレインです。カタログ値はガソリンモデルで17.6km/L、ハイブリッドモデルでは25.0km/Lとなっています。
ダウンサイジングターボエンジンの低回転で効率の良い部分で加速させるCVTや、多段DCTとハイブリッドシステムの組み合わせで効率よくかつダイレクトで気持ちの良い走りなので、アクセルの踏みすぎには注意しましょう。
なおダウンサイジングターボの燃費については以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
ダウンサイジングターボの燃費は悪い?比較しながら分析!ジェイドの燃費に対する口コミ/評判の傾向
では次にジェイドのユーザー実燃費を見ていきましょう。
ガソリンモデルは10~13km/L、ハイブリッドモデルは15~18km/Lとなかなか優れた実燃費です。カタログ値達成率もガソリンモデル・ハイブリッドモデルともに6割超となっており達成率はまずまずです。
ガソリンモデルはカタログ燃費の7割が平均的なのでもうちょっと伸びてほしいところですね。
重量の割に良い性能
ジェイドは1.5t近い重量で有りながらも20km/Lに近い燃費数値をだすのでとても良い燃費だという意見が多くありました。
フィットやヴェゼルと同じパワートレインでありながらも十分な走行性能とこれだけの燃費が出るので満足ですね。
ジェイドユーザーの実際の口コミ
代車のジェイドを無事返却。
5日間ありがとう、助かったよ。乗り心地も悪くなかった。
燃費は市街地とワインディングの複合で車両側の記録で19.0km/L、満タン法だと23.4km/L。
スゴいなー。
(画像間違えてたので再掲) pic.twitter.com/f97YKoDYSB— りいち@ラボ夜 (@2544Gx110) 2018年4月21日
運転に慣れていない代車としてして使っても23.4km/Lという数値を出しています。ジェイドの運転を研究すればもっと高燃費が出せるかもしれませんね。
ジェイドHVの燃費は21.6km/L(メーター読)真冬にゲレンデ行った時は18km/Lくらいだったが、ジェイドの真価が現れてきたかな?三列フル乗車だと狭いけど、4人までの乗車でなら低床低重心でとても快適。三列目はあくまで補助席。クルマで行こうの岡崎氏のレポートは実に的を得ている。 pic.twitter.com/QNcJCiWM3U
— ほいほいほい (@hoihoihoi242566) 2018年4月28日
この方も21.6km/Lという数値を出しています。ゲレンデにいったりすると冬場は18km/Lと数値は落ちてしまうようですが、十分な燃費性能だと言えるでしょう。
ジェイドの乗り心地の口コミ/評判
ジェイドの乗り心地の特徴
ジェイドは乗用車らしくフロントガラスに傾斜があるので若干圧迫感を感じます。
その他にもカメラが運転席側にあったりと視界のじゃまになる部分が多いようですが、だいたいなれるようです。しかしサイドガラスが低めに作られていますし、後方の三角窓も広くとられているため視界は意外と良好です。
ドライビングポジションはチルトテレスコ機構のハンドルやシートアップなど細かく設定できますので最適なドライビングポジションは取りやすいです。シートも十分な大きさなので長時間のドライブでも疲労は少ないでしょう。
足回りはホンダらしくちょっと固めですが路面の凹凸などはしなやかなにいなしてくれ、乗り心地の良い引き締まった印象です。
静粛性はロードノイズは結構抑えられており、エンジン音も不快な音は少なくホンダのエンジンらしい気持ちの良いサウンドで楽しくドライブができます。
なおホンダのエンジンについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
VTECエンジン音サウンドの特徴!切り替わり音が最高すぎる?!ジェイドの乗り心地に対する口コミ/評判の傾向
とても安定した走り
低重心で重量感も適度にあるので横風も受けにくく、ハンドリングもとてもスムーズで安定した乗り心地で良いという意見がありました。
ロードノイズも適度に抑えられており、ロールーフミニバンらしくとても運転がしやすいようです。
優れた静粛性
ロードノイズも抑えられておりエンジンサウンドも適度なもので、静粛性がとても優れているという意見もありました。
セカンドシートもキャプテンシートで座り心地もよく、同乗者にしっかり配慮されたミニバンだとのことです。
ジェイドユーザーの実際の口コミ
ジェイドてよく出来たハンドリングやし、乗り心地も良いし、見た目も良いし言う事無いねんけど売れてないよね
— Hal (@HALtypeR) 2018年3月3日
ジェイドは乗り心地は非常に優れた車です。しかし日本のミニバンニーズにはマッチしないためかあまり人気がなく、走ってる姿を見かけることは少ないです。
初の新車❤️
ジェイド乗り心地サイコー😎
やっぱり運転は緊張しますね🙈
あと吉田はこのツイート見ずに探して下さい💁 pic.twitter.com/rncxYHYFKX— ゆーや (@i_yuttya0524) 2016年9月25日
ジェイドの乗り心地は最高とのことです。ジェイドに乗っている人で乗り心地に不満を持つ人はとても少ない印象です。
ジェイドの広さ・居住性の口コミ/評判
ジェイドの広さ・居住性の特徴
デザイン優先の車内空間
ジェイドは5人乗りのステーションワゴンタイプと6人乗りのミニバンタイプの二種類があります。それぞれシートの形状やアレンジに特徴があり、選択がとても重要です。
もちろんジェイドは前席は十分な広さがあります。セカンドシートは5人乗りのタイプであればベンチシートですがアームレストを出したり座面がひっくり返りカップホルダーになったりと使い勝手も座り心地も良いです。
6人乗りのタイプはセカンドシートは2人乗りでキャプテンシートです。V字にスライドする変わったタイプの方式で、ホイールハウスを避けてスライドするのでロングスライドが可能となっています。
サードシートも2人乗りですがこちらはとても狭いです。車内高も低いので人が座るにはとても辛いので、緊急時にちょっとだけ使うと言った感じです。基本は収納して荷室として使うのが良いでしょう。
車中泊には十分なスペースだが、一工夫必要
ジェイドはワゴンタイプなのでシートを倒すことで成人男性が寝転べるだけの空間が確保できるので車中泊は可能です。
問題は後部座席とラゲッジスペースの段差です。シートを倒すと約100mmほどの段差ができるので、これを荷物などで無くす必要があります。
その他にも6人乗りモデルであればセカンドシートのアームレスト部分が痛いので必ずマットが必要となってきます。
これらをクリアすれば1,800mmから最大2,000mmほどの長さが確保できるので、大柄な男性でも車中泊ができるでしょう。
ジェイドの広さ・居住性に対する口コミ/評判の傾向
3列目はほとんど使えない
サードシートは非常に狭く使い物にならないので、無いものと割り切って使うほうが良いという意見がありました。非常に狭くて普通に座ることは辛いので、本当に緊急用だと言えるでしょう。
セカンドシートの座り心地はとても良い
キャプテンシートが非常に良くできているため座り心地がよく、同乗者にも評判が良いという意見があります。
このサイズの車であれば運転が苦手な方でも運転しやすいため、奥さんに運転してもらってセカンドシートに座れるのでよいという人もいました。
ジェイドユーザーの実際の口コミ
ホンダからジェイドが発表されたが、意外といいお値段だった・・・・(;・∀・)もうちょっと、安いかと思ったが・・・ほぼ、オデッセイと変わらない価格だな(・∀・)燃費は、倍近く違うが!!2列目のシートがV字に前後する不思議なレイアウト!! pic.twitter.com/Ey6x3zKe2W
— Go@逆算会ライフ (@GoRB1) 2015年2月12日
2列めシートがV字にスライドすることで、従来のミニバンよりロングスライドが可能となっています。これは意外と便利ですが不思議な感覚ですね。
ジェイド5人乗り仕様のラゲッジ狭くね?と思ってたら後席クソ広くて草 pic.twitter.com/QLump6AQDP
— たけ@VM4 (@take_VM4) 2018年5月18日
5人乗り仕様のラゲッジは狭く感じるようですが、その分後部座席が広くて驚かれているようです。広い空間が確保できると座り心地がよくて助かりますね。
ジェイドはやっぱり凄い。170cmのおれが頭も足もつっかえず寝られます。もう1人、寝られます。ダイブダウンしたときの広さは、もしかしたらエディックスを上回るかも。荷室マックスにしたとき、凹凸を上手く処理すれば、フリードスパイク級の車中泊神車になるよ。 pic.twitter.com/qwcJqSW76g
— ほいほいほい (@hoihoihoi242566) 2018年1月12日
身長170cmの方でも余裕で車中泊ができます。ただ問題は後席との間にあるあの段差のようです。
ジェイドの実用性の口コミ/評判
ジェイドの実用性の特徴
ジェイドのラゲッジスペースはワゴン車らしいとても広いスペースです。
6人乗りモデルでフル乗車する場合は荷室はほぼ無いに等しいですが、サードシートを格納した状態や5人乗りモデルであれば荷室長が1,000mm程度あるのでMサイズのスーツケースも余裕で乗せることができます。ゴルフバッグであれば4つまで積載することが可能です。
セカンドシートを倒せば、荷室長は1,800mmも確保できるため非常に使い勝手の良い空間ができます。大型の旅行から引越の手伝いまでなんでもこなすことができるでしょう。
乗り降りに関してはサードシートへの乗り込みはちょっと大変です。
ドアの間口は十分な広さがありますが、足元が狭くてシートの間隔も狭いので乗り降りはしにくいです。ただセカンドシートに関してはとても使いやすいので、サードシートは緊急用にしかなりません。
チャイルドシートを乗せたりお子様の乗せ降ろしはそれなりにできますし、荷室にはベビーカーを乗せられる十分なスペースはあります。
自転車なども積載できるためお子様の成長に合わせた使い分けができますので、子育て世代の方にも使いやすい車です。
ジェイドの実用性に対する口コミ/評判の傾向
シャトルのほうが使い勝手が良い
ラゲッジスペースは同社のシャトルのほうが荷室が広く、アンダーボックスなどもあり使い勝手が良いという意見がありました。
確かにセカンドシート使用時はシャトルのほうがラゲッジスペースが広いなど、使いやすさはシャトルに軍配が上がります。
シャトルの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!小物入れがほしい
シート周りの収納が少ないのでもっと小物入れなどが欲しかったという意見も多数あります。ちょっとしたものが収納しづらいのが玉に瑕のようですね。
ジェイドユーザーの実際の口コミ
今日はジェイドRS(HV、2列シート)試乗してきたぜ!!
ふにゃふにゃしない足が気に入った。荷室がフルフラットにならなかったのが残念かな(;´д`) pic.twitter.com/Q0xtG0ontp— ちょも(⊃・ワ・)⊃🐟 (@kotobass_64) 2018年5月20日
セカンドシートを倒すと100mm程度の段差ができるため、フラットにならないことが残念だという意見がありました。
長ものを積むときや車中泊するときにフラットになるかどうかが、ラゲッジの使い勝手を大きく左右します。
完成。ジェイドは6人乗ったら荷室がない?天井に乗せればオッケー|c||^.- ^|| 荷室を座席にするよりずっと難易度低いぜ! pic.twitter.com/TxpLvt7o3d
— ほいほいほい (@hoihoihoi242566) 2018年2月3日
荷室がないなら作ればいいじゃない、という新たな発想です。これなら6人フル乗車で旅行も可能ですが、サードシートの人にとっては地獄かもしれません。
ジェイドの故障・メンテナンスの口コミ/評判
ジェイドの故障・メンテナンスの特徴
ジェイドの整備性
ジェイドはこれと言った特別な整備はありません。ユーザー整備と言ってもヘッドライトにはLEDを採用するなど消耗品も減ってきてますし、ハイブリッドシステムなどコンピューターで制御している部分も多く、ユーザー自身が触れる部分はなくなってきています。
定期的にエンジンオイルの交換やウォッシャー液の補充といった日常整備で十分運用できます。
気をつける点はガソリンモデルはターボエンジンなのではオイル交換が若干シビアのなので注意が必要です。
ターボ車のエンジンオイルの交換時期は?おすすめのオイルはこれ!ジェイドの弱点
ジェイドはあまり故障という話は聞きません。とはいえ不具合報告の多いフィットやヴェゼルと同じハイブリッドシステムを採用しているので、ハイブリッドモデルの場合はDCTに注意が必要です。
その他には安全装備に注意が必要です。雪や雨など視界の悪い状況では車が正常な判断ができないため緊急ブレーキのセンサーやカメラ類が作動を止める場合があります。
大抵は車体が温まったり異常を検知する原因がなくなれば問題なく動きますが、それでも直らない場合はディーラーで相談しましょう。
ジェイドの故障・メンテナンスに対する口コミ/評判の傾向
エンジンから異音
エンジンを掛けると異音がするそうです。なるときとならない時があるようですが気持ちの良いものではありません。
どうやら同じエンジンを搭載するステップワゴンでは対策品が出ているそうなので、気になる人は一度相談してみてはどうでしょうか。
ステップワゴンの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!加速時にギクシャクする
ハイブリッドモデルは低速の加速時に車がギクシャクするという意見がありました。これはミッションのDCT特有の現象だという意見が多くあり、納得せざるを得ないようです。
ジェイドユーザーの実際の口コミ
ジェイド君のサイドミラーがリコールだってハガキが実家に届いたらしいけど、こういうのこそ車載メール使えばいいのに
— KEN (@SkyTree104) 2017年11月29日
ジェイドはサイドミラーが勝手に開閉するというトラブルが有り、リコールの届け出がでています。中古車で購入したりする場合は購入時にリコール施工済みか確認しておきましょう。
ウチのジェイド、先月車検でした。点検パック&バッテリー交換したせいかビックリ価格でした
ジェイドはMクラスミニバンサイズのエコカーなのでバッテリー交換や整備代は結構かかります。タイヤ交換の際もある程度覚悟が必要でしょう。
ジェイドの価格・値段の口コミ/評判
ジェイドの価格・値段
グレード | 価格 |
G | 239.8万円 |
RS | 255.8万円 |
X | 274.8万円 |
ハイブリッドRS | 289.8万円 |
ハイブリッドX | 308.8万円 |
ジェイドはハイブリッド専用モデルだったので価格の高さがそのまま不満につながっていました。
しかしマイナーチェンジでガソリンモデルが追加されています。そして6人乗りのミニバン仕様から5人乗りのワゴン仕様車も追加され、車両価格が全体的に押し下げられています。エントリーモデルが239万円からと購入しやすい価格帯となりました。
ジェイドの中古相場
現行モデルは2015年に発売され4年目です。
ですので価格はそこまで落ちておらず、下は約115万円から高いものは300万円程で新古車が多く存在しています。流通量が多い価格は140万円から300万円程度となっています。
なお正しいやり方で値引き交渉をすれば、上記の価格よりも大幅に安くジェイドを購入できますよ。
このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!ジェイドの価格・値段に対する口コミ/評判の傾向
適正価格になった
安全装備や乗り心地の良さなどを考慮すると適正価格だという意見が多くありました。ただ同じような価格帯でシビックが買えると思うと悩むという意見も多々ありました。
シビックハッチバックの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!ハイブリッドモデルは高い
フィットなどに使われているパワートレインを流用しているのに価格が300万円を超えてくるのが納得行かないという意見も見られました。
使い勝手や足回りなどパワートレイン以外の部分でコストが掛かっているためだとは思いますが、パワートレインの印象は拭えないようです。
ジェイドユーザーの実際の口コミ
自分的にはジェイドの弱点は価格だけだったと思ってます🤔#ホンダ
— ゆぅい🇯🇵FIT3⃣RS (@cooliceman0013) 2018年5月20日
ジェイドの弱点。それは価格だそうです。たしかにハイブリッドユーザーや発売当初検討していた人は価格の高さから購入を懸念している意見が多く出ていました。
ジェイドがMCを実施した
今回のMCで6人乗りのグレードは2タイプに削減をされ5人乗りのグレードを中心としたスポーツワゴンへ生まれ変わった
MC前よりは販売台数は回復をするが同価格帯のシャトルやフリード+との同士競合をしそうな気がする pic.twitter.com/Xp7F8D1NTz
— さっしー4101 (@4101y) 2018年5月17日
ジェイドは価格帯を押し下げることで販売台数が増えているようです。
しかし価格が下がった分同社のシャトルやフリードユーザーとの競合も考えられる価格帯になっています。ただユーザーの選択肢が増えることは良いことですね。
ジェイドの維持費・税金の口コミ/評判
ジェイドの維持費・税金の特徴
ジェイドの維持費を下記の条件で計算します。
- 年間走行距離約1万キロ程度
- 旅行で1000キロほど高速をつかう
- 車検及び整備の見込み費用として16万円
ジェイドの税金区分は排気量1500cc未満、重量1.5トン未満のサイズです。自動車税、重量税、自賠責などかかる税金を年計算でだしてみると毎年59,715円が税金として請求されます。
税金以外でかかる費用はガソリン代、高速代や整備費そして任意保険を計算すると265,140円ほどになります。
先程の税金と合わせると年間維持費は324,855円です。ここに駐車場やローンの場合は車両の価格が上乗せされる形になります。ハイブリッドRSは60回ローンだと月々約60,000円となっています。
ですから維持費と合わせると月々が約87,000円で維持することが可能です。
ジェイドはMクラスミニバンサイズの車ですが、排気量が小さく重量も軽いため税金はコンパクトカー並みにしかかかりません。
燃費性能も優れているため燃料代も安くすみ、コンパクトカー並みの価格で維持することが可能です。
ジェイドの維持費・税金に対する口コミ/評判の傾向
実は維持費がとても安い
年間の税金がコンパクトカー並みに安くて燃費もある程度良いため、実はとても維持費の安い車だという意見がありました。
さすがに燃費性能はコンパクトカーに一歩及ばない数値なので実際にはもうちょっとかかりますが、このクラスの車としては満足感のある維持費でしょう。
リセールバリューが悪い
正直不人気車なのでリセールバリューが低く、乗り換えなどを検討している人にはおすすめできないという意見がありました。
下取りに出したときの損失が大きいので結果的に維持費に負担が来ます。
ジェイドユーザーの実際の口コミ
ステーションワゴンのベンチマークであるレヴォーグに対して、ジェイドは維持費と車両の価格で十分対抗できるライバルであると思いました。
— .taz (@taz06s) 2018年6月23日
ジェイドと同クラスの車にはスバルのレヴォーグがあります。走行性能や安全性はレヴォーグが優位ですが、燃費性能や税金面では圧倒的にジェイドのほうが優れています。
レヴォーグの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!ジェイドはテンゴだから税金安いしカッコもホンダにしては悪くないし、不人気車故に値引きがデカいなら欲しいけどなぁ
— ろくすけ(31) (@ek9110) 2016年1月4日
ジェイドは税金も安くスタイルも良くかっこいいのが良いところです。ディーラーでも結構値引きが大きいようですので新車で買って長く乗る人には狙い目かもしれませんね。
ジェイドのグレード・仕様の口コミ/評判
ジェイドのグレード・仕様の特徴
ジェイドはわかりやすいハイブリッドとガソリンモデルの2つパワートレインで販売されています。
まずベースグレードとしてガソリンモデルのGグレードがあります。ホンダセンシングなど安全装備は一通り搭載されており、日常使用には十分なモデルです。
次はスポーツモデルのRSです。こちらはガソリンモデルとハイブリッドモデル両方に設定があります。アルミペダルやオレンジ色のステッチがはいった内装、18インチのホイールなどスポーティな印象のあるモデルです。
そしてミニバン使用ができるとしてXグレードがあります。こちらもガソリン・ハイブリッド両モデルがあり、6人乗りができるシートでミニバンのような使い方ができます。木目調のパネルや明るい内装などファミリーカーらしい雰囲気を持ったグレードです。
ジェイドには4WDの設定がありませんので、豪雪地帯に住んでいる方などは選択肢に入れるのはむずかしいでしょう。
ジェイドのグレード・仕様に対する口コミ/評判の傾向
ジェイドの人気グレードはRSです。VTECターボエンジンの走行性能とスポーティなスタイルで、ジェイドらしい魅力が感じられることが人気の理由です。
VTECターボエンジンとは?搭載車は?邪道と言われる理由は仕組みにあり!?次に人気なのがハイブリッドRSです。上記の理由と同じくスポーティワゴンらしい魅力とハイブリッドシステム+DCTの組み合わせで良い意味でハイブリッドらしくなく、楽しいドライブができます。
ジェイドユーザーの実際の口コミ
5月にマイナーチェンジ予定のジェイドが公開されましたね。
1.5Lターボエンジンを搭載のRSは2列5人乗り仕様に変更。
はじめから5人乗り仕様で良かったと思うけど・・・
自分結構好きなデザインなのでマイチェンして少しは売れてほしい。笑 pic.twitter.com/aYPxl0c8Tl— いっちー (@estimind7735) 2018年3月8日
マイナーチェンジでミニバンとして売り出していたジェイドは、ワゴンがメインストリームの車に変わりました。
もともと3列目はほとんど使えなかったので、最初からこの仕様で出したほうが良かったかもしれません。
ジェイドで都心へ行く。超超快適、ハイブリッドは燃費じゃ元が取れない、ガソリン車の方がいいって言う人、けっこう居るけどね。渋滞中の静寂性→快適さで値段以上の価値があると思うよ。 pic.twitter.com/uZLupoXdSq
— ほいほいほい (@hoihoihoi242566) 2018年10月15日
ハイブリッドは燃料代で元が取れるかどうかで議論する人が多いですが、ハイブリッドモデルらしい静粛性や快適性というのも魅力です。
そう考えるとリセールの悪いジェイドでもハイブリッド仕様の良さが見えてくるかもしれません。
総評
ここでジェイドの総評をしていきます。
ジェイドはその安定のボディスタイルで非常に優れた乗り心地と走行の安定性で、ドライブが非常に楽しい車です。
スタイリッシュなボディでデザインも良く、燃費もよくて税金も安いので維持がとてもしやすいです。
ただワゴンスタイルでありながらも微妙に使い勝手が良くないラゲッジや4WD設定がないこと、ハイブリッドシステムが車格下のフィットと同じパワートレインであることが残念なポイントです。
デザインよりも実用性第一という方や車格なりのパワートレインが気になるという人にはおすすめできません。
しかしジェイドの優れた乗り心地やステーションワゴンらしいスタイリングの良さに惚れた方、このクラスを維持費を抑えて運用したい方にはおすすめできます。
なおジェイドについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
なぜ売れないのか?ジェイドが不人気な5つの理由を解説!ジェイドの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!