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プロボックスは5ナンバー登録できる?やり方まで解説!

社用車として街中で活躍するプロボックスは仕事用の車というイメージがありますが、中には自家用車として乗っている人もいます。

会社の車として使われているプロボックスは、貨物自動車の4ナンバーとして登録されていますが、プライベートとして使う場合に乗用自動車の5ナンバー登録して乗ることができるのでしょうか。

ここでは、プロボックスのナンバー登録事情について分かりやすく徹底解説していきます。

プロボックスを5ナンバー登録できるか

トヨタ プロボックス

まず、そもそもプロボックスは5ナンバー登録できるのでしょうか?

プロボックスにはバンとワゴンがあった

実はプロボックスには4ナンバーの貨物自動車「プロボックス バン」と、5ナンバーの乗用自動車「プロボックス ワゴン」という2つのラインナップがありました。

外観で素人がパッと見て分かる大きな違いがないので、そのようなモデル分けがあったことすら知らない人がほとんどです。

プロボックスに4ナンバーや5ナンバーがあるのは、プロボックスには貨物ベースとなる「バンタイプ」と乗用ベースの「ワゴンタイプ」という2つの選択肢が用意されていたからなのです。

しかし、残念ながらワゴンはカローラフィールダーに統合される形で2013年10月に生産終了しています。

バンとワゴンの違いとナンバー事情

貨物のバンと乗用のワゴンの違いを、バンと比較したワゴンの特徴として以下にまとめました。

  • フロント・リヤ共にシート別体ヘッドレストが標準装備されている
  • リヤシートのそもそもの作りが違う(しっかりしている)
  • 足廻りのサスペンションが乗用向けの乗り心地にアレンジされている
  • ステアリングにオーナメントが付いたり荷室にカーペットが敷かれるなど、内装部品が場所によってはバンより良いものが使われているものもある。但し、最低限のレベル

年式によって変更等もありますが、バンとワゴンがラインナップされていた頃の大きな違いと言うとこんなところです。

MEMO

ちなみに2014年で外観も大きく変わるビッグマイナーチェンジがあり、それ以降のプロボックス バンの最上級グレード「F」は、従来のワゴンの代わりとなる位置付けです。

そのため、「F」のみがシート別体型のヘッドレストが付いたり、シートの厚みも違います。

日常使いでは、名はバンと言えども従来のプロボックス ワゴンと同様の感覚で乗ることができます。

但し、5ナンバーの乗用車として登録するには4ナンバーの貨物自動車とは違う基準や決まりが存在します。

あくまで2014年以降のモデルは全て4ナンバー登録向けのバンとなっているので、5ナンバー登録はできません。

厳密には、できないことはないのかもしれませんが、そのための手間や掛かる費用は未知数で敢えてやる必要はありません。

敢えてナンバーの変更をする必要がないことは次の項目で解説します。

5ナンバー化はしたほうがいいのか

4ナンバーのバンを5ナンバー化することはあまり現実的ではないことが分かりました。

そこで、もし仮に5ナンバーに変更した場合や、中古で5ナンバーのプロボックス ワゴンを購入した場合に、4ナンバーと比較してどういったメリット・デメリットがあるのか解説しましょう。

5ナンバープロボックスのメリット

まずはメリットについて紹介します。

車検は2年毎

実は4ナンバーの貨物自動車は毎年、車検を受けなければいけません。

1年毎だからと、車検時の点検整備費用が安くなる訳ではありません。また、車検に際して手間も掛かりますよね。

5ナンバーは普通の乗用車と同じように2年毎の車検なので、そのような心配はいりません。

自賠責保険が4ナンバーより安い

自賠責保険

車検時に必ず加入する自賠責保険は用途の違いにより、一般的に仕事で使用される4ナンバーの方が高いです。

  • 3ナンバー…25,830円(24ヶ月)
  • 4ナンバー…13,500円(12ヶ月)

4ナンバーを5ナンバーと同じく24ヶ月に換算すると、26,500円となるので僅かですが5ナンバーの自賠責保険料の方が安いことが分かります。

プロボックス ワゴンは快適仕様

先ほどプロボックス バンとワゴンの違いでも触れましたが、ワゴンは5ナンバー登録仕様の乗用車なので、それに応じて各所バンと比較してグレードアップされています。

よって、バンよりワゴンの方が快適であることは間違いありません。

5ナンバープロボックスのデメリット

次にデメリットを紹介します。

一般的に、4ナンバーは維持費が安いと言われており、特に税金関係の負担は5ナンバーが不利になるようです。

自動車税が4ナンバーより高い

自動車税

自動車税は毎年支払わなければいけない税金で、プロボックスの場合はそれぞれ以下の通りです。

  • 5ナンバー…34,500円 / 年
  • 4ナンバー…14,300円 / 年

税額に倍以上の差があります。

重量税が4ナンバーより高い

重量税は車検の際に納税します。

  • 5ナンバー…24,600円 / 2年
  • 4ナンバー…6,600円 / 年

4ナンバーは2年分にしても13,200円となり、5ナンバーの方が割高であることが分かります。

グリーン化税制における増税率が4ナンバーと比べて大きい

グリーン化税制とは環境負荷の小さい車は税率を軽減し、新車登録から一定年数を経た車は税率を重くするという制度です。

この制度で重課される場合、4ナンバーより5ナンバーの方が自動車税・重量税の重課率が大きくなります。

新車登録から13年経過した車の自動車税
  • 5ナンバー…15%重課
  • 4ナンバー…10%重課
重量税
  • 13年経過の5ナンバー…32,400円 / 2年
  • 18年経過の5ナンバー…37,800円 / 2年
  • 13年経過の4ナンバー…8,200円 / 年
  • 18年経過の4ナンバー…8,800円 / 年

特に年数を経過するほど、4ナンバーと5ナンバーの税額の差は大きくなるようですね。

5ナンバーに乗る場合はワゴンの中古車を探すか、快適性を求めるのなら現行モデルの「F」グレードも有り!

プロボックス Fグレード

4ナンバーと5ナンバーそれぞれのメリット・デメリットについて簡単に解説してきましたが、あなたが5ナンバーのプロボックスに求めるのは「他の乗用車と同じように維持できること」 「快適性能」のどちらでしょうか?

もし、5ナンバーでの維持に拘るのであれば元々5ナンバーとして登録されているプロボックス ワゴンを購入することをお勧めします。ただし、現行モデルにワゴンが無いので2013年10月以前の中古車に限られてきます。

一方で、バンとは違う快適性能を求めているのであれば、上記と同じようにワゴンの中古車を探すか、現行モデルで以前のワゴン相当の装備が充実した「F」を購入することをお勧めします。

現行モデルの購入となれば4ナンバー登録となり、1年毎の車検となるので手間が掛かります。

しかし、維持費の面で大きなデメリットも無くむしろ4ナンバーの方が安く済むこともあるので、登録ナンバーの種別に大きく拘る必要はないでしょう。

以前は任意保険料は貨物自動車の方が高くなると言われていましたが、今では特に気にする必要はありません。

①自動車税②重量税③自賠責保険料④車検整備費用(1回5万円とする)を合計した場合に2年間で必要となる維持費を算出してみました。

  • 5ナンバーの場合…169,430円
  • 4ナンバーの場合…168,800円

僅かに4ナンバーの方が安い試算となりました。

排気量や車両重量が大きくなれば税額も更に上がり、乗用より貨物として登録するメリットはもっと大きくなりますが、プロボックスの場合はそこまで大きく変わらないようです。

ただ、ここで大きくを占めるのは検査料や交換部品代を含めた1回5万円の車検整備費用です。

ポイント

4ナンバーは毎年の車検で、検査料や法定点検費用こそ2年毎の場合とほとんど変わりないですが、交換部品が特別増える訳ではありません。

法定費用以外の車検整備に掛かる費用は、お店によってさまざまなので一概には言い切れませんが、ユーザー車検を活用するなど工夫すれば実際の維持費をもっと安く済ませることも可能でしょう。

仕事用ではなく普段使いでプロボックスを購入するのであれば、4ナンバーや5ナンバーという拘りよりも、車両の仕様そのものに拘った選び方をするのが良いでしょう。

5ナンバー登録のプロボックスを購入するには?

最後に5ナンバーのプロボックスに関してのまとめです。

プロボックスの4ナンバーを5ナンバー化するメリットはほぼ無し!

5ナンバーを4ナンバー化するのは他の車種でも例がありますが、元々4ナンバーの車を5ナンバーにするためには法令関係の壁があり現実的でないことと、維持費の面でも特別メリットがないことが分かりました。

強いて言うなら2年毎の車検となるので、他の乗用車と同じ感覚で維持できることくらいです。

もし、ここまで解説してきた各ナンバー事情を理解した上で、それでも5ナンバーのプロボックスに拘りたいのであれば、新車は諦めて2013年10月以前に生産されたプロボックス ワゴンを中古で探してみましょう!