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PHEV/PHVの燃費/実燃費は悪い?電気代も含めて計算して比較!

現在世界的に盛り上がりを見せているエコカーとして「プラグインハイブリッドカー(PHEV/PHV)」というものがあり、非常に燃費の良い車となっています。

ですがプラグインハイブリッドカーの燃費の考え方は一風変わっており、これまでの車とは違う計算方法も違っています。

今回はそんなプラグインハイブリッドカーの燃費についてご説明します。

PHEV/PHVの燃費の計算方法

充電

プラグインハイブリッドカーはエンジンとモーターを同時に搭載したハイブリッドカーの一種類で、従来のハイブリッドカーに充電機能を追加したことから「プラグイン」という名称がついています。

ですがそれまでのエンジン車やハイブリッド車とは「燃費」というものの考え方が大きく変わっています。

プラグインハイブリッドの仕組み

従来のハイブリッドカーはエンジンで車を走らせる時にモーターの駆動用バッテリーに充電しており、それを発進時などにモーターのみの走行をすることで燃費を大幅に改善する技術です。

モーターのみで走行することをEV走行モードと呼びますが、普通のハイブリッドカーでは数km程度しかEVモードでは走行できず、その後はエンジンとモーターを併用して走るハイブリッドモードとなります。

ですがプラグインハイブリッドカーは、EV走行モードで40km〜70km程度走行することができ、それを実現するために駆動用バッテリーの大型化と、充電機能の追加がされています。

この特徴でプラグインハイブリッドカーは比較的長い距離をモーターだけで走行することが可能で、日常使い程度なら運転前に駆動用バッテリーにしっかり充電してあればエンジンを動かさなくても走行が可能です。

EV走行中には完全にエンジンは停止していますので燃料は全く消費しない状態です。

このような特殊な運転状態になる車はプラグインハイブリッドカーが初めてであり、これまでの「燃費」という考え方には当てはまらないのです。

なおプラグインハイブリッドカーの仕組みについては以下の記事でさらに詳しく解説しているので、詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

プラグインハイブリッドプラグインハイブリッド(PHEV)とは?EV,PHV,HVとの違いからメリット/デメリットまで解説!

プラグインハイブリッドの燃費の考え方

これまでのガソリンエンジンやディーゼルエンジン車、またハイブリッドカーの燃費の考え方はシンプルで、燃料1Lあたりで走行できる燃料消費量で考えていました。

ガソリンエンジンガソリンエンジンのメリット3つとデメリット5つ!仕組みと将来性の特徴を解説!エンジンディーゼルエンジンとは?仕組み/構造を簡単にわかりやすく解説!ハイブリッドエンジンハイブリッドカーとは?メリット6つとデメリット/問題点11つ特徴をわかりやすく解説!

ですがプラグインハイブリッドカーは燃料だけで走行するだけでなく、充電した電気でも走行できるので、考え方が複雑になります。

プラグインハイブリッドカーが燃料を消費する状況というのはバッテリーの残りが少なくなった場合であり、EV走行モードを解除してエンジンとモーターで走るハイブリッドモードになったときです。

バッテリーが十分に充電されていれば50kmほどは走行できるので、街乗りなどではほとんどがEVモードで十分で、長距離走行して初めてエンジンが動く状況が出てきます。

この走行モードは一般的にはハイブリッドモードと呼ばれます。そのためプラグインハイブリッドではEV走行モードとハイブリッドモードで明確に分けられており、「EV走行可能距離」と「ハイブリッド燃費」という2つが表示されます。

これは車のカタログスペックにも表示され、プラグインハイブリッドの環境性能を表す2つのスペックです。

PHEV/PHVの燃費・実燃費

さてそれでは実際のPHEV車について、何車種かを例に挙げてカタログ燃費と実燃費の差をみてみましょう。

なお実燃費のデータはユーザー投稿型で実燃費が記録されるサイトを参照しています。

トヨタ プリウスPHV

プリウスPHVのフロント

プリウスはハイブリッドカーの元祖ともいえる車種で、現在その発展型としてプリウスPHVも併売される形で登場しています。

プリウスPHVはプリウスHEVと同じエンジンを搭載していますが、ハイブリッドシステムはPHEV専用のものとなっており、駆動用バッテリーも強化されています。

PHEVとなってプリウスのEV走行距離は68.2kmまで延長されており、通常走行はほとんどEV走行モードで十分です。

またハイブリッドモードのときにはPHEVとHEVのカタログ燃費はほぼ同等で、37.2km/Lがよく挙げられる数値です。

スペックプリウスPHVプリウスHEV
エンジン2ZR-FXE型:1,797cc 直列4気筒DOHC2ZR-FXE型:1,797cc 直列4気筒DOHC
モーター1NM型:交流同期電動機
1SM型:交流同期電動機(ジェネレーター兼用)
フロント:1NM型:交流同期電動機
リヤ:1MM型(E-Fourのみ)交流同期電動機
最高出力エンジン:72kW (98PS)/5,200rpm
モーター(1NM型):53kW (72PS)
モーター(1SM型):23kW (31PS)
エンジン:72kW (98PS)/5,200rpm
フロントモーター:53kW (72PS)
リヤモーター(E-Fourのみ):5.3kW (7.2PS)
システム最高出力:90kW (122PS)
最大トルクエンジン:142N・m (14.5kgf・m)/3,600rpm
モーター(1NM型):163N・m(16.6kgf・m)
モーター(1SM型):40N・m(4.1kgf・m)
エンジン:142N・m (14.5kgf・m)/3,600rpm
フロントモーター:163N・m(16.6kgf・m)
リヤモーター(E-Fourのみ):55N・m(5.6kgf・m)
カタログ燃費37.2km/L(ハイブリッドモード)
EV航続距離:68.2km/L
34.0km/L〜39.0km/L
実燃費27.47km/L(e燃費)
35.38km/L(みんカラ)
21.12km/L〜24.43 km/L(e燃費)
21.37km/L(みんカラ)
価格3,325,320円〜3,829,680円2,519,000円〜3,284,000円
参考 トヨタ プリウスPHVe燃費 参考 トヨタ プリウスPHVみんカラ

そんなプリウスPHVの実燃費は2つのサイトによって差が生まれており、e燃費では27.47km/Lだったものがみんカラでは35.38km/Lと大きな開きがあります。

これについては後ほど詳しくご説明しますが、EV走行領域をどこまで活用しているかでPHEVの実燃費というのは大きく変わってくるのです。

その証拠にプリウスHEVのほうはどちらのサイトでもほぼ同じぐらいの実燃費となっていることがわかるでしょう。

なおプリウスPHVについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

プリウスPHVの外観トヨタプリウスPHVの試乗レビュー!乗り心地の感想・インプレッション!プリウスPHVのフロント【画像/写真】プリウスPHVの内装/インテリア!運転席周りや後部座席から荷室/トランクまで紹介!

三菱 アウトランダーPHEV

三菱 アウトランダーPHEV

もう一車種、国内メーカーでPHEVを積極的に投入しているのが三菱で、SUVであるアウトランダーにPHEV仕様が追加されました。

ポイント

アウトランダーはもともとハイブリッドカーでもない普通のエンジン車でしたが、SUVという比較的ボディサイズの大きな車ということから大型の駆動用バッテリーを搭載することに都合がよく、PHEVのベース車となりました。

そのおかげでアウトランダーPHEVのEV走行距離は65kmと長く、プリウスPHVと同じぐらいの性能があります。

一方でアウトランダーPHEVのハイブリッド時の燃費はそこまで高くはなく、重量の重たいSUVという車種のデメリットと言えるでしょう。

それでもガソリン車よりは1.5倍程度改善していますので、効果は十分といえるでしょう。

スペックアウトランダーPHEVアウトランダー20M
エンジン4B12 MIVEC型:2,359cc 直列4気筒DOHC4B12 MIVEC型:2,359cc 直列4気筒DOHC
モーター永久磁石式同期モーター(フロント×1、リア×1)なし
最高出力エンジン:87kW (118PS)/4,500rpm
モーター(前):60kW (82PS)
モーター(後):60kW (82PS)
エンジン:124kW(169PS)/6,000rpm
最大トルクエンジン:186N・m (19.50kgf・m)/4,500rpm
モーター(前):137N・m(14.0kgf・m)
モーター(後):195N・m(19.9kgf・m)
エンジン:220N・m (22.4kgf・m)/4,200rpm
カタログ燃費18.6km/L(ハイブリッドモード)
EV航続距離:65.0km/L
14.6mkm/L
実燃費16.23 km/L(e燃費)
23.19km/L(みんカラ)
10.40 km/L(e燃費)
9.50km/L(みんカラ)
価格3,939,840円~5,090,040円2,940,840円〜3,356,100円
参考 三菱自動車 アウトランダーPHEVe燃費 参考 三菱 アウトランダーPHEVみんカラ

アウトランダーPHEVでも実燃費はサイトによってまちまちですが、e燃費ではカタログ燃費に割と近い数値が出ています。

いっぽうみんカラのほうでは面白い現象が起きており、カタログ燃費を大幅に超える実燃費が記録されています。

普通こういった減少は車では起きないのですが、プラグインハイブリッドに関しては十分発生しうるものです。

なおアウトランダーPHEVについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

三菱 アウトランダーアウトランダーは雪道に弱い?雪道走行の性能について分析してみました!キャンプ中のアウトランダー三菱アウトランダーがキャンプに最適な理由4つ

PHEV/PHVの燃費の理由

さてプラグインハイブリッドが前述のように燃費の数値が変動してしまう原因は、EV走行モードをどこまで利用したかにかかっています。

MEMO

プラグインハイブリッドカーがEV走行モードのみで走っている場合、エンジンが動いてないので燃料は全く消費されません。

そしてもし普段は短距離しか走行しないオーナーさんだと、EV走行モードだけで十分日々の利用には耐えられるわけで、エンジンがずっと動かないという状況も出てきます。

そうなると、燃費という考え方でいってしまうと燃料消費がないのですから、極端に低燃費な車となるのです。

ですが実際には週末に長距離走行したり、高速道路の走行をしたりして、エンジンが動くハイブリッドモードに入ることもあります。

もしそういう車の使い方が多い場合には、プラグインハイブリッドカーといえども普通のハイブリッドカーと同程度の燃費になります。

前述の投稿型の実燃費サイトはさまざまな運転状況のドライバーが登録しますので、EV走行モードが多ければ燃費は大幅に良くなり、その逆であれば一般的な実燃費の範囲におさまります。

つまりプラグインハイブリッドの燃費の良し悪しというのは、EV走行モードをどのぐらい活用できているか、にかかっているのです。

PHEV/PHVの電気代

車 代金

PHEVはとにかくEVモードでの走行をどのぐらい多く行えるかが重要な車となりますが、そうなると気になるのが電気代です。

PHEVの駆動モーターを主に充電しているのは家庭電源で、PHEVを運用するなら自宅の電気料金が増加するのは確実です。

ではどのぐらいかかるかというと、おおよそ1度の満充電で300円前後となっています。電気料金は各自治体などによってまちまちなので一概にはいえませんが、おおよそ1kWhあたり20円〜30円となっています。

前述で述べたプリウスPHVはバッテリー容量が8.8kWh、アウトランダーPHEVは12kWhとなっており、1kWhを25円として考えた場合の満充電のコストと、フルでEV走行した場合の単位距離あたりのコストは次のようになります。

EV走行コストプリウスPHVアウトランダーPHEV
駆動バッテリー容量8.8kWh12kWh
満充電コスト220円300円
EV走行可能距離68.2km65.0km
1km走行あたりの電力消費コスト3.23円/km4.62円/km

なおこの金額はおもに昼間料金の電気料金で計算しているので、夜間料金などを駆使すれば半額程度になる場合もあります。

ただその場合は夜間料金の契約が別途必要なので、そのランニングコストと比較しておく必要があります。

なお充電料金については以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

充電PHEV/PHVの充電方法!料金は無料?充電時間や場所/スポットの詳細も解説!

PHEV/PHVはお得でかなりの維持費の節約になる

上記で計算した電気代はそれ単体ではどのぐらいお得なのかわかりませんが、ガソリンの燃料代と比較してみればその感覚がわかります。

日本ではガソリンにはレギュラーとハイオクの2種類があり、10円程度の価格差がありますが、ハイブリッドカーなどのエコカーはほとんどレギュラーガソリンです。

ガソリンの単価も世界情勢などで変わりますが、おおよそ120円/L〜140円/L程度です。この燃料代で、前述で挙げたプリウスHEVの実燃費をもとに、1km走行あたりの燃料代を計算してみます。

プリウス サイドプリウスの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!

また同時に2車種のプラグインハイブリッド車のハイブリッド走行モードの実燃費と、アウトランダーのガソリン車でも計算します。また燃料代は130円/Lで計算します。

ハイブリッドカーの燃料代プリウスHEVプリウスPHVアウトランダーPHEVアウトランダー ガソリン車
実燃費(e燃費ベース)24.43km/L27.47km/L16.23km/L10.40km/L
1kmあたりの燃料代5.32円/km4.73円/km8.01円/L12.50円/L

流石にハイブリッドカーは燃費が良いだけあって、アウトランダーのガソリン車と比べるとどのハイブリッドカーも大幅に燃料代は安くなっています。

しかし電気代と比較してみるとやはり燃料代のほうが高く、プリウスにしてもおよそ2/3から半額ほどの金額になります。

もし毎月1,000kmほど走行したとすると、電気代では3,200円〜4,600円ほどになりますが、ハイブリッドカーのガソリン代は5,300円〜8,000円、ガソリン車は12,500円という金額となるので、年間で考えるとプラグインハイブリッドでEV走行を積極的に行えば、かなりの維持費の節約となります。

PHEV/PHVの燃費を向上させる方法

プラグインハイブリッドカーの燃費を向上させる方法はもちろんEV走行だけで走ることですが、それ以外にも燃費を向上させる方法はあります。

プラグインハイブリッドで燃費が気になるのはハイブリッド走行モードのときですので、基本的には従来のハイブリッドカーと同じような考え方です。

ハイブリッドカーで燃費が悪くなる状況というのはエンジンで走行する比率が高かった場合であり、おもに高速走行時にそうなりがちです。

ハイブリッドカーの充電は主に車が減速する時に起こりますので、減速する状況の多い一般道の方がハイブリッドカーは燃費を良くすることができるのです。

プラグインハイブリッドカーでも同じことが言え、とくにEV走行モードは60km/h〜100km/hの間で解除されることが一般的ですので、高速走行時にはどうしてもハイブリッドモードに入ってしまいます。

そういう事情もあるのでプラグインハイブリッドカーの燃費を改善するには、あまり高速道路は使わず一般道路の走行が適しており、そういう運転事情のかたにこそおすすめできます。

PHEV/PHVの燃費比較ランキング

では最後にプラグインハイブリッドハイブリッドカーの燃費を比較してみましょう。今回は国産車種はトップ3と海外車種のPHEVはトップ5でご紹介します。

国産車PHEV 燃費トップ3

国産メーカーからプラグインハイブリッド車は実はあまり登場しておらず、現在ラインナップされている車種はわずか3車種しかありません。

そのため次のトップ3のランキングで、実質国産車はすべて比較することができます。

ランキングメーカー車種燃費EV走行可能距離エンジン最高出力エンジン最大トルクモーター最高出力モーター最大トルク価格帯
1トヨタプリウス
PHV
37.8km/L68.2km72kW(98PS)/
5,200rpm
142N・m(14.5kgf・m)/
3,600rpm
1NM型:53kW(72PS)
1SM型:23kW(31PS)
1NM型:163N・m(16.6kgf・m)
1SM型:40N・m(4.1kgf・m)
3,325,320円〜
3,829,680円
2ホンダクラリティ
PHEV
28.0km/L114.6km77kW(105PS)/
5,500rpm
134N・m(13.70kgf・m)/
5,000rpm
135kW(184PS)/
5,000rpm-6,000rpm
315N・m (32.10kgf・m)/
0rpm-2,000rpm
5,880,600円
3三菱アウトランダー
PHEV
18.6km/L65.0km87kW(118PS)/
4,500rpm
186N・m(19.50kgf・m)/
4,500rpm
モーター(前):60kW (82PS)
モーター(後):60kW (82PS)
モーター(前):137N・m(14.0kgf・m)
モーター(後):195N・m(19.9kgf・m)
3,939,840円~
5,090,040円

燃費というスペックで見てみると、やはりハイブリッドカーの老舗であるトヨタ プリウスPHVが飛び抜けて良く、他の2車種はかなり離されている印象です。

プリウスPHVのフロントプリウスPHVの辛口レビュー/評価!欠点/短所と魅力/長所をすべて暴露!

ただ一方でプラグインハイブリッドカーの目玉であるEV走行距離は、ホンダ クラリティPHEVが飛び抜けて良く、世界中のPHEVと比較しても高い114.6kmも走行可能です。

ただクラリティPHEVは価格が他の2車種に比べて大幅に高額であり、車の車格から見ると実際おすすめできるのはプリウスPHVかアウトランダーPHEVということになるでしょう。

海外車PHEV 燃費トップ5

国産車のプラグインハイブリッドカーがずいぶん少ないのに対し、海外メーカーは投入に非常に積極的であり、30車種前後が登場しています。

その中で燃費ランキングを作ってみると、意外や意外、トップ3はすべてポルシェの車種が占めています。そこで海外車種はトップ5までのランキングとしました。

ランキングメーカー車種燃費EV走行可能距離エンジン最高出力エンジン最大トルクモーター最高出力モーター最大トルク価格帯
1ポルシェパナメーラ
ターボS
E-ハイブリッド
34.5km/L49km404kW(550ps)/
5,750-6,000rpm
770N・m(78.5kgf・m)/
1,960-4,500rpm
100kW(136ps)/
2,800rpm
400N・m(40.8kgf・m)/
100-2,300rpm
28,310,000円〜
30,440,000円
2ポルシェパナメーラ4
E-ハイブリッド
31.3km/L50km243kW(330ps)/
5,250-6,500rpm
450N・m(45.9kgf・m)/
1,750-5,000rpm
136ps(100kW)400N・m(40.8kgf・m)14,360,000円〜
15,213,000円
3ポルシェカイエンS
E-ハイブリッド
29.4km/L44km245kW(333ps)/
5,500-6,500rpm
440N・m(44.9kgf・m)/
3,000-5,250rpm
70kW(95ps)/
2,200-2,600rpm
310N・m(31.6kgf・m)/
0-1,700rpm
10,920,000円~
12,570,000円
4AUDIA3
スポーツバック
e-トロン
23.3km/L52.8km110kW(150ps)/
5,000-6,000rpm
250N・m/
1,500-3,500rpm
55kW(75ps)330N・m56,400,000円
5フォルクス
ワーゲン
パサートGTE21.4km/L51.7km115kW(156ps)/
5,000-6,000rpm
250N・m(25.5kgf・m)/
1,500-3,500rpm
116kW(156ps)330N・m(33.6kgf・m)5,199,000円

海外車種でトップなのはポルシェのラグジュアリースポーツカーであるパナメーラで、ベーシックグレードで34.5km/L、スポーツグレードのターボ仕様でも31.3km/Lという良さです。

その次点には同じくポルシェのSUVであるカイエンがランキングしており、29.4km/LとSUVとしてもトップクラスです。

ポイント

これらの車種はEV走行可能距離が50km前後で国産車に比べると短く、その分ハイブリッドモードでの燃費が良好という形です。

ですがこれら3車種はポルシェということで非常に高額となっており、コストパフォーマンスとしては4位と5位のドイツ車が良いでしょう。

4位のアウディ A3は燃費が23.3km/L、EV走行可能距離52.8kmということで、国産車と比較してもそこまでメリットがあるわけではありません。

また5位のパサートGTEもほぼほぼ同程度のスペックであり、同じフォルクスワーゲングループだからでしょう。

海外車は燃費とコストパフォーマンスについては国産車に一歩譲りますが、その分輸入車としての上質感が特徴です。

なおプラグインハイブリッドカーについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

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