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BMWの直6モデルの車種一覧!おすすめ最高傑作の車種はこれだ!

ドイツの高級自動車メーカーであるBMWは日本でも人気がありますが、そのBMWだけが持つ車の魅力のひとつに直6エンジンの存在があります。

かつてはさまざまな車種に搭載されていたエンジン形式なのですが、さまざまな理由でBMWしか採用していないのです。

今回はBMWの直6の魅力についてご説明していきます。

BMWの直6の魅力

BMW 直6エンジン

直6エンジンは正式名称を直列6気筒エンジンといい、ピストンが一直線に6個並んだタイプのエンジンです。

中、大型車向けのエンジンとして自動車の黎明期から幅広く使われてきたエンジンですが、ピストンが6個も並んでいるのでエンジン全長が非常に長いのが特徴です。

そのせいで近年の車の衝突安全性確保の障害となり、ここ20年で急速にV6エンジンへの置き換えが進んで現在ではほぼ採用されることのないエンジン形式となっています。(V6エンジンの詳細は以下の記事をご参照ください。)

フェアレディZ V6 エンジンV6エンジンの特徴!どんな音?搭載車を日本車/外車の車種からそれぞれ紹介!

しかしBMWは直6エンジンを昔から現在に至るまで採用し続けており、車体をエンジンに会わせて設計することで衝突安全性能を確保するほどの熱の入れようです。

なぜBMWはここまで直6エンジンを採用しているかといえば、次のような魅力が直6エンジンにはあるからなのです。

静かでスムーズな回転のシルキーシックス

直6エンジン最大の特徴は、完全バランスというこのエンジン形式のもつ特性による振動の少なさと、スムーズなエンジンの回転が産み出すシルクのような滑らかな乗り味です。

直6エンジンはピストンの爆発タイミングとクランクの回転タイミングなどが理想的で、数あるエンジンの形式のなかでもっともバランスが良いエンジンなのです。

そのバランスが産み出す滑らかな乗り味こそが直6エンジンの魅力で、シルキーシックスなどと呼ばれるゆえんでもあります。

BMWのエンジンBMWのシルキーシックスとは?搭載モデル/車種は中古車だけ?!

他社が直6を長い間採用していたのもこの特性が素晴らしく魅力的だったからで、決してV6エンジンのほうが優れているからではないのです。

BMWはこの魅力を最大限いかして走りを重視した車作りを行っており、直6エンジンが現在まで採用し続けられてきた理由です。

衝突安全性を車体で対応するほどに直6エンジンの走りは魅力なのです。

直6エンジンの詳細は以下の記事でも解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。

ベンツの直6エンジン直列6気筒エンジンの特徴!どんな音?搭載車を日本車/外車の車種からそれぞれ紹介!

乗ると虜になる直6エンジン

直6エンジンの魅力は言葉でいろいろと調べられるものの、それを本当に理解できるのは直6エンジン搭載の車を運転した時でしょう。

車が好きな方なら一度は運転してみてもらいたいエンジンで、一発で虜になる人も多いのです。

直6エンジンのスムーズな回転はエンジン音や吹け上がりを外から聞いていてもある程度わかるのですが、そのあとに運転席に座ってアクセルを踏んだ時に感じる感動は衝撃的なものがあります。

これまで直4やV6エンジンで聞いていたエンジン音はなんだったのか、と思うほどの違いがあり、踏めば踏むほどどこまでも回転が上がっていきそうな吹け上がりを感じることができます。

一般道ではそこまでスピードをあげることはできませんが、低速からの加速時にも十分感じることができます。

直6の音を聞くと、直4エンジンというものがいかに雑音が多いのかよくわかります。

BMW 直4エンジン直列4気筒エンジンの特徴!どんな音?搭載車を日本車/外車の車種からそれぞれ紹介!

同じ6気筒のV6エンジンでもやはり雑音は多く、気持ちよさでは直6には遠く及びません。

BMW 直6エンジン直6とV6エンジンの9つの違い!比較すると音や燃費が全然違う?!

これは完全バランスエンジンである直6だからこその魅力で、ドライバーが一番楽しめるエンジンといえるでしょう。走りを重視するBMWがなぜ直6にこだわっているのかがよくわかります。

BMWの直6モデルの車種一覧

さてここからは現在正式ラインナップにのっているBMWの直6エンジン搭載モデルをご紹介しましょう。

直6エンジンが世界的に珍しくなっている中でもこれだけの車種に搭載しているBMWの本気ぶりがわかります。

まずは簡単に表にまとめましたので、これをもとにご紹介していきましょう。

BMWの直6エンジンは基本的に排気量3.0Lのエンジンですが、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンがあります。(ガソリン、ディーゼルエンジンの詳細は以下の記事をご参照ください。)

車のエンジンガソリンエンジンとディーゼルエンジンの違い3つ!比較すると熱効率や寿命が全然違う?!

またハイパフォーマンスモデルのMシリーズはさらなるパワーを持つツインスクロールターボエンジンです。

スバル エンジンツインスクロールターボとは?仕組み/構造は?BMWとレガシィが搭載車?!

なお価格については直6モデルのみ表記します。

種類車種エンジン
セダン、クーペ、
ツーリング、
カブリオレ、
グランツーリスモ
1シリーズ3.0L直6DOHCガソリンエンジン
M2シリーズ
3シリーズ
4シリーズ
5シリーズ
6シリーズ
7シリーズ・3.0L直6DOHCガソリンエンジン
・3.0L直6DOHCディーゼルエンジン
SUVX43.0L直6DOHCガソリンエンジン
X5・3.0L直6DOHCガソリンエンジン
・3.0L直6DOHCディーゼルエンジン
X63.0L直6DOHCガソリンエンジン
MモデルM2、M3、M43.0L直6DOHCガソリンエンジン
(M ツインパワー・ターボ)

※DOHCエンジンについては以下の記事で詳細を解説しています。興味のある方はこちらもご参照ください。

エンジンDOHCエンジンとは?仕組み/構造は?ツインカムとの違いとは?!

直6エンジン搭載の1シリーズ

BMW 1シリーズ

1シリーズはBMWのエントリーモデルでもっとも小さいモデルなのですが、そんな1シリーズから3.0Lの直6エンジンが搭載できるようになっているのです。

エントリーモデルとはいっても日本車のように小さなコンパクトカーや軽自動車ではなく、日本で言うとトヨタ プリウスクラスのハッチバック車です。(プリウスの詳細は以下の記事をご参照ください。)

トヨタ プリウスプリウスの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!
型式M140i
乗車定員5名
駆動形式FR
エンジンB58B30A型 2,997cc
直列6気筒DOHCガソリンエンジン
最高出力250kW〔340PS〕/5,500rpm
最大トルク500N・m〔51.0kgf・m〕/
1,520rpm-4,500rpm
変速機8AT
全長4,340mm
全幅1,765mm
全高1,430mm
価格5,900,000円

現行1シリーズは2011年に登場しましたが、直6搭載モデルも当時からラインナップにありました。

しかし当初はN55B30A型という2,979ccの直6エンジンでしたが、途中から最新型のB58B30A型に更新され現在に至ります。

1シリーズとしてはもっともハイパワーな仕様であり、コンパクトハッチバックでありながら340馬力を発生させる直6エンジンを搭載する、ハッチバックのなかでももっともパワフルな車のひとつです。

トルクも51kgfありこのクラスの車としては破格の加速を誇ります。

さらに1シリーズのようなタイプの車としては本当に珍しくFRレイアウトをとっており、車室の広さを多少犠牲にしても走りをとにかく重視しているのも特徴です。

1シリーズの最高パフォーマンスをもつ車なので価格もモデル最高額ですが、このクラスのハッチバック車では普通考えられない走行性能がこの車の魅力です。

直6エンジン搭載の2シリーズクーペ

BMW 2シリーズ

1シリーズをベースにクーペタイプの車に仕上げたのが2シリーズクーペと呼ばれるモデルで、その中で直6エンジンを搭載しているのはMの頭文字をもつモデルです。

なお2シリーズにはクーペのほかにミニバンタイプの車もあるのですが、2シリーズとひとまとめにされているものの車は全く別物です。

型式M240i Coupé ATM240i Coupé MT
乗車定員4名
駆動形式FR
エンジンB58B30A型 2,997cc
直列6気筒DOHCガソリンエンジン
最高出力250kW〔340PS〕/5,500rpm
最大トルク500N・m〔51.0kgf・m〕/
1,520rpm-4,500rpm
変速機8AT6速MT
全長4,470mm
全幅1,775mm
全高1,410mm
価格6,450,000円6,310,000円

2シリーズの直6搭載モデルは1シリーズがベースということもあり、サイズ感や出力、トルクはM140iと変わりません。

しかし変速機に6MTがモデルに追加されており、クーペなのでよりスポーツ走行に特化した仕様もあります。

近年はマニュアルでも2ペダル式のDCTが主流になっている中で、3ペダル式のMTがあるのはスポーツカーファンからすれば嬉しい点です。

クーペモデルなので台数が少ないモデルでもあり、価格は1シリーズより少々高めです。

しかしやはりクーペの流れるような車は直6のスポーティーさを際立たせてくれますので、ともするとファミリーカーに見える1シリーズとは差別化が図られています。

直6エンジン搭載の3シリーズ

BMW 3シリーズ

3シリーズはBMWのモデルの中ではもっともポピュラーな車といえ、BMWのセダンの基本車種となっています。

手頃なサイズ感も合間って日本でも人気で、街中で見かけるBMWの車種としては一番多いでしょう。

ボディタイプも豊富で、基本となる「セダン」、ステーションワゴンの「ツーリング」、ハッチバックの「グランツーリスモ」の3タイプがあります。

そのうち直6モデルはグランツーリスモ以外の2モデルにありますが、マイナーチェンジ前はグランツーリスモにも搭載されていました。

ボディタイプセダンツーリング
型式340i Luxury340i M Sport340i ツーリング
Luxury
340i ツーリング
M Sport
乗車定員5名
駆動形式FR
エンジンB58B30A型 2,997cc 直列6気筒DOHCガソリンエンジン
最高出力240kW〔326PS〕/5,500rpm
最大トルク450N・m〔45.9kgf・m〕/1,380rpm-5,000rpm
変速機8速AT
全長4,645mm
全幅1,800mm
全高1,440mm1,430mm1,460mm1,450mm
価格8,130,000円8,130,000円8,350,000円8,350,000円

エンジンは1シリーズや2シリーズと同じエンジンですが、車両重量が3シリーズのほうが大きい分出力とトルクが多少減っています。

しかし3シリーズはボディサイズに余裕があり、セダンはゆったり、ツーリングは使い勝手のよさが合わさっていますので、1シリーズとはやはり違います。

セダンならではのゆとりのある高級感にとっては、直6エンジンの振動の少なさや滑らかさはぴったりなのです。

どちらもラグジュアリーとMスポーツの2タイプがありますが、全高が微妙に違う以外は同一で、値段もそれぞれ同じですね。

しかし価格は一気に8,000,000円クラスまで跳ね上がりますので、3シリーズのベーシックモデルが4,680,000円ということを考えると、もはや同じ車種とは思えない価格差です。

ですがベーシックモデルは1.5L 直3エンジン搭載車ですので、エンジンが完全に倍になった分値段も倍ということでしょうか。(直3エンジンの詳細は以下の記事をご参照ください。)

日産 NOTE 直3エンジン直列3気筒エンジンの特徴!どんな音?搭載車を日本車/外車の車種からそれぞれ紹介!

直6エンジン搭載の4シリーズ

BMW 4シリーズ

4シリーズは、1シリーズに対するM2シリーズのように、3シリーズのクーペバージョンです。

以前は3シリーズクーペとして派生車種のひとつだったのですが、現行車から専用車種として独立しました。

4シリーズは基本的に3シリーズのボディ形状の違いだけの車ですが、エクステリアデザインは各所に4シリーズ専用の意匠が施されており、よりスポーティーな面構えになっています。

4シリーズにも3種類のボディタイプがあり、基本の2ドアクーペ、オープンカーのカブリオレに加えて、4ドアスポーツセダンのグランクーペがあります。

4ドアとなると3シリーズセダンと非常に近いコンセプトになりますが、こちらは4シリーズベースのセダンなのでスポーティなデザインであるとともに後席周りのヘッドクリアランスなどが確保できるクーペデザインになっています。

ボディタイプクーペカブリオレグランクーペ
型式440i Coupé
Luxury
440i Coupé
M Sport
440i Cabriolet
Luxury
440i Cabriolet
M Sport
440i Gran Coupé
Luxury
440i Gran Coupé
M Sport
乗車定員4名5名
駆動形式FR
エンジンB58B30A型 2,997cc 直列6気筒DOHCガソリンエンジン
最高出力240kW〔326PS〕/5,500rpm
最大トルク450N・m〔45.9kgf・m〕/1,380rpm-5,000rpm
変速機8速AT
全長4,640mm4,670mm4,640mm4,670mm
全幅1,825mm
全高1,375mm1,385mm1,450mm1,395mm
価格8,340,000円8,510,000円9,290,000円9,470,000円8,430,000円8,590,000円

3シリーズと比べると、クーペ、カブリオレは乗車定員が一人減って4人になったものの、ボディサイズは多少大きく、クーペのゆったりしたデザインを描くのに使われます。

ただエンジンスペックは3シリーズと変更はないので乗り味としては3シリーズと大きく変わらないでしょう。

しかしクーペというスペシャリティのあるモデルですので価格は高めとなっており、諸費用混みだと10,000,000円に近づく勢いです。

その分4ドアのグランクーペは4ドアのクーペカブリオレということで比較的抑え目な価格設定です。

ただ工夫すればもう少し安い価格で購入ができます。詳細は以下の記事で解説しているので、興味のある方はあわせてこちらもご参照ください。

裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

直6エンジン搭載の5シリーズ

BMW 5シリーズ

5シリーズはBMWの大型セダンであり、日本車で言えばフラッグシップモデルの大きさです。

しかしBMWにはこれより上の7シリーズがありますので、5シリーズは3シリーズと7シリーズの間を埋めるモデルといえるでしょう。

5シリーズにも基本となる「セダン」とステーションワゴンの「ツーリング」があります。

また中国市場にはボディサイズを延長したロングモデルもありますが、こちらは日本には未導入なので今回は省きます。

また5シリーズには「xDrive」と呼ばれる4WDモデルがあり、4シリーズ以前のモデルでは直6エンジン+4WDの組み合わせはなかったのですが、5シリーズから追加されました。なおツーリングの直6モデルはxDriveのみです。

ボディタイプセダンツーリング
型式540i Luxury540i M Sport540i xDrive
Luxury
540i xDrive
M Sport
540i xDrive
Touring Luxury
540i xDrive
Touring M Sport
乗車定員5名
駆動形式FR4WD
エンジンB58B30A型 2,997cc 直列6気筒DOHCガソリンエンジン
最高出力250kW〔340PS〕/5,500rpm
最大トルク450N・m〔45.9kgf・m〕/1,380rpm-5,200rpm
変速機8速AT
全長4,945mm4,950mm
全幅1,870mm1,870mm
全高1,480mm1,500mm
価格9,910,000円10,050,000円10,220,000円10,360,000円10,520,000円10,690,000円

5シリーズは大型セダンだけあってかなりゆとりのある車体サイズと、豪華なインテリアが特徴の、高級車としての風格をしっかり備えている車です。

エンジン出力が3シリーズと変わっていないので重量が増した分多少遅くなっているものの、セダンとしては十分といえるでしょう。

また5シリーズから追加された直6のxDriveモデルはどんな路面でも走行できる走破性を兼ね備えており、パワフルなエンジンとくみあわせることで実用性のかなり高い車になっています。

しかし価格はついに10,000,000円を越えており、それなりの収入がなければ新車購入は難しい車でもあります。

直6エンジン搭載の6シリーズ

BMW 6シリーズ

6シリーズはBMWの最上級クーペで、ワイドな車体に流線型の背の低いクーペスタイルが特徴です。2017年10月に新型が発売されましたが、日本では旧モデルと併売されていて、少々モデル構成が複雑です。

モデルとしては基本の「クーペ」、4ドアクーペの「グランクーペ」、オープンカーの「カブリオレ」があり、これらはすべて旧モデルとなります。

これに加えて新型モデルの「グランツーリスモ」があり、こちらは5シリーズの4ドアクーペという位置付けです。

新型車は旧型モデルと大きくデザインが異なるため全く違う車といってもよく、よりスポーティーなのは旧型6シリーズです。

しかし旧型6シリーズの直6エンジンは一世代前のもので、少々基本設計は古くなります。

項目6シリーズ(第3世代)F12/F13/F06新モデル
ボディタイプクーペグランクーペカブリオレグランツーリスモ
型式640i Coupé640i Coupé
M Sport
640i Gran Coupé640i Gran Coupé
M Sport
640i Cabriolet640i Cabriolet
M Sport
640i xDrive Gran Turismo
M Sport
乗車定員4名5名4名5名
駆動形式FR4WD
エンジン N55B30A型 2,979cc 直列6気筒DOHCガソリンエンジンB58B30A型 2,997cc
直列6気筒DOHC
ガソリンエンジン
最高出力235kW〔320PS〕/5,800rpm250kW〔340PS〕/
5,500rpm-6,500rpm
最大トルク450N・m〔45.9kgf・m〕/1,300rpm-4,500rpm450N・m〔45.9kgf・m〕/
1,380rpm-5,200rpm
変速機8速AT
全長4,895mm5,010mm4,895mm5,105mm
全幅1,895mm1,900mm
全高1,370mm1,390mm1,365mm1,540mm
価格10,760,000円11,570,000円11,110,000円11,920,000円11,780,000円12,550,000円10,810,000円

6シリーズの基本は2ドア4人乗りのクーペ仕様で、そのデザインはほかのBMWとは一線を画しています。

ほかの車がセダンベースのスポーツクーペであるのに対し、6シリーズだけは純粋なスポーツカーとして設計されています。

エンジンが一世代前ということで出力、トルクともに少し低いですが、その走りはスポーツカーとして十分なものです。

6シリーズの直6エンジンはこの車種のベースエンジンであり、もっとパワフルな4.4L V8エンジンも搭載されています。価格は直6仕様のほうが安く手に入れやすくなっており、V8では14,000,000円近くの高額車です。(V8エンジンの詳細は以下の記事をご参照ください。)

レクサスLC V8エンジンV8エンジンの特徴!どんな音?搭載車を日本車/外車の車種からそれぞれ紹介!

新型モデルは前述した通り5シリーズのクーペ仕様という位置付けですのでクーペよりセダン風の仕上げです。エンジンは新型の直6エンジンで、さらにxDriveの4WDの1モデルの展開です。

今後新型モデルに代替が進んでいきますのでクーペスタイルの車がほしいのであれば早めに購入しておいた方がよいでしょう。

直6エンジン搭載の7シリーズ

BMW 7シリーズ

7シリーズはBMW最高級のフラッグシップセダンで、BMWの高級車の粋が終結した車となっています。

そのためエンジンに直6を搭載したモデルもありますが、それよりもっとパワフルなV8エンジン、さらに7シリーズのみに搭載されるV12エンジン搭載モデルでもあります。

V12エンジンは直6エンジンを2基連結したエンジンで、直6エンジンの特性やメリットをすべて受け継いでいるエンジンです。

そのため完全バランスで振動も少なく、滑らかなシルキーフィールは持ちつつも、12気筒の圧倒的なパワーを持ちます。

今回は直6エンジンの特集ですが、同じシリーズということでV12エンジン搭載車もご紹介しましょう。

また直6エンジンも2仕様あり、ほかのモデルでも使われているガソリンエンジンと、環境性能に特化してまたトルクの太い直6ディーゼルエンジンもラインナップにあります。

ガソリンだけでなくディーゼルエンジンの直6をラインナップしているのは、やはりBMWだけです。

ボディタイプノーマルボディロングボディV12搭載モデル
型式740i
Excellence
740i
M Sport
740d xDrive
Executive
740d xDrive
Excellence
740d xDrive
M Sport
740Li
Excellence
740Li
M Sport
740Ld xDrive
Executive
740Ld xDrive
Excellence
740Ld xDrive
M Sport
M760Li xDriveM760Li xDrive
V12 Excellence
乗車定員5名
駆動形式FR4WDFR4WDFR4WD
エンジンB58B30A型 2,979cc
直列6気筒DOHCガソリンエンジン
B57D30B型 2,992cc
直列6気筒DOHCディーゼルエンジン
B58B30A型 2,979cc
直列6気筒DOHCガソリンエンジン
B57D30B型 2,992cc
直列6気筒DOHCディーゼルエンジン
N74B66B型 6,591cc
V型12気筒DOHCガソリン
最高出力240kW〔326PS〕/5,500rpm235kW〔320PS〕/4,400rpm240kW〔326PS〕/5,500rpm235kW〔320PS〕/4,400rpm448kW〔610PS〕/5,500rpm
最大トルク450N・m〔45.9kgf・m〕/
1,380rpm-5,000rpm
680N・m〔69.3kgf・m〕/
1,750rpm-2,250rpm
450N・m〔45.9kgf・m〕/
1,380rpm-5,000rpm
680N・m〔69.3kgf・m〕/
1,750rpm-2,250rpm
800N・m〔81.6kgf・m〕/
1,550rpm-5,000rpm
変速機8速AT
全長5,110mm5,250mm
全幅1,900mm
全高1,480mm1,485mm
価格14,240,000円13,740,000円14,260,000円14,980,000円14,480,000円15,700,000円15,230,000円15,680,000円16,440,000円15,970,000円25,200,000円25,200,000円

7シリーズはさすがフラッグシップモデルだけあって価格は超高額で、さらに後部座席の広いロングボディ仕様もあります。

エンジンは直4からあるもののこのクラスの車としては直6エンジンは少々非力で、3シリーズ以降で大きくパワーの向上もありません。

しかし直6ディーゼルエンジンモデルは馬力はかわりませんがトルクが60kgf越えとかなりの大トルクを発生させており、ディーゼルエンジンならではの低速トルクは大きな魅力があります。

ガソリンエンジンより幾分振動が多いディーゼルエンジンですが、スペック的にはガソリンエンジン以上です。

また最上級のV12エンジンは価格も去ることながら、6.6Lエンジンが発生させるパワーとトルクは圧倒的なものがあり、さらにV12エンジンなので直6エンジン以上の振動の少なさと滑らかさを持ち合わせています。(V12エンジンの詳細は以下の記事をご参照ください。)

ベンツ V12 エンジンV12エンジンの特徴!どんな音?搭載車を日本車/外車の車種からそれぞれ紹介!

簡単に手に入れられる車種ではありませんが、BMWの最高級車は運転手などもたず、オーナー自らが運転を楽しめる車に仕上がっている辺りが、さすが走りにこだわるBMWといえるでしょう。

直6エンジン搭載のX4

BMW X4

ここからはBMWのSUVであるXシリーズについてご説明します。まずはSUVにクーペボディを融合した車種であるX4です。

BMWのSUVは最小のX1や中型のX3がありますが、これらのモデルには直6エンジンは搭載されておらず、3シリーズベースのSUVであるX4から直6エンジンが搭載されます。

実はX3もモデル初期には直6エンジンも搭載されていたのですが、直4エンジンが主力ユニットにきり変わる際にX3からは廃止されました。

X3はオーソドックスなクロスオーバーSUVですが、X4はベースは一緒でもボディデザインが独特で、ハッチバッククーペタイプの車となっています。

後述するX6のデザインを踏襲する形で中型SUVに仕立て直した車とも言えます。2018年に新型X4が発表されましたが、現在はまだフルモデルチェンジは行われていません。

型式X4 xDrive35iX4 xDrive35i
M Sport
X4 xDrive M40i
乗車定員5名
駆動形式4WD
エンジンN55B30A型 2,979cc
直列6気筒DOHCガソリンエンジン
最高出力225kW〔306PS〕/5,800rpm265kW〔360PS〕/
5,800rpm
最大トルク400N・m〔40.8kgf・m〕/
1,200rpm-5,000rpm
465N・m〔47.4kgf・m〕/
1,350rpm-5,250rpm
変速機8AT
全長4,680mm
全幅1,880mm1,900mm
全高1,625mm
価格8,380,000円8,650,000円8,650,000円

X4はクロスオーバーSUVですが、そのボディデザインが示すように走行性能を重視した車でもあります。

それを表すのがM40iの存在で、ベースは3シリーズなどと同じ直6エンジンなのですが、そこにMと呼ばれるハイパフォーマンスモデルのエンジンパーツを一部流用することで、さらなる馬力とトルクを獲得しています。

SUVとしてはスペシャルなモデルなので価格も高めですが、スポーティなSUVがほしい人にはたまらないモデルでしょう。

なおBMWのデザインについては以下の記事でも詳しく解説しているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

BMW車【画像】BMWのかっこいい車種ベスト10!デザインが最高なものを紹介!

直6エンジン搭載のX5

BMW X5

X5はいわゆるクロスオーバーSUVで本格的なオフロード走行をする車ではありませんので、オンロードに向いている直6エンジンも十分活躍します。

全車xDriveシステムのある4WDで、走破性はさすがSUVといえる性能は持ち合わせています。また直6ガソリンエンジンだけではなく、SUVらしい直6ディーゼルエンジンもラインナップに入っています。

型式X5 xDrive35iX5 xDrive35i
xLine
X5 xDrive35i
M Sport
X5 xDrive35d
SE
X5 xDrive35dX5 xDrive35d
xLine
X5 xDrive35d
M Sport
乗車定員5名
駆動形式4WD
エンジンN55B30A型 2,979cc
直列6気筒DOHCガソリンエンジン
N57D30A型 2,992cc
直列6気筒DOHCディーゼルエンジン
最高出力225kW〔306PS〕/5,800rpm190kW〔258PS〕/4,000rpm
最大トルク400N・m〔40.8kgf・m〕/1,200rpm-5,000rpm560N・m〔57.1kgf・m〕/1,500rpm-3,000rpm
変速機8AT
全長4,910mm
全幅1,940mm1,940mm
(20インチタイヤ
装着時1,985mm)
1,985mm1,940mm1,940mm
(20インチタイヤ
装着時1,985mm)
1,985mm
全高1,760mm
価格9,190,000円9,680,000円9,830,000円9,200,000円9,430,000円9,920,000円10,070,000円

X5は前型の5シリーズをベースにしたSUVで、日本では中大型のサイズに当てはまります。

結構な大柄な車ですので重量もありますが、ガソリンエンジンは300馬力を越えるパワーと40kgfのトルクがあり必要十分な性能はしっかり備わっています。

直6エンジン自体も一世代前の機種ですが、性能はしっかりしていますね。

またディーゼルエンジンはパワーは控えめですが60kgfを越える大トルクを扱えますので、日常使いでも使いやすく、またある程度の悪路走行のためのトルクとしても十分すぎるほどです。

ただ車体が乗用車ベースのSUVですので、クロカンSUVほどの耐久性がなく、あまり無理な路面には対応できない車でもあります。クロスオーバーSUVはあくまでもオンロードの乗用車です。

直6エンジン搭載のX6

BMW X6

X6もクロスオーバーSUVの1車種ですが、X5とは少しコンセプトが違い、X4と同じくハッチバッククーペのボディを持っているのが特徴です。

現行車は2代目ですが、初代X6はBMWが初めてSUVとクーペの融合を図った車で、これが登場したときには他ににたような車はありませんでした。

車のベースはX5と同じく5シリーズでX5とは兄弟車に当たります。寸法的にも性能面でもよく似ており、デザインの違いで選ぶ車になるでしょう。

型式X6 xDrive35iX6 xDrive35i
M Sport
乗車定員5名
駆動形式4WD
エンジンN55B30A型 2,979cc
直列6気筒DOHCガソリンエンジン
最高出力225kW〔306PS〕/5,800rpm
最大トルク400N・m〔40.8kgf・m〕/
1,200rpm-5,000rpm
変速機8AT
全長4,925mm
全幅1,990mm
全高1,700mm
価格9,790,000円10,590,000円

X5と違うのはデザインに加えて価格面で少し割高なことで、ハッチバッククーペという珍しいデザインからX5ほどの汎用車ではないことが原因でしょう。

直6エンジンのスペック的にもX5と同等で、従来のSUVテイストがよければX5、よりスポーティーなSUVがよければX6ということですね。

なお今後さらに上級車種であるX7が登場予定ですので、こちらは7シリーズ並みの高級車になることが予想されています。

MEMO

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走りの殿堂” M”

BMW Mシリーズ

さてここまでBMWの直6エンジン搭載車をご紹介してきましたが、実はBMWの誇る直6エンジン搭載車はこれだけではなく、各車種それぞれにハイパフォーマンスモデルである”M”シリーズが存在します。

BMWには専門のスポーツカー・レーシングカー開発会社である「BMW M」があり、モータースポーツ関係やハイパフォーマンスモデルの開発などを長年手掛けてきました。

歴代のBMWのラインナップにもMシリーズは多数存在し、通常仕様を越えるパワーと走行性能を獲得したスペシャルモデルとして幅広く認識されています。

2シリーズのM240iなど、BMWの一般ラインナップにもMの頭文字がついたモデルがありますが、これもMのチューンが一部入っているという意味です。

しかし本物のMシリーズは一般ラインナップとは切り離されて存在しており、車のベースこそ3シリーズや5シリーズなのですが、それぞれ専用車種名のM3、M5などと呼ばれます。

エンジンの専用チューニングはもとより、M専用エンジンの搭載、足周りや車体の強化などより走りを追求したモデルがMシリーズで、まさにBMWの真髄とも言えるモデルなのです。

今回はそんなMモデルの中で直6エンジン搭載モデルを一気にご紹介します。

車種M2クーペ M3M4
モデルM2 CoupéM3 SedanM3 Sedan
Competition
M4 Coupé MTM4 Coupé M
DCT Drivelogic
M4 カブリオレ
Competition
乗車定員4名5名4名
駆動形式FR
エンジン  N55B30A型 2,979cc 直列
6気筒DOHCガソリンエンジン
(M ツインパワー・ターボ)
S55B30A型 2,979cc
直列6気筒DOHCガソリンエンジン
(M ツインパワー・ターボ)
N55B30A型2,979cc
直列6気筒DOHCガソリンエンジン
(M ツインパワー・ターボ)
最高出力272kW〔370PS〕/6,500rpm317kW〔431PS〕/
7,300rpm
331kW〔450PS〕/
7,000rpm
317kW〔431PS〕/7,300rpm
最大トルク465N・m〔47.4kgf・m〕/
1,400rpm-5,560rpm
550N・m
〔56.1kgf・m〕/
1,850rpm-5,500rpm
550N・m
〔56.1kgf・m〕/
2,350rpm-5,500rpm
550N・m〔56.1kgf・m〕/
1,850rpm-5,500rpm
変速機7DCT、6MT7DCT6MT7DCT
全長4,475mm4,685mm4,685mm4,687mm
全幅1,855mm1,875mm1,870mm
全高1,410mm1,430mm1,385mm1,385mm
価格8,020,000円〜8,270,000円12,090,000円12,800,000円11,820,000円12,330,000円13,800,000円

Mシリーズの基本デザインはベース車両に準じるものですが、その中身は全く別物といってもよく、車体剛性の強化や専用サスペンション、マフラー、エアロパーツなど徹底的に走りを追求したモデルに生まれ変わっています。

そして一番変わっているのがエンジンで、一般仕様の3.0L 直6エンジンをベースにツインスクロールターボや専用コンピューターなどで更なるパワーアップを遂げており、M3などはFRでありながら450馬力に達するモデルまで出てきています。

これこそ究極のBMWでありBMWの魂が込められている車たちです。価格はそれに見あった高額なものですが、その価値は間違いなく十分にあるのです。

なおM5以降のモデルにはさらにパワフルなV8ツインターボエンジンが搭載されて、直6では発揮し得ないパワー域へと突入します。(ツインターボエンジンの詳細は以下の記事をご参照ください。)

LS500 エンジンツインターボエンジンとは?仕組みは?搭載車を日本車/外車の車種からそれぞれ紹介!

期待大の最新スポーツカーZ4

さてここまで現行ラインナップで直6エンジンを搭載する車をご紹介してきましたが、BMWがお好きな人は重要な車種が抜けていることに気づかれたのではないでしょうか。そうです、2シータースポーツカーのZ4です。

Z4はBMWの数多い車種の中でも特別な車種であり、セダンベースではない完全に独立したなオープン2シータースポーツカーです。

インテリアの快適性や利便性よりなにより走りと解放感を重視した車で、往年のスポーツカーの素晴らしいところをすべて詰め込んだ車になっています。

Zシリーズは1989年のZ1からZ3、Z4と続くオープン2シーターモデルの系譜なのですが、Z4は2代目が2016年に生産終了しているので、実は現行のラインナップには載っていないのです。

しかしご心配なく、もうすぐ最新型の3代目Z4が登場予定であり、もちろん直6エンジンも搭載される見込みです。

これまでのZ4には直6エンジンが搭載されてきた歴史があり、新型Z4にも搭載は当然予測されています。

新型の登場は2019年と予想されておりまだ正式な発表はありませんが、この車はBMWとトヨタの共同開発車であり、トヨタ スープラも同時開発がされています。

そのスープラの開発責任者がスープラへの直6エンジン搭載を言及しており、スープラに搭載されるものがZ4に載らないわけがないので、Z4への直6搭載も確実でしょう。

参考 トヨタのチーフエンジニアが、新型「スープラ」は直列6気筒ターボ・エンジンを搭載し、MTの設定はないと明かすautoblog

スペックや価格の発表が待ち遠しいZ4ですが、実はデザインコンセプトが2017年の東京モーターショーで登場しており、これを見る限りは直6が載るエンジンルームの長さはきちっと確保されていそうです。なおこのZ4コンセプトについては以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

BMW Z4のフロント【画像】BMW Z4次期型コンセプトモデルの特徴と内装まとめ【東京モーターショー2017】

BMWの直6モデルのおすすめ

BMW M2

さてここまでBMWの直6エンジン搭載車種をご紹介してきましたが、最後にわたしがおすすめする車種を挙げていきましょう。

2シリーズクーペはちょうどよい

まず最初におすすめしたいのは、2ドアクーペの2シリーズクーペです。

直6エンジンの走行性能を満足いくまで味わえるのはやはりクーペスタイルの車であり、セダン風の3シリーズなどよりも満足感は高いと思います。

各車種のスペックを見てもらえるとわかりますが、BMWの直6エンジンは基本的に1機種しかなく、車が大きくなってもパワーやトルクに大きな変化はありません。

ということは小型で軽量なモデルのほうがキビキビした走りを味わえるわけで、その点において2シリーズクーペはちょうどよい車です。

価格もBMWとしては比較的安い部類に入りますので、購入しやすい点もグッドです。(価格等については以下の記事もご参照ください。)

BMW8シリーズのフロントBMWのオーナーになるには年収はどれだけ必要か計算してみた!

3シリーズは日本ではベストな選択肢

もう一車種おすすめするとすれば、やはり3シリーズははずせません。

BMWでもっともよく見かける3シリーズは車としてのバランスがとてもよく、完成度は非常に高いです。

高級セダンとしての風格とスポーツカーの走りがうまく融合しており、またサイズも日本でも取り回しのしやすいちょうどよいサイズです。直6エンジン搭載の高級セダンとしては、日本ではベストな選択肢です。

もちろん費用が許すならMモデルも一度は乗って見たい車ではありますが、走行性能は素晴らしくても快適性は若干犠牲になっていますので、パワーも含めて万人向けの車ではありませんので、なかなかおすすめはできません。

本当は期待大のZ4を最初に挙げておきたいのですが、今は少しずつ出てきた車の情報を見ながら直6オープン2シーターの登場を楽しみに待ちたいと思います。

BMWについては以下の記事でも解説しているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

BMW Z4次期型のホイールBMWは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説! BMWのロゴBMWの決定的な特徴7つ!長所から欠点まですべて解説します!