1分で車を60万円値引きする裏技

アクアの月、年間の維持費を計算!高いのか安いのか比較して解説!

プリウスの弟分として2011年に登場したトヨタ アクア。

抜群のコストパフォーマンスで発売当時こそ画期的な車としてデビューしましたが、続々と登場するライバルのコンパクトハイブリッドカーに対し、いまでも競争力を備えているのかといえば、少々疑問です。

アクアの月間と年間、長期的かかる費用をライバル車と比較して、アクアの維持費を検証します。

アクアの月、年間の維持費

アクアのフロント

トヨタ アクアを所有した場合に発生する、さまざまな維持費を月ごと、年ごとに細分化し、シミュレーションしていきます。

トヨタ アクアとは?

トヨタ アクアは、燃費性能に優れたトヨタ プリウスのハイブリッドシステムを、維持費が安価に収まるコンパクトカーに押し込んだ燃費スペシャルモデル。(プリウスの詳細は以下の記事をご参照ください。)

プリウス サイドプリウスの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!
MEMO

2011年末の販売開始以来、売上台数上位をキープし続けていることから、その人気の高さに疑う余地はありません。

現行型アクアのグレードは、エントリーグレードの「L」、装備を充実させた「S」、豪華装備の「G」に加え、車高を上げて走破性と使い勝手を高めた「クロスオーバー」。さらに、スポーティな外観と走行性能が強化された「GRスポーツ」がラインナップされています。

搭載されるエンジンは全グレード、1.5Lハイブリッドエンジン。アトキンソンサイクルを採用することで高速巡航時の燃料消費を抑えたエンジンに、プリウスのハイブリッドエンジンをそのまま組み合わせた前輪駆動のパワートレインを採用します。

車両寸法や重量、排気量は全てのグレードが同じ税金区分に設定されるので、グレード間の維持費の違いは、主に燃料代のみです。

アクアの月ごとにかかる費用

ガソリン

アクアを維持するうえで、月ごとにかかる費用をまとめると表のようになります。

種類費用
駐車場代8,000円
燃料代2,826円
合計10,826円

駐車場代

駐車場代は、平均的な8,000円を設定しています。土地代の高い都市部ではもっと高く、土地代安い郊外ではもっと低くなるので注意しましょう。

燃料代

アクアのカタログ燃費は、JC08モード燃費で34.4km/L。実燃費は23.0km/Lです。

最廉価のグレードの「アクア L」はJC08モード燃費で38.0km/Lですが、パワーウィンドウすら装備されないベースグレードであるため割愛させていたただきます。

実燃費23.0km/Lのアクアで、仮に走行距離を月500km(=年6,000km)、ガソリン代を130円/lとすると、2,826円と算出できます。

通勤やレジャーなどで頻繁に使ったりして走行距離が多ければ、当然その分費用は増えることになります。走行距離が100km増えるごとに維持費はおよそ565円増えると考えましょう。

なおアクアの燃費については以下の記事でも詳しくまとめています。詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

アクアのサイドアクアの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!

アクアの1年ごとにかかる費用

自動車税

次に1年間にかかる費用を解説します。

種類費用
自動車税/軽自動車税34,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
合計124,500円

自動車税

毎年5〜6月ころに納税通知の来る「自動車税」は排気量に応じた税率が適応されます。排気量が1.5Lのアクアに割り当てられる自動車税は34,500円です。

トヨタ アクアは平成23年度燃費基準対象車なので、新車購入の場合はグリーン化特例が適用され、購入翌年の自動車税はが75%が免除された22,500円となります。

任意保険料

万が一の事故に備えるための保険として、保険会社と契約する「任意保険料」は、月7,000円として年間で84,000円ほどになります。

ただし、任意保険は車種やドライバーの年齢などの条件や加入する保険会社によって、金額が最大数万円ほど変わります。他の費用以上に個人差が大きいので、年84,000円の金額はあくまでも目安程度にお考えください。

また、ここでは任意保険を「年ごとにかかる費用」としていますが、月払いなど他の支払い方法もあることが多いです。

消耗品代

エンジンオイルやオイルフィルターなどのメンテナンス費用である「消耗品代」として年6,000円程度がかかります。

なおアクアのメンテナンスについては、以下の記事でさらに詳しく解説しています。詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

アクアのブレーキとアクセルペダルアクアにはどんなメンテナンスが必要?費用はこんなにかかります!

アクアの数年ごとにかかる費用

自賠責保険

新車購入の場合は3年、それ以降は2年毎実施される車検の費用をまとめました。

種類費用
自動車重量税車検ごと15,000円(新車購入時は免除)
自賠責保険料車検ごと26,000円
(新車購入時は3年分37,000円)
車検基本料車検ごと50,000円
12ヶ月点検費用車検から1年ごと10,000円
合計101,000円

自動車重量税

自動車重量税は、自動車の重量に応じて税率が適合する制度です。アクアは、全グレードが1t〜1.5tに収まるため、2度目の車検以降に収める重量税は翌2年間分で15,000円です。

ただし、アクアはエコカー減税対象車であるため、新車購入時に支払う3年分は免除となります。

自賠責保険料

交通事故時の被害者を補償する目的で徴収されるのが自賠責保険料。自動車重量税とともに車検時に納めることになります。

アクアに限らず、普通車で自家用に使用される場合の保険料は、翌2年間分で約26,000円。車購入時は次の車検までの3年分で37,000円です。

車検基本料

車検基本料とは、車検ごとの法定点検費用と印紙代と車検代行代を足したものとし、アクアの場合は2年分/50,000円ほどかかります。

ただし、車検費用はディーラーやカー用品店など業者の選び方によって、数万円ほど変わることがあります。

また車検の検査結果によっては部品交換や整備が必要となり、さらに数万円ほどかかるケースもあるので、50,000円の金額は目安としてお考えください。

12ヶ月点検費用

法定12ヶ月点検は車検と違い、義務ではありませんが、車を大切に乗りたいのであれば実施をおすすめします。費用はおよそ10,000円。

もし交換しなければいけない部品があった場合には、部品代が加算されます。また、整備記録として実施をしておくことで、リセールバリューの際の査定にプラスに働きます。

MEMO

もしアクアを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

アクアの月ごと、年ごとの維持費平均

ホンダ アクアの維持費を月ごと、年ごとの表にまとめました。これにより一定期間内における平均的な維持費がわかります。

月ごとの維持費

アクアを維持するために数年サイクルでかかる費用を、ひと月あたりに換算した表です。

種類費用
駐車場代8,000円
燃料代2,826円
自動車税/軽自動車税2,875円
任意保険料7,000円
消耗品代500円
自動車重量税625円
自賠責保険料1,083円
車検基本料2,083円
12ヶ月点検費用416円
合計25,408円

年ごとの維持費

アクアを維持するために数年サイクルでかかる費用を、1年あたりに換算した表です。

種類費用
駐車場代96,000円
燃料代43,332円
自動車税/軽自動車税34,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税7,500円
自賠責保険料13,000円
車検基本料25,000円
12ヶ月点検費用5,000円
合計304,912円

アクアのその他の費用

基本的な維持費に加え、他にも車に乗るうえでかかる費用をまとめました。

タイヤ代

アクアの標準タイヤサイズは、185/60 R15価格は1本あたり5,000〜10,000円程度です。
多くの車に採用されるサイズなので安価に揃えることができます。

しかし、クロスオーバーの標準タイヤや、GRスポーツのオプションタイヤは、希少サイズのため大変高価。

一般的な使い方の場合、新品タイヤはおよそ2年ほどで摩耗限界に達します。2年毎に4本分のタイヤ代がかかることになるので、車の購入時はタイヤサイズも考慮する必要があります。

グレードタイヤサイズ価格(1本)
全グレード標準185/60 R155,000〜10,000円
クロスオーバー標準185/60 R167,000〜13,000円
GRスポーツ 17インチ・オプション195/45 R1710,000〜17,000円

ローン金利

ローンで車を購入した場合は、車両価格に加えて金利がかかります。また、どこから借りるかでも金利は大きく変わってくるため、慎重に選びたいところです。

参考までに、アクアの売れ筋グレードである「 アクア ハイブリッド S」車両本体価格189万円をローンで支払う場合の金利費用をまとめました。

借入先金利費用
ディーラーローン年 5%~7%94,338〜132,073円
銀行年 2%〜4%37,735〜75,470円
信販会社年 1.9%~8.4%35,848〜158,488円

高速料金

高速道路は信号もなく車での長距離移動の要となりますが、交通料金が発生します。

料金は『150円(基本料金)+24.6円〜39.36円×距離(距離料金)×1.08(消費税)』で求めることが可能。一般的に、トンネルや橋などの工事に手間のかかる区間ほど高い距離料金が設定されます。

一例をあげると、静岡県・御殿場ICから愛知県・豊田東ICまでの208kmの交通料金は、新東名高速道路経由で4,950円。100kmあたり2,500円前後と覚えておけばおおよその目安になります。

修理代・部品交換代

エンジンオイルなどの消耗品は5,000〜10,000km毎の比較的短いスパンで交換が必要ですが、エアクリーナーやブレーキパッド、ブレーキフルードやバッテリーなどの油脂類は、50,000km以上の長いスパンで交換されるため、法定点検時にしっかりと点検・メンテナンスを受けることが大切です。

また、メーカー側の不具合であれば無償で修理をしてくれる場合がありあますが、自身の過失での故障や消耗品の交換費用は自身で負担しなければいけません。

消耗品にかかる費用の一例を表にまとめました。

費用項目費用(部品代+工賃)
エアクリーナー3,000円〜
ブレーキパッド20,000円〜
ブレーキフルード5,000円〜
補機バッテリー15,000円〜
ワイパーブレード4,000円〜

なおアクアの故障・修理については以下の記事でさらに詳しく解説しています。詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

アクアのエアコン吹き出し口アクアは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!

アクアの維持費に関する注意点

ここでは劣化しやすい部品や故障しやすい箇所など、車種特有の特別な維持費について解説します。

ハイブリッドバッテリーの劣化と交換費用

ハイブリッドカーのアクアを購入した場合、気になるのがハイブリッドシステムを駆動するバッテリーの耐久性。

アクアに搭載される大型ニッケル水素バッテリー価格は15万円ほどと非常に高価ですが、バッテリー自体は20万kmを走行できる耐久性を想定されていますので心配する必要はないでしょう。

さらにトヨタでは、ハイブリッドバッテリーや走行に関わるすべての機構に5年/10万kmまでの特別保証を設けており、その条件下でなら無償交換を保証しています。

しかし、ハイブリッドシステムをコントロールするインバーターという部品は、走行距離が10万kmあたりで故障する場合が多く、その交換には15万円ほどかかってしまいます。

アクアは走行距離10万kmのタイミングが、乗り換えするかどうかの判断時期といえるでしょう。裏返せば、アクアは10万kmまで安心して乗ることができるということです。(走行距離の寿命の詳細は以下の記事をご参照ください。)

アクアのサイドアクアの航続距離は?走行距離の寿命(限界)はどれくらいか解説!

アクアの盗難

盗難台数ワースト4位のアクアは盗難に注意が必要なため、盗難対策費用がかかってしまいます。

車のセキュリティは年々向上していますが、それに応じて盗難の手口も巧妙化。どれほど気をつけても盗まれしまう恐れがあります。

できる対策としては、高性能のセキュリティシステムの追加や、車両盗難保険の加入、盗難時の車両位置を把握するGPSサービスなどがありますが、意外とハンドルロックやホイールロックなどのアナログなセキュリティが効果的だったりします。

盗難対策項目費用
高性能のセキュリティシステム2万円〜
ハンドルロックやホイールロック3,000円〜
盗難保証付きの車両保険保険会社による
GPSサービス500円〜/月額
盗難への心がけ0円
MEMO

もしアクアを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

アクアの旧型(中古)の維持費

旧型のアクア

2011年から発売しているアクアは、基本構造に大きな変更されていないため、中古車でも維持費は変わりません。

売上販売台数上位を維持し続けるアクアの中古車は玉数が豊富で、発売初期モデルならば40万円程度から乗ることができます。

しかし、安価な中古車のほとんどは走行距離10万kmを超えた個体で、メーカーによる保証が切れている状態です。

故障率が低いトヨタ車ではありますが、ハイブリッドシステムのインバーターの故障が大きな不安要素。中古のアクアを購入する場合は、なるべく走行距離の少ない個体を購入するのがベターです。

あとは中古車の選び方の一般的なポイントを抑えて買うようにしましょう。中古車の一般的な選び方が分からない方は、こちらの記事もご覧ください。

中古車選び初心者が絶対意識すべき中古車の選び方の5つのポイント・コツ!

アクアの維持費を他の車と比較

トヨタ アクアと同価格帯のハイブリッドカー3車種を挙げ、1年ごとの維持費を比べてみます。

トヨタ ヴィッツ ハイブリッド

トヨタ ヴィッツ ハイブリッド

種類費用
駐車場代96,000円
燃料代41,451円
自動車税/軽自動車税34,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税7,500円
自賠責保険料13,000円
車検基本料25,000円
12ヶ月点検費用5,000円
合計302,451円

アクアと基本プラットフォームやパワートレインを共有するヴィッツ ハイブリッドはアクアの兄弟車。かかる維持費もまったく同じです。

ヴィッツ ハイブリッドの方が新しいので、細かな点に改良が施されていますが、それほど大きな変化は感じ取ることはできないでしょう。

唯一の違いはリアシートの居住性。アクアの方が全長が長く、後席足元に余裕がある代わりに頭上空間はヴィッツに比べてやや窮屈な印象です。

ポイント

また、快適性を犠牲にしてまで空気抵抗を低減させた低くなだらかなルーフにより、高速道路ではアクアの方が高い燃費効率を発揮します。

高速道路を利用した長距離移動が多い場合はアクアがおすすめ。街乗りをメインにした短距離移動が多い場合はヴィッツ ハイブリッドを選ぶのが賢い選択です。

なおヴィッツについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

ヴィッツ 外装ヴィッツの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!トヨタ ヴィッツヴィッツの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!

日産 ノート e-Power

日産 ノート e-Power

種類費用
駐車場代96,000円
燃料代38,235円
自動車税/軽自動車税34,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税7,500円
自賠責保険料13,000円
車検基本料25,000円
12ヶ月点検費用5,000円
合計309,235円

日産 ノート e-POWERはシリーズ・ハイブリッドカー。搭載された1.2Lエンジンは発電に徹し、走行にはモーターのみを使う方式のハイブリッドカーです。バッテリーに蓄えた電力を必要な分だけ走行使えるため、優れた燃費効率を発揮します。

ノートのボディはコンパクトカーながらショートワゴンに近く、アクアよりも快適な室内空間を確保しています。

また、エンジン回転数は常に低回転で発電されるので、アクアのようにエンジン音が気にならず、車内は静かに保たれています。

ポイント

効率的なシリーズ・ハイブリッドのノート e-POWERですが、エンジンパワーを直接使えないため動力性能はやや不足気味。

また、高効率を誇るとはいえ実燃費は20km/Lほどと絶対的な燃費性能ではトヨタ アクアに及びません。日産 ノート e-POWERは、休日にゆったりと家族ドライブを楽しむ使い方に最適でしょう。

なおノートについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

日産 ノートノートの月、年間の維持費を計算!高いのか安いのか比較して解説!ノート 外装日産ノート(e-power)の口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!

ホンダ フィット ハイブリッド

ホンダ フィット ハイブリッド

種類費用
駐車場代96,000円
燃料代33,912円
自動車税/軽自動車税34,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税7,500円
自賠責保険料13,000円
車検基本料25,000円
12ヶ月点検費用5,000円
合計304,912円

ホンダ フィットは、アクアの最大のライバルともいえる存在です。同じ維持費で、実燃費も23km/Lとほぼ同じ。

エンジンとモーターを使い分けるアクアに対して、エンジンをモーターでアシストするフィットは動力性能でもアクアを圧倒します。

室内空間の広さは同等ですが、フィットはリアシートを前に倒すとフルフラットになり、リアシート座面を持ち上げてベビーカーを収めるスペースを確保するなど、使い勝手でもアクアを大きく上回ります。

ポイント

優れた完成度をもつフィットですが、故障の多さが難点。2017年の大規模マイナーチェンジで改善されたとはいえ、トヨタの故障率の低さには及びません。アクアなら最低でも5年10万kmは安心して乗り続けることができます。

アクアは移動のための燃費スペシャルカー。より車をアクティブに使いこなしたいという方にはホンダ フィットがすすめです。

なおフィットについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

ホンダ フィットフィットの月、年間の維持費を計算!高いのか安いのか比較して解説!ホンダ フィットフィットの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!

アクアはもっともランニングコストがやすい

アクアはもっとも維持費のやすいコンパクトハイブリッドカーです。

アクアは若いドライバーにこそおすすめ

トヨタ アクアは、数値上でこそ他車との燃費や年間維持費に大きな差は見受けられませんが、アクアは誰が運転しても、どんな場所を走っても高水準の燃費性能を発揮できるため、それが実際の維持費の安さにつながります。

省燃費運転にはそれなりの知識と技術が必要です。

しかしトヨタ アクアは、ベテランドライバーが乗っても、免許取りたてのドライバーが運転してもランニングコストが安価に収まるため、経済的にも運転技術にも未熟な大学生や新社会人にこそおすすめしたい車です。

アクアを買うなら現行型

2011年から販売されているトヨタ アクアは、通常のフルモデルチェンジ時期を大きく過ぎており、基本設計の古さが顕著にあらわれています。

続々と登場する他社コンパクトハイブリッドカーに実用面で押され気味ですが、それにもかかわらず販売台数が衰えないのは、ハイブリッドカーとしての優れた素性があってこそ。

最低限の居住性だけを確保し、スポーツカーのように低い着座位置と重心、空気抵抗を徹底的に低減した特殊形状の低いルーフがアクアの特徴。

さらに細かな改良が重ねられたことで、販売初期モデルと現行型では数値以上に大きな性能差があります。トヨタ アクアを買うなら、ぜひ新車購入をおすすめします。

なおアクアについては以下の記事でも詳しくまとめています。詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

アクアのフロントアクアの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!アクアのフロントトヨタ アクアの試乗レビュー!乗り心地の感想・インプレッション!