トヨタ アクアはコンパクトカークラスのハイブリッドカーで、その燃費性能の高さから高い人気を誇る車種です。
今回はアクアへのチャイルドシート設置についてご紹介します。
アクアのチャイルドシートの設置可能場所
参考：toyota.jp
トヨタ アクアはコンパクトハッチバックカーの中でトップクラスの環境性能を持つ車で、本格的なストロングハイブリッドカーでもあります。
アクアは現行モデルで2代目となるのですが、初代アクアはその高い人気から何度も国産車の販売台数でトップを取るほどになっています。
アクアのハイブリッドシステムはトヨタでもトップクラスの燃費性能を持っており、扱いやすいボディサイズとあわせてとても利便性の高い車になっています。
アクアの高い性能と利便性はさまざまな世代にマッチするものであり、ファミリーカーとしても使える車となっています。
そこで今回はアクアを子育て世代の車として使う際のチャイルドシートへの適応性をご紹介します。
| スペック | アクア | |
| 乗車定員 | 5名 | |
| 全長 | 4,050mm | |
| 全幅 | 1,695mm | |
| 全高 | 2WD：1,485mm 4WD：1,505mm | |
| 室内長 | 2,015mm | |
| 室内幅 | 1,395mm | |
| 室内高 | 1,175mm | |
| 運転席寸法 | 高さ | 約1,000mm |
| 幅 | 約500mm | |
| 奥行き | 約1,000mm | |
| 助手席寸法 | 高さ | 約1,000mm |
| 幅 | 約500mm | |
| 奥行き | 約1,000mm | |
| 後席寸法 | 高さ | 約900mm |
| 幅 | 約1,300mm | |
| 奥行き | 約1,000mm | |
アクアの外観サイズはコンパクトハッチバックカーの標準的なサイズ感を取っており、全長や全幅は控え目なサイズで扱いやすい車です。
一方でアクアは先代モデルから全高が結構抑えめになっている車で、ギリギリ1,500mmに届くか届かないかというサイズ感は最近の車種では低いフォルムとなっています。
車内スペースに関しては全体的に控え目なサイズ感とはなっていますが、運転席や助手席、セカンドシートの足元空間はそこそこのゆとりをもたせたものとなっています。
アクアは車全体で5人乗りの車になっていますが、このうちでチャイルドシートを取り付けられる設置場所をご紹介していきます。
アクアのチャイルドシート設置場所
参考：toyota.jp
アクアへのチャイルドシート設置は基本的に3点式シートベルトのあるシートへ固定するものとなっており、アクアの車内でこれに対応した箇所をご紹介します。
チャイルドシートは子供を安全に車に乗せるための製品で、一般的には車のシートの上に乗せて使うものとなっています。
チャイルドシートは安全性のためにシートなどにしっかりと固定する必要があるのですが、チャイルドシートの固定には基本的にはシートベルトで縛る形をとっています。
シートベルトと言っても簡易的な2点式シートベルトではなく3点式シートベルトが必要であり、3点式シートベルトが装備されている座席であればチャイルドシートの搭載が可能となります。
アクアの車内では5人乗りの座席全てに3点式シートベルトが設けられており、運転席を除けば残りの4席にはチャイルドシートを取り付けることができます。
しかし助手席へのチャイルドシート設置はあまり推奨されておらず、助手席シートは正面衝突などの事故の際にセカンドシートに比べて影響が大きいため、子供を保護する目的のチャイルドシート設置場所には向かないのです。
そのため基本的にはアクアではセカンドシートの3席がチャイルドシート設置可能な場所となっており、助手席はご両親が座るシートとして使うほうがよいでしょう。
また助手席自体にはチャイルドシートの設置は可能ですので、緊急時やシートアレンジの際などに一時的に移動させるような使い方は可能でしょう。
アクアのチャイルドシートの可能台数
アクアへのチャイルドシート設置可能な台数はチャイルドシートの固定機構で決まっており、シートベルト固定式とISOFIX式で変わってきます。
この2つについてそれぞれでのチャイルドシート設置可能台数をご紹介します。
シートベルト固定式のチャイルドシート設置可能台数
参考：toyota.jp
チャイルドシートの固定方式の基本はシートベルトでの固定式であり、この方式ではシートの多くの部分に搭載できます。
シートベルト固定式のチャイルドシートは3点式シートベルトが設置されているシートであればしっかり固定でき、汎用性も高いので多くのチャイルドシートに採用されています。
シートベルト固定式のチャイルドシートはセカンドシートの3席全てに固定ができますので、前述の理由から助手席を除けばアクアには最大3つのチャイルドシートが搭載できます。
シートベルト固定式であれば3席のうちどこに搭載しても固定が出来ますし、移動させるのも簡単なので使い勝手は良いものです。
ですがアクアは車のサイズ的に横幅の控え目なコンパクトカーであり、セカンドシートの前後サイズや横幅のサイズはそこまで大きくありません。
その状態でセカンドシートに3つのチャイルドシートを搭載しようと思っても、チャイルドシートのサイズによっては横側でチャイルドシート同士がぶつかってしまい搭載できない場合があります。
また2つぐらいチャイルドシートを積み込んだ場合にも残った座席のスペースは結構狭くなっており、大人が座りづらいぐらいのサイズになる場合もあるので、チャイルドシートを複数積み込む際には残りのスペースを考える必要があるでしょう。
ISOFIX式のチャイルドシート設置可能台数
ISOFIX式はチャイルドシート専用の固定規格であり、シートベルト固定式よりもより頑丈な固定ができます。
ISOFIX式は専用の固定器具によってチャイルドシートをシートへ固定する方式で、金具での固定になりますのでシートベルトで縛る方式よりも頑丈で安定性の高い固定方法となります。
ISOFIX式のチャイルドシートからは固定用の足が飛び出ており、これをシート側の固定器具に差し込むことによって固定できます。
そのためISOFIX式の固定構造が車側にも装備されている部分でなければ搭載できないので、搭載場所が限られる場合があります。
アクアの場合にはISOFIX式の固定器具はセカンドシートの左右席にそれぞれ1つずつ設置してあり、アクアの車内にはISOFIX式のチャイルドシートを2つまで設置可能です。
左右席であれば2つ搭載しても多くの場合は横でぶつかることはありませんので、ISOFIX式の強固な固定構造で安全にチャイルドシートを複数運用できるでしょう。
ただし2つ搭載したときにその間のセカンドシートのセンター席はかなり狭いスペースしか残らないので、大人の方が乗り込むにはちょっと厳しいかもしれません。
またアクアのセカンドシートにチャイルドシートを搭載すると全席シートとの間のクリアランスも結構詰まりますので、センター席までアクセスするのもなかなか大変です。
アクアでのチャイルドシートの使用感
アクアへのチャイルドシート設置時の使用感はtwitterにも投稿があり、その中からいくつかご紹介しましょう。
アクアにチャイルドシートは
似合わん。これから、大変だよ〜
乗せるの大変。
下ろすの大変。
幅取る。
腰痛い。
デメリットばっか。車体の高い車に乗り換えしたい。
— おーぬ (@0nu0625hk) December 15, 2018
こちらの方はアクアにチャイルドシートを取り付けて運用されていますが、さまざまな点で大変な部分があるようです。
取り付けの大変さや子供さんを乗せるときの大変さ、車内のスペースを取ってしまうなどデメリットを多く感じていらっしゃるようで、特にアクアの車高の低さがネックになっているようです。
とりあえずアクアにチャイルドシート装着した🙌
360℃回転するやつだから
乗り下ろしも負担かからないかな☺️ pic.twitter.com/H53Y1e745W— ようへい (@vellfair1) October 28, 2018
こちらの方はアクアに搭載するチャイルドシートを回転式のものにされています。アクアのような車高の低い車のチャイルドシートに子供を乗せるときにはかなり無理な体勢になりがちであり、その点が前述の方が不便に感じていた点の一つです。
回転式チャイルドシートによってその不便さをある程度解消できるため、コンパクトカーにはおすすめです。
うちはアクアにチャイルドシートとジュニアシート乗せてます。
後部座席は子ども専用になってますがほんと狭いです💦
足元は完全に荷物置きになってますw— みーさん@7y🚺6y🚺4y🚺 (@M129mK) August 21, 2019
こちらの方はアクアにチャイルドシートとジュニアシートを取り付けていらっしゃって、セカンドシートはほぼこの2つで埋まっているようです。
足下空間はかなり狭くなっていて荷物置きにするぐらいしかできないようで、かなり子供用品でアクアの車内スペースは専有されてしまうようです。
アクアのおすすめのチャイルドシート
では最後にアクアに搭載できるチャイルドシートをいくつかご紹介します。
トヨタ純正 NEO G-Child ISO leg
トヨタにはメーカー純正品のチャイルドシートというものが販売されており、いくつかある製品の中でおすすめしたいのがNEO G-Child ISO legです。
参考：toyota.jp
このチャイルドシートはISOFIX式の固定方式のチャイルドシートとなっており、アクアの車内には2つまで取り付けが可能です。
またNEO G-Child ISO legにはISOFIXの固定器具の他に床面まで伸ばせるサポートレッグがそなわっており、より安定感のある設置が出来る製品となっています。
サポートレッグによって足下空間は結構専有されてしまうので、セカンドシートに2つ搭載すると他の用途にはなかなか使いづらいですが、このチャイルドシートは意外と横幅が控え目なので1つの搭載であればその他の座席に十分座るスペースが確保できるでしょう。
またNEO G-Child ISO legの特徴としてベビーシートとしてもチャイルドシートとしても活用できる点があり、年齢にあわせた使い分けができます。
新生児のころのベビーシートは子供の頭部保護などのためにチャイルドシートの取り付け向きは後ろ向きとしますが、年齢が上がると今度は普通に座る向きの前向きにします。
NEO G-Child ISO legはシート部分を回転させることでこの2つのパターンを取ることができ、1台のチャイルドシートで長い期間活用できるのも便利な部分です。
アップリカ クルリラ
アップリカはチャイルドシートの有名なメーカーの一つであり、そこの製品であるクルリラはアクアにぴったりです。
クルリラはISOFIX式とシートベルト固定式のどちらでも対応できるフレキシブルなチャイルドシートであり、アクアのセカンドシートであればどの座席でも取り付けが出来ます。
チャイルドシート自体の機能もかなり充実しており、衝撃吸収能力の強いクッションやリクライニング可能な背もたれなど、一般的なチャイルドシートより豪華な装備となっています。
サポートレッグも展開できるので安定感も高く高性能なチャイルドシートといえるでしょう。
またクルリラの最大の特徴は回転ができる座席にあり、チャイルドシートの座席部分を360°自由に回転できます。
この機能によって車へ子供さんを乗せるときに無理な体勢になりにくくなりますし、ベビーシートとチャイルドシートの切り替えなども回転するだけで行なえます。
アクアに搭載する上では多少横幅の大きなチャイルドシートとはなりますが、回転式の機構で不便さをかなり解消した使い勝手が期待できるでしょう。
たった1分で車を60万円値引きできる裏技
これから車を買おうとしている方、値引き交渉の正しいやり方はご存知ですか？
値引き交渉は正しくやらないと、車を買う際に60万円以上の損をする可能性があります。
「値引きしてくれませんか？」「オプションをつけてくれませんか？」と何も考えずに交渉すると、営業マンに舐められます。
「この客はバカだなwww」と足元を見られ、値引きは低くなってしまうでしょう。
この正しいやり方さえ知っていれば、最大限まで確実に値引きできます。詳しくは下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技！』ページをご覧ください。
たった1分で車を60万円値引きできる裏技！安く購入する秘密のテクニックとは？！