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アクアにはどんなメンテナンスが必要?費用はこんなにかかります!

トヨタ自動車は車の信頼性の高いメーカーでその故障の少なさは世界一のレベルです。

そんなトヨタのベストセラー車にハイブリッドカーのアクアがありますが、アクアのメンテナンスはどんなものがあるのでしょうか。

今回はアクアのメンテナンスについてご説明していきます。

アクアのメンテナンス

後ろからみたアクア

トヨタ アクアは2011年に登場したコンパクトハイブリッドカーで、そのサイズの手頃さと乗用車トップクラスの燃費、そして何より値段の安さで大変な人気となりました。

登場から7年経ってフルモデルチェンジもしていないのですが、現在でも販売台数のトップ3に入るほどの車です。

さてそんなアクアのメンテナンスですが、さすがトヨタの車というべきか、基本的なメンテナンスをしっかりこなすと保証距離の間は車の故障はほとんどありません。(トヨタ車の故障率の詳細は以下の記事をご参照ください。)

トヨタのロゴトヨタは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!

燃費のよさとも合間って非常に経済的な車といえるでしょう。作業的なメンテナンスはもちろん、毎年の定期点検が重要で、故障箇所の早期発見をするのが最初です。

定期点検を毎年受けた上で行うアクアの基本的なメンテナンスが次の通りです。それぞれ走行距離ごとに解説していきます。

新車購入時:慣らし運転

アクアを新車で購入してすぐに行うメンテナンスが慣らし運転です。

エンジンや車の部品同士がまだ新品で馴染んでないので、馴染むまでの間は無理な運転を控えるのです。

コンパクトカーの場合なら走行距離1,000kmまで4,000rpm以上に上がらないようにすればよいですが、まあ普通にアクアを運転すればその条件には当てはまります。

無駄に回転数をあげて運転するようなことをしなければ、自然と慣らし運転は完了するのです。

それもあってかトヨタのHPには慣らし運転は必要なく自然と角がとれると書いてありましたので、普通に運転すればよいだけですね。

新車を購入してすぐにやることについては、以下の記事でさらに詳しく解説しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。

車買ったら買うもの車を買ったらまずすることと買うものまとめ!新車、中古車ごとに解説!

~15,000km:オイル交換、オイルフィルター交換

車のメンテナンスの中でもっとも基本的なものがエンジンオイル交換ですが、ハイブリッドカーであるプリウスでも重要性は変わりません。

アクアのオイル交換インターバルはメーカー推奨で15,000kmとなっており、オイルフィルターも同時に交換するようになっています。

車に気をつかうひとは5,000kmごとにオイル交換したりしますが、アクアはそこまで走りに特化した車ではないのでそこまでする必要はあまりありません。(アクアの走行性能の詳細は以下の記事をご参照ください。)

アクアの加速アクアの加速性能を解説!0-100km/h加速タイムはどのくらい?

当然短いインターバルのほうがよいのは確かですし、料金もあまり高くないので、常に最良の状態に保ちたい人は短い間隔で交換しましょう。

またアクアに推奨されているオイルは低粘度の「0W-20」で、燃費によい影響のある種類ですので基本的にはこのオイルでよいでしょう。

エンジンオイルはさまざまな銘柄が出ていて高性能車用の高粘度オイルもありますが、アクアにはそこまで高性能用オイルは必要ありません。

交換についてはディーラーを基本として、自動車用品店やタイヤショップ、ガソリンスタンドなどでも交換ができますし、オイルの在庫も必ずあるでしょうから、安い料金で交換できるところを探しておくとよいでしょう。

ハイブリッドカーといえど走行の大半でエンジンを使用していますので、オイル交換は非常に重要です。きまったインターバル毎にしっかりメンテナンスしましょう。

30,000km~50,000km:各種消耗品交換

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30,000kmを越えた辺りでいくつかの消耗品を交換する時期になり、気にする部品としてはタイヤ、補機バッテリー、ブレーキパッド、ブレーキフルードです。

だいたい1度目の継続車検の時期なので、それにあわせて交換することが多いですね。

タイヤ交換

タイヤ交換も車の基本的なメンテナンス項目で、ハイブリッドカーといえどタイヤにかかる負荷は変わりません。

タイヤについているスリップサインを目安に交換しますが、だいたい3年ごとに交換することになるでしょう。

アクアのタイヤは純正で低燃費タイヤというものを履いており、タイヤの転がり抵抗を減らすことで燃費をよくするタイヤです。

ハイブリッドカーには低燃費タイヤがベストマッチなので、交換する際にもハイブリッドカー用のタイヤを選べば問題ないでしょう。

もっとグリップ力の高い高性能タイヤもありますが、グリップ力は低燃費タイヤとは反対の性能ですので、燃費を重視するアクアには向きません。

それでも走りを重視する人ならばその選択肢もありますし、基本的にタイヤはドライバーの好みで選べばよいのです。

タイヤ交換もディーラー、自動車用品店、タイヤショップなど、普通のハイブリッドカー用のタイヤならどこでも交換が可能です。

補機バッテリー交換

ハイブリッドカーでバッテリーというと駆動用の大容量バッテリーを想像してしまいますが、ここで交換するものはそれとは違う補機バッテリーです。

普通の車に積まれている12Vのバッテリーで、ハイブリッドカーにも駆動用バッテリーとは別に搭載されているのです。

補機バッテリーは車の走行用モーターには使われず、ライトやインテリア用電源など、さまざまな電源用のバッテリーです。

だいたい3年~5年のインターバルで交換するもので、電圧が規定値より下がった段階で交換します。

ハイブリッドカーといっても補機バッテリーについては普通の車と変わりませんので、大きさと容量が一緒であれば純正バッテリーでなくても全く問題はありません。

自動車用品店なら安いバッテリーも揃っていますし工賃も安いのでおすすめです。

また補機バッテリーの交換は簡単なので、自分でバッテリーを調達して自分で交換するのも楽にできますし、もっとも安い手段でしょう。

ただ個人で行う場合は古いバッテリーの処分を適切に行ってください。

ブレーキパッド交換

ブレーキパッドはブレーキの制動力を発生させる摩擦材で、ブレーキを多く使えば消耗は早く、およそ30,000km~50,000kmで寿命が来ることがあります。

しかしハイブリッドカーのアクアではブレーキの使い方が少々特殊で、走り方によってはまだまだ交換の必要はありません。定期点検時に限界が来ていたら交換しましょう。

ハイブリッドカーには「回生ブレーキ」というシステムが搭載されており、普通減速時に捨ててしまっているエネルギーをモーターで電力として回収するシステムです。

そうすることで燃費をよくすることができるのですが、回生ブレーキが働いている時にはブレーキを踏んでいなくても結構車のスピードが落ちるのです。

ということはブレーキパッドで制動する頻度が減るということなので、回生ブレーキを積極的に使う走り方ではブレーキパッドの減りが少なくなるのです。

回生ブレーキは車の走行モードで強さが変わったり、下り坂で積極的に使用したりすることもできるので、その方が燃費にはよいですしブレーキパッドの交換はもっと先にできますので経済的です。

なお交換はディーラーか自動車用品店、タイヤショップなどで行いましょう。

MEMO

ちなみにアクアにはエコモードという走行モードがあります。燃費が良くなる走行ができます。詳細は以下の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせて参考にしてみてください。

アクアのエコモードアクアのエコモードとは?仕組みから使い方まで全て解説!

ブレーキフルード交換

ブレーキフルードはブレーキをかけるための油圧のフルードで、ブレーキの使用頻度で汚れてくるのでこちらも30,000km~50,000kmぐらいで交換するものです。

しかしフルードもブレーキパッドと同じくハイブリッドカーではそこまで頻繁に交換しなくてもよい場合もあり、やはり点検時にブレーキフルードの汚れ具合で交換するかどうかを決めましょう。

こちらもブレーキパッドを交換する時に同時に替えるのが面倒がなくて便利です。

50,000km~100,000km:定期交換部品の交換

普通のエンジン車の場合、このぐらいの走行距離から各種定期交換部品の交換が始まります。

もっとも一般的なのはエアコンコンプレッサー、オルタネータ、ウォーターポンプなどの補機類とそれを駆動する補機ベルトです。

またタイミングベルトなども対象となってきます。

しかしアクアはすべての補機を電動化することで補機の定期交換が必要なく、定期交換部品が非常に少ない車となっています。

さらにタイミングベルトではなく寿命の長いタイミングチェーンを採用しているので、こちらも交換の必要はありません。

そのためアクアでの定期交換部品として気になる部品としてはブレーキローターぐらいなもので、非常にメンテナンスが楽な車といえるでしょう。

ブレーキローターにしても前述したブレーキパッドと同じく走り方によって減り方はさまざまです。

あまりブレーキローターを酷使していないのであれば、100,000kmまで保つこともあるのがアクアです。(走行距離の寿命の詳細は以下の記事をご参照ください。)

アクアの加速アクアの航続距離は?走行距離の寿命(限界)はどれくらいか解説!

もしブレーキローターの交換が必要となったらディーラーや自動車工場での修理が基本となりますが、普通にアクアを使っていたらその必要も少ないでしょう。

100,000km~:主要部品の交換

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いくらメンテナンスが楽なアクアといえど、100,000kmを越えてくるといろいろな部品が劣化してきます。

中には故障して交換しなければ走行できなくなる部品もあり、特にハイブリッドシステムが故障すると大変です。

ただ以下の記事でも解説していますが、アクアはもともと故障率の低い車です。あまり過度に心配しすぎる必要はありません。

水中のアクアアクアは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!

エンジン部品の交換

100,000kmに達したエンジンは、まず各種ゴム部品の劣化が気になります。

ゴム部品は年月で劣化していきますので、1年10,000km走行として100,000kmで10年経てばもう寿命です。

ゴムホースは冷却水、燃料等さまざまな箇所に使われているので、切れないうちに交換しましょう。

他にはスパークプラグやエアクリーナーエレメントといった消耗品もさすがに交換時期がきますので、100,000kmを目安としてエンジンの消耗品はすべて交換したほうがよいです。

そこまでの修理だとディーラーにお任せしたほうがスムーズです。

また前述した補機類ですが、電動化されているとはいえ部品の劣化が進んでくると異音や作動不良も起こってきますので、場合によってはこれらも交換する必要が出てきます。

ハイブリッドシステムの寿命

アクアに使われているハイブリッドシステムはおもに3つの部分で成り立っており、駆動用モーター、インバータ、駆動用バッテリーの3つです。

このうちモーターはあまり故障するような部品ではありませんが、インバータと駆動用バッテリーは100,000km前後でいろいろと不調がでてくることがあります。

そもそも車の部品は100,000kmを目処として耐久性の設計をしてあり、それはハイブリッドシステムも同じです。(走行距離の限界の詳細は以下の記事で解説しています。)

車のメーター中古車は走行距離が何万キロまで安心して乗れる?答えはこれだ!

そのためいくらアクアの特徴であるハイブリッドシステムとはいえ、故障が発生する可能性は高くなります。

インバータについては内部部品の故障によって修理が必要となりますが、基本的にはインバータ自体をごっそり交換することとなり、交換費用はかなり高額です。

また駆動用バッテリーは携帯電話のバッテリーでもあるように年々劣化が進み、劣化が限界を越えたところで車が交換時期だと判断し、警告灯を点灯させます。

こちらもやはり駆動用バッテリーの全交換となり部品代はかなり高額となります。

これらハイブリッドシステムの修理交換には専門的な技術が必要で、一部の自動車工場をのぞいては基本的にディーラーでの修理となります。

ハイブリッドカーの中心とも言えるハイブリッドシステムの故障は修理するかどうかを非常に悩む点で、多額の費用をかけてまで修理するよりはその費用を頭金にして乗り換えてしまうというのも常識的な判断です。

ハイブリッドシステムに故障が出るかどうかでハイブリッドカーの車としての寿命がきまるのです。

MEMO

もしアクアの購入を考えているなら、値引き交渉の正しいやり方を覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

アクアのメンテナンス費用

アクアは車としてはメンテナンスが楽な車で、費用面でもかなりメリットがあります。

ハイブリッドシステムの修理に費用を割かなければ、燃費とも合間ってかなり維持費は控えめになるでしょう。

アクアの各種メンテナンス費用をざっとまとめてみましたので、走行距離30,000km、50,000km、100,000kmでどのぐらいの費用になるかをまとめてみましょう。

走行距離メンテナンス項目費用目安
年間メンテナンス定期点検10,000円〜
15,000円
15,000kmごとオイル交換3,000円〜
5,000円
オイルフィルター交換3,000円
30,000km~
50,000kmごと
タイヤ交換30,000円〜
50,000円
補機バッテリー交換20,000円〜
30,000円
ブレーキパッド交換15,000円〜
20,000円
ブレーキフルード交換5,000円〜
8,000円
50,000km~
100,000km
ブレーキローター交換30,000円〜
40,000円
100,000km以上ハイブリッド
インバータ交換
150,000円〜
200,000円
ハイブリッド
バッテリー交換
150,000円〜
200,000円

※同じく人気車のプリウスのメンテナンス費用は、以下の記事で解説しています。あわせて目を通して、比較してみてください。

プリウスプリウスのメンテナンスの費用はいくら?計算してみました!

走行距離30,000kmまで

30,000kmまでというと車の寿命としてはまだ徐の口で、基本的には定期点検とオイル交換だけです。

定期点検は1年1回ですが、年10,000km走行とすると3回分となります。

15,000円×3=45,000円ぐらいですね。

それに加えてオイル交換とオイルフィルター交換が2回ずつありますので、会わせて15,000円ぐらいです。

合計すると3年間で60,000円で年わずか20,000円で済むことになり、非常にお安いのがわかります。

走行距離50,000kmまで

50,000kmまでも基本的なメンテナンスは点検とオイル交換ですが、それに加えてタイヤと補機バッテリーは必ず交換となります。

点検とオイル交換で5年で100,000円となり、タイヤ交換40,000円、バッテリー交換25,000円としても、合計165,000円です。年単位では33,000円となりますね。

またもしブレーキパッドとブレーキフルードを交換したとすると、ブレーキパッドで17,000円、ブレーキフルードで7,000円として24,000円の追加です。

さきほどのと合計して189,000円、年単位では37,800円です。

走行距離100,000kmまで

基本的な費用は50,000kmまでの2倍ですので、合計378,000円です。ブレーキローターを替えたとしても40,000円追加で418,000円、年間41,800円となります。

ただ100,000kmまでいくとさすがに各種不具合も出てくるもので、これの修理や整備にそれなりの費用がかかってきます。

とはいえアクアの信頼性の高さは国産車でもトップクラスですのであまり重大なトラブルに遭遇する可能性は低いです。

もし修理が必要となっても、前述のものに加えて100,000円〜200,000円プラスぐらいですので、合計で500,000円〜600,000円ぐらいまででおさまるでしょう。

100,000km越え:ハイブリッドシステムの修理費用

100,000kmを越えてから気になってくるハイブリッドシステムの修理費用ですが、アクアのメンテナンス費用の割合としてはこの部分がかなりの大きさを占めます。

トラブルに遭遇する前に乗り換えるなら関係ないのですが、もし修理するとなるとインバーター、駆動用バッテリーそれぞれで150,000円以上の修理費用がかかってきます。

また一度修理をすればハイブリッドシステムはほぼ新品同然となりますが、今度はそれ以外の部分で高額修理も発生してきます。

特に電動化された補機類が費用がかかり、電動エアコンコンプレッサーの交換修理でも150,000円以上の費用がかかるのです。

アクアを100,000kmを越えて乗ろうとすると、大きなトラブルがあると大きな出費を覚悟せねばなりません。

よくも悪くも日本で認識されている100,000kmの寿命を意識して開発されており、維持費を抑えるなら100,000kmまでのところで乗り換えるのがよいということですね。

これからアクアを買おうと思っている方は、以下の記事もぜひ一緒にご覧ください。購入の参考になりますよ。

運転中のアクアアクアは運転しにくい?世間の意見から徹底的に考察! アクアのフロントトヨタ アクアの試乗レビュー!乗り心地の感想・インプレッション!