スズキ ジムニーは軽自動車でありながら本格的なクロカンSUVの性能を持つ車で、世界的にもここまで小型のSUVは珍しい存在です。

山道や不整地には最高のジムニーですが、そういう車での長距離ドライブってどうなのでしょうか?

今回はジムニーが長距離ドライブに適しているかどうかについてご説明します。

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ジムニーの長距離ドライブに適した点

ジムニーは1970年の登場より現行で3代目となりますが、一貫してクロカンとして最高の構造であるラダーフレームとリジッドサスペンションを採用してきました。

この組み合わせは非常に頑丈で山道や不整地でも走れなくなるということが少なく、ジムニーの命とも言える構造となっています。

しかし長距離ドライブとなると、ジムニーが得意としているシーンとは180°違った走行シーンとなるため、正直いってジムニーは長距離ドライブにピッタリということはありません。

しかしそれでもいくつかは長距離ドライブに適している点がありますので、まずはそれをご説明しましょう。

どこへでも不安なく行ける

ジムニー

ジムニー最大の魅力というのは、普通の車では走れないような状況でもしっかりと走れる走破性にあります。

山道はもとより泥道、雪道などどこでも走ることができます。

一見長距離ドライブには関係ないようにも思いますが、ジムニーのこの特性はどんな場所旅に行っても不安なく走れることを意味しています。

特に冬場などは長距離ドライブしたあとにスキー場にいくなどのシーンでも、ジムニーなら一般道も雪道も問題なく走れるという安心感を持てるのです。

他にもキャンプや登山、北海道旅行など、長距離走ったあとに道の悪いところを走ることは旅なら結構ありますが、どこでも走れる性能というのは心にゆとりがもてるものです。

普通車はもとより4WDのステーションワゴンなども走行性能という点ではジムニーにはかなわず、ジムニーがあれば日本中どこに行っても旅ができるでしょう。

長距離向けなシートの固さ

ジムニーのシート

ジムニーの以外な長距離向けの特徴として、シートの固さが疲れにくいという点があります。

軽自動車の一般的なシートはかなり柔らかめで、一般道を短時間運転する分にはよいのですが、長距離でずっと座っていると腰やおしりが痛くなってきます。

これは軽自動車で長距離ドライブするときの大きな欠点として知られており、軽自動車は疲れやすいといわれる原因のひとつです。

ジムニーのシートは不整地を走るためにホールド性の高い形状をしており、固さも普通の軽自動車より固めで、長距離ドライブでも疲れにくく長時間座っていられます。

ただしホールド性の高いのは前席だけで、後席はベンチシートなのでそちらはさほど快適ではないでしょう。

ジムニーはあくまでドライバーメインの車なのです。

ジムニーの長距離ドライブに不向きな点

ジムニー

ジムニーはやはり長距離ドライブに不向きな点が多い車で、次のような問題があります。

固い乗り心地

ジムニーのサスペンションは不整地向けに固めのセッティングとなっており舗装路では結構車が上下するのですが、これが長距離ドライブではかなり効いてきます。

ジムニーのサスペンションの固さは普通の軽自動車より固く、どうしても路面状況によっては車の跳ねや揺れが大きくなります。

短時間であればあまり気にならないレベルの乗り心地ですが、長時間の乗車となると乗り心地が固いのは疲れの原因になります。

前述したシートが疲れにくい形状であったとしても、根本的な乗り心地の悪さはどうしようもないので、ジムニーはあまり長距離ドライブには向かないというわけです。

横揺れが大きい

ジムニーの乗り心地の悪さにはもうひとつあり、車高の高さから来る横揺れの大きさがあります。

ジムニーは悪路走行のために大きなタイヤを履いており、そのために軽自動車としては車高が高く、床面の位置も高い車です。

そういった車はロール、つまり横揺れが大きい傾向にあり、左右の揺れが乗り心地の悪化に影響します。

特に高速道路の走行時に顕著に現れ、横風が強いときや、カーブを曲がって横Gがかかるときなどに車の横揺れは大きくなり、乗り心地はかなり悪化してしまうのです。

高速巡航向きではないギアセッティング

ジムニーは車の設計上、高速巡航は苦手としており、高速道路での長距離走行は得意ではありません。

ジムニーという車の使い方では、車はスピードよりもトルクが重要であり、低速時のパワーこそ悪路走行には必要です。

エンジンのパワーこそ軽自動車なので少ないのですが、トランスミッションを低速向けのセッティングとし必要なトルクを稼いでいます。

そのため高速走行にはギアのセッティングがあまり適しておらず、高速道路の制限速度である100km/hでも結構エンジンをまわさなければなりません。

車が壊れたり走れなくなったりするわけではありませんが、そもそも快適な高速走行ができる車には設計されていないのです。

燃費も軽自動車としてはよくない

軽自動車が長距離ドライブに向いている数少ない利点には燃費の良さがありますが、同じ軽自動車でもジムニーは燃費があまりよくなく燃費での経済性はあまりたかくありません。

現在の軽自動車の燃費は、カタログ燃費で25km/L~30km/Lという高水準にあり、実燃費も20km/Lとかなり高いものとなっています。

高速燃費もおなじぐらいよく、軽自動車は長距離ドライブをするにはかなり経済性の高い車種と言えるのです。

しかしジムニーはカタログ燃費からして14.6km/L~16.4km/Lとあまりよくなく、実燃費でも11km/L~13km/L程度なので、軽自動車のメリットである経済性はジムニーにはありません。

これも前述したジムニーの設計が影響しており、低速向けのセッティングのため燃費がふるわないのです。

騒音が大きい

高速巡航が苦手であることの影響のひとつに騒音の大きさがあり、特に高速道路走行ではエンジン回転数が高めになるのでエンジン音が高くなります。

まずエンジン回転数は100km/h巡航でも4,000rpm~5,000rpmと高いものが必要で、これだけでもエンジン音がかなり高めになります。

またジムニーのタイヤが大きいことでロードノイズも大きくなり、さらに軽自動車はコスト的に吸音材をたくさんつけられないので、車内に聞こえてくるノイズはかなり高めとなります。

長距離ドライブでは車のノイズは結構堪えるもので、長く聞いていると耳がおかしくなって疲れがたまります。

少しでも改善させるにはスピードを落として走行するしかないので、ジムニーで高速を走るときには平均スピードを控えめにしましょう。

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長距離ドライブをした人の評価

運転

ジムニーで長距離ドライブをした人の評価はTwitterにいくつもあげられていますので、今回はその中から3件ご紹介します。

長距離ジムニーは手が疲れる

この方はマニュアルシフトのジムニーにのっていらっしゃるようですが、長距離走行ではシフトに使う左手が疲れるとおっしゃっています。

ジムニーで巡航走行しようとするとどうしてもシフトを上げ下げしがちになりますので、そのせいで手が疲れてしまうのでしょう。

低速向きのジムニーの泣き所のひとつですね。

ガソリンスタンド探しが大変

ジムニーの欠点である燃費の悪さは長距離ドライブではもうひとつ不安がでてきます。それはガソリンスタンドを探す必要があることです。

燃費が悪いとガソリンスタンドに寄る頻度もあがりますが、土地勘のない地域でスタンドを探すのは結構大変なものです。

とはいえ最近はスマホなどで探しやすくなってはいますが、ジムニーが得意な山の方に入ってしまうとそもそもスタンドが少ないこともあります。

致命的な欠点にはならないものの、気にすることが増えてしまうことは間違いありません。

ジムニーが悲鳴をあげる

ジムニーのマニュアルがオートマとはいえカローラより良いのは面白い点ですが、それよりジムニーのエンジンノイズの高さは結構気になる点のようです。

エンジンにもよりますが軽自動車用だと3,000rpmも回すと結構大きな音を出すようになり、まさに悲鳴をあげ始めるような感じになります。

ジムニーが高速に向いていないことがこれからもはっきりしますので、あまり速度はあげすぎなほうが車にもドライバーにも優しいですね。

ジムニーで長距離ドライブするのはどうか

ジムニーは控えめに言っても長距離ドライブに向いているとは言えず、特に高速道路の走行は苦手です。

普通の車とおなじ感覚で高速走行をすると、とにかく疲れがたまるドライブとなってしまいあまりよいことはありません。

ジムニーでの高速走行は控えめに80km/hぐらいの速度で巡航すると、ノイズも燃費も多少はましになるでしょう。

ジムニーは本格的なクロカンSUVであり性能はその方向に特化されています。

その分長距離ドライブは欠点が多くなってしまいますが、ジムニーの特殊性から考えれば当然とも言えるでしょう。

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この記事を書いた人

佐藤茂道
佐藤茂道
某自動車メーカーのエンジン部門で開発経験あり。子供の頃から車雑誌を切り抜きし、高校ではオートバイ・車にどハマりする。就職する際に、某自動車メーカーを選び、仕事でもプライベートでも車漬けに。今は日産スカイラインR33が愛車。