スズキ ジムニーは日本が誇る軽自動車クロカンで、軽自動車でありながら本格的なオフロード走行ができるのが魅力です。

そんなジムニーは耐久性の高さが有名なのですが、どれだけ耐久性があるのでしょうか。

今回はスズキジムニーの耐久性についてご説明します。

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ジムニーの耐久性は本当か

ジムニー

まずはTwitterでジムニーユーザーが感じているジムニーの耐久性についての意見を集めてみましょう。

走行距離の長さが耐久性の証

この方のジムニーは現行のJB23ですが、走行距離が200,000kmを越えてなお健在のようです。

そもそも購入時点で15年落ち130,000kmなので、ツイートの時点ですでに20年落ちとはすごいです。

まだまだ車は快調のようで、ジムニーは軽自動車と思えないほどの耐久性を持っているのがわかりますよね。

ジムニーは多少壊れても走ります

後程詳しく解説しますが、ジムニーの耐久性の高さはそのまま車の頑丈さに直結しており、この方がおっしゃっているように旅先でトラブルにあってもなんとか自走して帰ってこられる可能性の高い車です。

どんなトラブルでも車が壊れないというわけではないのですが、小さい破損なら走れないということはあまりありません。

オフロードにはトラブルや破損はつきものなので、それに対応できる耐久性がジムニーには備え付けられているのです。

耐久性を発揮するには整備は必須

ジムニーの車としての耐久性の高さは折り紙つきですが、それはしっかり点検整備をしていればこそです。

ジムニーは故障しない車ではないので部品が壊れたら修理が必要ですし、それ以上に消耗品の交換をしっかりすればこそ長い距離や年数を耐えることができるのです。

ジムニーが耐久性が高いからといって消耗品のメンテナンスを怠れば必ず故障しますので注意しましょう。

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ジムニーの耐久性が高い理由

ジムニーの耐久性の高さは実際のユーザーさんの声から実証済みですが、それにはジムニーの設計が関係しています。

次はジムニーの耐久性の高さを支えているいくつもの要素をご説明しましょう。

単純で頑丈なラダーフレーム構造

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まずジムニーの耐久性の高さを支えているのは、車の骨幹であるラダーフレームにあります。

ラダーフレームはジムニーがクロカンSUVとして成立している中心構造で、単純ながら頑丈な金属フレームを構成しています。

左右2本のメインフレームとそれを支える横げたがあり、上から見るとはしごのようなのでラダーフレームといいます。

普通車はモノコックボディというボディがそのまま車体の骨格もかねている構造が一般的ですが、ラダーフレーム構造はフレームの上にボディが乗っかっている構造となっており、骨格であるフレームとボディが別になっています。

ラダーフレームは普通の乗用車に使われているモノコックボディよりも強度を容易に出すことが出来、オフロードで大きな荷重のかかるクロカンSUVにはもってこいの構造です。

このラダーフレームの頑丈さこそ、長年の走行や長距離走行を耐え抜くジムニーの骨格なのです。

軽自動車にしては耐久性の高いエンジン

ジムニーは軽自動車なのでエンジンは660cc、馬力も64PSまでに制限されていますが、軽自動車用エンジンとしては耐久性の高いエンジンです。

現行ジムニーのK6Aエンジン

ジムニーのエンジン

現行ジムニーのエンジンはK6Aというエンジンで、スズキの軽自動車用エンジンとしては設計の古いエンジンです。

現在スズキの主流はR06Aという軽量エンジンでハイブリッドなども組合わさって燃費もよいのですが、K6Aではそういった最新装備はありません。

しかしエンジン自体が単純な分耐久性は高く、とくにエンジン部品の消耗品であるタイミングベルトという部品がタイミングチェーンという耐久性の高いものになっているので、消耗品も長持ちします。

軽自動車エンジンは最新のエンジンを複数の車に展開していくのが普通なのですが、ジムニーに関しては旧型でも耐久性の高さからK6Aエンジンが引き続き使い続けられています。

旧型ジムニーエンジンは耐久性が高い

またジムニーの2代目(前型車)にはF6Aというさらに古いエンジンが載っているのですが、パワーや燃費は悪いものの耐久性という点ではK6A以上のものがあります。

とはいえ現存しているエンジンはエンジン自体が古くなっているので、すでに耐久性をかなり減らしているかもしれません。

それでも2代目ジムニーもいまだに現存する車が多くありエンジンも使い続けられていることから、耐久性の高さがみてとれます。

なおいくら耐久性の高いエンジンとはいえ、オイル交換などのメンテナンスや消耗品の交換などを適切にしなければすぐに故障してしまいます。

耐久性を確保するにはなによりメンテナンスが重要です。

ジムニーのエンジンは燃費や軽量さよりもなにより耐久性で選ばれているのです。

足回りもリジッドサスで頑丈

ジムニーのサスペンション

ジムニーの最大の特徴のひとつにりじっどさすぺんしょンがありますが、これは誕生した1970年から現在までラダーフレームとともに受け継がれてきたジムニーの基本コンセプトのひとつです。

このリジッドサスペンションも非常に頑丈で、耐久性も高い構造のひとつです。

オフロードを走行するにはなにより足回りの強度が重要で、過大な入力でも壊れない頑丈さを持っています。

ということは耐久性も高い構造であり、ジムニーに普通に乗る限りにおいては足回りのトラブルにはほとんど見回れることはないでしょう。

修理のしやすい車の構造

ジムニーのラダーフレームには強度のほかにも耐久性をあげる点として、修理がしやすいという特性もあります。

一般的な車に使われるモノコックボディも強度的にはしっかりしたものが出来るのですが、ひとたびぶつかったり、荷重に耐えられなくてして変形すると車全体が歪んでしまうことになります。

一度歪んだモノコックボディを修理すのるは至難の技で、完璧に修理するのはほぼ不可能といってもよいでしょう。

もしモノコックボディが大きく歪んでしまうと車の走行性能に悪影響がでるので、その時点で車が廃車にされてしまうことも珍しくありません。

しかしラダーフレーム構造の場合には、家からを受けるのはすべてフレーム自体でボディには力がかかりません。

ラダーフレームも歪んだり変形したりはするのですが、構造が単純なのでモノコックボディより遥かに修理が容易で、ひどい損傷でなければ完全修理も可能です。

ジムニーは車本体の耐久性が高いのは確かですが、それに加えて修理の容易なラダーフレーム構造により、修理と整備をかかせなければ車は長い年数使い続けられるのです。

修理の容易さは破損の多いクロカンSUVには必須の条件です。

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この記事を書いた人

佐藤茂道
佐藤茂道
某自動車メーカーのエンジン部門で開発経験あり。子供の頃から車雑誌を切り抜きし、高校ではオートバイ・車にどハマりする。就職する際に、某自動車メーカーを選び、仕事でもプライベートでも車漬けに。今は日産スカイラインR33が愛車。