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エルグランドの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!

高級ミニバンの元祖、エルグランド。

ミニバンらしからぬ走行性能やまるで高級セダンのようなインテリアはミニバンが苦手な層の人達に人気があります。

先代モデルまではFRレイアウトだったボディも現行からはFFとなり、車内の快適性はとても良いです。

そんなエルグランドの燃費性能はどうでしょうか。

ここではエルグランドの燃費性能について解説していきます。

エルグランドの燃費・実燃費

日産 エルグランド

まずはエルグランドのカタログ燃費と実燃費の差をみていきます。エルグランドには2.5Lモデルと3.5Lモデルの2つのモデルがあるのでそれぞれの数値を検証です。

それぞれカタログ数値は2.5Lモデルで10.8km/L、3.5Lモデルで9.4km/Lです。では実燃費を見てみましょう。

燃費の種類2.5L3.5L
カタログ燃費10.8km/L9.4km/L
街乗り燃費8~10km/L6~8km/L
高速燃費10~13km/L8~12km/L

両エンジンともにカタログ値の7割以上をしっかりと超えています。さらに高速燃費に関してはカタログ値をオーバーする数値です。

一般的に実燃費はカタログ値の6~7割ほどと言われているので十分な数値がでています。

とはいえもともとそれほどカタログ数値が高いわけでもないので、普段遣いとして実用的な燃費とは言いにくいです。実燃費はこのクラスの大排気量ミニバンとしては標準的な燃費性能です。

エルグランドの燃費の口コミ

ではエルグランドの燃費についてユーザーはどう感じているのでしょうか。ここではツイッターからエルグランドユーザーの実際の声を紹介していきます。

E51型のエルグランドは重量級で大排気量。残念ながら燃費が伸びる要素が見当たりません。

3.5Lエンジンでも10.5km/Lという数値を出している人もいます。高速や一度に走る距離が多い人ならばこれぐらいの燃費はなんとかなるかもしれませんね。

2.5Lエンジンで逆に燃費が伸び悩んでいます。走り方によっては3.5Lエンジンのほうが燃費が伸びることもあるようです

エルグランドの歴代の燃費・実燃費

とても標準的な燃費性能のエルグランドですが、歴代モデルの燃費はどうだったのでしょうか。ここでは歴代エルグランドの燃費を確認してみます。

E50型の燃費・実燃費

 

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初代エルグランドは3.5Lガソリンエンジンと3Lディーゼルエンジンがラインナップされていました。

これらのカタログ燃費は10・15モードでガソリンモデルで7.2km/L、ディーゼルモデルで10.8km/Lです。実燃費はガソリンモデルで3~5km/L、ディーゼルモデルで5~7km/Lと言われています。

燃費の種類ガソリンディーゼル
カタログ燃費7.2km/L10.8km/L
街乗り燃費3~5km/L5~7km/L
高速燃費5~8km/L7~10km/L

E51型の燃費・実燃費

 

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2代目エルグランドは現行モデルと同じで3.5Lと2.5Lのガソリンエンジンでした。しかし2.5LモデルにもV6エンジンを搭載しており、多気筒+FRという高級車らしいレイアウトが嬉しいモデルです。

カタログ燃費は2.5Lモデルで8.9km/L、3.5Lモデルで8.4km/Lになっています。実燃費は2.5Lモデルで5~7km/L、3.5Lモデルで4~6km/Lほどと、二桁の数値になかなか乗ってくれません。

燃費の種類2.5L3.5L
カタログ燃費8.9km/L8.4km/L
街乗り燃費5~7km/L4~6km/L
高速燃費7~10km/L7~10km/L

エルグランドは歴代、燃費の悪さが酷評されることが多いです。実際に表にしてみてみると酷評される理由がよくわかってもらえると思います。

現行モデルがいかにがんばって燃費性能を平均値にまで向上させてきたか、努力を感じ取ることができますね。

エルグランドの燃費の理由

エルグランド エンジン

エルグランドは歴代モデルを見ていくと現行モデルでやっと平均的な燃費性能になりました。エルグランドの燃費を向上させたのは一体どんな理由があるのでしょうか。

レイアウトの変更

エルグランドの先代モデルまではFRレイアウトでした。そのため一部の層からは高級感や走行性能の高さなど一定の評価がありましたが、燃費となるとまた別です。

乗用車のFRはFFに比べると重量の増加や駆動力の伝達ロスなど、走行の無駄が発生してきます。そのため燃費に関してはとても不利です。

さらにエルグランドの場合はパワートレインを下に通しながらもミニバンらしい大空間を両立しなければならないため、車体はとても大きくなります。ですので空気抵抗の影響も強く受けてしまいました。

現行モデルはFFレイアウトになったので、上記に上げたFRによる燃費の不利な部分を解消できます。

車重は軽くなり、伝達のロスが減り、全高が下がるので空気抵抗も少なくなったことが、燃費向上に大きく役立っています。

パワートレインの見直し

現行モデルからはパワートレインを大きく変更しています。先代にあった2.5L・V6エンジンは2.5L・直列4気筒エンジンとCVTの組み合わせとなりました。

そのため直4エンジンの低回転からもしっかりトルクの発生するエンジンとCVTの効率の良い変速で、常用での走行性能を大きく向上しています。

そして3.5LエンジンにもCVTを採用することで、こちらも非常にスムーズかつ効率的な走行をします。これらの見直しにより、このクラスのミニバンとしては標準的な燃費性能にまで向上しています。

ではなぜ頭一つ抜けなかったのでしょうか。

車重が重い

エルグランドは車重が軽くなったという話をしました。しかしいくら車重が軽くなったとは言えど、ライバル車とほぼ同じような重量に落ち着いただけです。

特別アドバンテージが有るだけの軽さになったわけではないので、残念ながらここが強みにはなりませんでした。

燃費向上技術がほとんどない

エルグランドにはアイドリングストップやハイブリッドシステムなど、現在よく使われている燃費向上技術が採用されていません。

パワートレインの効率化のみなので、目立った燃費性能の向上がみられないのも当然ですね。

アクセルを踏みすぎている

エルグランドは先程のとおり重量があります。特に2.5Lエンジンはパワーが無いので加速が悪いです。

そのためガバっとアクセルを踏んでしまう人が多く、燃料の消費はどうしても多くなってしまいます。

エルグランドの燃費改善・向上方法

燃費に関しては特別強みのないエルグランド。なんとか燃費を良くする方法はないでしょうか。ここではエルグランドの燃費を向上する方法をご紹介します。

パワーが足りないからとアクセルを踏み込まない

エルグランドはミッションがCVTなので、エンジンの回転と加速が一致しません。とくに2.5Lモデルは十分なパワーだと言われていますが、車体重量に対しエンジンパワーが足りません。

これらの要因により走り出しは悪く感じます。ただそこで遅いからと言ってアクセルをガバっと踏み込んだりしようものなら燃料の消費を促進するだけです。

走り出しはブレーキを離すだけのクリープでゆったりと、進みだしたらアクセルを開きます。しかし燃費を良くするためにふんわりアクセルだからといって少ししかアクセルを踏まないのは効率が悪いです。

加速するときは3分の1から半分ほどアクセルを踏み込み、タコメーターで2,000回転ぐらいを目安に走ることで効率良く加速できます。

そして目的の速度まで加速したら、一定速度で巡航するのが一番良いです。

クルーズコントロールシステムを使う

エルグランドには速度を一定で走行できるクルーズコントロールが標準でついています。車の不要な加減速は燃料消費を促進します。

高速道路やバイパスのような速度一定で走れるような環境では、クルーズコントロールを積極的に使用することで、燃料消費を抑えることができます。

ちなみに3.5Lモデルならばオプションでレーダークルーズコントロールを装着することもできます。

こちらは前車に追従していくシステムなので、ブレーキ操作などの運転手自身の操作は必要ないのでとても便利です。

エルグランドの燃費を他の車と比較

エルグランドの燃費は標準的です。ではライバル車たちの燃費はどうでしょうか。

ここでは比較に上がりやすいトヨタのアルファード、ホンダのオデッセイ、ベンツのV220と比較していきます。

メルセデス・ベンツ V220

メルセデス・ベンツ V220

V220はメルセデス・ベンツの販売するミニバンです。ドイツのアウトバーンでも走れるような高い走行性能をもつミニバンで、高級感やデザインは国産車とは一線を画します。

搭載しているエンジンが2.2Lのディーゼルエンジンというところもベンツらしいですね。

V220dのカタログ値は15.3km/Lです。2.5tもの重量を動かしていると思うと驚異的な数値です。

燃費の種類数値
カタログ燃費15.3km/L
街乗り燃費10~12km/L
高速燃費11~14km/L

実燃費を見ていくとV220のほうが1割ほどよい数値です。

ディーゼルエンジンのパワフルな走りと燃料代の安さ、エルグランドの勝ち目はありません。

ホンダ オデッセイ

ホンダ オデッセイ

オデッセイはホンダの販売するスポーティな走行性能が自慢の大型ミニバンです。ハイブリッドモデルやスポーツタイプなどもあり、エルグランドより進んだ開発が行われています。

カタログ燃費の数値はエルグランドよりも数値が高くガソリンモデルで14.0km/L、ハイブリッドで26.0km/Lです。では実燃費を見ていきます。

燃費の種類ハイブリッドガソリン
カタログ燃費26.0km/L14.0km/L
街乗り燃費12~16km/L8~10km/L
高速燃費17~21km/L10~13km/L

燃費性能ではオデッセイの圧勝です。このクラスのミニバンでこれだけの数値を出す車はそうそういません。

走行性能にも定評があるのでエルグランドのアドバンテージはないですね。

トヨタ アルファード

トヨタ アルファード

エルグランドに圧倒的な販売力の差を見せつける高級ミニバン、アルファード。豊富なラインナップと見た目に訴えかける迫力は、トヨタの開発のうまさを感じさせます。

燃費を見ていくとカタログ値が2.5Lで12.8km/L、3.5Lは10.8km/L、ハイブリッドモデルは19.4km/Lです。では実燃費を見ていきます。

燃費の種類3.5L2.5Lハイブリッド
カタログ燃費10.8km/L12.8km/L19.4km/L
街乗り燃費6~9km/L7~10km/L11~13km/L
高速燃費10~12km/L10~13km/L13~16km/L

ガソリンモデルは実燃費ではどちらのモデルもそこまで変わりません。しかしアルファードにはハイブリッドモデルがあるため選択肢では負けます。

低重心なボディのエルグランドは走行性能は良くできていますが、このクラスのアイデンティティである迫力と中の広さではどちらもアルファードにかないません。アルファードの圧勝でしょう。

エルグランドは燃費では勝負はできない

エルグランドはハイブリッドシステムやアイドリングストップなどといった先進装備はありません。そのため燃費というカテゴリーでははっきりとした強みはないです。

そのぶんシンプルなパワートレインや作り込まれた足回り、そして上質なインテリアで走行性能の高さと乗り心地の良さが強みです。

燃費性能は車に合わせた走り方をすることによって大きく変わってきます。こちらで紹介した方法などを参考にして、燃費の良い走りを研究してみてください。