1分で車を60万円値引きする裏技

クラウンの静粛性はいかに?!エンジン音やロードノイズはうるさい?

私たちの暮らす日本は、海外から自動車大国と称されてきました。

数多くの「名車」が日本の発展を支えてきた、と言っても過言ではありません!

そんな数ある「名車」の中でも、トヨタ「クラウン」には特別な思いを感じる方も多いはず。

「いつかはクラウン」

その人気ぶりは、こんな名キャッチコピーが生まれてしまうほどです。これほど広く国民に愛されてきた車は、そうありませんよね?

そこで今回は、日本人の心に根付いた車、トヨタの誇る「名車」クラウンについて、「静粛性」という点に絞って解説していきたいと思います。

高級セダンらしく、「静粛性」「乗り心地」を徹底的に追求されたクラウンの、その秘密に迫ってみましょう!

クラウンの静粛性

トヨタ クラウンアスリート

クラウンの現行モデルといえば、2012年に「CROWN Re BORN」のコンセプトのもと登場した、14代目のS210系です。

斬新なピンクカラーの「アスリートシリーズ」話題となっていましたね。

登場から6年が経つモデルということで、そろそろモデルチェンジも囁かれていますが、現行モデルの静粛性はどんなものでしょうか?

国内最高峰の乗り心地と静粛性

クラウンは国内の自動車市場を牽引してきた存在です。そのこだわりの一つとして、「Japan Quality」というものがあります。

近年、国産車も海外の市場に目を向けて、「大型化」や「デザインの洗練化」といったトレンドが見受けられます。とくにサイズに関しては、どんどん大型化が進んでいますよね。

しかし、クラウンは「日本での使用」を第一に考えられています。国内での使いやすさを考慮し、全幅1800mmを超えないように設計されていたり、日本人の体形に合わせてインテリアが配置されていたりなど、細かいポイントまで配慮した徹底ぶり!

そして、これらは「乗り心地」や「静粛性」などにも表れており、過去のモデルから脈々と受け継がれてきました。

「どの速度域でも静かで、長距離でも疲れにくい」

これが、トヨタが長年の歳月で築き上げてきた、クラウン代々のこだわりなのです。

クラウンの静粛性の秘密

国産最高峰と称されるクラウンの静粛性ですが、その秘密はどこにあるのでしょうか?他の車との違いが気になるところです。

静粛性というと、「エンジン音」などの車自体が発する音や、「ロードノイズ」といった外部からくる騒音などのがあります。

これらを室内に響かせないため、クラウンの各所に見られる「静粛性への工夫」を解説したいと思います。

エンジン性能

現行型クラウンのエンジンには、以下の4種類が搭載されています。

エンジン型式8AR-FTS4GR-FSE2GR-FSE2AR-FSE
最高出力235ps203ps315ps178ps
最大トルク35.7kg・m24.8kg・m38.4kg・m22.5kg・m
種類直列4気筒
DOHC ICターボ
V型6気筒
DOHC
V型6気筒
DOHC
直列4気筒
DOHC+モーター
排気量1,998cc2,499cc3,456cc2,493cc
搭載モデルアスリートアスリート
ロイヤル
アスリートハイブリッド

アスリートは2.0L、2.5L、3.5Lの3種類、ロイヤルとハイブリッドは2.5Lのみといラインナップとなっております。

アスリートとロイヤルに設定されているV型6気筒エンジンは、市街地でも使い速度域でパワーを発揮します。

広い回転域でレスポンスに優れているので、高速道路の巡航や、追い越しなどもストレスを感じません。

パワフルにも関わらず、エンジン制御も最適化が施されているので、静粛性・環境性能、ともに優れています。

さらに注目されているのが、現行モデルから導入された直列4気筒エンジンの「8AR-FTS」「2AR-FSE」です。

「クラウンといえば6気筒というイメージですから、4気筒エンジンの導入が発表されたときは、心配する声もありましたね…」

ところが、この新型エンジンも今では大好評。直4エンジンなのに、回転フィーリングがスムーズで、レッドラインに向けて一気に伸びる感覚は、まさしくV6エンジンのそれです!

静粛性に関しても絶大な評価を受けています。音や振動をまったく感じさせないクオリティは、トヨタ車の技術レベルを世間に知らしめました。

足回りの構造

地面との設置する「タイヤ」、衝撃を吸収する「サスペンション」といったパーツは、道路から入力されるロードノイズに深く関わる部分であります。

タイヤは「クラウンの構造」とは異なるので、ここでは割愛し、サスペンションの構造に焦点を当てて解説しましょう。

クラウンには「いなしサスペンション」と呼ばれる機構が装着されています。アッパーアームという部位が「開断面構造」という特殊な形状で構成されたサスペンションのことで、同社の他車種でも採用されている、知る人ぞ知るパーツですね。

開断面構造ということで、断面の一部に空間が確保されており、しなやかな動きが可能になっています。これによって、通常のサスペンションでは吸収しきれないような振動でも、まったく問題ありません。

さらに、アーム先端部のラバーブッシュも、従来のものより最適な硬さに変更されています。安定感を保ったまま、路面からの不要な振動をシャットアウトすることが可能になりました。

ショックアブソーバーの減衰力や、フロントバウンドストッパーも改良を加えることで、乗り心地も向上させています。

サスペンションだけでも、これだけの改善が施されているのです!結果として、室内に不快な振動を与えない、最高峰の乗り心地を手に入れました。

ロードノイズとは、つまり路面からの振動音ですから、「振動が室内に届かない」ということは、言い換えると「車内が静か」ということなのです。

シャシーの剛性

車は、骨組みとなるフレームがしっかりしているほど、静粛性が増します。つまり、シャシーの剛性が高いほど、車内に音を伝えないのです。

2012年登場の現行モデルですが、プラットフォームの基本構造は、2003年発売の12代目から継承されたのものです。

いわゆる「ゼロクラ」と呼ばれたモデルのことで、クラウンは3世代にわたり、プラットフォームを継続しているんです。

「12代目に採用されたプラットフォームですが、これが非常に優秀な構造なんです!」

大きな特徴は、直線的な形状をしていることです。言い換えると、「曲がりが少ない形だから、高い剛性を誇る」ということ。

日本車は、海外に比べボディが小さいです。その限られたスペースで実用性を出すために、フレームを屈曲させたり、断面積を小さくしたりと、工夫を施してきました。結果として、剛性を犠牲にして、室内を広くとる形が発展してきました。

しかし、プレミアムセダンであるクラウンは、静粛性や乗り心地を追求し、あえてフレームを直線的にレイアウトされました。

サイドメンバーやクロスメンバーも断面積が大きくとられているので、一般的な乗用車とは、骨格強度は雲泥の差です。

加えて、14代目の現行モデルは、このシャシー構造にさらなる改良が施されています。

ボディの剛性をより向上させるため、スポット溶接の箇所を増やし、FRベースの高級車として、細部の部品に至るまで考え抜かれています。

こうして、歴代でも最高水準の強度を誇るシャシーが誕生しました。

ボディパネルの密閉性

クラウンのボディには、「超高張力鋼板」や「高張力鋼板」が多用されており、ボディパネルの剛性も高められています。

ボディパネルには、「車内の密閉性」を高める工夫も施されています。

パネル継ぎ目は隙間ができてしまうため、埋めるためにシール材が塗布されるのが一般的です。クラウンは、このシール材が厚く塗布されているので、かなり密閉度を誇ります。

音の侵入が少なく、なおかつ車内の音も漏れにくいので、小さい音量でも音楽を楽しむことができるのです。

制振材・遮音材の導入

現行モデルのクラウンは、世界水準の静粛性を目指して開発されました。世界最高峰の「ロールスロイス」や「マイバッハ」のような、ハイエンドクラスの高級車メーカーには劣るものの、価格から考えると引けを取らないほどのクオリティです。

これだけの静粛性を作り上げているのは、剛性や密閉性もそうですが、制振材・遮音材を大量に導入していることも影響しています。

「車のカスタムでも、『デッドニング』という遮音性を高める作業がありますよね?これを、クラウンは純正で施されているんです!」

クラウンはフロアやバルクヘッドといった部分に、制振を目的とした「アルファスシート」を張り付けられています。

フロアにいたっては、さらに「RSPPパッド」「樹脂含浸フエルト」「ハードシート」を重ねた上にカーペットを敷いています。つまり。5層構造をしているというわけです。

このように、室内を取り囲むようにして制振材・遮音材を配置することで、静粛性のクオリティを高めることに成功しました。

ドアを閉めたら、「バムッ!」と重厚な音がしますよ!

クラウンの静粛性の評価

日本を代表するクラウンの静粛性は、もちろん世間でも高く評価されています。

クラウンの静粛性に関する口コミをいくつか紹介しましょう。

クラウンから離れて実感する静粛性

こちらの方は、ひさしぶりにクラウンに乗ったとき、あらためて実感したという経験があるそうです。日ごろ乗っていると、静かさにも慣れてしまいますよね。

こちらの方は、他車に乗ってみたときに実感したようですね。何事も、他の製品と比較してみてクオリティの高さがわかるもの。

クラウンの静粛性を確かめるなら、一般的な国産車と乗り比べてみるのが一番ですよね。

静粛性以外もハイレベル

クラウンは静粛性以外の性能も、すべて高レベルです。車内の静かさはもちろんのこと、ハイスペックなエンジンから発揮される動力性能も、目を見張るものがあります。

こちらの方は、クラウンをよく分析なさっていますね。静粛性もさることながら、今回は触れませんでしたが、クラウンは安全性能の高さも評価されています。

ただし、運転していて若干退屈なのは否めません。これは私も感じることですが、スポーツカーに慣れてしまっている方には、「音の小ささ」や「車内の振動感」は物足りなく感じることでしょう。

長距離の運転なら、確実にクラウンの方が疲労感を感じないはずです。

他の車との比較

静粛性という点において、クラウンはどんな車と比較できるのでしょうか?

はっきり言って、同クラスの日産「スカイライン」やホンダ「アコード」との比較なら、クラウンが頭一つ抜けてしまうので、ここはあえて格上のセダンを取り上げてみましょう。

レクサス LS

レクサス LS

レクサスの誇る、世界市場向けの高級セダンが「LS」シリーズです。

元々はトヨタ「セルシオ」として販売されていたモデルなので、クラウンから見れば格上の存在になります。走行性能に関しては、海外も視野に捉えているLSに軍配が上がることでしょう。

静粛性に関しても、「クラウンよりLSの方が優れている」という声が多いですが、装着しているタイヤの影響も大きいようです。

結局のところ同じメーカーなだけあり、車の構造としては、それほど大きな違いはないのです。

もちろんLSの方がコストがかけられているので豪華なんですが、中には「クラウンの方が静か」と意見する方もいます。

ホンダ レジェンド

ホンダ レジェンド

ホンダ販売される高級セダンといえば「レジェンド」です。ホンダらしい切れ長な目元から、ほどよくシャープな印象の高級車です。

画期的なハイブリッド機構を備えており、価格もクラウンよりも200万円ほど高価。

ところが、「静粛性に関してはクラウンの方が優れている」という声が多いです。詳しく見てみると、「駆動音」「エンジン音」といった部分で感じるようですね。

しかし、「高速道路の巡航なら、レジェンドの方が静か」という声も。トヨタとホンダでは、走行性能へのアプローチが異なるので、場面によって静粛性も変わってくるみたいですね。

日産 シーマ

日産 シーマ

日産の最高級セダンにあたる「シーマ」は、3.5Lの大排気量から繰り出される「圧倒的な走行性能」と「高い静粛性」が魅力の一台です。

人気のシーマ ハイブリッドは、「パラレル型ハイブリッド」と称される日産独自の機構を備えており、アクセルワークでエンジン始動を調節します。

エンジンの遮音性に惜しみなく投資しているので、かなりの静粛性を誇ります。

トヨタのハイブリッドはエンジンの始動タイミングが唐突な部分があるので、シーマの方が静粛性に優れると感じる人が圧倒的に多いです。

もっとも、シーマの方が300万円ほど高価ですから、コストの面でみれば、当然といえば当然ですが。

クラウンは格上と比較されるクオリティ

「静か」で「乗り心地がいい」ゆえに、そのクオリティは格上が比較対象になってしまうほど。

「可哀そうではありますが、いつの世も、優れたものは期待が高まるのが常。これも、認められている証拠なのです。」

いずれにせよ、格上相手に僅差にせまる静粛性は、「すばらしい!」の一言ではないでしょうか?以上、「クラウンの静粛性」についての解説でした!