1分で車を60万円値引きする裏技

クラウンは高級車じゃない?大衆車?世間のイメージを元に解説!

「いつかはクラウン」そんなキャッチコピーにもあるように、長らく国内トヨタの高級車として人々の憧れの存在でもあったクラウンは1955年に誕生しました。

しかし、近年ではレクサスブランドの誕生などもあり、「高級車としての存在感は薄らいできたのではないか?」という意見から、「やっぱりクラウンは今でもトヨタの最上級車だ!」という風に考えている方もいて、クラウンに対する印象は多様化してきていると言えます。

そんなクラウンという車は果たして今も高級車なのか?それとも一般大衆車に含まれるのか?徹底的に解説していきたいと思います!

クラウンはトヨタにとって高級車なのか?

トヨタ クラウン アスリート

車はお手頃な価格のものから家を一軒買うのと同じくらいの値段がするもの、はたまた億を超えるスーパーカーと言われるものまで、とても幅広く多種多様なものが世の中には存在しています。

そういった中で自分の取り巻く環境によって、高級車と大衆車のボーダーラインは個人個人で変わってくるものかもしれません。

そこで、実際にメーカーとしてクラウンは高級車という括りで考えているのか?また、一般的にクラウンの価格帯は高級車と言えるのか?深掘りしていきたいと思います!

マジェスタ、ロイヤル、アスリートの違い

まずクラウンについて知っておきたいのが、クラウンには以下の3つのタイプが用意されているということです。

  • クラウン マジェスタ
  • クラウン ロイヤル
  • クラウン アスリート
それぞれが持つ性格は異なっており、マジェスタはクラウンシリーズの中で最も高級な仕様、ロイヤルは落ち着いた大人のセダン、アスリートはスポーティーさを兼ね備えたセダンとなっています。

価格帯については後述しますが、ロイヤルとアスリートはほぼ同価格帯、マジェスタはベースグレードでも他の2車種の最上級グレードより高い価格設定となっており、マジェスタは別格です。

価格の差はそのまま装備などの差に表れていると考えていただいて間違いないでしょう!

それを踏まえて、まずはロイヤル・アスリートという車について解説していきましょう。

メーカーのクラウン(ロイヤル・マジェスタ)に対する想い・考え方 

クラウン ロイヤルの公式ホームページを見ると「クラウンを知ること、それはまさに日本の品質の高さを知ること」というメッセージがあります。

リーズナブルな価格の車の品質が低い訳ではありませんが、品質の高さを売りにしているということは、一般的な大衆車と比べた時に、ひとつひとつの部品のクオリティが高い、または良いもの・素材を使っているということの表れです。

その証拠にクラウンを取り扱っているトヨタの販売チャンネルは、「トヨタ店」のみとなっています。

トヨタの販売チャンネルは以下の4つのチャンネルで構成されています。

  •  トヨタ店
  • トヨペット店
  • カローラ店
  • ネッツ店
それぞれのチャンネルは、ターゲットにしているユーザー層が異なっています。

トヨタ店の特徴

この中でも「トヨタ店」は、最も歴史のある販売チャンネルで、その歴史や伝統に裏付けられた確かなおもてなし、上質さをユーザーに提供することを謳った販売チャンネルで、4つの販売チャンネルの中では最も取り扱い車種の価格帯が高くなっています。

クラウン以外だと、国内だけでなく海外も含めて活躍する、歴史ある本格派ハイエンドSUVの代名詞ランドクルーザーもトヨタ店専売となっています。

アクアやルーミーといった150万円前後の価格帯の車の取り扱いもありますが、こうした販売ラインナップからもトヨタ店の販売チャンネルとしての位置付けは、ある程度ご理解いただけるでしょう。

よって、少なくとも世界のトヨタというメーカーはクラウンを、トヨタブランドを代表する上質かつ歴史あるmade in Japanの車という認識で車づくりをしていると言えます!

クラウンの造り込みから垣間見る高級志向

そんなクラウンはまずインテリアに目を向けると、ドアパネルやセンターコンソール周りは木目調パネルとレザーでまとめ上げており、ステアリングはロイヤルのベースグレードを除き、全て本革巻き仕様です。

また、グレード別になりますがシートから出てくる風が暑い夏に重宝するシートベンチレーション機能が備わっているものがあります。

最新機能や快適装備といったものは基本的に、はじめは高級車に装備され、それが徐々に一般的になってくるとさまざまな車に装備され、身近になってくるものです。

以前は、高級車のレザーシートに快適装備として付いてたシートヒーターも、軽自動車やコンパクトカーのファブリックタイプのシートでも装備されているのが珍しくなくなってきました。

しかし、シートベンチレーション機能を持った車はまだまだ少なく、シートベンチレーション機能が付いていると聞くと、「高級な車なんだな」という印象を受けます。

トヨタマルチオペレーションタッチは、ナビの下に備わるタッチ操作可能な液晶パネルで、ここで空調設定の変更やさまざまな車両システムの設定や変更ができるようになっています。

解像度の高い液晶パネルで、ドアを開けた時に流れるウェルカムムービー、エンジン(パワー)onにした時に流れるオープニングムービーは、クラウンユーザーとしての所有感をより高めてくれる演出と言えるでしょう。

一方で、エクステリアはグリルを含めバンパーやドアミラーのベース部等、各所樹脂パーツのままという部分はほとんど無く、きちんと塗装が施されています。

目に見える部分だとドアの淵のゴムパッキン等を見ていただければ分かりますが、遮音性等も抜かりなく高められているので室内の静粛性は高い次元にあると言えます。

また、一部グレードで標準装備されているドアのイージークローザーは、ミニバンのスライドドアでもない限り、なかなか一般的なセダンではお目に掛からない装備の一つです。

こうして、目に見えて分かる装備等を見るだけでも、他の国産車と比べてさすがはクラウンと感じるところが多いのではないでしょうか。

クラウン マジェスタの違いは?

トヨタ クラウン マジェスタ

ロイヤルとアスリートについて大まかにご理解いただいたところで、果たしてマジェスタはどこがどう差別化されているのでしょうか。

まず、車内に乗り込むと後部座席の空間の余裕に気が付くはずです。

それもそのはずで、ロイヤル・アスリートと比較して、マジェスタのホイールベースは75mm長くなっており、その分室内長も長くなっているからです。

基本的にクラウンのようなセダンに乗る会社役員やお客様は、後部座席に座ることが多いかと思いますが、この後部座席における空間の余裕はそのまま快適性にも直結する重要なポイントと言えます。

一方で、基本的にインパネ廻りのデザインはロイヤル・アスリートと大きな違いはなく、共通となる部分が多くなっています。

エクステリアも車好きでもなければ、エンブレムを見ないと違いが分からない人もいるでしょう。

ひとつひとつ細かい部分の装備を見ていくと、ロイヤルやアスリートよりも確実に価格が上であることは間違いないですが、その違いが一般的に分かりにくいのは欠点でもあります。

クラウンの価格帯は高級車と言えるのか⁉︎

クラウンは各タイプごとに以下のよう価格帯となっています。

  • アスリート:396618万円
  • ロイヤル:381577万円
  • マジェスタ:642714万円
ここまで簡単にクラウンについて解説してきましたが、このような価格帯の車は高級車と言えるのでしょうか。

そこで、同じトヨタのミドルクラスセダンという位置付けのカムリを例に挙げてみると、最上級グレードでは419万円となっており、アスリート・ロイヤルのベースグレードより価格では上になっています。

カムリは全米で毎月平均3万台売れ、一時は盗難車として最も人気があったほど、市民にとって身近な車として認知されています。

これを踏まえても、カムリは大衆車というのが正しい位置付けだと思われますが、そんなカムリとグレード差はあれど価格帯が被ってくる部分があるとなると、単純にクラウン=高級車と考えて良いのでしょうか?

そこでロイヤルとアスリートでどのグレードに人気が集まっているのか見てみましょう。

ロイヤルサルーン 

 グレード車両価格
1位Hybrid ロイヤルサルーン502万円
2位Hybrid ロイヤルサルーン G577万円
3位2.5 ロイヤルサルーン477万円

 アスリート 

 グレード車両価格
1位Hybrid アスリート S503万円
2位2.0 アスリート S-T458万円
3位Hybrid アスリート G584万円

このように実際に売れている価格帯を見ると、ベースグレードの販売台数は多くなく、500万円オーバーの中間以上のグレードに人気が集まっています。

この結果からも、クラウンという車を思い浮かべた時に装備が最も乏しいベースグレード、それこそ例えばロイヤルのベースグレードにあるような、ウレタンハンドルを装備したクラウンをイメージする人はまずいないはずです。

また、500万円オーバーの車を新車で購入するとなると、値引きを考えずにオプションや諸経費を入れていくとおよそ600万円くらいになるでしょう。

平成27年度の調査で日本人のサラリーマンの平均年収が420万円、男性のみの場合で521万円、女性のみの場合で276万円ということを考えると、トータルの支払いで平均年収以上の自動車の購入というのは、決して低いハードルとは言い難いですね。

これをベースに考え、さらにここまで深掘りしてきた内容も踏まえると、クラウンという車は十分に高級車と呼べるはずです。

もしクラウンの購入を考えているなら、値引き交渉の正しいやり方を覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

クラウンの世間でのイメージでは高級車なのか

メーカーとして、またコアな価格帯を見ると十分に高級車と言って差し支えないことが分かったところで、実際のところ世間的にはクラウンはどのような印象を持たれているのでしょうか。

Twitterのツイートを元に幾つか紹介していきましょう。

クラウンはやっぱり高級車

やはり、クラウン=高級車という世間のイメージは今もなお根付いているようで、クラウンについて書かれたツイートの多くから、クラウンは高級車として認識されていることは間違いないと言えそうです。

また、高級セダンの中でも他メーカーの高級セダンは販売台数が伸び悩んでいる中、クラウンは2017年の1年間で3万台近い台数を販売しています。

多くの人にとって憧れの車でありながら、セダンのみをラインナップしている車種の販売台数では1位と、販売実績も堂々たるものです。(さまざまなボディタイプを合算した販売台数実績では、カローラやインプレッサの2車種方が順位は上です。)

クラウンは決して高級車ではないという声


高級車はなかなか手の出せない希少な車という考え方であれば、よく売れて街中でも見掛けることの多いクラウンは、あくまで大衆車のひとつということでしょうか。

また、中古などで手の届きやすくなった先代クラウンを若い年代の方が乗っていたり、保安基準に適合しないような下品な改造をされた個体も稀に見掛けます。

そのためにクラウンにあまり良いイメージを持っていない方もいるようで、そうなると高級車とは一体…と頭を悩ませてしまうのも事実です。

また、昔からのイメージで高級車=排気量が大きいV型エンジン、その分維持費も掛かる車と考える人にとっては、直列4気筒の2Lエンジンを搭載したクラウンは高級車として見れないとも。

しかし、エンジンのダウンサイジング+過給機付きは、国内外問わず今の自動車業界のトレンドで、大排気量が売りだったアメ車ですらダウンサイジングが進んでいるので、クラウンに限った話ではありません。

Twitterから分かったのはこのようなクラウンに対してのネガティヴな意見は少数派で、やはり多くの人にとってクラウンは憧れの車であり、高級な車というのが世間のイメージだということでしょう!

クラウンの海外での位置付け 

国内でのクラウンのイメージが大体掴めたところで、海外におけるクラウンの立ち位置というのは、どういったものなのでしょうか。

実はクラウンは、中国ではマジェスタベースのクラウンが販売されているものの、欧米諸国を含めたその他の国では新車販売されていないので、一般的には認知度が低いというのが現状です。

しかし、ネットなどで情報が簡単に手に入るようになった今、一部のクルマ好きなユーザーからは海外でも人気の高いカムリよりも上位に位置する車であるという認識は持たれているようですね。

また、新車販売から数年経つと中古車として出回る例もあるようですが、それも決して数は多くないようです。

それもそのはずで、海外においてはトヨタの高級車ブランド「レクサス」が日本国内で展開するよりも前から存在していたことが大きく影響しており、トヨタの高級な車に乗るのであればレクサスを選択するというのが自然な流れになっているのではないでしょうか。

一方で、クラウンのスタイリッシュな外観や、made in Japanの信頼度の高さは外国人も認めるところで、「どうして自分の国では新車販売がないのか?」「日本国内だけにとどめておくのは勿体無い!」との声も多く聞かれます。

結論、果たしてクラウンは高級車なのか? 

ここまで、クラウンに対するメーカーの思い、国内外のユーザーのイメージを深掘りしてきましたが、クラウンという車は高級車と呼ぶに相応しいのでしょうか。

今では外車を含めて1000万円をゆうに超える車も珍しくなく、そうした車を所有し、良さを知ってしまっている人にとっては、400万円前後からの価格帯でラインナップされているクラウンには、物足りない部分もあるかもしれません。

また、チューニングのベースとしても人気のクラウンは、その弄り方によっては本来のクラウンという車の良さが失われてしまう場合もあり、そんな車を「本当の高級車」として認めたくないという考えの人もいます。

しかしそれらの価値観はあくまで少数派です。

今や大衆車でも先進で便利な電動パーキングブレーキや、全車速追従型クルーズコントロールが普通に装備される車が増えてきた中、未だにクラウンは足踏み式のパーキングブレーキで、クルーズコントロールも50100km/hの車速制限型だったりするご愛嬌はあります。

また、ピンクのクラウンに代表されるような遊び心があったりと、トヨタとしてのクラウンのPRの仕方からも分かる通り、絶対的な高級車としての地位を昔ほど訴求している訳ではありません。

しかし、初代から数えこれまで途切れることなく何十年も続いてきたクラウンの歴史や価値観は揺るぎないものとして、私たち日本人の心の中に知らず知らずのうちに刻まれています。

日本人により丁寧に作り込まれた日本人のためのクラウンは、今でも「いつかはクラウン」であることに違いはなく、決して気軽に普段の足として買える価格帯ではありません。

そんなクラウンは間違いなく、日本を代表する高級車だと言えるでしょう!