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プリウスにロードバイクは積める?2台まで車載可能?

トヨタ プリウスは燃費の良好なハイブリッドカーで遠出などにも嬉しい車ですが、プリウスのようなワゴンタイプの車にはロードバイクを載せるという需要があります。

今回はプリウスにロードバイクが積み込めるのかどうかをご紹介していきましょう。

プリウスにロードバイクは積める?

 

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プリウスはトヨタでもトップクラスの燃費性能を持つハイブリッドカーですが、車のボディはファストバックスタイルのワゴンで積載量も結構あります。

ワゴンタイプの車は普段使いの買物の荷物や、シートアレンジを駆使した長物の積み込みなどに使い勝手がよく、5人乗車プラス荷物を積み込んでの移動なども便利です。

プリウスも中型サイズのボディに広めのラゲッジスペースや車内スペースを持っているので、ハイブリッドカーという特別な構造を持つ車ながら一般的なワゴンタイプの車と同じような使い勝手の良さもあります。

それでいて近距離でも長距離でも非常に良好な燃費性能を持っているので、日常生活だけでなく旅行やキャンプなど様々なシーンで活躍できる車です。

さてワゴンタイプの車はその積載量の高さでいろいろなものを乗せたいという需要があるのですが、その中の一つに「ロードバイク」があります。

ロードバイクは一般的に言えば自転車なのですが、よりスポーティで自転車競技に使われているようなタイプのことをおもに指します。

ロードバイクは車に乗せて旅行先まで運搬し、その現地でロードバイクで自然の中を走行するといったような楽しみ方もあり、そういった趣味をお持ちの方にはロードバイクが車に乗るかどうかは重要なポイントです。

そこでプリウスにロードバイクが積み込めるかどうかを確認してみました。

プリウスにロードバイクは積めるのか?

まず結論から言えばプリウスにロードバイクは積み込むだけなら十分可能で、ロードバイクを旅行先まで運搬できます。

このツイッターの画像は積み込む方式の一例なのですが、プリウスではリアにあるラゲッジスペースに横倒しで積み込むのが一番簡単な方法で、ノーマルのプリウスのままで積み込めるのが楽です。

この方式ではプリウスの後部座席はシートアレンジで収納する形になるのですが、ロードバイクなどを積み込めるほどの前後スペースはこうしなければ確保できません。

ポイント

シートアレンジはプリウスの後部座席にあるレバーを操作するだけで即座に後部座席の収納ができるので、ほとんど事前準備なしでロードバイクの積み込みができるでしょう。

ただ注意しなければならないのはロードバイクで車内を汚さないようにすることで、プリウス車内のラゲッジルームなどは泥汚れや油汚れには弱く一度汚れがつくとなかなか取れない素材です。

そのためロードバイクを積み込む際に汚れないようにビニールシートを敷いておいたり、アウトドア用のボードなどを設置しておくと良いでしょう。

プリウスに載せられる自転車の種類

ロードバイクは幅広く言えば自転車の一種なのですが、プリウスにはそのほかの自転車も同じ方法で載せることはできるでしょう。

ロードバイクは自転車の中でも特にスポーツ走行に特化した種類のものですが、私達が一般的に使っているいわゆる「ママチャリ」なども前述した方法でなんとか積み込めます。

ロードバイクでもママチャリでも自転車の前後のサイズはほとんど同じであり、ロードバイクよりママチャリのほうが重さは多少重たいですが横倒しにして積み込めば十分プリウスで運べます。

ママチャリを積み込むシーン自体はそんなに多くはないでしょうが、急な雨の日などに子供の迎えをするときに一緒に自転車を乗せて帰るなどの使い方ができるでしょう。

また横倒しでの積み込み方ではプリウス1台で運べるロードバイクや自転車は1台が限界ですが、自転車の中でも折りたたみ式の自転車であれば2台積み込める可能性はあります。

折りたたみ自転車はタイヤの径が小さかったりフレームがコンパクトにまとまったりするので、積み込み方によって2台は十分可能です。

ただしロードバイクは折りたたみ式のものはなかなかありませんので、横倒しでロードバイクを載せるときには1台がギリギリでしょう。

プリウスのロードバイクの積む方法

プリウスにはロードバイクの積み込みは可能ですが、その積み込み方には次のようなものがあります。

横倒しで積み込む

まず最初は前述でご説明した横倒しで積み込む方法で、一番オーソドックスな積み込み方でしょう。

プリウスは車の車高が低めのファストバックスタイルのワゴンなので、ラゲッジスペースや車内の上下のサイズはロードバイクを立てて載せるには不足しています。

またプリウスはハイブリッドカー独自のシステムとしてハイブリッドシステムを搭載しているのですが、そのうちの一つである駆動用バッテリーがラゲッジスペースの床下に積み込まれていることもあり、同クラスのワゴンよりラゲッジスペースの上下サイズは少し小さめとなっています。

そのためプリウスの車内に簡単に積み込むのであればロードバイク1台を横向きに積むのが限界です。ただこの方式ではラゲッジスペースに加えてプリウスの後部座席が左右とも使えなくなってしまいますので、必然的にプリウス1台で乗っていける人数は2人までとなります。

ですが2人分のロードバイクが載らないので結果的に一人でロードバイクを積んで遠征するか、夫婦どちらかもしくは後退でロードバイクに乗るような場合ならこの方法で十分でしょう。

またロードバイクでラゲッジスペースの大半は占めてしまうものの、2人分の旅行の荷物ぐらいなら空いたスペースに積み込みはできます。

サイクルキャリアで固定する

 

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もしもっと大人数で移動したりロードバイクを2台以上積み込んでいきたいのであれば、サイクルキャリアを利用することをおすすめします。

サイクルキャリアは車にロードバイクを積み込むための専用装備で、車のルーフの上や後部にロードバイクを積めるようになります。

プリウスには標準仕様やオプション装備にはサイクルキャリアはないのですが、アフターパーツとして様々なタイプのサイクルキャリアが販売されており、これを使えば車内スペースにかかわらずロードバイクを積み込めます。

ポイント

サイクルキャリアはルーフに積み込む場合には左右1台ずつの計2台が積み込めるようになりますが、後部にキャリアを設ける際にはキャリアの仕様によっては1台もしくは2台ぐらいは積み込めます。

サイクルキャリアを使うと車内はロードバイクのスペースが不要なので、その分沢山の荷物を積み込んだりプリウスの乗車定員をフル活用して多人数で移動することができます。

ただサイクルキャリアは車のボディの外にロードバイクを積み込む形になるので、ルーフのサイクルキャリアではトンネルや立体駐車場でロードバイクを載せた高さでぶつからないように気をつけないといけません。

車の後部に積み込む場合はそういった心配はないものの、今度はバックをするときや駐車場に入るときに周りのものにぶつけないように注意が必要です。

サイクルキャリアでロードバイクを積み込んだ状態での運転には多少の慣れが必要なので、初めてサイクルキャリアを使うときには運転感覚の違いを把握しましょう。

一部のロードバイクは分解して積み込む

ロードバイク

ロードバイクは一般的な自転車とは違って分解が比較的簡単な車種があり、そういったロードバイクなら分解することで複数台を積み込むことができます。

ロードバイクは車種によってはフレームやタイヤ、ハンドルを取り外したり組み立てするのが簡単な車種があります。

分解をすることでカスタマイズの幅が広がったりメンテナンスが楽になるということのほかに、ロードバイクを運搬するときの利便性を考えてコンパクトにまとめるなどの利点があります。

そのためロードバイクを分解してフレームやタイヤなどのパーツに分けて積み込めば、プリウスのラゲッジスペースの高さでも上下方向に立てるような形で積み込んでいくことが可能となります。

この方式であれば2台ぐらいのロードバイクであれば十分積み込むことが可能ですし、プリウス1台で2人と2台のロードバイクが運べればかなり楽しみの幅が広がります。

ロードバイクの分解や組み立てにはそれなりの知識や経験、工具類などが必要にはなりますが、車にロードバイクを積み込んで移動する方であれば勉強されている方も多いでしょう。

ただ分解、組み立てが必要ということで積み込みにはそれなりの時間がかかり、横倒しで積み込むときの楽さにはかなわないでしょう。

ロードバイク乗りがプリウスを買うのはありか?

プリウスはハイブリッドカーとして経済性や利便性の点で非常に便利な車で、ロードバイクを載せるという使い方に対しても一応対応は可能です。

プリウスは決してロードバイクを載せるために最適な車というわけではありませんが、前述のような方法でロードバイクを複数台積み込むような使い方も不可能ではなく、普段使いと合わせて扱えば広く活躍する車にはなります。

しかしプリウスの車内スペースではロードバイクを組み立て状態で何台も積み込むような用途は流石に厳しく、そういった要素にはもっと車高の高い車が必要です。

近年は大型、中型のミニバンが多数販売されておりロードバイクを立てたまま積み込めるような車内スペースを持っている車もありますので、もしもっと楽にロードバイクを積み込みたいのであればミニバンをおすすめします。