コンパクトなボディで大空間、両側スライドドアを搭載した新しいコンパクトカールーミー。
使い勝手だけではなく今どきの安全装備もしっかり採用されており、安心して乗れる車です。
そんなルーミーですが実際の評判はどうでしょうか。
ここではルーミーの評判や口コミについてあらゆる角度から解説していきます。
ルーミーの外装(エクステリア)の口コミ/評判
ルーミーの外装(エクステリア)の特徴
ルーミーは軽自動車で人気のハイトワゴンをそのまま普通車にしたようなボディスタイルの車です。実際のサイズは同社コンパクトカーパッソのようなサイズですが、背が高いため1ランク大きめの車のように感じます。
ヘッドライトからリアコンビネーションランプにかけて流れるような曲線のプレスラインやサイドウィンドウから上をブラック・アウトさせるデザインで平面的になりやすいボディをスタイリッシュに見せています。リアデザインは同社のミドルサイズミニバンノアのように間口の広く見えるデザインです。
フロントマスクは横基調の縦長のグリルで迫力のあるデザインをしています。基準車はグリルが黒い樹脂製でエンブレム近くだけがメッキ装飾ですが、カスタムはグリル全体とフォグランプフィニッシャーがメッキ装飾されておりギラついた最近のカスタムモデルらしいデザインです。
なおデザインだけが違う兄弟車のタンクの外装については、以下の記事で取り上げています。興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
トヨタ タンクの試乗レビュー!乗り心地の感想・インプレッション!ルーミーの外装(エクステリア)に対する口コミ/評判の傾向
大きな軽自動車のよう
ハイトワゴン軽自動車をそのまま大きくしたデザインで普通車らしさがない。黄色いナンバーをつければそのまま軽自動車として違和感がないという意見がありました。
もともと普通車にないジャンルの車だったので、このスタイルに馴染むまでには時間が掛かりそうです。
かっこいいデザイン
自分好みのかっこいいデザインだという意見が多くありました。ルーミーは良くも悪くもトヨタらしいデザインをしているので、見た目の評価は高いようです。
基準車はかっこ悪い
基準者とカスタムの違いであるグリルのメッキ部分ですが、黒くなっているかどうかで車格感が大きく変わって感じるという意見もありました。
トヨタも公式ページなどではカスタムの画像ばかり紹介されており、デザインの悪さを安易に認めているように感じられます。
人気のカラーランキング
順位 | 色/カラー |
1位 | レーザーブルークリスタルシャイン |
2位 | マゼンタベリーマイカメタリック |
3位 | ファイアークォーツレッドメタリック |
4位 | ファインブルーマイカメタリック |
5位 | プラムブラウンクリスタルマイカ |
人気のカラーはこのようになっています。なんと定番の白黒シルバーの3色がランクインしていませんでした。
原色のように主張の強いレッドやブルー、そして優しいカラーのファインブルーマイカメタリック。大人びたカラーのプラムブラウンクリスタルマイカと、個人ユーザーに多く選ばれていることがよく分かるランキングです。
ルーミーユーザーの実際の口コミ
次買い替えるならやっぱりトヨタのルーミーにしよう!と思ったらタンクも同じ??って調べたら外観デザインと販売店だけ違ってあとは同じ車なんだねー!びっくり!で、私はカローラ店の店長さんの顧客なので(笑)ルーミーだな!排気量1000ccだから今度試乗してみよー!
— あっちん♡예성♡ (@acchin61824) 2016年12月17日
同じトヨタでも販売店によって違うフロントマスクのタンクがいます。その他にもスバルやダイハツなど、ルーミーには兄弟車が4種類もおり、珍しい車です。
ルーミーどんだけ好きなんだよAさんって言われそうだけど、Aさんルーミーは平成20年代で一番外観が気に入った車って言っても過言ではないと思っている。よっぽど。
— Aさん (@a3nhy) 2018年3月14日
ルーミーの外観が非常に気に入っているようです。ハマる人にはとてもハマるデザインだということです。
ルーミーの内装(インテリア)の口コミ/評判
ルーミーの内装(インテリア)の特徴
ルーミーのインテリアは角ばったデザインを多用し、広々とした印象です。ただ造形もまとまりと言ったものもなく、ハイトワゴンをそのまま普通車サイズにしましたというようなデザインです。
内装にソフトパッドなどの使用はなく、ドアパネルに布張りがしてある程度で、あとはすべてプラスチック製です。ダッシュパネルやドアパネルにあるステッチのあるポイントは、プラスチックにステッチのデザインが刻まれているだけです。
見た目は良いかもしれませんが実際に見ると非常にがっかりします。むしろ高級感を出してます、という雰囲気だけのもので虚しさがあります。
配置は高めのナビパネルや見やすいインフォメーションディスプレイなど、使いやすいようにはなっています。ただ総じてこだわりなどが感じられないデザインや質感で、まるで大きな軽自動車に乗っているような雰囲気です。
なおデザインだけが違う兄弟車のタンクの内装については、以下の記事で取り上げています。興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
【画像/写真】タンクの内装/インテリア!運転席周りや後部座席から荷室/トランクまで紹介!ルーミーの内装(インテリア)に対する口コミ/評判の傾向
安っぽいインテリア
インテリアは悪くはないという意見が多いですが、プラスチックがいたるところに使われているので価格から考えると非常に安っぽいという意見が多くありました。インテリアの質感がいいとはお世辞にも言えません。
ポケット収納が使いづらい
収納ポケットの位置が悪く、せっかくのスマホ収納がエアコンの風の当たる部分にあったり、運転中に落ちそうな収納ばかりで使い勝手が悪いという意見がありました。
収納のアイディアがたくさんあるのはいいことですが、実際に使いやすいものがいいですね。
ルーミーユーザーの実際の口コミ
ルーミーの内装意外とかっこいいなw pic.twitter.com/9iyPHIr4Z2
— KTF@ひなもべ (@Team_KTF) 2018年8月4日
ルーミーの内装を気に入っている方もいます。ここはトヨタの内装の魅せ方のうまさですね。
ルーミーやらタンクやら並んでたけど、何がヤバイって、内装のコレ↓
ステッチがあるから 革張ってあるのかーすげぇなー思ったら、ステッチ一体の樹脂成形だから恐れ入ったよwww ガワだけそれなりに見せるとか中国かよ。 pic.twitter.com/JHiwIniuUP— びびを@オナカビティビティスト (@viviGT9696) 2017年1月24日
ステッチデザインの成形デザインをみるとこのように感じる方も実際にいます。見てくれだけのデザインはさすがに寒いです。
ルーミーの走行性能(走破性・安全性)の口コミ/評判
ルーミーの走行性能(走破性・安全性)の特徴
2種類のパワートレイン
ルーミーには乗る人に合わせて1.0LNA(自然吸気)エンジンと1.0Lターボエンジンの2種類のパワートレインがあります。
NAエンジンは最低限のパワーと言った感じで、うなりながら加速していきます。3気筒エンジン+CVTの組み合わせでトルクの出るようにはなっていますが、1,100kgの車体を走らせるには力不足な場面が多くみられます。坂道などパワーのいる場面では軽自動車並の走行性能です。
NAエンジン(自然吸気エンジン)とは?メリット5つ!音が最強の魅力?!ターボエンジンは2,400回転から最大トルク140Nmを発揮するタイプで、高速の合流などでは非常に頼りになるエンジンです。ただダウンサイジングターボのように日常からトルクフルな走りを求める人には物足りないと思います。
ターボエンジンとは?仕組み/構造は?メリット2つとデメリット4つ!ダウンサイジングターボとは?デメリット/欠点2つとメリット3つ!搭載車種も紹介ルーミーを不自由なく動かすにはターボエンジンがおすすめです。
悪路走破性
ルーミーはNAモデルにのみ4WD設定があります。ビスカスカップリングを用いたスタンバイ式の4WDシステムで、普段は前輪駆動で前輪が滑ったときに後輪に駆動力をかける一般的なシステムです。
そこに現代の車らしくトラクションコントロールシステムなどコンピューター制御がしっかりしているので日常生活の雪などある程度の悪路には十分な対応が可能です。
しかし最低地上高が130mmと低めですし、生活四駆以上ではないので積雪路などを積極的に走っていこうとは考えないほうが良いでしょう。
先進安全性能
ルーミーには先進安全装備としてSAⅢを搭載しています。ステレオカメラとソナーによって車両や歩行者を認識し、必要に応じて警告・ブレーキ動作などをしてくれるので十分な性能です。
その他にも走行状況に合わせてヘッドライトの照射範囲を切り替えるLEDヘッドライトや全方位モニター等、ドライバーの安全運転をしっかりサポートします。
サイドカーテンエアバッグなど乗員を守るシステムはオプション設定がされており、安全性はしっかり意識されていることがわかる車です。
ルーミーの走行性能(走破性・安全性)に対する口コミ/評判の傾向
加速が悪い
スペイドなど同社のその他のコンパクトミニバンと比べても加速性能が非常に悪いという意見が多くありました。
高速道路の合流では怖い思いをすることがあるとのことなので、NAエンジンを選ばれる方はそれなりに覚悟をして購入されたほうが良いでしょう。
ターボエンジンは十分な加速
街なかでも高速でもよく走るので軽快だという意見が多くありました。時速100kmまでなら余裕の走りで安定感もあるとのことです。
ターボに4WD設定がない
安心の車を選びたいのにターボエンジンに4WD設定がないことが不満だという声がありました。設定がないのはコストの関係でしょうか。ターボで4WDは諦めるしかありません。
ルーミーユーザーの実際の口コミ
今、仕事で運転して運んでいるのが「トヨタ ルーミー」
コンパクトながら車内が広くてイイ感じ。格好も良い!
しかし、1000㏄の3気筒エンジンなもんだから加速悪い事。遅い!
これ、1500㏄のエンジン積んでたら欲しいんだけどな。 pic.twitter.com/8SxHRV9XX0
— naka-cho@Drummer (@DrummerNakacho) 2018年10月15日
やはりこのサイズで1,000ccは排気量が足りないようです。さらに燃費向上を考えたエンジン制御であるため出足も悪く、加速はよくありません。
ROOMYのカスタムGTはガチで契約するかも知れん。試乗させてもらったけど、ハンドリング軽くて小回りも効く。1000ccのターボってムリヤリ感あると思ってたけど、高速の登りでもスムーズに加速してくれるしマフラー音も気にならない
— みつお (@Mitsu_Oh320) 2018年10月7日
1,000ccターボであれば十分な加速性能があるようですね。この車はターボエンジンを選ぶことが正解のようです。
もしルーミーを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。
このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!ルーミーの燃費の口コミ/評判
ルーミーの燃費の特徴
ルーミーのカタログ燃費はNAモデルで24.6km/L、ターボモデルで21.8km/Lという数値です。ハイトワゴン軽自動車などと比べても燃費の数値が低く、近年のコンパクトカーの中でも排気量の割に低い数値です。
ルーミーには目立った燃費改善対策などはなく、従来からあるシステムで作り上げたハイトワゴンなので燃費性能には期待できません。
ターボエンジン車は燃費が悪い?燃費向上は走り方次第で可能?!ルーミーの燃費に対する口コミ/評判の傾向
ではルーミーユーザーの実燃費はどうでしょうか。NAモデルでは13~16km/L、ターボモデルは12~14km/Lとなっており、ターボの有無でそこまで大きく変わらない結果となりました。
とはいえカタログ燃費の達成率は両モデルともなんと6割を切る数値で、燃費性能はよくありません。ガソリン車なら7割を超えてほしいところです。
ルーミーユーザーの実際の口コミ
ちなみに燃費も加速力、燃料計が特にゴミでしたよ((´∀`*))
神戸〜名古屋までルーミー(レンタカー)で行ったんですけど、行き帰りは高速メインで走って街中も一定速度で走ってたのに
15km/L
しか出ませんでした(^^;;
mtの軽トラより酷いw加速も1LNAは遅いですね〜
周りに合わせて加速が(文字数— テントウムシ@ナイセン団 (@eclair_fwaron) 2018年6月16日
燃費、加速ともに悪いという印象のようです。動力性能についてはパッソのものをそのまま持ってきているのでパワー不足が目立ちます。
ルーミーは短距離か長距離で燃費の差が激しい。
今週は通勤のみだったので燃費が0.1km/L下がってた。
さっきのドライブで取り戻したけど。通勤時は9km/Lで、おでかけ時は18km/L~22km/Lかな?
ルーミーって燃費ランキングはどんくらいなんだろう?(ハイブリッド除く)
悪い方に近い?— りょう (@sino_kattun) 2018年11月30日
通勤時は一桁、おでかけである程度距離を走るときは20km/L前後走るときもあるようです。走り方によって大きく数値が変わるようです。
なおルーミーの燃費については以下の記事でさらに詳しく解説しているので、詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
ルーミーの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!ルーミーの乗り心地の口コミ/評判
ルーミーの乗り心地の特徴
ルーミーはスクエアなボディでガラス面が広く、さらに座面も高めの設定なので視界は非常に良好です。
ただ走行性能はあまりよくないため思ったとおりに走ってくれませんし、シートのホールド性も低く、長時間の移動には向いていません。しかし足回りは意外としっかりしており、思ったほど横揺れなどはなく普通に走れます。
静粛性に関しては3気筒エンジンらしい音がしっかり入ってきますし、ロードノイズなども結構はいってくるので性能がいいとは言えません。
直列3気筒エンジンの特徴!どんな音?搭載車を日本車/外車の車種からそれぞれ紹介!車の作りの詰めの甘さがさまざまなところから感じられます。
ルーミーの乗り心地に対する口コミ/評判の傾向
足回りが硬め
足回りが硬めでしなやかさがないので、道が悪いと凹凸をよく拾ってしまうという意見が多くありました。後席だとその影響はさらに強く、長時間の移動には向かないとのことです。
細かい振動やロードノイズが気になる
走行中のエンジンの振動やロードノイズなどが思いの外気になるという意見もありました。最近のエコタイヤの影響もあると思いますが、ボディ剛性のなさからくるものもあるでしょう。
ルーミーユーザーの実際の口コミ
バイトでトヨタのroomy運転するはめになったんだけどフワフワしてて吐くかと思った。衝突安全性除くと軽自動車のほうがましなのでは?運転が恐怖。
— 小宗 (@_07_05_) 2018年12月7日
ルーミーの乗り心地がふわふわしていて気持ち悪くなるそうです。硬めと感じる人もいますが、トヨタ車なのでやはり足回りは柔らかく感じる人もいるようですね。
相方がカッコいいというから、C-HR見てきたけど…室内の圧迫感と前方と斜め後方の視界の悪さが凄かったw
その後ついでに見たROOMYがめっちゃ解放感あって、視界良好♪
試乗させてもらったら相方が『1000ccだからと馬鹿にしてたけど運転しやすい!』だとww
— 美樹@(゚Д゚)ヒマー。 (@miki_sarubon) 2017年1月15日
ボディ形状が四角いので視界の良さや開放感があって良いようです。1.0Lのわりにはよく走るとのことですね。
ルーミーの広さ・居住性の口コミ/評判
ルーミーの広さ・居住性の特徴
広々とした車内空間
ルーミーは名前の通り非常に広い車内空間をしています。乗車定員は普通自動車なので5人です。しかしどちらかというと4人乗車の方が、広々とくつろぐことができるでしょう。
全席とも大柄な男性が座っても余裕の頭上空間、足元の空間があり窮屈さはありません。ただホールド性のない形状や滑りやすそうな素材で、体を支えるタイプのシートではないので長時間の移動などは疲れそうです。
ルーミーでの車中泊はむずかしい
ルーミーでの車中泊は、シートアレンジによって空間を確保することによってできますがちょっと難儀です。
後席は床にしまい込むような形なので、フラットにしてある程度の広さの空間を確保することが可能です。しかしこれでは1,500mm程度の長さしか確保できません。
それ以上の長さが必要な場合は、前席をリクライニングさせ後席とつなげ、後席をリクライニングさせてある程度のフラット空間を作ることが可能です。
しかしこれも後席の背もたれが完全に倒れるわけではなく、少し斜めになってしまうため寝づらいです。仮眠程度の車中泊でしたら可能ですが、ガッツリ睡眠をとろうと思うと難しいでしょう。
ルーミーの広さ・居住性に対する口コミ/評判の傾向
後席がとても広い
189cmの体型の人が運転席を調節し、同じ人がそのまま乗っても足元が非常に広く、さらに頭上高の広さにも驚いたという意見がありました。
4、5人乗りなら同社のヴォクシーより足元が広く感じ、購入の決め手になったという人もいました。
ヴォクシーの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!明るくて開放感がある
天井が高く窓も大きいため、明るく解放感がり中も広く感じるという意見もありました。
収納スペースも比較的多く、パックのジュースも置けてしまうカップホルダーもあり、ユーザーの使い勝手の良さをよく考えられているなとのことです。
ルーミーユーザーの実際の口コミ
ドライブのときに好評だったものをご紹介。
ルーミーの室内の広さ
ルーミーの後部座席用のテーブル
シートヒーター
メッキピラー
クーラーボックスに飲み物をいれておくメッキピラーに関しては意外だったなー。
鏡と変わらないから身だしなみを確認できる!っていうのが好評の理由。— りょう (@sino_kattun) 2018年11月28日
ルーミーは広い空間やシートテーブルなど、同乗者の使い勝手も非常に良いそうです。使い勝手の良さはこの車の売りですね。
ルーミーのフルフラットいい感じやん😳‼️
コンパクトカーやし車中泊に良さそう🙄 pic.twitter.com/ps8rLBqX02— ぴろしき (@pirosiki_0217) 2018年11月29日
ルーミーはフルフラットにすることで車中泊のできる空間を作ることができますが、リクライニングで多少斜めになってしまうため、ぐっすり眠るのは辛いところがあります。
ルーミーの実用性の口コミ/評判
ルーミーの実用性の特徴
ルーミーはラゲッジルームの地上高が527mmと低い設計で、荷物の載せ降ろしが楽にできます。
シートをある程度前に出せば乗員分の旅行用の荷物も乗せられますし、後席を倒せば長さ1,540mm、幅1,300mmのラゲッジスペースができるので自転車を2台も乗せることが可能です。
車内高は1,350mmと十分な高さがあるので、ある程度高さのあるものを乗せることもできます。さらに小学校低学年ぐらいのお子様であれば中で着替えたりもできるのでアウトドアでも大活躍です。
リアドアは両側とも電動スライドドアが採用されており、間口も大きく開くうえに手すりも大人用と子供用が付いており、人の乗り降りも非常に楽になります。チャイルドシートにお子様を乗せるときなども一旦車内に入ってから乗せることもできるので非常に便利です。
ルーミーの実用性に対する口コミ/評判の傾向
荷室にレールが丸出しであぶない
後席をスライドさせるとシートレールがむき出しになっており、荷物を置くのにはちょっと不便ですし、危ないとのことです。
ラゲッジルームの外から後席を倒せる便利な工夫など、全てにおいてソリオの圧勝だという意見もありました。
多目的に使える空間
後席を倒した空間は自転車を乗せることもできるし、バックドアを開放するとアウトドアなどでも2、3人でくつろぐことのできる非常に便利だという意見がありました。
とりあえず広さがあるといろんなことに使えて便利です。
ルーミーユーザーの実際の口コミ
S660は行き過ぎた大人のおもちゃすぎて実用性一切無視っすからね、積載スペースはないものと考えとかないとダメでしょう。積載重視ならルーミーなんかも良いですよ、職場のジーサマが新車で買ったのですが室内めっちゃ広すぎてビビります!(いやむしろそこはソリオと言っとけ俺…
— 弾吉電鉄@アジト移転中 (@der_service) 2018年5月8日
ルーミーの車内空間が広すぎてびっくりされたようです。外から見る以上に車内は広く感じます。
おぉ、ルーミーね~。
うんうん、あれは、子育て世代にはピッタリでほしくなるやつw
7人乗りほどはいらないけど、普通のコンパクトじゃちょい狭いな~。スライドドアもいいな~、
にドンピシャ!!w
わかるww— フジキン日頃の行いが悪いマン (@kubo_kin) 2018年12月7日
コンパクトじゃ狭いけど7人乗車のミニバンまでいらないという子育て世代にぴったりなようです。スライドドアも付いてますし荷室もそれなりにあるので多目的に使えます。
ルーミーの故障・メンテナンスの口コミ/評判
ルーミーの故障・メンテナンスの特徴
ルーミーのメンテナンス性
ルーミーのエンジンルームにはターボやバッテリーなどぎっしり詰め込まれていますが、意外と手が入りやすいです。車重もコンパクトカー程度ですし整備性は良いです。
ただオプションでLEDヘッドライトが採用されていたりと消耗品は減ってきています。タイヤ交換やオイル交換、ヘッドライトの交換などご自身でできることも多いでしょう。
ミッションがちょっと不安
ルーミーは電動スライドドアが採用されており、やはりそのへんの耐久性に不安はあります。長く使っているとワイヤーなどに不具合が出てくる可能性はありますので注意が必要です。
エンジンなどは他車で昔から採用されているシステムの流用が多いので、トラブルの大方は改善されきっており、特別トラブルというものは少ないでしょう。
ルーミーの故障・メンテナンスに対する口コミ/評判の傾向
ルーミーはブレーキブースターのホースの不良でブレーキが効かなくなってしまうトラブルが有るようです。
リコールで改善されているため今後販売される車は問題ないでしょうが、中古車などを狙う場合は注意が必要です。
それら以外は故障はほとんどないようです。さすがはトヨタ車といえる信頼性です。
ルーミーユーザーの実際の口コミ
ルーミー停車中は熱風出るんよね。故障なんなかぁ
— しんさん (@supra65pd_shin) 2018年9月5日
停車中は温風が出るとのことです。もしかするとアイドリングストップでエンジンが停まっているからかもしれませんね。アイドリングストップ中はエアコンが効かないので外気温によっては温風になります。
室内LED化!ディーラー持って行ったらやっぱりヒューズとんでた(笑)修理代3500円のところ1000円にしてくれたから優しいわ〜#ルーミー pic.twitter.com/gVrkl5vQ06
— ROOMY @J-I (@lqG5NEwnfzmAJrW) 2018年12月9日
最近は車内灯をLEDに変えるなどDIYも流行っています。その際にはショートさせてヒューズが飛んだりする場合もありますのでしっかり気をつけましょう。
ルーミーの価格・値段の口コミ/評判
ルーミーの価格・値段
グレード | 価格 |
X | 146.3万円 |
G | 168.4万円 |
G-T | 180.3万円 |
カスタムG | 183.6万円 |
カスタムG-T | 196.5万円 |
G CozyEdition | 173.0万円 |
ルーミーは146万円から設定があります。スライドドアや安全装備も付いており便利さを考えるととてもリーズナブルな価格設定です。
ハイトワゴン軽自動車に多少尾ひれがついた程度の価格設定なので衝突安全性が不安な人や4人乗りでは足りないという人にはピッタリの価格設定になっています。
ルーミーの中古相場
ルーミーは2016年に発売されまだ2年ほどしか経過していません。
流通しているのは試乗車上がりや未使用車が多く、価格はまだまだ高値です。下は約90万円ぐらいからですが、高いものとなるとカスタムモデルで230万円程になります。流通量が多いのは120万円から180万円となっています。
なお正しいやり方で値引き交渉をすれば、上記の価格よりも大幅に安くルーミーを購入できますよ。
このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!ルーミーの価格・値段に対する口コミ/評判の傾向
割高感がある
購入の際には総額250万円近くなる割には走行性能やインテリアの質感などすべてが中途半端で、割高に感じてしまうという意見が多くありました。
中には安全装備なども考えると納得の価格設定という人もいましたが、どちらかと言うと割高感を感じる人が多いようです。
ハイトワゴン軽自動車と変わらない値段
ハイトワゴンのカスタムなどとほとんど値段が変わらないので、もともとそういった車を買おうと思っていた人にとっては問題のない価格設定だとのことです。
軽自動車を買う値段で、同じようなサイズの普通車が買えるので納得ということでしょうか。
ルーミーユーザーの実際の口コミ
ディーラーからDMきた「ルーミー」
1000㏄で、そこそこの装備搭載したグレードでこの価格。
ないなぁ~💦
でも、自分で車、よう作らんしなー( 笑 ) pic.twitter.com/wT2DiicPCJ— こういち (@rakkochan51) 2016年11月15日
装備などを考えるとある程度は納得できますが、確かに1.0Lの車の価格設定としては高めに感じます。もうちょっと安ければいいですがそうなると軽自動車と全く同じ価格帯ですね。
ルーミーを街乗り用で買おうかと思って中古車調べてたんだけど関東で1台しか中古車見つからなかった挙句250万とか新車で一番グレード低いの買ったほうが安いよなー。。
— RyOtA (@abc0424abc) 2017年2月1日
なんと中古車でも250万という価格だそうです。モデリスタなどカスタムモデルの中古車だと非常に高額なものも多いですね。
ルーミーの維持費・税金の口コミ/評判
ルーミーの維持費・税金の特徴
ルーミーの維持費を下記の条件で計算します。
- 年間走行距離約1万キロ程度
- 旅行で1,000キロほど高速をつかう
- 車検及び整備の見込み費用として14万円
ルーミーは排気量1,000cc、重量1.5トン未満のコンパクトカーです。自動車税、重量税、自賠責などかかる税金を年計算でだしてみると毎年54,715円が税金として請求されます。
税金以外でかかる費用はガソリン代、高速代や整備費そして任意保険を計算すると260,200円ほどになります。
先程の税金と合わせると年間維持費は314,915円です。ここに駐車場やローンの場合は車両の価格が上乗せされる形になります。カスタムGグレードは、60回ローンで月々39,500円程となります。
ですから維持費と合わせると月々が約65,800円で維持することが可能です。
今回はNAモデルで出しましたがターボモデルとの違いは燃費だけです。そこの数値は大きく変わらないのでNAもターボもそれほど維持は変わりません。
ターボは燃費が悪いから敬遠しているという人はそんなに変わらないので検討してみても良いかもしれませんね。
ターボエンジン車は燃費が悪い?燃費向上は走り方次第で可能?!ルーミーの維持費・税金に対する口コミ/評判の傾向
軽自動車とそれほど変わらない
排気量も小さく整備費もそれほどかからないので軽自動車と維持費はそれほど変わらなくて良いよいう意見がありました。燃料代や税金などの差額は1年間で4万円まで変わらないそうです。
自動車税が安いのが良い
一年間に一度送られてくる自動車税の値段が安いのがとても助かるという意見がありました。エコカー減税も聞いているので、購入翌年度の自動車税のやすさは特にうれしいですね。
ルーミーユーザーの実際の口コミ
見積もりだしてもらったけどルーミーもウェイクもそんな変わらんのな〜(˘ω˘ ≡ ˘ω˘)あとは維持費で普通車と軽自動車の差がでるのな〜
— ゑりんぎ (@k_erng) 2018年10月8日
車両価格はルーミーもウェイクも大きく変わらないようです。維持費といっても先程の話だと4万円も変わらないようなので、安全性や使い勝手を考えると悩ましいところですね。
C-HR 思ったほど多く見かけない。ルーミーとタンクがどんどん増殖してる。リッターカーというのも維持費が安く買いやすい。シエンタを急に見かけなくなったのは気のせいかな?
— チビスクマン (@HERO_of_Bisque) 2017年12月8日
巷ではルーミーがどんどん増えているように感じるようですね。低排気量のスライドドア搭載のコンパクトカーというパッケージングが受けているのでしょうか。
ルーミーのグレード・仕様の口コミ/評判
ルーミーのグレード・仕様の特徴
ルーミーには2種類の外観があります。
基準車には購入しやすい価格設定がされているエントリーグレードのX、安全装備や内装の質感を向上させた量販グレードのG、そしてターボエンジンを搭載したG-Tというグレード設定です。
そしてカスタムボディには基準車のGを基準に外観をカスタムにしたカスタムG、そこにターボエンジンを搭載したカスタムG-Tというグレード設定になっています。
最近基準車のGをベースに、カスタムのような内装を施したcozyeditionという特別仕様車が登場しました。
4WDを選ぶ場合はターボエンジンには設定がないので、NAエンジンのモデルを選ぶ必要がありますので注意が必要です。
ルーミーのグレード・仕様に対する口コミ/評判の傾向
ルーミーの人気グレードはカスタムGが一番人気になっています。基準車の中途半端なグリルデザインがあまり評判が良くないためカスタムに人気が集中しているようです。
次に人気なのがGグレードです。外観がそこまで気にならない人には価格と装備のバランスの良いこのグレードが人気となっています。
逆に人気がないのはXグレードです。あまりにも安っぽい内装や、装備の内容の薄さからあまり人気がありません。
ルーミーユーザーの実際の口コミ
今日は神戸に来ています!
現地でレンタカーを借りたのですが、来た車がルーミーでした^ ^グレードはXなので、マニュアルエアコン💧
ヘッドライトはオートなんですけどね…💧#ルーミー pic.twitter.com/9ZQOFqu6tJ— shii (@voxy99418266) 2018年1月9日
エアコンはマニュアル設定なのにヘッドライトがオートというのがちょっと違和感があります。これは安全装備のハイビームアシストが付いているため、自動でヘッドライトが動くようにする必要があるためです。
ルーミーカスタム、ホワイトかブラックどっちが良いかな
どっちかと言うとホワイトの方が好きだけど、人と被りまくるしメッキ目立たせるなら黒だし pic.twitter.com/WBEZWqmjek
— 😁れいにこ (@reinico21) 2018年12月8日
カスタムの大きなメッキグリルを際立たせるにはブラックのボディカラーが似合います。ただホワイトカラーのボディは車体が大きく見えてかっこいいので悩みますね。
総評
ではルーミーの総評をしていきます。
ルーミーはスズキソリオのフォロワーとして登場し、兄弟車がさまざまなブランドから展開されています。後発の車なのでさまざまなところが上回っていそうですが、動力性能や使い勝手などさまざまなところで次点となっています。
エクステリアはトヨタらしいデザインで万人受けするようにはなっていますが、内装の質感やデザインは良くなくトヨタらしくありません。
パワートレインなど他車の使いまわしが多く、突貫工事で作ったような車の印象で、詰めがとても甘いです。
安心のトヨタブランドで買うという人やハイトワゴンがほしいけど軽自動車では不安、もしくは5人乗りでないと使い勝手が悪いという人以外には正直おすすめできない車です。
なおルーミーとデザインだけが違う兄弟車のタンクについては以下の記事で紹介しているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
トヨタ タンクの試乗レビュー!乗り心地の感想・インプレッション!【画像/写真】タンクの内装/インテリア!運転席周りや後部座席から荷室/トランクまで紹介!