メルセデスベンツといえば有名な高級車メーカーですが、世界的にも非常に高い人気を誇っています。しかし、いったいベンツの何がこんなに人気なのでしょうか?
今回はメルセデスベンツの魅力についてご説明します。
ベンツの7つの魅力・良さ
メルセデスベンツは日本では輸入高級車の代名詞的な車ですが、その魅力は一言では語り尽くせません。
そんなベンツの魅力を7つご説明しましょう。
ベンツならではのステータスの高さ
ベンツと聞いてまずイメージするのは、「成功者のシンボル」とか「社長が乗っている」などですが、これこそがベンツの魅力の一つであるステータスの高さなのです。
ステータスというのは社会的ステータスのことですが、政治家や教授などの社会的地位が高い人や、社長さんなどの成功者の代名詞となっています。
まさにベンツというと、こういう人たちが乗っているイメージが強いですよね。
ベンツがこういう人たちに気に入られているのは、車自体の価格の高さもあるのですが、それ以上にベンツの持つ高級感や上質感などが人気の理由です。(価格の詳細は以下の記事をご参照ください。)

つまりベンツに乗ったり所有するということは、それなりの収入があること、上質な物を好むことをアピールできるシンボルになります。
また成功を望む人たちにとってはベンツを所有することが将来的な夢の一つになっていますが、これも社会的ステータスを手に入れることと同じ意味を持っているからなのです。
ステータスの高さだけがベンツの魅力ではありませんが、大きな割合を占めていることも確かです。
ベンツのステータスについては以下の記事でも解説しているので、こちらもぜひ目を通してみてください。

内装や外装の高級感・上質感の高さ
ベンツといえば高級な内装というイメージがありますが、これも大きな魅力の一つです。
ベンツにも小型車から超高級セダンまでさまざまな車種がありますが、中堅車種である Cクラスぐらいから内装の高級感や上質感がぐっと上がってきます。
高級感が現れるところは本革シートや木目パネルなどの採用に始まり、細かいところでは内装の手触りの良さやちょっとしたステッチの精巧さまで、さまざまな面があります。
ベンツはこれらが非常に高いレベルで成り立っており、車格が上がるごとに値段以上の価値を与えてくれるのです。
またベンツの上質感はエクステリアデザインにも表れており、ベンツのデザインはあまり余計な張り出し間はなく、よく言えばシンプルにまとまっています。
しかし決して退屈なデザインではなく、ラグジュアリー感とスポーティ感がうまく融合したデザインなのです。
ベンツのイメージカラーといえばシルバーですが、シルバーは結構シンプルな色なのでともすれば存在感が埋もれがちになるはずです。
しかしベンツは車自体のデザインが優秀なので、シルバーでもしっかり存在感が感じられるのがすごいですよね。
なおベンツのデザインについては、以下の記事でも詳しく解説しています。詳細まで知りたい方はこちらもご参照ください。

車の信頼性、安全性の高さ
ベンツの上質感の一つには、車自体がもつ信頼性の高さがあります。
信頼性・安全性はピカイチ
近年は信頼性、安全性といえば日本車のイメージも強くなってきましたが、日本車がいまほど普及していない時代には、信頼性、安全性と言えばドイツ車の代名詞でした。
故障の少なさはもとより、事故や衝突時の安全性についてもベンツは早い時期からかなり高いレベルのものを採用しています。
最近はどの車にも採用されるエアバッグや衝突安全ボディなどを最初に取り入れたのはベンツですし、その他さまざまな安全装備を先進的に取り入れているのです。
最近も事故防止に高い効果のある横滑り防止装置などを他社に先駆けて採用しています。
「ベンツが壊れやすい」は半分嘘
日本ではよく「ベンツは日本車に比べると壊れやすい」などと言われたりしますが、確かに近年の日本車の故障率の低さは世界トップクラスでしょう。
しかしこれはベンツが壊れやすいというよりは、日本車の壊れにくさがあまりに高いレベルにあるというべきです。
日本車は日本の環境に合わせて設計されているので故障率は低いのが当たり前ですが、ベンツなどの輸入車は完全に日本の環境にマッチしているわけではありません。
ドイツより高温多湿で車に厳しい日本の環境ですので、日本車より多少故障が多いのは仕方ないと言えます。
しかし故障率の少なさについてはベンツは業界平均レベルより高い位置を維持しており、十分な耐久度は持っているのは間違いありません。以下の記事でさらに詳しく解説しています。

乗り心地の良さ
ベンツを始めとする欧州車の魅力としてよく言われるのが、その乗り心地の良さです。
乗り心地の良さというとどんな路面でも車が跳ねたりせず、滑らかに走ることをいいます。
車のサスペンションや車体剛性、タイヤサイズなどのバランスでさまざまなセッティングが可能ですが、実際の路面状況は決して単純ではなく、デコボコ道や高速道路、山道などさまざまな状況が考えられます。
これらさまざまな状況に対応できるセッティングというのは非常に難しく、自動車メーカーの実力が試される場面です。
ベンツはこのセッティングのバランスが非常に高いレベルで成立しており、日本車の高級車ではベンツのレベルになかなか到達できていません。
ベンツの本拠地である欧州は日本以上にさまざまな道路状況が入り混じっており、アスファルト路面だけではなく石畳などもあります。
またドイツにあるアウトバーンという高速道路には制限速度がないので、日本の高速道路よりかなり速い状況もあります。
ベンツはこういったさまざまな道路条件で経験を積んできているので、最高レベルの乗り心地を実現できるわけです。
これは日本車にはなかなか真似ができるものではありません。ドイツ車と日本車の違いについては、以下の記事でも考察しているので、こちらもご参照ください。

走行性能の安定さ
乗り心地の良さとあわせてベンツに求められるのは走行時の安定さで、ベンツ高速走行時の運転のしやすさは定評があります。
先ほど説明したアウトバーンでは非常に高い速度が出せますが、決して直線だけではなくかなりカーブも存在します。
そういった状況で安定して走るためには、直進安定性だけではなく、カーブ時の安定性も重要となります。
ベンツの車体設計はこの点に焦点を当てて行われており、特にカーブ時に重要な車体の剛性が重視されています。
車体の剛性が高いと、カーブ時の遠心力でも車体が歪まないので、余計なハンドル操作もいらず安定して曲がることができるのです。
高速走行時の安定性は速く走れるだけではなく、車の操作が楽になり、結果的に事故の減少にもつながります。
また走行の安定はそのまま乗り心地に影響しますので、まさにどんな状況にも対応できているのがベンツなのです。
もしベンツを買おうと考えているなら、正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。
このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。
最新技術の投入
前述でベンツの安全装備の先進性をご説明しましたが、それ以外にもベンツにはさまざまな最新技術が世界に先駆けて投入されています。
そもそもメルセデスベンツは世界最古の自動車会社の一つですので、当初よりさまざまな最新技術を開発、実用化してきました。
一例を挙げれば、近年も世界中で開発の進んでいる直噴ガソリンエンジンや、乗用車用のディーゼルエンジンなども最初に実用化したのはベンツでした。

そのディーゼルエンジンにしても環境対策技術の採用はベンツが先駆けて行っており、近年のクリーンディーゼル普及の立役者はベンツです。
クリーンディーゼルの技術の核である、すすを取り除くDPFや、窒素酸化物を取り除く尿素コンバーターなど、ディーゼルエンジンの近代化にはベンツの技術が欠かせません。
世界最新技術をいち早く体験できるのも、ベンツの魅力でしょう。
なおディーゼルエンジンについては、以下の記事でさらに詳しく解説しています。詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

車種の豊富さ
ベンツと言えば高級セダンのイメージが強いですが、実はメルセデスベンツの車種ラインナップは非常に多岐にわたっており、選択肢がとても広いのです。
ベンツの車種にはSクラスに代表される4ドアセダンを筆頭に、Aクラスなどのコンパクトカー、GクラスのSUV、SLR などのスポーツカーまで、非常に幅広い車種を展開しています。
またスモールカーのSmartシリーズなどは、ベンツとは思えないコンパクトさが売りの超小型車でありながら、4人乗車可能なモデルもある意欲作です。
またメルセデスベンツブランドには商用車部門もあり、こちらでは以下のようなものもあります。
- 商用バン
- 小型・大型バス
- 大型トラック
中でもユニークなのは多目的車として名高い「ウニモグ」の存在で、この車は1台にさまざまなアタッチメントを取り付けることで、以下のような車になります。
- トラック
- バン
- トラクター
- クレーン
- 消防車
- 軍用車
ありとあらゆるシーンでもこの1車種で対応できる柔軟さは、世界中見回してみてもベンツでしか実現できていません。
これだけの車種をメルセデスベンツという一つのブランドで展開できているのは驚きで、日本最大、世界屈指のメーカーであるトヨタでもここまでの車種はありません。
(トヨタはレクサスや日野、ダイハツなど複数のグループメーカーで展開。詳細は以下の記事をご参照ください。)

車種の豊富さはそのまま私たちの選択肢の豊富さに繋がりますので、リーズナブルな車から超高級車、商用車まで、メルセデスベンツの選択肢はまさに無限大なのです。
ベンツに良さを感じている人の声
メルセデスベンツの魅力は多くの人にも伝わっているようで、Twitter上にはベンツの良さを感じた人たちの声が数多くあがっています。
そんな中から、いくつかご紹介していきましょう。
ベンツの乗り心地は最高
レクサスも良さがあるけど、乗り心地はやっぱりベンツ。シートフィット感とか。
アウディーもBMWも走った感じの滑らかさは心地よいけど、BMWは個人的に酔いやすい。
因みに乗り物弱いです😂
しかし、レクサスは市場出回り率がすごい。もちろんお客様がVIP感を感じれるようになってるし、凄い— 豆腐ちゃん (@to_fuladychan) 2017年7月13日
この方はさまざまな高級車に乗られているようで、乗り心地はベンツが最高と述べられています。
同じドイツのBMWやアウディとは魅力とするところが違っていて、ベンツは乗り心地やシートフィット感など乗った時の上質感で一歩上をいっているようですね。
なおBMWやアウディの魅力については以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてください。


予想以上に良いGクラス
今日偶然サンポートでベンツの展示試乗会しよってベンツのGクラス試乗したゾ。
思ったことは、
想像以上にコンパクト。
車幅わかり易すぎ。
ディーゼルってトルク素敵。
純正でスキッドガードとかタンクガードとかついてるってどういうこと?
5000兆円欲しい。でした。
— つじひろなり (@ht23fish1091) 2017年7月16日
ベンツのラインナップで少々特異な位置にあるのがSUVのGクラスですが、大きな車ながら非常によく考えられた作りになっているようです。
特に日本のSUVより一回り大きなGクラスの車幅が分かりやすいというのは驚きで、大きな車に乗るうえではとても重要な要素です。
これがあるだけでも運転の楽さがずいぶんかわりますので、ベンツの設計の確かさがうかがえますね。
やはり日本車よりベンツの作りは上質
初めてベンツ買った時は感動したよ中古車だけど作りの良さに、国産車はハリボテかよ思うくらいに!
— やさい (@K2_7777) 2017年5月27日
ベンツを買って乗ってしまうと、それまで乗っていた国産車の悪いところが全てわかってしまうようで、国産車は「ハリボテ」とまで言われていますね。
国産車は何に乗られていたかは分かりませんが、たぶん高級セダンタイプでしょう。
しかし高級セダンはベンツの得意な車種であり、完成度の高さは国産車の及ぶところではありません。
よくベンツに乗り始めると次もその次もベンツに乗ってしまう、と言われるのも、のもわかる気がしますよね。
ベンツの安定性の高さはスゴイ
ベンツ運転して来たったあああああ
ヤバいね
最高すぎるでしょ
何が最高かって、ハンドリングもコーナリングも安定感あるし、何よりペダル踏みっぱなしにしなくても一定速度で走ってくれる機能に感動— りぃ (@SEVENN1101) 2017年5月3日
ベンツの安定性の高さは折り紙付きで、たぶんこの方は試乗などで運転されたようなのですが、一発でその良さがお判りになったようです。
特にハンドリングとコーナリングの安定感についてはさすがベンツというべき点で、欧州車が日本車より一歩も二歩も先んじているのが感じられます。
あと何気に速度一定で走れるクルーズコントロールの機能も扱い易そうで、感動したとまで書かれていました。
試乗でもなんでも、一度ベンツに乗ってみるとその魅力に虜になってしまいそうですね。
これからベンツを買おうと思っている方は、以下の記事もぜひあわせてご覧ください。購入の参考になりますよ。

