「ベンツの車が欲しいんだけど、中古のベンツってやたら安いよね。なんであんなに安いの?」
「新車で買うと何百万円もする車が安いってことは、なにか裏があるんじゃないの?」
新車では高くてなかなか手が出しにくいベンツの車も、中古車だとかなり安く売られていますよね。
安いのには別に裏があるわけではありません。至ってまともな理由で安く売られています。
ベンツの中古車はなぜ安いんでしょうか? 実際どれくらい安いのかも含めて、詳しく解説します。
※ベンツの中古車がどれくらい安いか知りたい方は、まず「ズバット」で実際の価格を見てみましょう。詳細は以下のリンクよりご参照ください。
>>中古車お探しサービス「ズバット」のサイトへ諸費用込みで250,000円で買える! ベンツの中古車の実際の安さ
まずはどれくらい安いのかについてです。ベンツの中古車は国産の中古車と同じか、それ以下の価格で売られています。
下の表にベンツの各車種が中古車市場でどれだけ安く売られているかをまとめました。ご覧ください。
車種 | タイプ | 中古車市場で もっとも安い価格帯 |
Aクラス (最新モデル) | ハッチバック | 610,000円~ 860,000円 |
Aクラス (旧モデル) | ハッチバック | 250,000円~ 400,000円 |
Bクラス (最新モデル) | ハッチバック | 1,050,000円~ 1,100,000円 |
Bクラス (旧モデル) | ハッチバック | 330,000円~ 650,000円 |
Cクラス (最新モデル) | セダン | 1,950,000円~ 2,200,000円 |
Cクラス (旧モデル) | セダン | 500,000円~ 800,000円 |
Cクラスワゴン (最新モデル) | ステーション ワゴン | 1,740,000円~ 2,300,000円 |
Cクラスワゴン (旧モデル) | ステーション ワゴン | 640,000円~ 920,000円 |
Eクラス (最新モデル) | セダン | 4,470,000円~ 4,700,000円 |
Eクラス (旧モデル) | セダン | 1,040,000円~ 1,100,000円 |
Eクラスワゴン (最新モデル) | ステーション ワゴン | 4,530,000円~ 6,060,000円 |
Eクラスワゴン (旧モデル) | ステーション ワゴン | 1,150,000~ 1,750,000円 |
Sクラス (最新モデル) | セダン | 4,950,000円~ 6,590,000円 |
Sクラス (旧モデル) | セダン | 700,000円~ 1,280,000円 |
Vクラス (最新モデル) | ミニバン | 3,280,000円~ 3,720,000円 |
Vクラス (旧モデル) | ミニバン | 810,000円~ 980,000円 |
※もっと詳細な金額の情報は以下の記事でまとめています。細かい金額まで知りたい方は参考にしてみてください。
ベンツは新車/中古でいくらで買えるか?全車種の価格を車検費用とともに解説!EクラスとEクラスワゴンをのぞいて、上で挙げた車種は旧モデルなら1,000,000円以下で購入できるものばかり。
上の表のなかの「旧モデル」というのは最新モデルより1つ前のもので、何十年も前のモデルではありません。
20年以上前に発売されたもっと古いモデルでよければ、Eクラスワゴンでも300,000円代で購入できます。
最新モデルになるとさすがに高くなりますが、もっとも安いAクラスは610,000円と、国産の軽自動車並みの価格で売られています。
中古のベンツの実際に売られている価格が知りたい方は、「ズバット」のサイトも使ってみてください。詳細は以下のリンクからご参照ください。
>>中古車お探しサービス「ズバット」のサイトへとにかく需要が少ない! ベンツの中古車が安い3つの理由
では、ベンツの中古車はなぜこんなに安いのか、理由を解説します。
故障した場合の修理・交換費用がものすごく高いから
ベンツの車は国産車に比べて故障しやすく、故障した場合の修理・交換費用がものすごく高いです。
たとえばフロントバンパーが故障して交換すると、国産車なら費用は100,000円程度ですが、ベンツの場合は200,000円かかります。
新車ならメルセデス・ケアというメーカー保証がついているので無償修理してもらえますが、中古車だと保証期間が切れているものが多く、高額な修理費用を自分ではらうことになります。
以下の記事でも解説していますが、単純に古ければ古いほど故障するリスクも高いです。
古いベンツに乗るのはどうなのか?修理とかで大変すぎる?!安く購入したつもりでも、結局修理代で何十万円もかかってしまっては元も子もありません。
この理由で、保証切れのベンツの中古車を買うひとは少なく、安くしないと売れないんです。
ベンツを維持できる余裕のあるひとは新車を買うから
故障した場合の修理・交換費用以外にも、ベンツを維持するには消耗品の交換や車検費用もかかります。
たとえば国産車なら10,000円以下で済むバッテリー交換に、ベンツの場合は100,000円かかります。
車検費用は国産車なら80,000円~100,000円程度ですが、ベンツの場合は500,000円かかることもめずらしくありません。
これらの高額な費用を払いながら何年も乗り続けられるような、お金に余裕があるひとは、わざわざ中古車を買わずに新車で購入します。
そうなるとお金に余裕がないひとはもちろん買わず、お金に余裕があるひとも買わないので、ベンツの中古車には需要がなく安い価格で売られるのです。
ちなみにベンツオーナーの年収を分析した記事もありますので、興味があればこちらもご参照ください。
購入には年収制限が?ベンツオーナーになるには年収はどれだけ必要?「ベンツは新車じゃないとかっこ悪い」と考えるひとが多いから
ベンツの車を購入するひとの多くは、まわりから一目置かれたくて購入します。以下の記事でも触れていますが、ベンツはモテます。それを目当てに買う人もいるわけです。
ベンツはモテるか?女性受けがいい理由を徹底的に考察!せっかくベンツの車を購入しても中古でキズやヨゴレがあったり、故障している部分があると、魅力半減でまわりからの目はイマイチです。
そうなるとベンツの車を購入する側にとっても、中古のベンツは魅力的ではありません。
ベンツの中古車が安い理由のひとつは、「ベンツは新車じゃないとかっこ悪い」と思われているからです。
車の価格には、こういった購入者の気持ちの部分が大きく影響します。
ここまで書いてきましたが、車を買うときは購入価格だけでなく、その後にかかる費用が払えるかどうかも重要です。
この記事を読んだことで、ベンツの中古車が安い理由を知ったうえで、購入するかどうかの参考にしていただければ幸いです。
これから中古のベンツを買おうと思っている方は、「ズバット」のサイトを使って中古車を探すのがおすすめです。
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