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アクアは雪道に弱い?雪道走行の性能について徹底分析しました!

この先、ますます普及が進むであろうハイブリッドカー。

その牽引役として台頭しているのが、トヨタ「プリウス」「アクア」の2モデルですね。

高い環境性能を誇る2モデルですが、いっぽうで「雪道や悪路では走れるのか?」といった疑問が多く寄せられています。

というわけで今回は、トヨタの誇るコンパクトハイブリッド「アクア」について、雪道走行の性能に焦点を当てて、分析してみました。

ライバル車とも比較してみたので、購入について悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。

アクアは雪道での走行はどうなのか?

トヨタ アクア

雪道での走行性能を評価するには、いくつかのパートについて考えるとわかりやすいです。

公称性能を参考にしながら、「走行性能」「コーナリング性能」「ブレーキ性能」の3項目について評価してみましょう。

公式ページからアクアの諸元を引用したので、こちらをご覧ください。

項目諸元
種類直列4気筒+モーター
排気量1,496cc
最高出力エンジン:74PS/4,800rpm
モータ:61PS
最大トルクエンジン:11.3kgf・m/3,600-4,400rpm
モーター:17.2kgf・m
車重1,100kg
全長×全幅×全高4,060×1,715×1,500mm
最低地上高140/170mm
駆動方式FF

※直列4気筒エンジンの詳細は以下の記事をご参照ください。

BMW 直4エンジン直列4気筒エンジンの特徴!どんな音?搭載車を日本車/外車の車種からそれぞれ紹介!

走行性能の評価

まず気になるのは「雪の上を進むことができるのか?」ということ。

路面が凍結しているときは発進が困難ですし、轍(わだち)が酷いときは足をとられてしまいます。積雪が多いときは、雪に埋もれて動けなくなることだって…。ただ走るだけでも、雪道にはさまざまな障害があるのです。

雪道でも安全に走れる車とは、どんな能力が求められるのでしょうか? チェックポイントとして、以下3点を挙げてみました。

  • 駆動方式
  • 最低地上高の高さ
  • トルクの大きさ

まず「駆動方式」ですが、雪道では「4WD>FF(前輪駆動)>FR(後輪駆動)」という順に優劣がつきます。アクアはFFモデルのみなので、4WDほどの走行性能はないですね。

次に見るのは「最低地上高」です。150mm以上が雪道でも楽に走れるラインといわれていますが、アクアは若干下回る140mm。

「クロスオーバー」というモデルなら170mmなので、雪道ならこちらのモデルを選んだほうがいいでしょう。

雪道では「トルク性能」も大事。これは氷上というよりも、雪が深い状況で求められます。アクアは、モーターによって低速域からトルクを発揮できますが、少し物足りない出力ですね…。

したがって、アクアの性能は「雪に対して弱い面が多い」という印象を受けますね。

深い積雪のスタックなど、アクシデントには注意が必要。積雪が少ない日なら走れますが、遠出などは極力控えたほうがいいかもしれません。

なおスピードという意味での走行性能については、以下の記事で詳しく解説しています。興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

アクアの加速アクアの加速性能を解説!0-100km/h加速タイムはどのくらい?

コーナリング性能の評価

走っているアクア

雪道では「コーナリング性能」も大切です。

北海道の峠道なんかでは、路肩に突っ込んでいる事故現場をたびたび目にしますよね。1箇所のコーナーで、軽自動車が4、5台横転している状況も珍しくありません…。

アクアは安定して曲がれる車なのでしょうか? この2点を評価してみましょう。

  • 車重の軽さ
  • 重心の低さ

多くの人が、経験的にコーナリングでも4WDが有利だと感じていることでしょう。でも実際には、駆動方式による差はそう大きくありません。

このように感じるのは、高剛性&高重量なボディを持つ四駆車のほうが、路面を強くグリップできるため。

ようするに、車体がコーナリングフォース(遠心力)に負けないからなのです。軽自動車と大型車で走り比べたら、よくわかりますよ。

しかし、雪道のコーナーでは単純に「重ければ有利」とはいえません。摩擦が極端に少ないため、コーナリングフォースがグリップを超えやすいんです。簡単にいえば、重いほどスリップしやすいということ。

「重心の高さ」もひとつのポイントで、コーナーにおいては低いほど有利です。重心が高いとモーメントが働き、横転しやすくなりますからね。

スペース系の軽自動車は背が高くて足が弱いので、峠のコーナーは要注意というわけ。

アクアは軽量で低重心なコンパクトカーなので、コーナーは問題なく走れますね。スリップさえしなければ、交差点の右左折も大丈夫でしょう。

なお運転のしやすさについては、以下の記事でも詳しく解説しています。詳細まで知りたい方はこちらもあわせてご参照ください。

運転中のアクアアクアは運転しにくい?世間の意見から徹底的に考察!

ブレーキ性能の評価

雪道において、最重要ポイントといえるのが「ブレーキ性能」です。北海道の冬に起こる事故は、スリップが原因のものがほとんどですからね。

ブレーキシステムの制動力や、タイヤの性能も重要ではありますが、他にもこんなものが関連しています。

  • 車重の軽さ
  • 駆動方式

通常、車重と制動距離の間には大きな差がありません。

イメージとしては重い車のほうが止まりにくい気がしますよね?たしかに重い物を静止させるには、大きなエネルギーを必要とします。

しかし、大きな荷重が加わる分、タイヤのグリップ力も増えるんです。重い車はタイヤサイズが大きいですし、そもそもブレーキシステムが強力だったりしますしね。つまり、車重はブレーキの制動距離に対して、大きく影響していないということ。

これに関しては、国土交通省が実施した「ブレーキ性能試験」からも判断することができます。

参考 ブレーキ性能試験結果一覧自動車総合安全情報

しかし、これはあくまでもドライ路面における話。雪が積もった道路では適用されません…。

コーナリングの話と同じ理屈で、雪の上では推進力がグリップを超えやすいんです。


少し長い話になりましたが、ようするに「軽い車のほうが止まりやすい」ということ。その点、アクアは軽量ですから、多少のアイスバーンも問題なく停車できるでしょう。

ただしFFということで、エンジンブレーキ(Bレンジ)は前輪にしか働きません。アイスバーンでBレンジに入れると、挙動を乱す可能性があります。

減速時は弱いブレーキを早めにかけて、段階的にスピードを落とすようにしましょう。

MEMO

もしアクアを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

アクアの雪道走行での評価

アクアの雪道走行については、みなさんどう思っているのでしょうか?Twitterから感想をいくつかピックアップしてみました。

こちらの投稿にあるように、アクアは雪道への弱さが目立ちます。

私が北海道に住んでいたころ、冬に走るアクアをそれなりに見かけましたが、やはり雪道では手こずっていたように思えます。とくに積雪が深いポイントでは苦労していましたね。

しかし、なかには「問題なく走れるよ」という意見もちらほら見かけます。

こちらの男性は、何事もなく1,000km以上乗ったとのこと。(アクアの走行距離の寿命の詳細は以下の記事をご参照ください。)

アクアの加速アクアの航続距離は?走行距離の寿命(限界)はどれくらいか解説!

もちろん、多少のスリップは経験があると思いますが、事故にまで発展したことはないでようです。

実のところ、きちんと国産スタッドレスを履かせて、注意深く運転すれば、どんな車でも安全に走れます。

FF車はFR車ほどスリップしませんしね。丁寧な運転を心がければ、アクアでも問題はないのです。

また、このようにアクアの走行性能を評価する人も少なくありません。ボディが軽いため発進や横風などは苦手ですが、それ以外はある程度対応できるでしょう。

豪雪地域では厳しいとは思いますが、関東圏程度の積雪量ならスタッドレスを履かせれば問題ありません。

アクアの口コミ・評判は以下の記事でもまとめているので、もっと詳しく知りたい方はこちらもあわせてご参照ください。

トヨタ アクアアクアの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!

アクアの雪道性能をほかの車と比較

ここで気になるのは、「ライバル車と比較すると、どうなのか?」ということ。

というわけで、同クラスのモデルと雪道性能を具体的に比べてみましょう。今回、比較対象に選んだのはホンダ「フィット」、マツダ「デミオ」、日産「マーチ」の3台です。

比較しやすいように価格も載せておきましたので、よかったら参考にしてみてください。ちなみに、アクアの販売価格は179~253万円です。

ホンダ フィット

ホンダ フィット

ホンダのコンパクトカーといえば、中古車としても人気の「フィット」ですね。

1.5Lガソリンモデル、13Lハイブリッドモデルがラインナップされ、ハイブリッドモデルには4WDも設定されています。

販売価格はアクアと同じラインの170~237万円です。雪道性能に関してはどちらが上手でしょうか?

項目諸元
種類水冷直列4気筒DOHC+モーター
排気量1,496cc
最高出力110PS/6,000rpm
最大トルク13.7kgf・m/5,000rpm
車重1,080-1,230kg
全長×全幅×全高3,990×1,695×1,550mm
最低地上高150mm
駆動方式FF/4WD

※水冷、DOHCエンジンの詳細は以下の記事をご参照ください。

ポルシェ 水冷エンジン水冷エンジンのメリット5つ!バイクだけでなく車にも搭載されてる?! エンジンDOHCエンジンとは?仕組み/構造は?ツインカムとの違いとは?!

同クラスのハイブリッドモデルということで、トルク性能・車重・最低地上高にはほとんど差がありませんね。

しかし、4WDが設定されているフィットのほうが、安定して雪道を走行できるでしょう。

フィットについては以下の記事で口コミ・評判をまとめているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

ホンダ フィットフィットの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!

マツダ デミオ

マツダ デミオ

コンパクトカーながら、高い質感が人気のマツダ「デミオ」もライバル車種のひとつ。

ラインナップは1.5Lガソリンモデル、1.5Lディーゼルターボモデルの2種類で、それぞれFFと4WDが設定されています。

価格帯は140~280万円ということで、選択の範囲が広いモデルですね。人気のディーゼルモデルを例にとって、アクアと比較してみましょう。

項目諸元
種類水冷直列4気筒DOHCディーゼルターボ
排気量1,498cc
最高出力105PS/4,000rpm
最大トルク25.5kgf・m/1,500-2,500rpm
車重1,080-1,220kg
全長×全幅×全高4,060×1,695×1,550mm
最低地上高145mm
駆動方式FF/4WD

※ディーゼルターボの詳細は以下の記事をご参照ください。

マツダ ディーゼルエンジンディーゼルターボとは?速いのがメリットで寿命がデメリット?搭載車種も紹介

ディーゼルモデルということで、トルク性能において圧倒的にデミオが有利です。

加えて4WDが設定されているので、雪道ではデミオのほうが走れるモデルといえますね。車重は100kg近く重いですが、それを感じさせない走りを見せるでしょう。

日産 マーチ

日産 マーチ

最後に比較するのは日産「マーチ」です。欧州では「マイクラ」の名称で親しまれる、いわずと知れた人気モデル。

ラインナップは1.5Lガソリンモデルのみで、FFと4WDが設定されており、価格帯は151~175万円です。

項目諸元
種類水冷直列3気筒
排気量1,198cc
最高出力79PS/6,000rpm
最大トルク10.8kgf・m/4,400rpm
車重1,030-1,040kg
全長×全幅×全高3,825×1,665×1,525mm
最低地上高145mm
駆動方式FF/4WD

※直列3気筒エンジンの詳細は以下の記事をご参照ください。

日産 NOTE 直3エンジン直列3気筒エンジンの特徴!どんな音?搭載車を日本車/外車の車種からそれぞれ紹介!

排気量が小さいためトルク性能は劣りますが、4WDが設定されていることが大きいですね。

最低地上高も最低限確保されているので、マーチのほうが雪道でも走れるモデルといえそうです。

アクアは雪道走行する車としては買いか?

というわけで、アクアの雪道走行についての解説は以上になります。

まとめると、『本格的な雪道には不向きなモデル』といった感じですね。

関東圏など、雪が日常的に積もらない地域なら走ることは可能ですが、東北地方や北海道などの冬では少し不安要素をもつ車です。

したがって、本格的な雪道走行を考えるなら、あまりおすすめできない車といえるでしょう。

アクアについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもご参照ください。購入の参考になりますよ。

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