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プリウスαの月、年間の維持費を計算!高いのか安いのか比較して解説!

プリウスαは、プリウスにプラスアルファの使い勝手を追加したワゴン。

5人乗りと7人乗りが用意され、プリウスの高い燃費性能を保ったまま大人数の移動を可能とした理想的ともいえるマルチパーパスビークルです。

しかし、プリウスに対して大きく、重く、長くなったボディによる空気抵抗の増加は、プリウスの燃費性能そのままというわけにはいきません。

ややもすれば中途半端ともとらえられてしまうプリウスαは他のライバルに対してアドバンテージはあるのでしょうか。

プリウスαの月間と年間、長期的かかる費用をライバル車と比較して、プリウスαの維持費を検証します。

プリウスαの月、年間の維持費

トヨタ プリウスα

トヨタ プリウスαを所有した場合に発生する、さまざまな維持費を月ごと、年ごとに細分化し、シミュレーションしていきます。

トヨタ プリウスαとは?

トヨタ プリウスαは2011年に追加されたプリウスの派生車種です。

プリウスの優れたハイブリッドシステムをそのままに、ステーションワゴンとミニバンのちょうど中間に位置するボディサイズを確保。5人乗り仕様と7人乗り仕様が用意され、より幅広い使い方に答えてくれるプリウスです。

パワートレインそのものはプリウスからの流用のため、基本的な維持費はプリウスと同じです。ただし全高と全長を拡大したことにより、空気抵抗と車重が増加しているため燃費性能が若干低下しています。

それでも同じハイブリッドシステムを搭載するトヨタ ノア/ヴォクシーなどよりも優れた燃費性能を確保しているため、ミニバンに比べればプリウスαのほうが維持費は遥かに安価です。

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プリウスαのグレード毎の維持費の違い

プリウスαのグレードは、エントリーモデルの「S」と、上級グレードの「G」の2種類。パワートレインは共通であるため、グレードの違いによる維持費差は発生しません。

それぞれのグレードにオプションで追加できる「ツーリングセレクション」は、標準の16インチタイヤが17インチになるためタイヤ代が高くなります。

「S」グレードだけに用意されるオプション「Lセレクション」は、「S」の装備を簡素化した5人乗り仕様。装備による重量増を抑えることで燃費性能向上が狙えますが、期待するほどの効果は得られないでしょう。

今回は人気グレードの「トヨタ プリウスα S」をサンプルとしてプリウスαの所有するうえでかかる維持費を検証していきます。

プリウスαの月ごとにかかる費用

gasorin

プリウスαを維持するうえで、月ごとにかかる費用をまとめると表のようになります。

種類費用
駐車場代8,000円
燃料代3,714円
合計11,714円

駐車場代

駐車場代は、平均的な8,000円を設定しています。土地代の高い都市部ではもっと高く、土地代安い郊外ではもっと低くなるので注意しましょう。

燃料代

種類JC08モード平均燃費実燃費走行500kmあたりの燃料代
FF26.2km/L17.5km/L3,714円

プリウスαカタログ燃費は、JC08モード平均燃費で26.2km/L。実燃費は17.5km/Lです。

実燃費17.5km/Lのプリウスαで、仮に走行距離を月500km(=年6,000km)、ガソリン代を130円/Lとすると、3,714円と算出できます。

通勤やレジャーなどで頻繁に使ったりして走行距離が多ければ、当然その分費用は増えることになります。走行距離が100km増えるごとに維持費はおよそ743円増えると考えましょう。

なおプリウスαについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

トヨタ プリウスαプリウスαの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!

プリウスαの1年ごとにかかる費用

自動車税

次に1年間にかかる費用を解説します。

種類費用
自動車税/軽自動車税39,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
合計129,500円

自動車税

毎年5〜6月ころに納税通知の来る「自動車税」は排気量に応じた税率が適応されます。

排気量が1.8Lであるプリウスαの自動車税は年間39,500円です。プリウスαは、グリーン税制対象車であるため、購入翌年の自動車税が75%の減税措置をうけることができます。

任意保険料

万が一の事故に備えるための保険として、保険会社と契約する「任意保険料」は、月7,000円として年間で84,000円ほどになります。

ただし、任意保険は車種やドライバーの年齢などの条件や加入する保険会社によって、金額が最大数万円ほど変わります。他の費用以上に個人差が大きいので、年84,000円の金額はあくまでも目安程度にお考えください。

また、ここでは任意保険を「年ごとにかかる費用」としていますが、月払いなど他の支払い方法もあることが多いです。

消耗品代

エンジンオイルやオイルフィルターなどのメンテナンス費用である「消耗品代」として年6,000円程度がかかります。

プリウスαの数年ごとにかかる費用

自賠責保険

新車購入の場合は3年、それ以降は2年毎実施される車検の費用をまとめました。

種類費用
自動車重量税車検ごと15,000円(新車購入時は3年分22,500)
自賠責保険料車検ごと26,000円(新車購入時は3年分37,000円)
車検基本料車検ごと50,000円
12ヶ月点検費用車検から1年ごと10,000円
合計101,000円

自動車重量税

自動車重量税は、自動車の重量に応じて税率が適合する制度です。

プリウスαは、全グレードが1.5t以下であるため、2度目の車検以降に収める重量税は翌2年間分で15,000円です。プリウスαはエコカー減税対象であるため、購入時に支払う重量税は全額免除になります。

自賠責保険料

交通事故時の被害者を補償する目的で徴収されるのが自賠責保険料。自動車重量税とともに車検時に納めることになります。

プリウスαに限らず、普通車で自家用に使用される場合の保険料は、翌2年間分で約26,000円。
車購入時は次の車検までの3年分で37,000円です。

車検基本料

車検基本料とは、車検ごとの法定点検費用と印紙代と車検代行代を足したものとし、プリウスαの場合は2年分/50,000円ほどかかります。

ただし、車検費用はディーラーやカー用品店など業者の選び方によって、数万円ほど変わることがあります。

また車検の検査結果によっては部品交換や整備が必要となり、さらに数万円ほどかかるケースもあるので、50,000円の金額は目安としてお考えください。

12ヶ月点検費用

法定12ヶ月点検は車検と違い、義務ではありませんが、車を大切に乗りたいのであれば実施をおすすめします。

費用はおよそ10,000円。もし交換しなければいけない部品があった場合には、部品代が加算されます。また、整備記録として実施をしておくことで、リセールバリューの査定にプラスに働きます。

MEMO

もしプリウスαを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

プリウスαの月ごと、年ごとの維持費平均

トヨタ プリウスαの維持費を月ごと、年ごとの表にまとめました。これにより一定期間内における平均的な維持費がわかります。

月ごとの維持費

プリウスαを維持するために数年サイクルでかかる費用を、ひと月あたりに換算した表です。

種類費用
駐車場代8,000円
燃料代3,714円
自動車税/軽自動車税3,292円
任意保険料7,000円
消耗品代500円
自動車重量税625円
自賠責保険料1,083円
車検基本料2,083円
12ヶ月点検費用417円
合計26,714円

年ごとの維持費

プリウスαを維持するために数年サイクルでかかる費用を、1年あたりに換算した表です。

種類費用
駐車場代96,000円
燃料代44,571円
自動車税/軽自動車税39,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税7,500円
自賠責保険料13,000円
車検基本料25,000円
12ヶ月点検費用5,000円
合計320,571円

プリウスαのその他の費用

基本的な維持費に加え、他にも車に乗るうえでかかる費用をまとめました。

タイヤ代

プリウスαの標準タイヤサイズは205/60 R16で、価格は1本あたり7,000〜14,000円です。

オプションのツーリングセレクションを選択した場合は17インチホイールが標準装備となり、タイヤサイズは215/50 R17で価格は1本あたり7,000〜14,000円です。

プリウスαをはじめとする前輪駆動車は、フロントタイヤが摩耗しやすいため、定期的に前後のタイヤを入れ替えるタイヤローテーションをすることでタイヤ寿命を延ばすことができます。

ローン金利

ローンで車を購入した場合は、車両価格に加えて金利がかかります。また、どこから借りるかでも金利は大きく変わってくるため、慎重に選びたいところです。

参考までに、「プリウスα S」の車両本体価格271万円をローンで支払う場合の金利費用をまとめました。

借入先金利費用
ディーラーローン年 5%~7%135,500〜189,700円
銀行年 2%〜4%54,200〜108,400円
信販会社年 1.9%~8.4%51,490〜227,640円

高速料金

高速道路は信号もなく車での長距離移動の要となりますが、交通料金が発生します。

料金は『150円(基本料金)+24.6円〜39.36円×距離(距離料金)×1.08(消費税)』で求めることが可能。一般的に、トンネルや橋などの工事に手間のかかる区間ほど高い距離料金が設定されます。

一例をあげると、静岡県・御殿場ICから愛知県・豊田東ICまでの208kmの交通料金は、新東名高速道路経由で4,950円。100kmあたり2,500円前後と覚えておけばおおよその目安になります。

修理代・部品交換代

エンジンオイルなどの消耗品は5,000〜10,000km毎の比較的短いスパンで交換が必要ですが、エアクリーナーやブレーキパッド、ブレーキフルードやバッテリーなどの油脂類は、50,000km以上の長いスパンで交換されるため、法定点検時にしっかりと点検・メンテナンスを受けることが大切です。

また、メーカー側の不具合であれば無償で修理をしてくれる場合がありあますが、自身の過失での故障や消耗品の交換費用は自身で負担しなければいけません。

消耗品にかかる費用の一例を表にまとめました。

費用項目費用(部品代+工賃)
エアクリーナー3,000円~
ブレーキパッド20,000円~
ブレーキフルード5,000円~
補機バッテリー15,000円~
ワイパーブレード4,000円~

なおプリウスαの故障・修理については以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

プリウスαプリウスαは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!

プリウスαの維持費に関する注意点

ここでは劣化しやすい部品や故障しやすい箇所など、車種特有の特別な維持費について解説します。

プリウスαの製造元であるトヨタは、世界トップクラスの故障率の低さを誇るメーカー。

プリウス エンブレムトヨタは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!

またプリウスαは基本構造が3代目プリウスと共通であるため、発売して日の浅い4代目プリウスよりも信頼がおける構造です。それでも、維持するにあたって注意すべき点がいくつかあります。

ハイブリッドバッテリーの劣化と交換費用

プリウスαが搭載するハイブリッドバッテリーは、ニッケル水素とリチウムイオンの2種類が用いられます。

旧来から使われるニッケル水素バッテリーはリチウムイオンに比べて大きく重いため、5人乗り仕様に搭載。軽量で放電能力の高いリチウムイオンバッテリーは車重のかさむ7人乗り仕様に搭載することで、グレード間の運転特性に差が出ないように配慮されています。

維持費に関わる2種類のハイブリッドバッテリーの大きな違いは、故障した場合のバッテリー交換費用。ニッケル水素の交換費用はおよそ20万円、リチウムイオンはおよそ40万円と大きな差があります。

しかしトヨタではバッテリーを含む駆動系の故障に対して、5年/10万kmまでの特別保証を設けているため、保証条件下であればバッテリートラブルがあったとしても無償で交換してもらうことが可能です。

バッテリー自体の耐久性は20万km程度を想定しているため、実際にバッテリー交換が必要になるケースは非常に稀でしょう。

ただし、ハイブリッドの制御に関わるインバーターや水冷ポンプは10万kmを超えたあたりで故障する事例が多くあるため、どちらのバッテリーを搭載していても、その点には注意が必要です。

水冷ポンプの故障は5万円程度。インバーターの故障は15万円程度の修理費用がかかってしまいます。

プリウスαの盗難

世界でもっとも人気のある車である代わりに、盗難台数万年ワースト1位のプリウス。盗難台数のなかにはプリウスαも含まれるため、盗難対策費用がかかってしまいます。とくに盗難率の高い都市部ほど厳重な対策が必要です。

車のセキュリティは年々向上していますが、盗難の手口も巧妙化しているため。どれほど気をつけても盗まれしまう恐れがあります。

対策としては

  • 高性能のセキュリティシステムの追加
  • 車両盗難保険の加入
  • 盗難時の車両位置を把握するGPSサービス

などがあります。

犯行に時間をかけさせるハンドルロックやホイールロックなどのアナログなセキュリティが意外にも効果的です。

盗難対策項目費用
高性能のセキュリティシステム2万円~
ハンドルロックやホイールロック3,000円~
盗難保証付きの車両保険保険会社による
GPSサービス500円~/月額
盗難への心がけ0円

プリウスαの旧型(中古)の維持費

プリウスは4代目へとフルモデルチェンジをしていますが、プリウスαはモデルチェンジをせず、旧型の3代目をベースとしています。そのため、中古車でプリウスαを購入しても現行型との維持費差はありません。

もし中古のプリウスのプリウスを購入する場合は、リコールやサービスキャンペーンによる改善修理を受けているかどうかを確認しましょう。

リコールを放置しておくと路上での立ち往生や事故に発展してしまう場合があります。修理を受けていなければトヨタディーラーで無償修理を受けることができます。

プリウスαは、燃費がよく大人数が乗ることができるため、中古車でも人気が高いため高価です。安価な車両は走行距離が伸び気味。

かといって低走行距離車は200万円近くになるためプリウスαを購入するなら新車購入が賢い選択でしょう。

MEMO

もしプリウスαを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

プリウスαの維持費を他の車と比較

トヨタ プリウスαと同価格帯の3車種を挙げ、1年ごとの維持費を比べてみます。

ホンダ ジェイド ハイブリッド

ホンダ ジェイド

種類費用
駐車場代96,000円
燃料代45,882円
自動車税/軽自動車税34,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税7,500円
自賠責保険料13,000円
車検基本料25,000円
12ヶ月点検費用5,000円
合計316,882円

2015年に登場したホンダ ジェイドは、プリウスαのライバルとなる3列目シートを備えた6人乗り。快適性と運動性能をバランスさせたステーションワゴンとミニバンの中間の全高に抑えられています。

ポイント

搭載するエンジンは1.5Lのターボエンジンとハイブリッドエンジンであるため、自動車税がプリウスαよりも安く、動力性能にも不足はありません。

ハイブリッドの燃費性能はプリウスαと同等であるためトータルの維持費ではプリウスよりも安くなります。

ハイブリッドに組み合わされるトランスミッションは伝達効率と変速速度に優れたツインクラッチ式。しかし、以前に比べて改善されているとはいえ、やや信頼性に欠けるのが玉にキズ。

どうしても7人乗りにこだわる方や、安心して乗りたい方にはプリウスαをおすすめします。

なおジェイドについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

ジェイド 外装ジェイドの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!ホンダ ジェイドジェイドの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!

マツダ アクセラ スポーツ 1.5Lディーゼル

マツダ アクセラスポーツ

種類費用
駐車場代96,000円
燃料代40,000円
自動車税/軽自動車税34,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税7,500円
自賠責保険料13,000円
車検基本料25,000円
12ヶ月点検費用5,000円
合計311,000円

2013年に登場したマツダ アクセラスポーツはエレガントなデザインをまとうハッチバックワゴン。全長はプリウスαよりもやや短く5人乗りのみの設定です。

2.2Lディーゼルの維持費はプリウスαよりも割高ですが、1.5Lのガソリンエンジンとディーゼルエンジンの自動車税はプリウスαよりも割安。とくに、1.5Lディーゼルエンジンは軽油で走るため、燃料代が安く上がるのが特徴です。

5人乗りでじゅうぶんであればアクセラは非常に優れた車。ただし、ディーゼルエンジンは短距離走行を繰り返すと調子を崩してしまうため、修理代がかさんでしまう場合があります。

使い方を問わず、長期に渡って安心して乗れるのはプリウスαのほうです。

なおアクセラについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

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スバル レヴォーグ

スバル レヴォーグ

種類費用
駐車場代96,000円
燃料代48,750円
自動車税/軽自動車税39,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税10,000円
自賠責保険料13,000円
車検基本料25,000円
12ヶ月点検費用5,000円
合計327,250円

スバル レヴォーグが発売されたのは2014年。スバル レガシィの使い勝手を受け継ぐ正統派ステーションワゴンとして登場しました。 全長はプリウスαと同等ですが、5人乗りのみの設定です。

搭載エンジンは1.6Lと2.0Lの水平対向エンジン。自動車税・重量税ともにプリウスαよりもひとつ上に区分されるため維持費は割高。とはいえ、1.6Lエンジンの実燃費16km/Lは、車重と4WD、ガソリンエンジン単体であることを考慮すれば非常に優れた数値です。

乗員は5人でもラゲッジスペースを有効に使いたい方には、レヴォーグがおすすめです。スムースネスな水平対向とスバル4WDシステムが優れた走行性能をもたらします。

しかし7人乗りで維持費が安く、快適な室内空間の希望を満たす車は、プリウスαをおいてほかにはありません。

なおレヴォーグについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

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プリウスαの魅力はスペースコストの安さ

ハイブリッドセダンであるプリウスの弱点は車内の狭さ。代を重ねるごとに改善されてはいますが、かさばるハイブリッドシステムのおかげで、標準的なセダンよりも狭くなってしまうのは仕方がありません。

プリウスαは、そのプリウスの弱点を調整した車。単純にプリウスを大きくしただけでなく、燃費の低下を最小限に抑え、かつ快適な室内空間を与えるためにさまざまな工夫とバランス調整がなされています。

それによりプリウスαは、プリウスと同等の維持費でミニバン並の使い勝手を実現。「コンパクトカーは維持費が安いが狭い」「維持費の高いミニバンでは持て余してしまう」といった要望に答える、ランニングコストに対してのスペース効率が非常に高い車です。

リアシートを倒せば人がゆったりと横になれるラゲッジスペースを備え、電源に余裕があるハイブリッドカーであるプリウスαは、大人数でのアウトドアレジャーや、2、3日をかけた車中泊旅行にも最適。

低コストで行動範囲を広げられため、行動的な大学生や新社会人が持つべきマイカーにうってつけの車といえるでしょう。

なおプリウスαについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

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