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レヴォーグの月、年間の維持費を計算!高いのか安いのか比較して解説!

スバル レヴォーグはスポーティなステーションワゴン。

縮小傾向にあるステーションワゴン市場へ殴り込みをかけたスバルの意欲作です。

大型化にする前のスバル レガシィ ツーリングワゴンのポジションを受け継ぐ形で登場したレヴォーグは大好評。

スバルの予想を大きく上回る人気ぶりをみせています。

人気のスバル レヴォーグを実際に所有した場合の維持費はどれほどになるのでしょうか。

レヴォーグを維持するためにかかる月間と年間、長期的な費用をライバル車と比較して、レヴォーグの維持費を検証します。

レヴォーグの月、年間の維持費

スバル レヴォーグ

スバル レヴォーグを所有した場合に発生する、さまざまな維持費を月ごと、年ごとに細分化し、シミュレーションしていきます。

スバル レヴォーグとは?

2014年6月にデビューしたレヴォーグは、スバルではスポーツツアラーと呼ばれるスポーティなステーションワゴンです。

国外販売向けに大型化したスバル レガシィよりも一回りコンパクトなレヴォーグのボディは、かつて爆発的な人気を誇った初代および2代目レガシィ ツーリングワゴンのを正式に継承する車です。

細身でスタイリッシュなボディには、1.6Lと2.0Lの水平対向4気筒ターボエンジンを搭載。

スバル 水平対向エンジン水平対向4気筒エンジンの特徴!どんな音?搭載車を日本車/外車の車種からそれぞれ紹介!

トランスミッションはCVTですが、専用にチューンされたスポーティな特性が与えられ、全車にスバル自慢のシンメトリカルAWDを採用し優れた走行性能を発揮します。

進化した予防安全装備のアイサイトには、0〜120km/hまでのアクセル・ブレーキ・ステアリングをアシストする「ツーリングアシスト」を搭載します。

搭載される2種類のエンジンはどちらも自動車税の排気量枠1,500cc〜1,999ccにおさまり、自動車重量税も車重1.5t〜2.0tにおさまるため、グレードによる大きな維持費差は発生しません。

今回は「スバル レヴォーグ 1.6L GT-S」をサンプルに維持費をシミュレーションしていきます。

レヴォーグの月ごとにかかる費用

ガソリン

レヴォーグを維持するうえで、月ごとにかかる費用をまとめると表のようになります。

種類費用
駐車場代8,000円
燃料代5,909円
合計13,909円

駐車場代

駐車場代は、平均的な8,000円を設定しています。土地代の高い都市部ではもっと高く、土地代安い郊外ではもっと低くなるので注意しましょう。

燃料代

レヴォーグ 1.6Lのカタログ燃費は、JC08モード燃費で16.0km/L。実燃費は11.0km/Lです。

エンジン種類JC08モード燃費実燃費走行500kmあたりの燃料代
1.6L ターボ16.0km/L11.0km/L5,909円
2.0L ターボ13.2km/L10.0km/L6,500円

実燃費11.0km/Lのレヴォーグで、仮に走行距離を月500km(=年6,000km)、ガソリン代を130円/Lとすると、5,909円と算出できます。

通勤やレジャーなどで頻繁に使ったりして走行距離が多ければ、当然その分費用は増えることになります。走行距離が100km増えるごとに維持費はおよそ1,182円増えると考えましょう。

搭載されるエンジンは、レヴォーグのためにリファインされた2種類の水平対向4気筒ターボエンジン。170馬力を発生させる1.6Lエンジンは、ほぼ新設計に近いほどの改良を受け、軽やかな吹き上がりが特徴的。2.0Lエンジンは300馬力を発揮するパワフルなスポーツユニットです。

レヴォーグはライバル車に比べ燃費がよい方ではありませんが、どちらもスポーツユニットとして優れた特性を備えながら、高出力ターボエンジンとは思えないほどの省燃費性能を発揮します。

なおレヴォーグの燃費については以下の記事で詳しく解説しているので、詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

スバル レヴォーグレヴォーグの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!

レヴォーグの1年ごとにかかる費用

自動車税

次に1年間にかかる費用を解説します。

種類費用
自動車税/軽自動車税39,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
合計129,500円

自動車税

毎年5〜6月ころに納税通知の来る「自動車税」は排気量に応じた税率が適応されます。

排気量1.6Lのスバル レヴォーグの自動車税は年間39,500円です。2.0Lエンジンを搭載したモデルは年間39,500円です。レヴォーグは全車グリーン税制対象外のため減税措置はありません。

任意保険料

万が一の事故に備えるための保険として、保険会社と契約する「任意保険料」は、月7,000円として年間で84,000円ほどになります。

ただし、任意保険は車種やドライバーの年齢などの条件や加入する保険会社によって、金額が最大数万円ほど変わります。他の費用以上に個人差が大きいので、年84,000円の金額はあくまでも目安程度にお考えください。

また、ここでは任意保険を「年ごとにかかる費用」としていますが、月払いなど他の支払い方法もあることが多いです。

消耗品代

エンジンオイルやオイルフィルターなどのメンテナンス費用である「消耗品代」として年6,000円程度がかかります。

なお水平対向エンジンのエンジンオイルについては以下の記事でも解説しているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

スバル 水平対向エンジン水平対向エンジン/ボクサーエンジンはオイル漏れしやすい?おすすめのオイルはこれ!

レヴォーグの数年ごとにかかる費用

自賠責保険

新車購入の場合は3年、それ以降は2年毎実施される車検の費用をまとめました。

種類費用
自動車重量税車検ごと20,000円(新車購入時は3年分30,000円)
自賠責保険料車検ごと26,000円(新車購入時は3年分37,000円)
車検基本料車検ごと50,000円
12ヶ月点検費用車検から1年ごと10,000円
合計106,000円

自動車重量税

自動車重量税は、自動車の重量に応じて税率が適合する制度です。車重が1.5t〜2.0tに収まるレヴォーグの重量税は翌2年間分20,000円です。

エコカー減税対象ではないレヴォーグは、新車購入時に支払う3年間分の重量税は減税なしの30,000円となります。

自賠責保険料

交通事故時の被害者を補償する目的で徴収されるのが自賠責保険料。自動車重量税とともに車検時に納めることになります。

レヴォーグに限らず、普通車で自家用に使用される場合の保険料は、翌2年間分で約26,000円。
車購入時は次の車検までの3年分で37,000円です。

車検基本料

車検基本料とは、車検ごとの法定点検費用と印紙代と車検代行代を足したものとし、レヴォーグの場合は2年分/50,000円ほどかかります。

ただし、車検費用はディーラーやカー用品店など業者の選び方によって、数万円ほど変わることがあります。

また車検の検査結果によっては部品交換や整備が必要となり、さらに数万円ほどかかるケースもあるので、50,000円の金額は目安としてお考えください。

12ヶ月点検費用

法定12ヶ月点検は車検と違い、義務ではありませんが、車を大切に乗りたいのであれば実施をおすすめします。

費用はおよそ10,000円。もし交換しなければいけない部品があった場合には、部品代が加算されます。また、整備記録として実施をしておくことで、リセールバリューの査定にプラスに働きます。

MEMO

もしレヴォーグを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

レヴォーグの月ごと、年ごとの維持費平均

スバル レヴォーグの維持費を月ごと、年ごとの表にまとめました。これにより一定期間内における平均的な維持費がわかります。

月ごとの維持費

レヴォーグを維持するために数年サイクルでかかる費用を、ひと月あたりに換算した表です。

種類費用
駐車場代8,000円
燃料代5,909円
自動車税/軽自動車税3,292円
任意保険料7,000円
消耗品代500円
自動車重量税833円
自賠責保険料1,083円
車検基本料2,083円
12ヶ月点検費用416円
合計29,116円

年ごとの維持費

レヴォーグを維持するために数年サイクルでかかる費用を、1年あたりに換算した表です。

種類費用
駐車場代96,000円
燃料代70,908円
自動車税/軽自動車税39,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税10,000円
自賠責保険料13,000円
車検基本料25,000円
12ヶ月点検費用5,000円
合計349,408円

レヴォーグのその他の費用

基本的な維持費に加え、他にも車に乗るうえでかかる費用をまとめました。

タイヤ代

レヴォーグの標準タイヤサイズは225/45R 18で価格は1本あたり13,000円〜25,000円。最廉価グレードの「GT」のみ215/50 R17が装備され、価格は1本あたり9,000円〜18,000円です。

タイヤサイズが大きいため、レヴォーグのタイヤは非常に高価。一般的な使い方では、およそ2年で摩耗限界をむかえます。

スバルの4WDはすべてのタイヤにに適切なトラクションをかけながら走行しますが、重いエンジンがフロントにあるため、やはりフロントタイヤが減りやすい傾向にあります。

タイヤ代をおさえるためにも、定期的にタイヤローテーションで前後タイヤを入れ替えは必須といえます。

ローン金利

ローンで車を購入した場合は、車両価格に加えて金利がかかります。また、どこから借りるかでも金利は大きく変わってくるため、慎重に選びたいところです。

参考までに、「レヴォーグ1.6L GT-S」車両本体価格308万円をローンで支払う場合の金利費用をまとめました。

借入先金利費用
ディーラーローン年 5%~7%154,000〜215,600円
銀行年 2%〜4%61,600〜123,200円
信販会社年 1.9%~8.4%58,520〜258,720円

高速料金

高速道路は信号もなく車での長距離移動の要となりますが、交通料金が発生します。

料金は『150円(基本料金)+24.6円〜39.36円×距離(距離料金)×1.08(消費税)』で求めることが可能。一般的に、トンネルや橋などの工事に手間のかかる区間ほど高い距離料金が設定されます。

一例をあげると、静岡県・御殿場ICから愛知県・豊田東ICまでの208kmの交通料金は、新東名高速道路経由で4,950円。100kmあたり2,500円前後と覚えておけばおおよその目安になります。

修理代・部品交換代

エンジンオイルなどの消耗品は5,000〜10,000km毎の比較的短いスパンで交換が必要ですが、エアクリーナーやブレーキパッド、ブレーキフルードやバッテリーなどの油脂類は、50,000km以上の長いスパンで交換されるため、法定点検時にしっかりと点検・メンテナンスを受けることが大切です。

また、メーカー側の不具合であれば無償で修理をしてくれる場合がありあますが、自身の過失での故障や消耗品の交換費用は自身で負担しなければいけません。

消耗品にかかる費用の一例を表にまとめました。

費用項目費用(部品代+工賃)
エアクリーナー3,000円~
ブレーキパッド20,000円~
ブレーキフルード5,000円~
補機バッテリー15,000円~
ワイパーブレード4,000円~

なおレヴォーグの修理・故障については以下の記事でさらに詳しく解説しているので、詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

スバル レヴォーグレヴォーグは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!

レヴォーグの維持費に関する注意点

ここでは劣化しやすい部品や故障しやすい箇所など、車種特有の特別な維持費について解説します。

スバル車の故障頻度は国産車では平均的であり、安心して乗ることができます。しかし、スバルの水平対向エンジン特有の注意点として、整備費用が割増される場合があります。

とくにスパークプラグやイグニッションコイルを交換する際には、エンジンヘッドが横にある水平対向エンジンは非常に整備性が悪く、工場によっては費用が上乗せされる場合があるので覚えておきましょう。

※水平対向エンジンの詳細は以下の記事でまとめているので、詳細まで知りたい方はこちらをご参照ください。

ポルシェ 水平対向エンジン水平対向エンジン/ボクサーエンジンの寿命(耐久性)は短い?メンテナンス次第で変わる?!

フロントサスペンションからの異音

レヴォーグはフロントサスペンションのアッパーマウント付近からの異音が高頻度で報告されています。

およそ走行距離1万kmあたりから、ステアリングを切った時や低速走行時にコトコトという異音が発生する症状です。とくに初期型のレヴォーグGT-Sに装備されるビルシュタインダンパー装着車に多く発生する傾向にあります。

ダンパーやアッパーマウントを交換して症状が回復したという報告から、それらが原因である可能性が高いでしょう。しかし、ダンパーもアッパーマウントも、通常は走行距離1万km程度で劣化するものではないため、レヴォーグを新車購入した場合は保証の範囲内で交換された事例があります。

ビルシュタインダンパーはドイツの高級ダンパーメーカー「ビルシュタイン」製のサスペンションダンパーですが、優れた性能を発揮する代わりに通常のダンパーより高価な代物です。現行車では対策がなされているようですが、中古車を購入する場合は注意したいポイントです。

標準ダンパーは1本あたり2万円前後に対し、ビルシュタインダンパーは1本あたり5万円前後です。アッパーマウントの価格は1箇所あたり1万円弱。さらに交換工賃としてサスペンション1箇所あたり2万円前後の費用がかかります。

高性能な部品は車のパフォーマンスを向上させますが、それだけ維持費がかかることになります。

CVTの油温に注意

レヴォーグのトランスミッションは、自社設計のCVT「リニアトロニック」が搭載されます。

注意

伝達トルクと変速範囲の拡大し、空転感を払拭したスポーティなフィーリングを実現するCVTですがスポーツ走行ではCVTの油温に注意が必要です。

一般走行や高速道路の走行程度では問題はありませんが、変速頻度が高まる、つづら折れの長い峠道やサーキット走行などの連続的な高負荷走行では、油温上昇によりエンジンの安全制御がはたらき、パワーダウンやエンジン停止に陥る場合があります。

2.0Lエンジンの方には、より伝達トルクに優れた「スポーツ・リニアトロニック」が搭載されますが、こちらもCVTである以上、本格的なスポーツ走行に適したトランスミッションとはいえません。

金属ベルトをプーリーに押し付けて駆動力を伝えるCVTは、一度ベルトが滑り出すとどんどん劣化が進み、最終的にはベルト切れや走行不能に陥ってしまいます。CVTを交換するには30万円以上の交換費用がかかります。

レヴォーグの旧型(中古)の維持費

2014年に登場したばかりのスバル レヴォーグは現行型のみであるため、中古車で購入したとしても現行モデルとの維持費差は発生しません。

ただし、発売当初は初期不良が多かったこともあり、現在中古市場に多くでまわっているレヴォーグの初期型は、購入後のトラブル発生確率がやや高めの傾向にあります。

症状としては他メーカーでもよくあるエアコントラブルや、電装系のマイナートラブルが報告されており、大きな修理費はかかる故障ではないものの、中古車購入時は不具合がないかを念入りにチェックしましょう。

スバル レヴォーグは2017年8月の大規模マイナーチェンジで劇的に進化しましたが、スバル車は細かな年次改良を着々とおこなっています。高年式の個体ほどマイナートラブルが少なく、ムダな修理代がかからない傾向にあります。

MEMO

もしレヴォーグを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

レヴォーグの維持費を他の車と比較

スバル レヴォーグのライバルとなる3車種を挙げ、1年ごとの維持費を比べてみます。

トヨタ カローラフィールダー

カローラフィールダー フロントから

種類費用
駐車場代96,000円
燃料代45,882円
自動車税/軽自動車税34,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税7,500円
自賠責保険料13,000円
車検基本料25,000円
12ヶ月点検費用5,000円
合計316,882円

2012年にフルモデルチェンジした3代目トヨタ カローラフィールダーは、現在では数少なくなったステーションワゴンのひとつです。トヨタ ヴィッツのシャシーを流用しているため、レヴォーグよりも1ランク軽量コンパクトなボディサイズです。

搭載エンジンは1.5Lのガソリンエンジンとハイブリッドエンジンであるため、レヴォーグより自動車税・重量税ともに安価。

さらにガソリンエンジンの実燃費は17km/L、ハイブリッドは22km/Lであるため、燃料代でもレヴォーグよりも安く、破格の維持費で乗れるステーションワゴンです。

ポイント

走行性能やハンドリングは良くも悪くもステーションワゴン。レヴォーグのようにボクサーエンジンの鋭い吹き上がりやシャープなハンドリングは望むべくもありません。

実用性重視ならばカローラフィールダーをおすすめしますが、運転を楽しみたいのなら間違いなくレヴォーグをおすすめします。

なおカローラフィールダーについては以下の記事でさらに詳しく解説しているので、詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

カローラフィールダー フロントからカローラフィールダーの試乗レビュー!乗り心地の感想・インプレッション!カローラフィールダー フロントから【画像/写真】カローラフィールダーの内装/インテリア!運転席周りや後部座席から荷室/トランクまで紹介!

ホンダ ジェイド

ホンダ ジェイド

種類費用
駐車場代96,000円
燃料代60,000円
自動車税/軽自動車税34,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税10,000円
自賠責保険料13,000円
車検基本料25,000円
12ヶ月点検費用5,000円
合計333,500円

2015年にデビューしたホンダ ジェイドは、ホンダ オデッセイとストリームを統合したモデル。ステーションワゴンというよりもミニバンに近い存在ですが、そのハンドリングはミニバンらしからぬほどスポーティに仕上げられています。

搭載されるエンジンは、実燃費13km/Lの1.5Lガソリンエンジンと、実燃費18km/Lの1.5Lハイブリッドエンジン。

さらに3列シートの6人乗りであるため、実用性ではレヴォーグよりも遥かに高いコストパフォーマンスを発揮します。

6人乗れるスポーティなワゴンならジェイドがおすすめですが、5人乗りでも本物の運動性能を誇るスポーツツアラーに乗りたいのであればレヴォーグがおすすめです。

フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント

フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント

種類費用
駐車場代96,000円
燃料代64,615円
自動車税/軽自動車税34,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税10,000円
自賠責保険料13,000円
車検基本料25,000円
12ヶ月点検費用5,000円
合計335,615円

2013年に発売されたゴルフ ヴァリアントはフォルクスワーゲン ゴルフをベースとしたステーションワゴンです。

日本国内ではライバル不在のレヴォーグの真のライバルにあたるのがゴルフ ヴァリアントです。

エンジンはダウンサイジングターボの1.4L。実燃費は13km/L。自動車税はレヴォーグよりも1ランク下であるぶん安くなりますが、燃料はハイオクを使用するため全体の維持費ではレヴォーグと同等になります。

ポイント

質実剛健なつくりで、世界中で売れているステーションワゴンであるゴルフ ヴァリアント。対するは世界屈指の4WDシステムと、ボクサーエンジンを搭載するスバルのスポーツツーリングワゴン。

日本で乗るのであれば、日本の道路と人に特化した日本専売モデルであるレヴォーグをおすすめします。

なお普通のフォルクワーゲン ゴルフについては以下の記事で取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

ゴルフ 外装フォルクスワーゲン ゴルフの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!フォルクスワーゲン ゴルフフォルクスワーゲン ゴルフの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!

レヴォーグの維持費は高くない

スバル レヴォーグの維持費はライバル車と比べて安くはありません。

エンジンのタウンサイジング化を進めるライバル車は軒並み排気量1.5L以下。1.6Lのレヴォーグを比べると自動車税額では不利です。また4WDシステムのせいもあって、ライバルよりも重い車重は自動車重量税額でも維持費がかさんでしまいます。

しかし、レヴォーグは売れています。スバルの月間予定販売台数を大幅に上回る人気の理由は、扱いやすいボディサイズとスポーティなハンドリングとスバルの4WDターボの優れた走行性能。そして衰退してしまったステーションワゴンへの潜在需要が合致した結果です。

ライバル車に比べれは1.6Lターボエンジンと4WDシステムは、レヴォーグの維持費を引き上げますが、レヴォーグの1.6L、2.0Lともに絶対的な維持費はミドルクラスのステーションワゴンとしては平均的な額面。学生や新社会人でも充分に維持できる範囲内です。

実用性を持ち合わせながらも、運転するのが楽しくなる車は、近年では非常に珍しくなってしまいました。その希少価値が少々高めの額面で手に入るのであれば、レヴォーグの維持費はけっして高くはありません。

なおレヴォーグについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

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