「キャンピングカーに興味があるんだけど、東京キャンピングカーショーってどんなイベント?」
「東京キャンピングカーショーの会場の様子が知りたい!」
7月21日(土曜)~22日(日曜)まで東京ビッグサイトで開催された、東京キャンピングカーショー2018。
最新のキャンピングカーが200台以上出展されたイベントですが、会場の様子や混雑具合はどんな感じだったんでしょうか?
実際に会場に行ってきましたので、写真つきでくわしくレポートします。
東京キャンピングカーショー2018の会場の様子
それではまず、会場の様子について解説していきます。
キャンピングカーショーの会場の入り口まで
7月21日、天気は快晴。開場時間の10分前ぐらいに会場に着くように行ったんですが、どうやらそれでは遅かったようで、ねらっていた地下駐車場はすでに満車でした。
仕方なく会場のそばの屋外駐車場に停めたところ、駐車場から会場内までは意外と距離があって、炎天下のなかを歩くことになりました。
この日の東京の最高気温は35℃。午前中とはいえ暑い…。
駐車場にはキャンピングカーがたくさん停まっていて、「こうやって集まってみるとキャンピングカーユーザーってたくさんいるんだなぁ」と驚きながら会場へ向かいます。
受付発見! …と思いきや、ここはペット同伴で来たひとのための受付でした。東京キャンピングカーショーの会場は、イヌやネコを連れて入ることができます。
ペット同伴者には専用の入り口があり、受付を済ませると写真の右側に写っている扉から会場内に入れます。
私はペット同伴ではないので、スルーして一般入場口へ移動です。
東京ビッグサイトのなかに入ると、チケット売り場があります。前売り券を買っていない場合はここで当日券を買うことになります。
みんな前売り券を持っているのか、チケット売り場はそれほど混んでいませんでした。
前売り券のほうが200円安いので、次回開催時に行く場合は前売り券を買っておくことをおすすめします。
チケットを買った後はいよいよ会場内へ。空いていたチケット売り場とは対照的に、会場入り口は混雑していました。
といっても流れるようにどんどん進んでいくので、並ぶ時間はほぼナシ。
もしキャンピングカーを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。
このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!キャンピングカーの展示の様子
入り口を入ると、すぐにたくさんのキャンピングカーたちが出迎えてくれました。
キャンピングカーはこんな感じでとくに仕切りもなく、自由に見て回れます。
気になった車種があれば営業マンがそばにいるので話を聞いてみたり、資料をもらったりできます。
いろんな車種を見ているとどんどん手もとに資料がたまっていきますが、それを見越して大きなトートバックを配っている親切なメーカーもあるんです。
写真に写っているバンテックというメーカーのお姉さんから、私もトートバックをもらいました。
パワーボム(著者)
資料の大きさもメーカーによってさまざまで、全部を手で持って歩くのは正直キツいところだったので、このサービスは嬉しい!
ちなみに私は今回2日間取材に行ったので、1日目にもらったトートバッグをそのまま2日目も持っていきました。
こちらは人気の軽キャンピングカー、「テントむし」。かなりのひとだかりができていて、動画を撮影しているユーチューバーと思われるひとの姿もありました。
こういう人気車種の場合は、じっくり見るのに順番待ちをしないといけません。
私は根気強く待って、誰もいなくなった瞬間に乗ってみました。東京キャンピングカーショーでは外から車を眺めるだけでなく、車内に乗ってみることもできるんです。
車内は基本的に土足厳禁なので、入り口のところでくつを脱いで乗ります。車種によってはベッドに横になってみることもでき、購入後のイメージがふつふつと湧いてきて楽しいです。(詳細は以下の記事をご参照ください。)
ハイゼットのキャンピングカー内装や値段【軽キャンパー】バンショップミカミテントむしこんな大きなキャンピングカーもたくさんあります。こちらはキャブコンと呼ばれる大型のタイプ。
キャブコンはテントむしのような軽キャンピングカーよりも数が多いので、お客さんが分散して、人気車種でも意外と空いていたりします。
ただ、それでもやはり順番待ちがまったくないわけではありません。
キャブコンは居住スペースが広いぶん居心地がよく、つい長居したくなります。(詳細は以下の記事をご参照ください。)
ライトエースのキャンピングカー内装や値段【キャブコン】アレンですが、入り口で順番待ちしているひとがいると、早く出なきゃいけない気持ちになり、あまり落ち着いて見ていられないです。
イベント自体を土日の2日間だけではなくもう少し長期で開催して、1日当たりの混雑具合を減らしてほしいですね。1台1台をもっとじっくり見たい。
こちらは日産・セレナをベースにしたキャンピングカー。これも人気車種ですが、空いているタイミングをねらっていけばじっくり見ることができました。
車内入場禁止で、乗り心地をたしかめられなかったことだけが残念です。(詳細は以下の記事をご参照ください。)
セレナのキャンピングカー内装や値段【バンコン】セレナP-SV車種によっては外から眺めるだけしかできないものもあります。
購入するかどうかを決めるなら、せめてベッドの寝心地ぐらいは確認したいですよね。
なお今回取材してきた車種は上記の車種以外にもございます。以下の記事でまとめているので、詳細まで知りたい方はこちらもご参照ください。
ライトエースバンのキャンピングカー内装や値段【バンコン】ハナ イヴボンゴのキャンピングカー内装や値段【キャブコン】アミティハイエースのキャンピングカー内装や値段【バンコン】アルヴェルエース プレミアムラウンジエルフのキャンピングカー内装や値段【キャブコン】ジル520クルーズキャンピングカーショーの展示以外の様子
会場内ではキャンピングカーの展示のほかに、ステージショーもやっていました。写真は「HUGっと! プリキュアキャラクターショー」の様子です。
男の子向けには「仮面ライダービルド」のキャラクターショーや、本物のクワガタ同士を戦わせる「クワレス」をやっていて、子ども連れで来ても子どもが飽きてしまわないようになっています。
家族連れに交じってプリキュアの写真を撮るのは少し勇気が必要でしたが、プリキュアとの握手に参加している子どもたちは楽しそうで、来場者全員が楽しむためにはこういうイベントも必要なんだな、と感じさせられました。
もっと小さい子ども向けには、こういう床にすわって遊べるスペースが用意されていました。
クッションや座布団が置かれていて、横になっても平気です。
会場内はとにかく広くて、端から端に歩くとかなりの距離になり、長時間いるのはつかれます。
とくに子どもの脚ではヘトヘトになってしまうので、くつを脱いで休めるスペースがあるのは嬉しい配慮なんじゃないかな、と思います。
ちょっとしたアクセサリーをつくる体験コーナーもありました。無料で見ることができた先ほどのキャラクターショーやクワレスと違って、アクセサリーづくりは600円の参加費用がかかります。
こちらは小学生向けぐらいかな、という印象です。家族で参加している姿が見られました。
ペットの体脂肪測定をやっているコーナーです。参加費用は無料。
イヌを連れてきているひとが会場内には多かったので、来たついでに体脂肪を測っていけるコーナーがあるのは嬉しいんじゃないかな、と思います。
イヌやネコの里親を募集しているコーナーもありました。募金もいっしょにやっていたので、家で飼えなくても協力することはできます。
このときは5匹の募集がかけられていましたが、早く新しい飼い主に引き取られて、次回以降のキャンピングカーショーに遊びに連れてきてもらえるようになればいいですね。
こちらは「SNS映えコーナー」と名付けられた、写真撮影用のキャンピングカーです。
車内に入って撮影しているお客さんが何組かいました。どちらかというと女性向けのコーナーですね。ミニサイズで可愛いです。
各メーカーごとの展示コーナーとくらべると空いていたので、撮影はしやすかったと思います。
キャンプ場の案内ブースもありました。資料も配っているので、出展者に話を聞くのが気が引ける場合は、資料だけもらって行くこともできます。
キャンピングカーを購入したら、今度は目的地を決めないとですよね。こういうコーナーがあると、購入後のイメージが湧いてきて楽しいです。
なおキャンピングカーの購入後の楽しみ方は、以下の記事で紹介しています。興味のある方はこちらもご参照ください。
キャンピングカーの楽しみ方8つ!色々な使い方を紹介します!東京キャンピングカーショー2018の入場料
入場料について解説します。各チケットの金額は下の表のようになっていました。
券種 | 料金 |
前売り券 | 一般(高校生以上)800円 小人(小・中学生)500円 |
当日券 | 一般(高校生以上)1,000円 小人(小・中学生)600円 |
ペットケア費 | 1頭500円(1家族500円) |
未就学児無料 障がい者手帳の掲示で本人と付き添い1名無料 くるま旅クラブのイベント入場チケット引き換え券提出で2名まで無料(会期中1回限り) |
会場に行くことが決まっているなら、前売り券を買ったほうが200円得です。
今回は2月のJAPANキャンピングカーショーにあったような、公式ガイドブックつきのチケットというものはありませんでした。(詳細は以下の記事をご参照ください。)
JAPANキャンピングカーショー2018幕張レポート!最新車種イベントで試乗し取材してきた!200台以上のキャンピングカーを自由に見て回れる楽しさを考えると、800円は安い金額だと思います。
東京キャンピングカーショー2018の会場までのアクセス
東京キャンピングカーショーは毎年東京ビッグサイトで開催されているイベントなので、来年も同じ会場で開催される可能性が高いです。
来年に向けて、駐車場と最寄り駅からの行きかたについて解説します。
駐車場は東京ビッグサイトの駐車場を利用する
東京ビッグサイトには駐車場があるので、車やバイクで行く場合は利用しましょう。収容台数や利用料金は下の表のようになっています。
駐車場場所 | 収容台数 | 営業時間 | 料金 |
会議棟地下 | 62台 | 8:00~22:00 | 普通車250円/30分 1日最大2,000円 |
東棟地下 | 191台 | 8:00~22:00 | 普通車250円/30分 1日最大2,000円 |
東棟屋外臨時 | 1,932台 | 7:00~23:00 | 普通車250円/30分 1日最大1,500円 大型車500円/30分 1日最大4,000円 バイク300円/1日 |
有明東臨時 | 330台 | 8:00~23:00 | 普通車1,500円/1日 16時以降500円/1日 大型車4,000円/1日 バイク300円/1日 |
東雲臨時 | 460台 | 8:00~23:00 | 普通車1,500円/1日 16時以降500円/1日 大型車4,000円/1日 バイク300円/1日 |
G1臨時 | 300台 | 8:00~23:00 | 普通車1,500円/1日 16時以降500円/1日 大型車4,000円/1日 バイク300円/1日 |
鉄鋼南臨時 | 110台 | 8:00~23:00 | 普通車1,400円/1日 16時以降500円/1日 大型車4,000円/1日 バイク300円/1日 |
私は地下駐車場をねらっていたものの、満車だったので、東棟屋外臨時駐車場に停めました。料金は1日いて1,500円です。
屋外に停めていてつらかったのは、イベント終了後に車内に戻ったときです。
1日かけて直射日光を浴び続けた車内は、それはそれは猛暑でした。エアコンの効いていた会場から車に歩いて戻るまでに外の暑い風をたっぷりと浴び、車に乗り込んだらさらなる熱気。
1日会場内を歩き回ってヘトヘトだったので、帰る前に車で休憩しないと帰れません。
車内のエアコンをつけて空気はなんとか冷えたものの、夏で日が長いので、17時のイベント終了時点ではまだまだ太陽が照りつけてきます。
朝から待つのが億劫じゃなければ、早めに会場について、日光の当たらない地下駐車場に停めたほうがいいです。
東京ビッグサイトの住所と問い合わせ先は、以下のとおりです。
東京ビッグサイト住所・問い合わせ先
〒135-0063
東京都江東区有明3-11-1
問い合わせ(代表):03-5530-1111
最寄り駅からは徒歩3分~7分
電車で行く場合はりんかい線国際展示場駅から徒歩7分、もしくはゆりかもめ国際展示場正門駅から徒歩3分で着きます。
国際展示場駅からは、駅を出て屋根付き歩道を南にまっすぐ歩いて行くだけです。
国際展示場正門駅からは、会場が目の前にあって案内板もあるので、迷わず到着できます。
もしキャンピングカーを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。
このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!食事は会場出てすぐの売店か、となりのレストラン街へ
今回の会場である東京ビッグサイト東7・8ホールの目の前には、イーストショップという売店があります。
イーストショップではカツサンドや焼きそば・串揚げもちといった軽食が売られていて、食事をここで済ませることもできます。
ただ、イートインスペースがなく、まわりにベンチもないので、私はここで食事はせず、となりの東レストラン街で食事しました。
東レストラン街にはカレー屋や海鮮丼屋がありましたが、正直、値段が高い上に味はイマイチでした。
東レストラン街からさらに歩けば北コンコースレストラン街というところもあり、そちらにも飲食店が数店舗ありますが、遠いのでそこまで歩いていく気にはなれませんでした。
もし食費を安く抑えたければ、東レストラン街まで行けばベンチがあるので、イーストショップで軽食を買ってベンチで食べるのがいいかもしれません。
来年以降も東7・8ホールで開催されていたら、参考にしてください。
総評:営業トークなしで自由に見て回れる、初心者でも気軽に参加できるイベント
会場全体の総評としては、営業マンがガツガツ営業をかけにくるようなことはあまりなく、展示されているキャンピングカーを自由に見て回れる雰囲気です。
いい意味でほっといてくれるので、こちらから質問しに行かない限りは黙ってキャンピングカー見物を楽しめます。
ただ、今回は土日のみの開催ということでかなり混雑していて、人気の車種はちょっとした行列になっていました。
やっと順番が回ってきても後が使えている状態なので、「早くしなきゃ!」とあせって、じっくり見る時間があまりなかったのが残念です。
それと、これは仕方のないことですが、購入検討しているひとが車内や車の出入り口付近で営業マンと話し込んでいて、いつまで経ってもなかに入れないような状況もありました。
そこを除けば会場内はとても楽しく、キャンピングカーの知識がなくても楽しめます。
ここまで書いてきましたが、会場内はエアコンが効いているものの、歩き回っているとやはり汗をかきます。
次回行くときは、脱水症状にならないためにも、しっかり水分補給して夏のイベントを楽しんでくださいね。
なお取材内容は以下の記事でもまとめているので、興味のある方はこちらもご参照ください。
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