「キャンピングカーに興味があるんだけど、JAPANキャンピングカーショーってどんなイベント?」
「試乗もできるってほんと? JAPANキャンピングカーショーの会場の様子が知りたい!」
2月2日(金曜)~4日(日曜)まで千葉・幕張メッセで開催された、JAPANキャンピングカーショー2018。
最新のキャンピングカーが360台以上展示されたイベントですが、会場の様子や混雑具合はどんな感じだったんでしょうか?
展示車を見に行くだけでなく実際にキャンピングカーの試乗もしてきましたので、運転してみた感想もふくめて写真つきで解説します。
JAPANキャンピングカーショー2018会場の様子
それではまず、会場内の様子について解説していきます。
なかに入ると、テーブルの上に会場内のマップが載っている新聞が置いてあります。
会場内のマップです。右側1ホールから3ホールまですべてキャンピングカーの展示場でした。
連絡通路をはさんで左側の4ホールには、試乗の受付ブースや、食事コーナーがありました。
入り口はマップ右下の赤い○のところで、一歩足を踏み入れるとすぐに最新のキャンピングカーが迎えてくれます。
会場を上から見た様子。私は3日間開催の初日(平日)に行ったんですが、混雑具合はそれほどでもなく、1台1台のキャンピングカーをゆっくり見て回れました。
JAPANキャンピングカーショーの会場内には、もちろんバスコンやキャブコンといった、最新モデルのいわゆるキャンピングカーが所狭しと並んでいます。
が、このようにプリウスに載せる形のキャンピングカーが展示されていたりと、車好きにとっては「こんなのあるんだー」と見ていて楽しめるイベントです。
ちなみにプリウスの車内はこのようになっています。後部座席に架装してベッドにしています。
価格は2,400,000円です。
キャンピングカーは購入するだけでなく、レンタカーとして借りることもできます。この展示車はレンタル専用車両です。
レンタル専用車両のなかの様子。最新のキャンピングカーはどれもふつうの車より価格が高いので、一回キャンプに行ってみたいだけならレンタカーを利用したほうが賢いかもしれません。
なおキャンピングカーを安く買う方法は以下の記事で紹介しているので、購入を検討している方はこちらもご参照ください。
たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!キャンプ用品の展示や販売もあります。なかには全商品を通常価格の50%~90%OFFで販売しているメーカーもありました。
すでにキャンピングカーを所有していたり、キャンピングカー自体は買う気がないとしても、キャンプ用品を安く買う目的で行くのもアリなイベントです。
全体的に敷居が高い感じはまったくなく、キャンピングカーについての知識がないひとでも展示車を見て回るだけで楽しめる雰囲気でした。
なお今回取材した車種については以下の記事で紹介しているので、興味のある方はこちらもあわせてご参照ください。
フィアットデュカトのキャンピングカー内装や値段【バンコン】デスレフSunlight CLIFF540カムロードのキャンピングカー内装や値段【キャブコン】ナッツクレアスティングエボリューション5.0XXエブリィJOINターボのキャンピングカー内装や値段【軽キャンパー】オートワン愛犬くんコースターのキャンピングカー内装や値段【フルコン】ナッツRVボーダーバンクスエボリューション タイプTキャンピングカーを試乗してみた感想
JAPANキャンピングカーショー2018では試乗もできたので、キャンピングカーを実際に運転してみました。
乗ったのはモヴィーラ538プレミアムという、バンコンタイプのキャンピングカーです。主要スペックは以下のようになっています。
- 乗車定員:6人
- 就寝定員:大人2人+子供3人
- 全長:5,380mm
- 全幅:1,880mm
- 全高:2,280mm
- ベース車:トヨタ・ハイエースバン
- 排気量:2,700cc
- 燃料:ガソリン
- 最高出力:不明
- 駆動方式:4WD
- ミッション:AT
就寝定員は大人2人+子供3人となっていますが、身長177cmの私がバンクベッド(2段ベッド)に寝てみたところ、「大人が寝るにはかなり狭いかな」という印象でした。
ベッドというよりは棚のなかに入って寝るような感覚で、もしかしたら子供は「楽しい」と感じるかもしれません。
それでは試乗の様子を解説していきます。
大きな車にたくさんの設備を積んでいるため、重いです。しかし、パワーがあるからか走っていて不快ではありません。
後ろ側はこのように塞がっていて、バックミラーで見ても真後ろの交通状況はまったくわかりません(この写真は後部座席から同乗者が撮影しました)。
路上駐車している状態です。真後ろが見えないので、再発進するときは少し緊張しました。
どこから鳴っているのかわかりませんが、走行中は後ろのほうからキュルキュルとこすれるような音がします。
このようなテーブルや電子レンジといった設備が壁にこすれているんでしょうか。
車体がかなり大きいので、右左折時は内輪差に気を付けて、かなり大回りで曲がる必要があります。
30分程度の試乗でしたが、やはりふつうの乗用車よりは運転しにくく、緊張しているあいだに終了してしまいました。
キャンピングカーのなかでは比較的小さいバンコンタイプでもこれだけ運転しにくさを感じたので、バスコンタイプやキャブコンタイプはさらに大変だと思います。
車の運転に慣れていても、キャンピングカーはいきなり購入せずに、試乗してから購入するかどうか決めましょう。
なおハイエースベースのキャンピングカーは以下の記事でも紹介しているので、興味のある方はこちらもご参照ください。
ハイエースのキャンピングカー内装や値段【バンコン】アルヴェルエース プレミアムラウンジハイエースワゴンのキャンピングカー内装や値段【バンコン】ナッツRVファミリーモーターホームCタイプJAPANキャンピングカーショー2018の入場料
入場料について解説します。各チケットの金額は下の表のようになっていました。
券種 | 料金 |
前売り券 | 一般(高校生以上)800円 小人(小・中学生)500円 |
当日券 | 一般(高校生以上)1,000円 小人(小・中学生)600円 |
公式ガイドブック 付き入場券 | 1,200円 |
ペットケア費 | 1頭500円 2頭以上1,000円 |
備考 | 未就学児無料 障がい者手帳の掲示で 本人と付き添い1名無料 |
私は前売り券を買っていったので、入場料800円でした。公式ガイドブックはチケットと別に買うと500円なので、欲しい場合は最初から公式ガイドブック付き入場券を買ったほうが得です。
今回公式ガイドブックも購入しましたが、内容としては出展メーカーの紹介や全国のRVパークの紹介がメインで、キャンピングカー1台1台のことがくわしく載っているわけではありませんでした。
キャンピングカー1台1台については、それぞれの展示コーナーで資料を無料でもらえます。
会場に1日いるといろんなメーカーから資料をもらって、手ぶらで行ったのに帰りは荷物がいっぱいでした。
ですが、それを見越して大きなトートバックを用意してくれている親切なメーカー(エートゥゼット)もあります。(エートゥーゼットの車種の詳細は以下の記事をご参照ください。)
カムロードのキャンピングカー内装や値段【キャブコン】AtoZアンソニーLE朱夏それにすべて入れられるので、とくに大きなカバンは必要ありません。次回開催時に行く場合は参考にしてください。
駐車場は幕張メッセ駐車場を利用
JAPANキャンピングカーショーは毎年幕張メッセで開催されているイベントなので、来年も幕張メッセで開催される可能性が高いです。
幕張メッセには駐車場がありますので、車やバイクで行く場合は利用しましょう。駐車場料金は下の表のようになっています。
項目 | 幕張メッセ駐車場 |
収容台数 | 普通車5,500台 大型120台 自動二輪車50台 |
営業時間 | 8:00~23:00(入庫は21:00まで) |
料金 | 普通車・準中型1,000円/1日/1回 大型・中型4,100円/1日/1回 自動二輪車200円/1日/1回 ※原動機付自転車は入場不可 ※身体障がい者手帳・療育手帳 または精神障がい者保健福祉手帳 がある場合は無料 |
駐車場 問い合わせ先 | 043-296-0766 |
2015年以降JAPANキャンピングカーショーが行われているのは幕張メッセの国際展示場1ホール~3ホールで、上の表の駐車場は1ホールからもっとも近い駐車場です。
出庫時間が23:00までと限られていますが、イベント自体の開催時間が10:00~17:00(もしくは18:00)までなので、閉館までのこっていても充分余裕を持って帰れます。
電車で行く場合は海浜幕張駅南口から徒歩5分。道中に案内板があり、会場自体もかなり大きいので迷わず行けます。
幕張メッセの住所と問い合わせ先は以下のとおりです。
幕張メッセ住所・問い合わせ先
〒261-8550
千葉県千葉市美浜区中瀬2-1
問い合わせ(代表):043-296-0001
食事は会場内の食事コーナーか、一旦出てすぐそばのコンビニへ
さきほど会場内マップの紹介でふれましたが、幕張メッセのなかには食事コーナー(屋台)があります。
ただ、料金が高いので、私は一旦会場を出てすぐそばのコンビニに行きました。コンビニの前には数十人分のベンチがあり、そこでお弁当を食べられます。
当日は幕張メッセ内の別のホールでイベントがあったらしく、そっちを見に来たお客さんもたくさんいて、ベンチは混雑していました。
時間は昼時を少し過ぎたぐらいでしたが、それでも待たずにすわれる程度の混雑具合だったので、会場内の屋台に食べたいものがなければコンビニを利用しましょう。
JAPANキャンピングカーショーは再入場可能です。
ここまで書いてきましたが、行く前はキャンピングカーに少しも興味がなくても、会場に行ってみるとだんだん興味が湧いてきます。購入検討だけではなく、ただ車が好きだから遊びに行くというだけでも充分楽しいイベントなので、次回開催の際はぜひ行ってみてくださいね。
なお今回取材した内容については以下の記事でさらに紹介しているので、興味のある方はこちらもあわせてご参照ください。
エブリィJOINターボのキャンピングカー内装や値段【軽キャンパー】オートワンTurerunderリエッセ2のキャンピングカー内装や値段【バスコン】RV BIG FOOT ACSオアシスSHキャンピングトレーラー内装や値段【トリガノ アンタレススタイル470Vエディションプレミアム】新型ハイラックス専用キャンパー内装や値段【トラキャン】MYSミスティックNew J-cabin HN