レクサスは高級車の代名詞となっており、乗っている人のイメージといえば結構年上の人を想像します。
しかし若者にもレクサスは人気があるのですが、若者のために作られたレクサスがあるかどうかってよくわかりませんよね。
今回は若者向けのレクサスについてご説明します。
レクサスには明確な「若者向け」という車はない
レクサスには高級車の王道であるセダンタイプの車種が多いのですが、それだけでなくスポーツカータイプやハッチバックもラインナップにあります。
しかし多くの車は40代50代の収入のある人をターゲットにデザインされており、ステータスのある方にふさわしい高級感と、それに見合った価格が設定されています。そんなレクサスブランドで若者向けの車があるのでしょうか。
一口に若者向けの車といってもなかなか難しく、レクサスに限らずどこの自動車メーカーでも「若者向け」と銘打って車を作ることはほとんど無くなりました。
一般的に若者向けとされている車には2種類あり、
- 若者でも買える値段の安い車
- 若者に人気のある車
の2つです。
レクサスで最も安い車種は若者向き
①の値段の安い車については、レクサスでは残念ながら当てはまる車はないでしょう。
レクサスの最廉価車種はCT200hというハイブリッドのハッチバック車ですが、新車の支払総額で4,000,000円以上しますので、到底若者が楽に買える値段ではありません。
レクサスには軽自動車などもラインナップになく、そのあたりの車種は同じ系列会社であるトヨタ自動車やダイハツ自動車の領域となっています。
なお安いモデルについては以下の記事でさらに詳しく解説しているので、興味のある方はこちらもあわせてご参照ください。
レクサスで一番安いモデルは?いくらから買えるか解説!レクサスの若者向けの車種・ボディタイプ
②の若者に人気のある車、については買う人の好みが関わってきますので、一概にこの車種が若者向けということはできません。
しかし次のような車種は一般的に若者に人気のある車種で、値段はさておき若者が欲しいと思っている車です。
- スポーツカー
- SUV
- スポーティセダン
- ミニバン
- 軽自動車
一昔前は若者向けというとスポーツカーのイメージがありましたが、最近は乗ってて余裕のあるスポーティセダンや、たくさんの友人と一緒に乗れるミニバンも若者に人気があります。
ただしミニバンは現在のレクサスのラインナップにはありません。
また近年はSUVが世界的にも人気があり、スポーティなフォルムと大きなタイヤを装着したマッシブ感が若者に大変受けています。
軽自動車は主に価格面で人気がありますが、前述の通りレクサスには関係ないので除外します。
さて以上のような若者に人気のある車種で、レクサスのラインナップはどのような車があるのでしょうか。
なおレクサスの全車種のラインナップは以下の記事で価格とともに紹介しています。詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
一番高いのはこれだ!レクサスを価格が高い順に紹介!若者向けのレクサスはRCとNX、IS
若者向けのレクサスは、若者に人気の車種から何台か挙げることができますが、価格面については残念ながら安い車ではありません。
しかし新車は厳しくてもレクサスにも中古車がありますし、多少年式や走行距離を考えれば若者でもなんとか買える価格帯には入ってきます。
そんな若者向けのレクサスを何台かご紹介しましょう。
若者向けのレクサススポーツカー編
レクサスというとセダンの高級車というイメージがありますが、ドアクーペなどのスポーツカーも何車種か存在します。
レクサスはモータースポーツにも参戦していますので、ポルシェやフェラーリなど世界のスポーツカーメーカーともライバル関係にあるのです。
存在感のあるクーペ
そんな若者に人気のレクサスのスポーツカーで、エントリーモデルともいえるドアクーペが「レクサス RC」です。
レクサスRCは押し出し感の強いフロントマスクにレクサスデザインのかなめであるスピンドルグリルを採用しており、一目見てレクサスだとわかる車です。
全体のスタイルは中型のドアクーペですが、全体的にマッシブなデザインが施されており、存在感はもっと大型のクーペにも引けを取りません。
十分なパワーのあるエンジン
エンジンは種類あり、3.5LのV6エンジン、ハイブリッド仕様の2.5Lエンジン、最廉価の2.0Lターボエンジンがラインナップされています。(エンジンの詳細は以下の記事をご参照ください。)
V6エンジンの特徴!どんな音?搭載車を日本車/外車の車種からそれぞれ紹介!ターボエンジンとは?仕組み/構造は?メリット2つとデメリット4つ!3.5Lエンジンも3.0LハイブリッドもRCには十分すぎるほどのパワーとトルクがありますが、2.0Lターボエンジンも十分な魅力があります。
2.0Lターボエンジンは立ち上がりこそ他の2種に劣りますが、ターボ付きであることからスポーツカーらしい加速を楽しめるモデルです。
これに3.5Lモデル、2.0Lモデルとも8速ATが組み合わされており、燃費と静粛性を兼ね備えています。
ハイブリッドモデルは専用ミッション価格は2.0Lモデルが最も安く、とはいっても5,210,000円からですが、中古でもう少し安い出物があればとても楽しいカーライフを過ごせる1台でしょう。
なお正しいやり方で値引き交渉をすれば、上記の価格よりもう少し安い価格でレクサスを購入できます。
このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!若者向けのレクサスSUV編
オンロードもオフロードも走れるSUVは若者に人気が高く、レクサスでは4車種がラインナップされています。
その中で比較的廉価なモデルが「レクサス NX」です。
落ち着いたレクサスSUV
レクサスNXはトヨタの人気SUVであるハリアーと同クラスの車ですが、レクサスならではのエクステリアデザインと、高級感のある内装がハリアーと大きく違う点です。
ハリアーの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!レクサスNXは細身のヘッドライトがシャープなイメージを持たせる一方、レクサスならではのスピンドルグリルが迫力を出しています。
車の全体としてはSUVにしては落ち着いた印象で、レクサスらしい高級感のあるデザインです。
内装はメッキを多用したカッコイイもので若も向けの感じが強いのですが、そこはレクサス、シートには本革も選べます。
トルクのある4WDエンジン
エンジンは2.5Lハイブリッドと2.0Lターボエンジンがラインナップされており、レクサスRCと似た構成ですが、SUVらしく4WDを選ぶことができます。
2WDの場合は6速ATどちらのエンジンもパワーとトルクを兼ね備えていますが、SUV的なトルクフルな使い方をするのであれば排気量が小さくても2.0Lがおすすめです。
燃費はハイブリッドの一歩及びませんが、その代わり低速ターボでの強大なトルクとパワーがあり、両方とも2.0Lターボエンジンが勝っています。(ターボの燃費の仕組みの詳細は以下の記事をご参照ください。)
ターボエンジン車は燃費が悪い?燃費向上は走り方次第で可能?!価格は2.0Lターボエンジンモデルで4,280,000円からと、レクサスにしては安い値段設定になっており、中古車であれば2,000,000円台から見つけることができるでしょう。
なおレクサスのSUVは以下の記事でも紹介しているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
レクサスLXの試乗レビュー!乗り心地の感想・インプレッション!レクサスRXの試乗レビュー・感想!乗り心地はいかに?!若者向けのレクサススポーティセダン編
スポーティセダンは車のカテゴリとしては曖昧な基準なのですが、セダンでありながら流れるようなクーペのようなカッコよさがある車を指します。
若者にもレクサスのセダンには人気があり、カッコイイスポーティセダンは憧れの一つです。
レクサスのラインナップの中で、スポーティセダンの入門モデルは「レクサス IS」です。
ISは、レクサスを代表する車種
レクサス ISはレクサスのモデルの中では歴史が古く、初代は1999年に発売されました。
現行モデルは3代目にあたり、まさにレクサスを代表する車種になっています。
3代目のISのエクステリアデザインは特徴的で、フロントマスクから少し窪んだようなヘッドライトが目を引きます。
2代目までのどこかおとなしいイメージは鳴りを潜め、印象的なヘッドライトとスピンドルグリルによって、セダンとは思えない押し出し感のかなり強い車になっています。
内装はレクサスのセダンだけあって高級感にあふれており、木目調のパネルと本革シートを組み合わせればトヨタクラウンにも引けを取りません。(内装の詳細は以下の記事をご参照ください。)
【画像/写真】レクサスISの内装/インテリア!運転席周りや後部座席から荷室/トランクまで紹介!エクステリアの派手さとは対照的に、インテリアは落ち着いていてくつろげる空間が演出されています。
ISは、乗り心地がいい
エンジンは3種類あり、3.5LのV6エンジン、ハイブリッド仕様の2.5Lエンジン、最廉価の2.0Lターボエンジンと、レクサスRCと同様のラインナップです。
トランスミッションも同じく8速ATが組み合わされています。
クーペに特化したRCとは違い、ISは乗り心地の良さに重点を置かれているので、その分スポーツ走行などではRCが勝ります。
価格は最廉価の2.0Lターボモデルで4,700,000円からとなっており、中古であれば2,000,000円台3,000,000円台で狙えるでしょう。
なおISの乗り心地については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
レクサスISの試乗レビュー!乗り心地の感想・インプレッション!ちなみにレクサスは「レクサスミーツ」という施設で無料で試乗できます。詳細は以下の記事でまとめているので、興味のある方はこちらもご参照ください。
レクサス体験型施設/レクサスミーツのレポート!試乗可能車種や予約方法、かかる時間まで解説!