「キャンピングカーに興味があるんだけど、種類がいっぱいありすぎてよくわからない…」
「最新のキャンピングカーってどんな設備がついてるの?」
車1台で複数の大人が寝泊まりできる、遊びに便利なキャンピングカー。
タイプがいろいろありますが、コスト・広さ・車体の大きさといったように、何を重要視するかによって選ぶ車が変わってきます。
そこで最新モデルのキャンピングカー・アンタレススタイル470 Vエディションプレミアムを紹介します。内装や設備について写真つきで解説しますので、キャンピングカー選びの参考にしてください。
なおこの車種についてはJAPANキャンピングカーショー2018で展示されていたのを取材しました。展示の様子は以下の記事でまとめているので、詳細が知りたい方はこちらもご参照ください。
JAPANキャンピングカーショー2018幕張レポート!最新車種イベントで試乗し取材してきた!キャンピングカーの8つのタイプ
まず、キャンピングカーには以下の8つのタイプがあります。
- 「バンコン」
- 「キャブコン」
- 「軽キャンパー」
- 「フルコン」
- 「セミフルコン」
- 「バスコン」
- 「トラキャン」
- 「キャンピングトレーラー」
※種類の詳細は以下の記事をご参照ください。
キャンピングカーの全ての種類8つを解説!特徴から価格まで!この記事で紹介するトリガノ社のアンタレススタイル470 Vエディションプレミアムは、キャンピングトレーラータイプです。
キャンピングトレーラーとは、けん引用のシャシーに居住用のキャビンを架装した車のことです。
けん引免許が必要なものもありますが、不要なものもあります。この記事で紹介するのは、けん引免許が必要なキャンピングトレーラーです。
広くて断熱性も良いので、まるで家を車で引っ張っているような感覚です。
ただ、そのぶんコンビニに寄りたいときなんかは大きすぎて駐車に困ります。
アンタレススタイル470 Vエディションプレミアム(メーカー:トリガノ)の内装
キャンピングトレーラータイプの最新モデル、トリガノ社のアンタレススタイル470 Vエディションプレミアムです。
自走する車両ではないので、主要スペックは以下のようになっています。
- 乗車定員:-
- 就寝定員:4人
- 全長:6,700mm
- 全幅:2,300mm
- 全高:2,580mm
- ベース車:-
- 排気量:-
- 燃料:-
- 最高出力:-
- 駆動方式:-
- ミッション:-
全長が6,700mmとかなり大きいですが、就寝人数は4人までと、意外と少ないです。
それでは内装の写真を紹介していきます。
(※アンタレススタイル470 Vエディションプレミアムは車内入場禁止だったため、入り口や窓から撮影した写真を紹介します)
入り口は右側の真ん中あたりにあり、はいって左手はテーブル席、正面の茶色い扉はクローゼット、すぐ右手はシンクです。
シンクを通り越した奥にはベッドが見えます。
車内入場禁止なので実際にやってみることはできませんでしたが、テーブル席はダブルベッドとしても使えます。
シンクのとなりはガス台です。どちらもフタがついていて、つかわないときは閉めておけば邪魔になりません。(シンクの必要性の詳細は以下の記事をご参照ください。)
キャンピングカーのキッチン・シンクはなしでいい?必要性を考察!ベッドはツイン式になっていますが、つなげてキングベッドとして使うこともできます。
なおキャンピングカーでの車中泊の方法や注意点については、以下の記事で詳しく解説しています。興味のある方はこちらもご参照ください。
キャンピングカーで車中泊はどうやる?宿泊場所についても解説!ベッドの後ろはカーテンつきの大きな窓。
大きな窓の上、天井付近は収納スペースです。
ベッドの足元(シンクの正面)の扉を開けるとトイレと洗面台があります。(トイレの仕組みの詳細は以下の記事をご参照ください。)
キャンピングカーのトイレの処理・掃除の仕組み!トイレ付きがいいのか解説!アンタレススタイル470Vエディションプレミアムの価格と標準装備・オプション
アンタレススタイル470 Vエディションプレミアムの車両本体価格は、税込みで3,963,600円です。
もっと安く購入したいなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。
このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!標準装備として以下のものが架装されています。
- グラスファイバー外装パネル
- ポリスチレンフォーム寒冷地対応断熱(屋根30mm/横壁24mm/床42mm)
- グラスファイバールーフ
- 2分割出入り口ドア
- アクリル2重窓(各窓)
- 出入り口ドアセキュリティハンドル
- 収納式アルミ出入り口ステップ
- サンルーフ(700×500mm/アクリル2重窓/網戸ブラインド付き)
- 天井換気口(400×400mm/網戸ブラインド付き)
- 外部ストレージドア(1,000×400mm)
- フロントロッカー
- LEDポーチライト
- ワードローブ
- 灯油式FFファンヒーター(灯油タンク脱着式)
- 電気温水器
- LED室内照明(スポット間接照明をふくむ)
- 一酸化炭素警報器
- 網戸&ブラインド(各窓)
- カーテン(キッチン窓以外の各窓)
- ダブルベッド部パーテーション(カーテン)
- 出入り口ドア フル網戸
- 各種キャビネット
- フロント常設ダブルベッド
- リヤU字型テーブルセット(ダブルベッドに展開可能)
- 13ピントレーラープラグ
- 100V電源入力用外部ソケット
- 100V電源入力用ケーブル(5M)
- 155Wソーラーパネル(バッテリー充電用)
- バッテリー充電機能付き12Vコンバーター(100V外部電源入力時)
- 100Ah高性能AGMバッテリー(ON/OFFスイッチ付き)
- 250Wインバーター(専用コンセント付き)
- バッテリー管理モニター(電圧/電流デジタル表示)
- 100Vコンセント(100V電源入力時に使用可能)
- 3WAY冷蔵庫(100V・12V・カセットガス/80L容量)
- 3バーナーコンロ(カセットガス)
- カセットガス供給器ユニット
- シャワー付き混合水栓 洗面台
- シャワートレイ
- 25L給水タンク
- 床下設置 排水タンク
- カセット式電動水栓トイレ
- トイレ/洗面ルーム天井換気口(400×400mm/網戸ブラインド付き)
グラスファイバーとはガラスを繊維状にしたもので、断熱効果や防音効果があります。
ワードローブは、服を入れておくタンスのことです。
灯油式FFファンヒーターが標準装備されてるので、冬の車中泊でエンジンを切ったあとも車内で暖かく過ごせます。
13ピントレーラープラグは、キャンピングトレーラー本体と車を接続するためのプラグです。これをつなぐことで、ウィンカーやブレーキランプの電気信号がキャンピングトレーラーに送られます。
シャワートレイとは、洗面台のシャワーヘッドを引っかけておくための板です。板状なのでシャワーヘッドといっしょに洗顔フォームや歯磨き粉なんかを置いておけます。
キャンピングカーは風呂・シャワー付き?水の補給の仕組みまで解説!また、オプションでは以下のものがつけられます。
- ルーフトップエアコン(453,900円)
- 100Ah AGMドライバッテリーを190Ah AGMドライバッテリーへ変更する(63,000円)
- 24V 175Wソーラーパネル&MPPTコントローラー(185,800円)
- 24V 200Wソーラーパネル&MPPTコントローラー(215,800円)
- 1,500Wインバーター(正弦波。コンダクタリレーをふくむ)(186,700円)
- スカイライトルーフファン(20,000円)
- ルーフファン「マックスファンDX」&リモコン(85,000円)
- 冷蔵庫ウィンターカバー(上下)(4,600円)
- Bluetoothムーバー(280,000円)
- サイドオーニング(3.5M)(168,000円)
- サイドテント SAMOA390(135,000円)
- 自転車キャリア(2台積み。背面取り付け)(75,500円)
- シューズケース(7,000円)
- 有線式バックカメラ&ミラーモニターセット(130,000円)
- 有線式バックカメラ&5インチモニターセット(124,800円)
- 無線式バックカメラ&ミラーモニターセット(105,000円)
- 無線式バックカメラ&5インチモニターセット(99,800円)
- バックブザー(4,800円)
- ブースター走行充電システム(50,000円)
- 無指向性テレビアンテナ(ブースター付き)(50,000円)
- 16インチ液晶テレビ・テレビモニターアーム・テレビ用インバーター・無指向性テレビアンテナの4点セット(140,000円)
- 室内外温度計(7,800円)
- 増設LED間接照明(14,000円~)
- 40L給水タンク(63,800円)
- LPGアラーム(14,100円)
- セーフティコンパクト(35,700円)
- ジャッキパッド(3,800円)
- インディアナステッカー(100×80)(30,000円)
ルーフトップエアコンとは、屋根の上にクーラーユニットを載せるエアコンのことで、通常の車用エアコンよりも冷房の効きが良いのが特徴です。
キャンピングカーのエアコン・クーラーは必要か考察!夏はないと無理?!無指向性テレビアンテナは、全方向に同じ感度の電波の送受信ができるアンテナです。送信局の位置を気にする必要がなく、また大がかりな工事をしなくても比較的かんたんに設置できます。
ブースターとはこの場合、テレビの受信電波を増幅させるための機械で、これがついていることで、「キャンプに行った先で電波が悪くてテレビが映らない」という問題が起こる可能性を減らします。
キャンピングカーでテレビを見る方法!アンテナ取り付けはどうする?LPGアラームは、車内でガス漏れしているときに鳴る警報機です。
ここまで書いてきましたが、JAPANキャンピングカーショーにはアンタレススタイル470 Vエディションプレミアムのほかにもさまざまなキャンピングカーがあり、私が写真つきで紹介しています。
この記事を読んだうえで、ぜひほかの車とも比べてみてくださいね。
リエッセ2のキャンピングカー内装や値段【バスコン】RV BIG FOOT ACSオアシスSH新型ハイラックス専用キャンパー内装や値段【トラキャン】MYSミスティックNew J-cabin HN