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アテンザの加速性能を解説!0-100km/h加速タイムはどのくらい?

最近のマツダ車はデザインがおしゃれで、ひときわ目を惹きます。

なにせ、目の肥えたヨーロッパ人にウケるよう作られていますからね。

とくに人気モデルのアテンザは、格上のセダン並みに質感が高く、走行性能もハイクオリティな一台。

というわけで今回はマツダのフラッグシップセダン「アテンザ」について、加速性能に注目して解説しましょう。

エンジン性能や0-100km/h加速タイムを参考にしながら、ライバル車とも比較していきたいと思います。

アテンザの加速性能

マツダ アテンザ

アテンザは2018年夏にマイナーチェンジを経て、質感と走行性能を向上させました。加速性能についてはどんな感じでしょうか?

0-100km/h加速タイムからわかるアテンザの加速性能

まずは、単純に「どれくらい速いのか?」紹介しましょう。

加速性能をイメージするのに役立つのが、発進から100km/h加速に達するタイム、通称「0-100加速タイム」です。実用性のある数字ではありませんが、性能を考えるうえでは有効といえます。

気になるアテンザの加速タイムですが、オーナーさんが実測によると「8秒前半」という意見が多いようです。8秒そこそこで100km/hに達するわけですから、加速性能が高い部類といえますね。

ちなみに、8秒前半というのはディーゼルモデルのタイムです。他の2つのラインナップも含めるとモデルごとのタイムはこのようになります。

  • XD(ディーゼル):8秒前半
  • 20S(2.0L NA):10秒台
  • 25S(2.5L NA):9秒台

抜群のエンジン性能

アテンザ エンジン

優れた加速性能を持つと、気になるのはエンジン性能です。公式ページから引用したので、こちらをご覧ください。

項目諸元
種類水冷直列4気筒DOHC16バルブ ディーゼルターボ水冷直列4気筒DOHC16バルブ水冷直列4気筒DOHC16バルブ
排気量2,188cc1,997cc2,488cc
最高出力190PS/4,500rpm156PS/6,000rpm190PS/6,000rpm
最大トルク45.9kgf・m/2,000rpm20.3kgf・m/4,000rpm25.7kgf・m/4,000rpm

ラインナップは「SKYACTIV-G」を搭載した2.0Lモデルと2.5Lモデルの2種のガソリンモデル、「SKYACTIV-D」を搭載したディーゼルターボモデルの計3タイプ。

諸元を見た限り、ガソリンモデルの性能は2.0Lを超えるセダンとして標準的なものですね。0-100mk/h加速も9-10秒ということで、加速性能は「中の上」といったところ。

しかしながら、ディーゼルモデルの数値には目を見張るものがあります。2,000rpmで45.9kgf・mものトルクを発揮。

この強大なトルクによって、0-100km/h加速で優れたタイムを計測しているのです。

ディーゼルモデルはクラストップのTWR

加速性能はエンジンだけでなく、ボディの「軽量性」も不可欠。アテンザはエンジン性能だけでなく、軽量性も備えています。ただし、単純にボディが軽いわけではありません。

アテンザはガソリンモデルで約1,500kg、ディーゼルモデルで約1,600kgの重量があります。1,600kgとはなかなか重い部類ですが、ディーゼルのトルクにとっては大した重さではないのです。

軽量を示す指標に、「PWR(パワーウェイトレシオ)」「TWR(トルクウェイトレシオ)」というものがあります。

出力・トルクが負担する重量のことで、数値が小さいほど優秀です。なかでも、ディーゼルモデルはクラストップのTWRを誇ります。

以下、アテンザのPWR・TWRの数値です。

項目XD(ディーゼル)20S(2.0L NA)2.5S(2.5L NA)
車両重量1,610-1,670kg1,450kg1,540kg
PWR8.47-8.7kg/PS9.29kg/PS8.11kg/PS
TWR35.1-36.4kg/kgf・m71.4kg/kgf・m59.9kg/kgf・m

実際の加速感

数字だけではいまいちピンときませんよね?

というわけで、実際のオーナーさんの投稿をご覧いただきたいと思います。TwitterやYouTubeからいくつかピックアップしてみたので、紹介しましょう。

Twitterで加速感をチェック

アテンザシリーズ最速の「4WD×ディーゼル」という組み合わせは、まさに抜群の加速感。強力なトルクを淀みなく路面へ伝え、踏むたびにグングン加速していきますよ。

マツダといえば「ロータリー」「スカイアクティブ」「クリーンディーゼル」…こんなキーワードばかり思い浮かび、なんとなく「4WD」の印象は薄いですよね?

しかし、現在のマツダは「CX-5」をはじめ、フルタイム4WD機構を積極的に採用しているのです。

この「i-ACTIV 4WD」は非常に評価が高く、アテンザにも2015年のマイナーチェンジで導入され、走行性能の向上に貢献しました。

アテンザの加速感を言葉で表すなら、「太いトルクでモリモリ進む」といったイメージでしょうか?290~400万円という価格にもかかわらず、高級セダン特有の重厚ささえ感じさせます。

ミドルクラスセダンとしては重量級の部類に入り、ライバル車の軽いモデルと比較すると、その差は最大200kg。ただし、TWRがクラストップの数値なので、重くても加速性能は高いです。

どっしりとした安定感が味わえるので、直前にコンパクトカーに乗っていたら、えらいギャップを感じることでしょう。

こちらは現行アテンザの長所・短所をまとめたツイートです。

装備の充実やコスパといった点を長所に挙げていますが、加速感は短所としています…。「ヌルッと加速して気持ち悪い」とのこと…。

ポイント

3代目となる現行モデルは、初期から比べると大きく重くなり、そして質感が増しました。プレミアムセダンとして、より上質なモデルへと進化してきたのです。

しかし、静粛性・制振性が向上したことによって、ドライバーが加速を感じにくくなってしまったのも事実。「振動」や「音」は、加速感を味わううえで重要ですからね。

応答性が高く、軽快な走りを期待している人には、少し退屈かもしれません…。ただし、このクラス以上のセダンは大体こんな感じですけどね。

YouTubeで加速感をチェック


こちらは、フル加速中のメーターを撮影した動画ですね。乗っているのは、2018年モデルの「2.2XD L-package 6AT」のようです。

簡単に計測してみたところ、実測値で8.6秒という結果でした。このミドルクラスのセダンとしては上々ではないでしょうか?

余談ですが、こんなターボ車並みの加速力でありながら、実燃費は「15km/L」というから驚きです。さすがはディーゼルエンジンといったところ。


こちらは、高速巡航している様子が撮影された動画です。乗っているのは、2015年~2018年モデルの「XD」でしょうか。3代目アテンザとしては「中期型モデル」というポジション。

さて、高速道路での追い越しなどが収録されていますが、いかがでしょうか?巡航中の加速も申し分ありませんよね。

実際に運転してみると、動画で見るほど音を感じないので、加速感はそうでもないです。(人にもよりますが…)

個人的には、メーターフード上の「ヘッドアップディスプレイ」が素晴らしいと思います。近未来を思わせるフォルムと、見やすい速度表示が素敵。

他の車と比較すると

加速感についてご覧いただいたところで、続きましてライバルと呼ばれる国産車と、その実力を比較してみたいと思います。

今回比較してみるのは、アテンザと同じくミドルクラスのセダン、スバル「レガシィB4」、日産「ティアナ」、トヨタ「マークX」の3台です。

スバル レガシィB4

スバル レガシィB4

スバルのフラッグシップセダンといえば「レガシィ B4」。アテンザとは以前からライバル関係にあるモデルです。

現行モデルはターボが廃止され、「2.5L NA」のみのラインナップとなっています。

加速性能について比較した場合、どちらが優れているのでしょうか?まずは、レガシィの諸元をご覧ください。

項目諸元
種類水平対向4気筒DOHC16バルブ
排気量2,498cc
最高出力175PS/5,800rpm
最大トルク24.0kgf・m/4,000rpm
車両重量1,540kg
PWR8.8kg/PS
TWR64.2kg/kgf・m
0-100km/h9.6秒

ラインナップはNAのみということで、従来のモデルに比べ、現行モデルはおとなしい印象ですね。

数値を見比べてみると、アテンザの2.5Lモデルと同等の性能であることがわかります。

したがって、加速性能は同程度、もしくは「アテンザ 25S」のほうが上手でしょう。ディーゼルモデルの「アテンザ XD」ならレガシィに圧勝です。

日産 ティアナ

日産 ティアナ

日産から販売されるミドルクラスセダンといえば「ティアナ」。2.5LクラスのNAということで、同じ土俵で戦うライバルです。

加速性能について比較してみると、どのような結果になるのでしょうか?まずは、ティアナの諸元をご覧いただきましょう。

項目諸元
種類直列4気筒DOHC
排気量2,488cc
最高出力173PS/6,000rpm
最大トルク23.9kgf・m/4,000rpm
車両重量1,470-1,480kg
PWR8.50-8.55kg/PS
TWR61.5-61.9kg/kgf・m
0-100km/h9.3秒

ティアナも2.5Lモデルと似ている数値ですね。アテンザのほうがやや上でしょうか?

PWR・TWRで見てもアテンザのほうが優れているので、加速性能は「アテンザ 2.5S」に軍配があがります。レガシィ同様、「アテンザ XD」なら圧勝ですね。

トヨタ マークX

トヨタ マークX

最後に比較するのは、トヨタの走れる上級セダン「マークX」。「マークⅡ」「チェイサー」など1JZ兄弟の後継車なので、かなりスポーティなキャラクターです。

マークXも3.5Lモデルのほうが加速は速いですが、今回は2.5Lモデルを比較対象にしてみたいと思います。それでは見ていきましょう。

項目諸元
種類V型6気筒DOHC
排気量2,499cc
最高出力203PS/6,400rpm
最大トルク24.8kgf・m/4,800rpm
車両重量1,500kg
PWR7.53kg/PS
TWR61.7kg/kgf・m
0-100km/h6.8秒

トルクはそれほど大きくないものの、6気筒エンジンなので、高回転かつ出力が高いです。

ゆえに、0-100km/h加速のタイムはかなりのもの。「アテンザ XD」のタイムよりも、1秒以上速いことがわかります。

ディーゼルエンジンゆえ、アテンザは早い段階でトルクを発揮し切ってしまう性質があります。

そこから先は、回転数が上がるにつれトルクが細くなっていきくので、中間加速は苦手分野。

それでも並の相手なら負けませんが、マークXのようなタイプとは相性が悪いのです。よって、加速性能はマークXに軍配が上がります。

走行性能と質感を備えた優秀なセダン

アテンザ セダンの加速性能についての解説は以上になります。

マークXのようなスポーツ要素を意識したモデルには及びませんが、たいていの車よりは優れた加速性能を持っているです。

そのうえ、欧州車のような上質なエクステリアとインテリアを備えているので、かなり満足度の高いモデルとえいえるでしょう。

走行性能と質感の両方を求めるなら、ぜひ選択肢に入れておきたい一台といえます。