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車を買ったらまずすることと買うものまとめ!新車、中古車ごとに解説!

新しく車を買うときには手続きやらなにやらでバタバタするものですね。

ただ手続き以外にも、車が納車されたあとにやっておきたいことや買っておきたいものがあります。これを知っているか知らないかでは、車の寿命が変わってきますよ。

今回は新車や中古車を買ったあとに必要なことをご説明します。車を買ったばかりの人は参考にしてみてください。

なお中古車を買うときの手続きについては、以下の記事でまとめています。まだ車を購入されていない方はこちらもご参照ください。

車を見に行く中古車購入時の手続きでやること7つ!これで事前準備はOK!!

新車を買った場合、まずすること4つ

新車はすべてが新しくて買った後にやることなんて無いように思いますが、新車ならではのやることが結構あるのです。

新車の購入後にすぐにやりたいことは次の4つのことです。

  • 給油
  • 慣らし運転
  • 慣らし運転後のオイル交換
  • 車に慣れる

一つ一つ詳しく解説していきます。

納車後すぐに給油を

給油中の車

新車が納車されて忘れがちなのが、最初の給油です。納車された車に燃料は入っているのですが、大抵はそんなに量は入っていないのですぐに給油しておいた方がよいです。

すぐにガス欠するわけではないのですが、新しい車はなにかと慣れないことがあるので、ガス欠ギリギリになって慌てるよりは事前にやってしまいましょう。

また納車後すぐに給油することで、最初は案外わからない給油口の開け方や給油口の向きなどもわかります。車に早く慣れるためにも、納車してからすぐに給油をしてみましょう。

慣らし運転

新車は工場で作られてから、そんなにエンジンを動かさない状態で納車されます。

工場での移動時やテスト走行などで数10km程度は走るのですが、車としてはまだ生まれたての状態なので、エンジンの慣らし運転が必要です。

MEMO

作られたばかりのエンジンというのは当然動くようになってるのですが、いろいろな部分に目に見えないほどのバリや部品同士の摩擦があるものです。

こういったものはエンジンを動かす段階で少しずつ無くなり良好な状態になりますので、その状態になるまで無理せずに慣らしをするわけです。

慣らし運転といっても難しいことは何もなく、次のポイントを押さえれば簡単です。

  • 慣らし運転をする長さは走行距離1,000kmに達するまでが目安
  • 走行距離1,000㎞までは、エンジンの最高回転数を3,000rpm~4,000rpm以上回さない(メーカーごとに推奨の回転数があるのでそれに従いましょう)
  • 急制動、急発進、急加速など、急激に負荷のかかる運転をしない

慣らし運転が終わるまでは車の使い方にもよりますが、おおむね1か月程度といったところでしょう。

新車を買って思いっきり乗りたい気持ちはあると思いますが、そこをグーッと押さえて車に無理をさせないようにしましょう。

慣らし運転後のオイル交換

慣らし運転を終えた段階で、エンジンオイルの交換を行いましょう。

慣らし運転ではエンジンのバリやアタリなどが削れるのですが、その削りくずはエンジンオイルで洗い流されます。

そのため慣らし運転後のエンジンオイルにはたくさんの金属ゴミが含まれているので、これを取り除くためにエンジンオイルの交換をするのです。

MEMO

エンジンオイルの交換は購入したディーラーでも行えますし、ガソリンスタンドや自動車用品店でもできます。

値段も3,000円程度とそんなに高くありませんので、エンジンを良い状態に保つためにぜひオイル交換は行いましょう。

もしスバルの水平対向エンジンの車を購入したなら、オイル交換については以下の記事をご参照ください。

スバル 水平対向エンジン水平対向エンジン/ボクサーエンジンはオイル漏れしやすい?おすすめのオイルはこれ!

運転して車に慣れる

慣らし運転をする女性

納車後に大事なのは、やはり一日でも早く車に慣れることです。

新しい車に乗り始めたときは、車の左右の車両感覚がつかみにくく、運転する時にヒヤヒヤすることも多いです。

またバックでの車庫入れの感覚をつかんでおくのも大事です。こういったことに慣れるには、とにかく運転して車両感覚を早く身に着けるしかありません

ちょうど慣らし運転をしなくてはいけないのですから、スピードなどを抑え気味にしながら、車に慣れるためのドライブをしてみてはどうでしょうか?

佐藤茂道(著者)

まっさらな車でご家族やご友人を誘ってドライブするのは気持ちいいものですよ。

もしアルファードやヴェルファイアなどのミニバン系の車を買った方は、以下の記事も参考にしてみてください。運転のコツがわかりますよ。

ヴェルファイアのステアリングアルファード/ヴェルファイアの運転は難しいのか?コツさえおさえれば問題なし?!

新車を買った場合、まず買うもの5つ

新しく車を買ったあとにはいろいろな車用品をそろえておきたいものです。

車用品は基本的に自分が気に入ったものをそろえていくのが一番ですが、ここではわりと必要不可欠なものからあると便利なものまで、車用品をいくつかご説明します。

代表的なのは以下の5つです。

  • ブースターケーブル
  • 三角表示板
  • スタッドレスタイヤ
  • 車内の掃除用品
  • ゴミ箱

一つ一つ詳しく解説していきます。

※ロードノイズの対策までされたい方は、こちらの記事も一緒にご覧ください。

ロードノイズ車のロードノイズ対策3つ!低減マットやタイヤを駆使しよう!

ブースターケーブル

ブースターケーブルとは、車のバッテリーあがりの時に他の車のバッテリーにつなぐためのケーブルです。

不意のバッテリーあがりのときには必須なのですが、車には標準装備されていないので別に購入しなくてはなりません。

ブースターケーブルは結構大事なのですが、案外持っていない人が多く、こちらで準備しておかないと万が一の際にどうしようもなくなります。

JAFを呼んで助けてもらうこともできるのですが、費用的にはブースターケーブルのほうが当然安いのであらかじめ買っておきましょう。

値段は1,000円~3,000円程度と幅がありますが、性能的には大差ありませんので買いやすいものでそろえれば十分です。

注意

なおバッテリーあがりの際にはケーブルの正しい接続方法がありますので、ブースターケーブルの説明書に書いてある手順を守って行いましょう。

三角表示板

三角表示板も必要とされていながら車に標準装備されていないものの一つです。

運転免許講習の際に高速道路などでの三角表示板の使い方を習いますが、いざ緊急時に車に積まれていないのでは何の意味もありません。

一つ1,000円程度と値段は安いですし、場所を取らないおりたたみ式の物もありますので、車に一つは必ず備えておきましょう。

スタッドレスタイヤ

車を買う時期にもよりますし、地域によって差もありますが、冬季の雪に備えてスタッドレスタイヤを準備しておくのは悪くありません。

ポイント

毎年雪が積もる地方では必須。

それ以外の地域でも突然の積雪に備えてスタッドレスタイヤをワンセット持っておけば、万が一の事態に備えられるでしょう。

スタッドレスを使う頻度が少ない地域であれば、値段の高い新品タイヤではなく、安めの中古タイヤでも十分利用できます。

車内の清掃用品

せっかくの新車を購入したのですから、できるだけきれいに使っていきたいですよね。そのためには車内で使える清掃用品を一通り備えておきましょう。

ホコリなどを拭き取るにはウェットティッシュなどが使いやすいです。

またホコリをさっと払う小さなブラシもあるとよいでしょう。

今は車用掃除機は2,000円以内で買えてしまうので、面倒なのが嫌いな人はこちらがいいでしょう。

清掃用品を車の中に備えておけば、汚れに気づいたときにすぐ対応できるので、車内をきれいに保つことができます。

佐藤茂道(著者)

できるだけキレイに車を使えば、そのあと車を売るときにも有利になりますよ。

掃除にはメリットしかありません。積極的に掃除をしましょう。

ゴミ箱

清掃用品とともに車内に備えておきたいのはゴミ箱。ゴミ袋などでも代用はできますが、ゴミ箱を置いておいた方が便利です。

ゴミ箱にフタがついたものは見た目にもよく、臭いなどもシャットアウトできておすすめです。

MEMO

これから車を買おうと思っている方は、正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

中古車を買った場合、まずすること6つ

中古車を買ったときにも、納車後にやらなくてはならないことは結構あります。新車のように慣らし運転は不要ですが、中古車ならではのチェックなどがあるのです。

まずすることは以下の6つです。黒い太字の内容は中古車に限ったものなので、特によく確認してみてください。

  • 外装のキズや内装などの再チェック
  • 走行チェック
  • 納車後のオイル交換
  • 給油
  • 車内の掃除
  • 車に慣れる

一つ一つ詳しく解説していきます。

外装のキズや内装などの再チェック

車の内装のチェック

中古車は購入前に車体のキズや凹み、内装の汚れなど確認してから購入を決めるものですが、納車後にもかならず際チェックを行いましょう。

事前に実車で確認したといってもせいぜい1時間程度しか時間はとっていませんし、車自体のチェック以外にもいろいろやるのでチェック漏れの可能性はあります。

また、あまりあってはならないのですが、実車確認したあとに中古車屋さんのミスでキズが増えている場合も考えられます。

MEMO

もし事前に確認できなかったキズなどを見つけたら、中古車屋さんに伝えることで無償修理してもらえることもあります。

事前に確認したからと安心せず、きっちり納車後に確認を怠らないようにしましょう。

走行チェック

外装や内装のチェックとともに行っておきたいのが、中古車の走行チェックです。

これも購入前に一応確認したとは思いますが、やはりそう長い距離を走って確認できるわけもなく、車を動かさないでエンジンをかけるだけで終わることもあります。

そのため納車後にはしっかり走行チェックを行って、次のようなポイントをチェックしましょう。

  • エンジンの動きや吹け上がりはよいか
  • 車はまっすぐ進むか、スムーズに曲がることができるか
  • 異音や異常振動はないか

もしこういった不具合が納車後に見つかった場合には、必ず購入した中古車店に連絡して調整や修理を依頼しましょう。

ポイント

初期不具合の保証があるなら、少なくとも1か月以内は無償修理となりますので、できるだけ早めに走行チェックは行っておきましょう。

納車後のオイル交換

新車でもオイル交換をおすすめしましたが、中古車の場合でも納車後すぐにオイル交換をおすすめします。

注意

中古車の場合にはそれまでのオイルが入っているとはいえ、長い間動いていなくて古くなっている場合があります。

もちろん中古車店さんで交換していることもありますが、そうでない場合は購入後すぐにオイル交換をしておきましょう。

そうすれば最良の状態で車を乗り始められますし、次のオイル交換までのインターバルも正確に把握することができます

前述したとおり費用はあまりかかりませんので、ぜひオイル交換をしておきましょう。

給油

中古車の場合でも購入後に忘れず給油をしましょう。

中古車の場合は特に入っている燃料が少ないことが多いので、納車されて乗って帰るまでの間に給油しておくのがよいでしょう。

車内の掃除

中古車は新車と違って前のオーナーの使っていた痕跡が各所に残ります。

それはキズ以外にもシートや内装の汚れ、カーペットの裏側のゴミなど、いろいろ残っていますのでできるだけキレイに清掃しましょう。そうすれば気持ちよく車に乗れます。

キズは自分ではなかなか対応できませんが、汚れなどは多少しつこく拭き取ることでとれることがありますし、専用の薬剤やシートを使うのも効果的です。

カーペットの裏には結構ゴミがたまっているもので、上から掃除しただけではきれいになりません。カーペットは外せる構造になっているので、カーペットを外してから掃除をしましょう。

また前のオーナーがつけている車内用品がついているので、不要なものは外してしまいましょう。

注意

粘着シールで付いているものは無理に取ると汚れが残りますので、気を付けましょう。

シールはがしなどを有効活用するといいですよ。

車に慣れる

これは新車と同じですが、中古車でも早めに車に慣れるために積極的にドライブをするようにしましょう。

中古車を買った場合、まず買うもの7つ

中古車でも、購入後にそろえておきたいものは新車とかわりませんので、次の5つのものの説明ははぶきます。

  • ブースターケーブル
  • 三角表示板
  • スタッドレスタイヤ
  • 車内の清掃用品
  • ゴミ箱

しかし中古車の場合には、これ以外にそろえておきたいものがあります。それは次の2つです。

  • 発煙筒
  • ETC(車載器とカード)

それぞれ詳しく解説していきます。

発煙筒

発煙筒は事故などの時に煙と光で危険を知らせるとても大切な道具です。

注意

実は発煙筒には消費期限があり、中古車では期限切れの発煙筒がついていることが多いです。

発煙筒の搭載は法律で定められており、期限切れだと整備不良と取られる可能性もあります。

中古車を買ったら発煙筒の期限を確認して、切れていたら買い替えましょう。一本1,000円未満で数年使えますので、大した出費にはなりません。

ETC(車載器とカード)

ETCを通過する車

最近の新車の場合にはあらかじめETCのオプション設定があるので事前に選択すればついてきますが、中古車の場合にはETCが無い場合もあります。

ETCがなくても高速道路は使えますが、ETCは割引もさることながら面倒なお金の支払いが不要になるので、車に慣れていない最初の時期には重宝します。

もしETCがあらかじめついていない中古車の場合には、

  • 別売りのETC車載器
  • ETCカード

を準備して、セットアップを行いましょう。

MEMO

ETCカードはクレジットカードと大抵セットになっていて、クレジットカードを申し込むときに同時に申し込みとなります。

なかでもエポスカードはクレジットカードの方は年会費が永久無料で、ETCカードも無料。また新規入会&ご利用で8,000円分のポイントがもらえます。

ETCカードのなかには有料のものもあるので、このエポスカードはかなりおすすめです。最短で即日発行ですので、すぐに使いたい方にもおすすめできます。

エポスカードの公式サイトへ

セットアップとはETC車載器に車の情報を設定してETCが使えるようにする手続きのことです。

個人ではできませんが自動車用品店などで受け付けているので、ETC車載器の取り付けとあわせてお願いすることができます。

付けると手放せなくなる便利なETC。それまで使ったことが無い人は中古車購入を機会につけてみてはどうでしょうか。車での移動がストレスフリーになりますよ。