「キャンピングカーに興味があるんだけど、種類がいっぱいありすぎてよくわからない…」
「最新のキャンピングカーってどんな設備がついてるの?」
車1台で複数の大人が寝泊まりできる、遊びに便利なキャンピングカー。
タイプがいろいろありますが、コスト・広さ・車体の大きさといったように、何を重要視するかによって選ぶ車が変わってきます。
そこで最新モデルのキャンピングカー・Sunlight CLIFF 540を紹介します。内装や設備について写真つきで解説しますので、キャンピングカー選びの参考にしてください。
なおこの車種についてはJAPANキャンピングカーショー2018で展示されていたのを取材しました。展示の様子は以下の記事でまとめているので、詳細が知りたい方はこちらもご参照ください。
JAPANキャンピングカーショー2018幕張レポート!最新車種イベントで試乗し取材してきた!キャンピングカーの8つのタイプ
まず、キャンピングカーには以下の8つのタイプがあります。
- 「バンコン」
- 「キャブコン」
- 「軽キャンパー」
- 「フルコン」
- 「セミフルコン」
- 「バスコン」
- 「トラキャン」
- 「キャンピングトレーラー」
※種類の詳細は以下の記事をご参照ください。
キャンピングカーの全ての種類8つを解説!特徴から価格まで!この記事で紹介するDethleffs Japan 社の Sunlight CLIFF 540 は、バンコンタイプです。
バンコンとは、ワンボックスタイプのバンやワゴン、ミニバンにキャンパー架装をした車のことです。
車体が比較的小さめのキャンピングカーなので、高さ制限のある駐車場にも入ることができ、街中でも乗りやすいというメリットがあります。
キャンピングカーをキャンプ専用ではなく、普段用の車としても使いたい場合はバンコンタイプがおすすめです。
また、小さいだけに就寝人数が少なめなので、少人数でキャンプに行きたい場合に適しています。
なおバンコンタイプのキャンピングカーは以下の記事でも紹介しているので、こちらもあわせてご参照いただき比較してみてください。
ハイエースワゴンのキャンピングカー内装や値段【バンコン】ナッツRVファミリーモーターホームCタイプセレナのキャンピングカー内装や値段【バンコン】セレナP-SVSunlight CLIFF 540(メーカー:Dethleffs Japan)の内装
バンコンタイプの最新モデル、Dethleffs Japan社のSunlight CLIFF 540です。
フィアット・デュカトをベースにしたキャンピングカーで、主要スペックは以下のようになっています。
- 乗車定員:4人
- 就寝定員:3人
- 全長:5,410mm
- 全幅:2,050mm
- 全高:2,650mm
- ベース車:フィアット・デュカト
- 排気量:2,300cc
- 燃料:軽油
- 最高出力:150ps
- 駆動方式:2WD
- ミッション:6AT
乗車定員は4人とやや少ないので、少人数でのキャンプ向けです。燃料は軽油で走ります。
それでは内装の写真を紹介していきます。
入り口は右側の真ん中、スライドドアです。
入り口をはいるとすぐ目の前がテーブル席になっていて、大人1人がすわれるソファーがついています。
ソファーにすわって見ると、正面が助手席です。
助手席シートはこのように回転するので、テーブルに向かい合ってすわることができます。
テーブルからスペースを空けて、入り口のほうを向くかたちでガス台とシンクがあります。(シンクの必要性の詳細は以下の記事をご参照ください。)
キャンピングカーのキッチン・シンクはなしでいい?必要性を考察!ガスコンロは2台です。
ガス台の下は冷蔵庫になっています。
ガス台の上は収納スペース。
テーブル席の後ろはトイレです。(トイレの仕組みの詳細は以下の記事をご参照ください。)
キャンピングカーのトイレの処理・掃除の仕組み!トイレ付きがいいのか解説!シャワーと鏡がついています。(シャワーについては以下の記事で詳しく解説しているので、こちらもあわせて参考にしてみてください。)
キャンピングカーは風呂・シャワー付き?水の補給の仕組みまで解説!バックドアを開いた様子。ベッドは車の後方にあり、この写真に写っている白い板のようなものがベッドです。
ベッドの下は収納スペースになっています。
なおキャンピングカーでの車中泊の方法や注意点については、以下の記事で詳しく解説しています。興味のある方はこちらもご参照ください。
キャンピングカーで車中泊はどうやる?宿泊場所についても解説!Sunlight CLIFF 540の価格と標準装備・オプション
Sunlight CLIFF 540の車両本体価格は、税込みで7,538,400円です。
もっと安く購入したいなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。
このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!標準装備として以下のものが架装されています。
- 運転席&助手席回転シート
- ダイネット補助ベッド
- リア常設ベッド(ダブルベッド)
- LED室内照明
- キッチン拡張テーブル
- 電動エントランスステップ
- トイレルーム窓
- リア観音扉(押し出し式アクリル二重窓付き)
- オーディオレス4スピーカー
- Truma Combi4(温水ボイラー&FFヒーター)※容量10リットル
- カセットトイレ
- LPGガスボンベ(5kg×2)
- LPGガス安全コック
- ガラス蓋付きガスコンロ
- シャワー設備
- コンプレッサー式冷蔵庫(DC12V)
- 給排水タンク残量ゲージ
- バッテリー残量ゲージ
FFヒーターがついているので、冬の車中泊でエンジンを切った状態でも暖房が使えて、暖かく寝られます。
温水ボイラーでお湯が出てくるのも嬉しいですね。冷蔵庫はコンプレッサー式で、家庭用と同じ電気を利用して冷やすタイプです。
また、オプションでは以下のものもつけられます。
- ソーラーシステム(フレキシブル188W相当)(250,000円)
- 追加サブバッテリー(50,000円)
- インバーター1,500W(138,000円)
- インバーター3,000W(210,000円)
- サイドオーニング3.25m(160,000円)
- 19インチ液晶テレビ(55,000円)
- 地デジ用テレビアンテナ(48,000円)
- 自動追尾BSアンテナ(全国)(250,000円)
サイドオーニングとは、キャンプ場で車の横に張れる大きな布幕です。夏のキャンプでは日よけとして活躍します。
インバーターとは電気の変換機のことで、炊飯器やノートパソコンといった家電を車内のコンセントにつないで使いたい場合は必要です。
テレビは標準装備されていませんが、オプションでつけられます。
なおキャンピングカーでのテレビ視聴については、以下の記事で詳しく解説しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。
キャンピングカーでテレビを見る方法!アンテナ取り付けはどうする?ここまで書いてきましたが、JAPANキャンピングカーショーにはSunlight CLIFF 540のほかにもさまざまなキャンピングカーがあり、私が写真つきで紹介しています。この記事を読んだうえで、ぜひほかの車とも比べてみてくださいね。
なおバンコンタイプのキャンピングカーは以下の記事でも紹介しているので、こちらもあわせてご参照いただき比較してみてください。
デリカD:5のキャンピングカー内装や値段【バンコン】デリカD:5クルーズハイエースのキャンピングカー内装や値段【バンコン】アルヴェルエース プレミアムラウンジ