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ホンダ ヴェゼルの月、年間の維持費を計算!高いのか安いのか比較して解説!

3代目フィットをベースに2013年に誕生したヴェゼルは、世界的なSUVブームとあいまって、ホンダらしい手頃なサイズなのに広い室内空間を確保しているところなど多くの魅力がマーケットに支持され、一気にホンダを代表するクルマとして成長しました。

そんな大人気のヴェゼルの維持費はどれくらいのものなのでしょうか。

同じクルマでもガソリンモデルとハイブリッドモデルでどれくらい違うものなのか、どっちが得なのかも気になりますよね。

それぞれの月間・年間での維持費を紹介しつつライバルとも比較してどうなのか、徹底的に解説していきます。

ヴェゼルの月、年間の維持費

ホンダ ヴェゼル

ヴェゼルに搭載されているエンジンは、ハイブリッド・ガソリン共に1.5Lエンジンです。どちらのエンジンも1.5Lとは思えないほどの鋭い加速性能をもっています。(性能の詳細は以下の記事をご参照ください。)

ヴェゼルのフロントヴェゼルの加速性能を解説!0-100km/h加速タイムはどのくらい?

燃費もJC08モード燃費でハイブリッド(2WD)は27.0km/L、ガソリン(2WD)で21.0km/Lと優れた数値がでています。

燃費は維持費を計算するうえでかなり重要なポイントですが、それ以外にもクルマを維持するためにはさまざまなお金が必要となります。

ヴェゼルのグレード間の維持費

2WDと4WDでは燃費が異なり、その分維持費もかわってきます。ここではこれ以降、どちらも2WDの場合での維持費を紹介していきます。

また、ヴェゼルはガソリンモデルとハイブリッドモデルで燃料代以外の維持費がかわってくる項目があります。

ヴェゼルの月ごとにかかる費用

ガソリン

ヴェゼルを維持するうえで、月ごとにかかる費用をまとめると以下の表のようになります。

種類費用 (ハイブリッド) 費用 (ガソリン)
駐車場代8,000円8,000円
燃料代3,611円4,483円
合計11,611円12,483円

駐車場代

駐車場代は、全国平均の8,000円を設定しています。都市部ではもっと高く数万円単位で金額がかわってきますし、郊外ではもっと低くなるのでクルマを購入する前にいくらくらいかかるのか確認することをおすすめします。

また駐車場付きの一戸建てにお住まいであれば、関係のない項目になりますね。

燃料代

ヴェゼルの平均実燃費は2018年11月現在、以下のようになっています。

モデル実燃費
ハイブリッドモデル18.0km/L
ガソリンモデル14.5km/L

これを元に月間走行距離500km(年間6,000km)と仮定して、燃料代を算出しています。

ハイブリッドモデルとガソリンモデルの違いで、500km走行するごとに872円ずつガソリンモデルの維持費のほうが余分にかかっていきます。

これはレギュラーガソリンが130円のときの計算なので、ガソリン価格の変動により大きく異なってくる項目です。

なおヴェゼルの燃費については以下の記事でも詳しく解説しています。詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

ホンダ ヴェゼルヴェゼルの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!

ヴェゼルの燃費走行

ヴェゼルにはHonda SENSING が標準装備されています。前走車との車間距離を一定に保ちながら追従走行できるACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)は、無駄なアクセルコントロールをすることなく自動で車速をコントロールしてくれます。

ドライバーによっては、燃費の向上にも貢献してくれるので高速道路を走行するときに、いつも通り運転する場合とACCを使ったときとで燃費がどれくらい変わるか確認してみるといいでしょう。

例えば「前走車と車間が詰まりブレーキを踏むことが割とある」…というドライバーなど、人によっては5%(ヴェゼルの場合は1km/L弱)ほどの燃費改善も見込まれます。

燃費が5%向上したとき、ハイブリッドの場合で500km走行するのに必要なガソリン代は3,439円です。平均燃費から算出したガソリン代と比べて172円の差なので、1L以上のガソリンを節約できることになります。

ヴェゼルの1年ごとにかかる費用

自動車税

次に1年間にかかる費用を解説します。

種類費用
自動車税34,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
合計124,500円

ハイブリッド・ガソリン共に費用は同じ

自動車税

毎年、納税しなければいけない自動車税はエンジン排気量ごとに税額が区分されています。

ヴェゼルはハイブリッドもガソリンもエンジン排気量が同じなので、金額も同じ34,500円です。

ただし、ハイブリッドモデルのみグリーン化税制によりエントリーグレード「HYBRID・Honda SENSING」のFF車のみ翌年の自動車税がおおむね75%軽減、それ以外のグレードはすべて50%減税となっています。75%減税の場合は9,000円、50%減税の場合は17,500円です。

また、グリーン化税制によりガソリンモデルのみ、新車登録から13年を超えると15%重課されます。

任意保険料

任意保険料は、保険会社・等級・契約者の年齢や保険内容で、同じ車両でも大きくかわってきます。

ここでは仮に月々7,000円(年間84,000円)で計算していますが、これより安くなることもあれば数万円単位で高くなる可能性もあることをご理解くださいね。

消耗品代

年間の消耗品代として、1度のエンジンオイルとオイルフィルターの交換分の目安金額6,000円を消耗品代としています。

MEMO

もしヴェゼルを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

ヴェゼルの数年ごとにかかる費用

自賠責保険

新車購入の場合は3年、それ以降は2年ごとに実施される車検時に必要な費用を以下にまとめました。

種類費用 (ハイブリッド) 費用 (ガソリン)
自動車重量税15,000円24,600円
自賠責保険料25,830円25,830円
車検基本料金50,000円50,000円
12ヶ月点検費用10,000円10,000円
合計100,830円110,430円

自動車重量税ハイブリッド新車購入時は3年分22,500エコカー減税により5,600円または11,250 / ガソリン新車購入時は3年分36,900

自賠責保険料新車購入時は3年分35,950

自動車重量税

自動車重量税は新車購入時には次の車検までの3年分、それ以降は車検ごとに2年分支払います。

ポイント

新車時、ハイブリッドモデルはエコカー減税が適用されますが、モデルによって50%減税の場合と75%減税の場合の2通りがあります。

「HYBRID X Honda SENSING」の17インチアルミホイール装着車と、「HYBRID Z Honda SENSING」の4WD車が50%減税で、それ以外はすべて75%減税です。

その他の項目については表にあるとおりです。

またガソリンモデルのみグリーン化税制により、新車登録から13・18年超えでそれぞれ約39%・約53%重課されます。税額はそれぞれ34,200円・37,800円です。

自賠責保険料

交通事故時の被害者を補償する目的で徴収されるのが自賠責保険料です。自動車重量税とともに車検時に納めることになります。

自賠責保険料は毎年1月に見直しされ、年度がかわる4月分から適用されます。

現在は2017年度から2年間、見直しがなく保険料は据え置かれており、普通乗用車は24ヶ月で25,830円です。基本的には車検時に加入する自賠責保険の期間は24ヶ月です。

車検基本料

車検基本料とは、車検ごとの法定点検費用と印紙代と車検代行料を足したものとし、ヴェゼルの場合は50,000円ほどかかります。

印紙代はどこで車検を受けても同じですが、業者によって法定点検費用と代行料の金額には差があるので、この項目の金額は多少前後します。

12ヶ月点検費用

法定12ヶ月点検は、車検と違って受けなければクルマに乗れなくなるものではありません。

しかし、不具合箇所の早期発見につながることもありますし、クルマを大切に乗りたいのであれば実施をおすすめします。費用は概ね10,000円前後が平均価格です。

点検に際して、なにか交換部品や整備が必要となった場合は追加費用が必要となります。

ヴェゼルの月ごと、年ごとの維持費平均

ヴェゼルの維持費を月ごと、年ごとの表にまとめました。これにより一定期間内における平均的な維持費がわかります。

ヴェゼルの月ごとの維持費

ヴェゼルを維持するために数年サイクルでかかる費用を、ひと月あたりに換算した表です。

種類費用 (ハイブリッド)費用 (ガソリン)
駐車場代8,000円8,000円
燃料代3,611円4,483円
自動車税2,875円2,875円
任意保険料7,000円7,000円
消耗品代500円500円
自動車重量税625円1,025円
自賠責保険料1,076円1,076円
車検基本料2,083円2,083円
12ヶ月点検費用416円416円
合計26,186円27,458円

ヴェゼルの1年ごとの維持費

ヴェゼルを維持するために数年サイクルでかかる費用を、1年あたりに換算した表です。

種類費用 (ハイブリッド)費用 (ガソリン)
駐車場代96,000円96,000円
燃料代43,332円53,796円
自動車税34,500円34,500円
任意保険料84,000円84,000円
消耗品代6,000円6,000円
自動車重量税7,500円12,300円
自賠責保険料12,915円12,915円
車検基本料25,000円25,000円
12ヶ月点検費用5,000円5,000円
合計314,247円329,511円

その他の費用

基本的な維持費に加え、ほかにも車に乗るうえでかかる費用をピックアップして以下にまとめました。

タイヤ代

ヴェゼルのタイヤサイズは以下の3通りです。

  • 215/60R16
  • 215/55R17
  • 225/50R18

ガソリン、ハイブリッドともにRSのみ18インチです。ガソリンモデルはRS以外はすべて16インチ、ハイブリッドモデルは「HYBRID Honda SENSING」「HYBRID X Honda SENSING」が16インチ、「HYBRID Z Honda SENSING」が17インチです。

16インチの売れ筋タイヤの価格は1本あたり6,000〜17,000円です。17インチは7,800〜20,000円、18インチは7,800〜26,000円です。

タイヤは同じメーカーの中でもクラス分けがあり、さらには販売店によっても価格が大きくかわってきます。

ここでは、それぞれのサイズごとの売れ筋タイヤを元に1本あたりのタイヤ代を算出しています。

ヴェゼルの車格を考えると中級グレード以上のタイヤの購入をおすすめしたいので、10,000〜15,000/1本が現実的なラインでしょう。交換工賃等も含めると5〜7万円くらいは最低限かかってくるでしょう。

ローン金利

車両の購入にローンを使用する場合は、かならずローン金利がかかってきます。

ここでは単純に新車を5年フルローンで購入する場合に、いくら金利を支払わなければいけないかまとめてみました。

ヴェゼルでもっとも売れ筋グレードの「HYBRID Z Honda SENSING」を元に計算してみましょう。

このグレードの車両本体価格は税込271万円で、これに諸経費50万円をプラスした321万円をすべてローンで支払うとします。

ローンの種類金利金利総額
ディーラーローン年 5%~7%424,620〜603,720円
銀行ローン年 2%~4%165,840〜337,020円
信販会社年 1.9%~8.4%157,440〜732,180円

いかがですか?支払わなければいけない金利はバカにならないくらい高額です。1.9%という低金利で試算しても、10万円を超えてきます。

クルマの維持費を考えるとき、ローンの金利についてもしっかりと頭にいれておく必要がありますね。

高速料金

高速道路を頻繁に利用するのであれば、利用料金について理解しておいたほうがよいでしょう。

料金は『150円(基本料金)+24.6円〜39.36円×距離(距離料金)×1.08(消費税)』で求めます。一般的に、トンネルや橋などの工事に手間のかかる区間ほど高い距離料金が設定されます。

一例をあげると、静岡県・御殿場ICから愛知県・豊田東ICまでのの208kmの交通料金は、新東名高速道路経由で4,950円になります。

100kmで大体2,500円前後と覚えておけば、おおよその目安になるので参考にしてみてください。

修理代・部品交換代

消耗品にかかる費用を一例を表にまとめました。

費用項目費用(部品代+工賃)交換推奨目安時期
エアエレメント3,000円〜40,000km〜
ブレーキパッド20,000円〜60,000km〜
バッテリーハイブリッド用(B19L)…6,000円〜
ガソリン用(B24L)…10,000円〜
3年〜
ドライブベルト10,000円〜60,000km〜
スパークプラグ10,000円〜100,000km
ブレーキフルード5,000円〜2年ごと
ワイパーゴム3,000円〜1年ごと
エアコンフィルター2,500円〜1年または20,000kmごと

それぞれ使用環境により交換時期は前後しますが、おおむね書いてある距離・年数を目安にしていただければと思います。

ヴェゼルの維持費に関する注意点

チェック

ヴェゼルを維持する上での特別な注意点をまとめました。

ヴェゼルのハイブリッドモデルとガソリンモデルの同等グレードを比較したときの価格差はおよそ3〜40万円で、ハイブリッドの方が価格は高いです。

一方で、先ほど算出した年間の維持費は15,000円ほどしかかわりません。

ハイブリッドモデルはエコカー減税対象で、売れ筋グレードの「HYBRID Z Honda SENSING」を例に見ると、新車購入時の自動車重量税と自動車取得税、初回の自動車税を合わせた優遇額は76,000円です。

その分を除いてもガソリンモデルとの価格差はまだ20万円以上あります。20万円の差を埋めるには、年間走行距離が6,000kmの場合で13年以上かかる計算になります。

もちろん、維持費や燃費以外の面でのハイブリッドモデルの魅力はありますが、走行距離の少ないユーザーは維持費の面から考えるとガソリンモデルを選択することを個人的におすすめします。

MEMO

もしヴェゼルを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

ヴェゼルの旧型(中古)の維持費

ヴェゼルはまだ1度もフルモデルチェンジはしていませんが、すでに多くの中古車が流通しています。

よって、購入後の維持費はここまで説明してきたものと同じと考えていただいて間違いありません。

ヴェゼルの中古車を買うときの注意点をひとつ取り上げておきましょう。

注意

それは対象のリコールやサービスキャンペーンが済んでいるかどうか確認することです。

ヴェゼルに限らず新型車は初期モデルであればあるほど、リコールやサービスキャンペーンの対象になる可能性が高いです。

リコールやサービスキャンペーンはネガティヴなイメージが強いですが、メーカーが非を認めて莫大な対策費用を計上した上で、ユーザーのクルマを無償で部品交換・修理をしてくれる対策です。

より良い環境でカーライフを送れるようになるという前向きな考え方もできるでしょう。しかし、ヴェゼルはリコール・サービスキャンペーンが度重なり、その多さがニュースに取り上げられたこともあります。

一般ユーザーの手を離れて中古車として流通しているヴェゼルは、その間に発表されたリコール・サービスキャンペーンが手つかずのままに販売されていることがあります。

正規ディーラー管理の中古車であれば心配はありませんが、そのほかの中古車販売店で購入するときは、対象のリコール・サービスキャンペーンがすでに完了しているか、販売店に確認しましょう。

あとは中古車の選び方の一般的なポイントを抑えて買うようにしましょう。中古車の一般的な選び方が分からない方は、こちらの記事もご覧ください。

中古車選び初心者が絶対意識すべき中古車の選び方の5つのポイント・コツ!

ヴェゼルの維持費を他のクルマと比較

いま世間はSUVブームの真っ只中…ということで、各メーカーから様々なSUVが販売されています。

そのなかで、ヴェゼルと同じコンパクトSUVに分類されるライバル車と維持費を比較してみましょう。

マツダ CX-3

マツダ CX-3

維持費 一覧費用 (ディーゼル)費用 (ガソリン)
駐車場代96,000円96,000円
燃料代37,016円57,227円
自動車税39,500円39,500円
任意保険料84,000円84,000円
消耗品代6,000円6,000円
自動車重量税7,500円12,300円
自賠責保険料12,915円12,915円
車検基本料25,000円25,000円
12月ヶ月点検費用5,000円5,000円
合計312,931円337,942円

CX-3には、1.8Lディーゼルエンジンと2.0Lガソリンエンジンの2つのモデルがあります。(エンジンの詳細は以下の記事をご参照ください。)

車のエンジンガソリンエンジンとディーゼルエンジンの違い3つ!比較すると熱効率や寿命が全然違う?!

プレミアムコンパクトSUVという位置付けで、ボディサイズに対して排気量に余裕があるのが特徴です。

ポイント

そのぶん、ヴェゼルと比べて自動車税が年間で5,000円高いのですが、ディーゼルモデルは燃料代の安い軽油を使い燃費も優れているので、年間維持費の合計金額ではヴェゼルのハイブリッドモデルよりわずかですが安いです。

ボディデザインを優先したクルマでリヤシート及びラゲッジルームが狭いのがネックなので、広い室内空間を求める人には向かないです。

また全モデル標準装備のタイヤは18インチとなっており、ヴェゼルよりタイヤ代が高くなってしまいます。

なおCX-3については以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

マツダ CX-3【画像】マツダCX-3はかっこいいのか?デザインについて徹底分析! マツダ CX-3マツダCX-3の加速性能を解説!0-100km/h加速タイムはどのくらい?

トヨタ C-HR

トヨタ C-HR

維持費 一覧費用 (ハイブリッド)費用 (ガソリン)
駐車場代96,000円96,000円
燃料代37,736円63,363円
自動車税39,500円34,500円
任意保険料84,000円84,000円
消耗品代6,000円6,000円
自動車重量税7,500円12,300円
自賠責保険料12,915円12,915円
車検基本料25,000円25,000円
12月ヶ月点検費用5,000円5,000円
合計313,651円339,078円

C-HRにはハイブリッドと1.2Lターボのガソリンエンジンの2つのモデルがあります。同じハイブリッドモデル同士で比較してみましょう。

ゴルフ ターボエンジンターボエンジンとは?仕組み/構造は?メリット2つとデメリット4つ!
ポイント

C-HRのハイブリッドモデルは1.8Lエンジンを搭載しているので、自動車税はヴェゼルより高くなりますが燃費が優れている分、年間での維持費はわずかにC-HRのほうが安くなっています。

C-HRのハイブリッドモデルのほうが排気量は大きいですが、パワースペックはヴェゼルのほうが高く、デュアルクラッチトランスミッションを採用していることもあり、ダイレクト感のある加速力を求めるのであれば、ヴェゼルをおすすめします。

一方で、ガソリンモデルの維持費の差は燃料代の違いのみとなりますが、ヴェゼルのほうが燃費が2〜3km/L優れている傾向にあります。この違いで年間でおよそ1万円の維持費の差になります。

また、ガソリンモデルは逆にヴェゼルのほうがエンジン排気量が大きいですが、1.2Lのダウンサイジングターボを採用したC-HRのほうが走りは楽しめるでしょう。

それぞれのモデルごとに良さがあるので、甲乙つけがたいですね。

なおC-HRについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

C-HRの外観C-HR(ターボ/ハイブリッド)の試乗レビュー!乗り心地の感想・インプレッション! C-HRのフロント【画像/写真】C-HRの内装/インテリア!運転席周りや後部座席から荷室/トランクまで紹介!

スバル XV

スバル XV

維持費 一覧 費用 (1.6/2.0Lガソリン)
駐車場代96,000円
燃料代69,457円
自動車税39,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税12,300円
自賠責保険料12,915円
車検基本料25,000円
12月ヶ月点検費用5,000円
合計350,172円

XVにはe-BOXER搭載のハイブリッドモデルがありますが、20188月販売開始の新モデルで実燃費情報がほとんどないので、今回の比較からは省いています。

XVは今回比較したクルマの中でもっとも燃費面で不利です。

これは1.6Lモデルも2.0Lモデルもすべて、AWD(四輪駆動)で車両重量もほかのクルマと比べて重たいことが理由のひとつに挙げられます。

ポイント

ヴェゼルと比べると自動車税も燃料代も高いので維持費もそれに応じて高くなります。

XVを選ぶのであればスバル伝統のAWDシステムとその走破性に魅力を感じ、アウトドアなテイストが好きな人がよいでしょう。

また、CX-3やC-HRと比べて車内の広さが十分確保されているので、居住空間を重視するユーザーにとっては、今回比較したクルマの中では最もヴェゼルのライバルとして候補に挙がるはずです。

なおXVについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

スバル XVスバルXVは雪道に弱い?雪道走行の性能について徹底分析しました! スバルXVの荷室スバルXVがキャンプに最適な理由6つ

ヴェゼルの維持費はSUVの中でもかなり安い

ここまでヴェゼルの維持費についてとことん深掘りしてきましたが、ヴェゼルの維持費は安いのでしょうか。

最後にまとめていきたいと思います。

もっともコストがかからないのはヴェゼルのガソリンモデル

今回比較したコンパクトSUVクラスのクルマの中で、もっとも安い価格で新車を購入できるのはヴェゼルです。

ガソリンモデルのエントリーグレードの価格は以下のとおりです。

車種価格
ヴェゼル207万円〜
CX-3212万円〜
XV213万円〜
C-HR229万円〜

さらに、このなかで実燃費がもっとも優れているのはヴェゼルです。また、CX-3・XVは排気量が大きく自動車税も高くなります。

ここまで比較してきた維持費の表からもわかる通り、クルマの購入〜維持まで含めてかかる費用をもっとも安く済ませることができるクルマは、ヴェゼルのガソリンモデルで間違いないでしょう。

もっとも維持費が安いのはCX-3のディーゼルモデル

維持費のなかで人によって大きくかわる項目が燃料代です。特に長距離を走れば走るほど、燃料代の差は大きくなります。

CX-3がラインナップするディーゼルモデルは、ハイブリッド並みの優れた燃費でさらに使う燃料がガソリンより安い軽油です。

ガソリン(クリーン)ディーゼルの燃料は軽油?灯油やガソリンを給油しても走れる?

ヴェゼルより排気量が大きいので自動車税は高くなりますが、その差は燃料代ですぐに埋まります。1Lあたり数十円も燃料代が安いのは大きなアドバンテージですね。

一方でタイヤサイズが大きいのがネックですが、ベースグレードのXDは16インチがメーカーオプションで選択できます。

ほかのグレードでも16インチのタイヤは問題なく履くことができるので、タイヤ交換のタイミングでインチダウンして節約するのもいいでしょう。

実家住まいであれば、20歳前後の学生でも維持できる

ヴェゼルの維持費を月々で計算すると、25,000〜30,000円におさまります。

特に学生にとっては、数万円単位の出費がどれくらい生活に影響するかは、置かれている状況によって大きくかわってきます。

実家から通学し、居住費・光熱費・食費がかからない生活環境で、バイトでひと月8〜10万円ほどの収入があれば、維持そのものは難しくないでしょう。

一戸建てでクルマを停める駐車場があれば、さらに維持は簡単になります。

注意点として、タイヤ代や車検などの大きな出費が定期的にあることを忘れずに、それに備えた貯蓄を少しずつでもしておくとよいでしょう。

18歳で高校を卒業して、教習所に通いつつバイトで稼いだお金を貯めて車両購入にあてて数年後に中古のヴェゼルを買うのもいいかもしれませんね。

このように資金計画をしっかり立てられる人であれば、学生でもヴェゼルを所有することは不可能ではありませんよ。

なおヴェゼルについては以下の記事でも取り上げているので、もっと詳しく知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

ヴェゼル 外装ヴェゼルの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック! ヴェゼルの赤色ヴェゼルがファミリーカーとして最適な3つの理由