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スペーシアの燃費は悪い？街乗りや高速の実燃費は？改善し向上させる方法まで解説！

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わが家のワクワクマシーンというのがキャッチコピーのスペーシア。

使い勝手の良いハイトワゴン軽自動車にハイブリッドシステムが搭載され燃費性能の高さが加わり、非常に魅力的な車になっています。

そんなスペーシアの燃費性能はどうでしょうか。

ここではスペーシアの燃費性能について解説していきます。

スペーシアの燃費・実燃費

スペーシアのサイド

スペーシアにはS-エネチャージというマイルドハイブリッドのパワートレインが搭載されています。

SエネチャージSエネチャージとは？ハイブリッドより評価が高い？搭載車種はこれ！マイルドハイブリッド(MHEV)とは？仕組み/構造は？搭載車の燃費は悪いのか解説！

一般的にカタログ燃費の達成率は6割から7割と言われていますが、スペーシアの実燃費はカタログ燃費をどのていど達成しているのでしょうか。それぞれのカタログ燃費と実燃費を見ていきます。

カタログ燃費はなんと30.0km/Lとハイトワゴンとは思えない数値です。では実燃費はどうでしょうか。

燃費の種類数値
カタログ燃費30.0km/L
街乗り燃費18～19km/L
高速燃費20～23km/L

実燃費は上記のようになっています。実燃費では18～19km/Lとカタログ値には遠い数値です。しかし燃費達成率は約6割ほどとなっており、スペーシアの燃費達成率はハイブリッド車としては平均的な達成率となっています。

ハイトワゴンは燃費が伸びにくい傾向があるので数値は低く感じますが、20km/Lにちかい数値で非常に良い燃費性能です。

スペーシアの燃費の口コミ

スペーシアの燃費性能についてユーザーはどう感じているのでしょうか。ここではツイッターからスペーシアユーザーの実際の声を紹介していきます。

実はスペーシアの燃費は先代のほうがカタログ値は良かったのです。しかし実燃費はそれほど変わっていないと言われています。

この方は23km/Lという数値を出しています。平均燃費としても高い方の数値ですね。普段も19km/Lという数値だそうなので、うまくスペーシアの燃費性能を引き出していますね。

逆に平均燃費が16km/L程度しかならず、不満の方もおられます。バイパスばかりとのことなのでもうちょっと数値が伸びてもおかしくないはずです。なにがあったのでしょうか。

なおスペーシアの口コミ・評判については以下の記事でもまとめているので、詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

スペーシアのフロントスペーシアの口コミ/評判！価格から外装や走行性能まで全てチェック！

スペーシアの歴代の燃費・実燃費

ユーザーによって燃費数値が大きく変わるスペーシアですが、歴代のスペーシアの燃費はどうだったのでしょうか。ここでは歴代の燃費を解説します。

MK32の燃費・実燃費

 

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こちらは初代スペーシアです。燃費はJC08モード燃費で32.0km/Lという数値です。実燃費は街乗りで17～19km/L、高速で19~21km/Lです。

燃費の種類数値
カタログ燃費32.0km/L
街乗り燃費17～19km/L
高速燃費19～21km/L

現行モデルになってカタログ数値は若干落ちてしまっているものの、実燃費は先代とそれほど変わらないという結果になっています。

スペーシアの燃費の理由

スペーシアはクラストップの燃費性能を誇示しています。ではなぜスペーシアの燃費性能が良いのか、ここでは理由を解説します。

ハイブリッドシステムの採用

スペーシアには現行モデルから燃費改善のためのハイブリッドシステムが採用されました。とはいってもプリウスなどに見られるようなモーターのみで積極的に走るものではなく、発進時のモーターアシストによる走行性能の向上、クリープ走行のみEV走行できるという限定的なものです。

実はこれ、従来のS-エネチャージをさらに進化させものなのです。これまでは減速のエネルギーをバッテリーに回収し、燃料消費の一番多い走り出しをモーターでアシストするだけのマイルドハイブリッドでした。

SエネチャージSエネチャージとは？ハイブリッドより評価が高い？搭載車種はこれ！マイルドハイブリッド(MHEV)とは？仕組み/構造は？搭載車の燃費は悪いのか解説！

そのモーターがさらに進化し、走り出しでクリープ走行ができるようになったのです。実際には10秒ほどしか走行できないようですが、走り出しというエンジンにとって一番効率の悪い部分をモーターで走れるというのは、燃費性能には非常に効果があります。

効率の良いアイドリングストップ

スペーシアにはハイブリッドシステムの他にも燃費改善に貢献しているものがあります。それがエコクールと停車前アイドリングストップです。

停車前アイドリングストップは、信号待ちなどで停車する際に時速10キロ以下になると、車が完全停止する前でもエンジンをストップするシステムです。わずかなことですが無駄を減らせます。

この燃費改善の要のアイドリングストップですが、問題なのはエアコンまで止まってしまうことです。夏場の暑い時期はエアコンが止まってしまうとすぐに車内が熱くなってしまいます。これでは暑いだけでなく熱中症などの危険もあり低燃費なんて言ってられません。

ここで効くのが先程のエコクールです。送風口に保冷剤のようなものが付いており、エアコン作動時に冷風で冷やします。

そしてアイドリングストップ中には冷された保冷剤を通った空気がでてくるので、快適な状態を保持してくれます。

アイドリングストップの時間を少しでも多く稼ぎ無駄を減らすコンボのようなシステムです。

車体の軽量化

スペーシアはハイトワゴンというボディで両側電動スライドドアという非常に重量がかさばる仕様をしています。しかしこれでなんと900kgを切る重量なのです。ライバル車より圧倒的に軽くなっています。

これは新開発の高剛性シャーシやエンジンなど徹底的に軽量化が図られているからです。このため先代に比べ安全装備などが増えていながらも重量はかわりません。

スペーシアの燃費改善・向上方法

スペーシアコンセプトのハンドル

スペーシアの燃費の良い理由を解説してきましたが、今度は燃費良く走るための方法を解説していきます。

できるだけEV走行で走らせる

スペーシアで燃費を改善させる大きなポイントがこのハイブリッドシステムです。いままでモーターアシストのみだったS-エネチャージが、モーターでクリープ走行ができるようになりました。

せっかくなので走り出しはできるだけこのクリープ走行で前に出ましょう。エンジンは走り出しが一番効率が悪いので、そこをモーターで走ることで無駄を大きく減らせます。

ある程度進んでからはアクセルをしっかり踏み込んで加速します。この一連の流れを意識するだけで確実に燃費の向上が期待できます。

アイドリングストップをコントロールする

スペーシアには停車中だけでなく、停車前からエンジンを止める停車前アイドリングストップもついています。アイドリングストップが採用されている車は、3秒以上エンジンが停止することで燃費が改善できます。

こうして近年低燃費の要となっているアイドリングストップですが、道路状況によっては右左折の妨げになったり、エンジンが止まってすぐに再始動してしまい逆に燃費に良くなかったりと、じゃまなこともあります。

このアイドリングストップもペダル操作によって動作をある程度コントロールすることができます。しかしこれといった決め手はなく、減速中にブレーキを多少緩めるとアイドリングストップがかかりにくいなど感覚でコントロールする必要があります。

アイドリングストップをうまくコントロールして燃費良く安全に走りましょう。

エンジンブレーキを活用する

上記のスペーシアのハイブリッドシステムの性能を発揮するには十分な充電が必要になります。そこでさらなる燃費向上のために減速時には回生ブレーキで減速しましょう。

エンジン回転数がだいたい1,500回転以上でアクセル離すとメーター内にバッテリーの充電マークが出ます。この間は回生充電で車両のバッテリーに充電されています。

さらに車のエンジンブレーキは回生ブレーキによってバッテリーの充電だけでなく、燃料供給をカットしエンジンの負荷で減速するため燃料の消費も減らせます。

周囲の状況を把握し、早めのアクセルオフをすることで二重で効率の良い減速ができるのです。

MEMO

もしスペーシアを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技！安く購入する秘密のテクニックとは？！

スペーシアの燃費を他の車と比較

スペーシアはクラストップの燃費性能を誇るというお話をしました。ではライバル車たちはどうでしょうか。

ここでは日産のデイズルークス、ダイハツのタント、ホンダのN-BOXと比較していきます。

日産 デイズルークス

日産 デイズルークス

一歩先行く軽というコピーで、安全装備の性能が強みなのがデイズルークスです。インテリアの質感やデザインなどは普通車に負けないものがあり、非常に良くできています。

カタログ燃費は22.0km/Lと燃費性能は最近の車にしてはイマイチです。では実燃費を見ていきます。

燃費の種類数値
カタログ燃費22.0km/L
街乗り燃費12～15km/L
高速燃費16～18km/L

燃費の数値を見ていくと、スペーシアのほうが二回りほど性能が良いです。

エンジン性能もトルク型のエンジンにモーターアシストの付いたスペーシアのほうが加速もよく、デイズルークスに勝ち目はないでしょう。

なおデイズルークスについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

日産 デイズルークスデイズルークスの燃費は悪い？街乗りや高速の実燃費は？改善し向上させる方法まで解説！デイズルークス 外装デイズルークスの口コミ/評判！価格から外装や走行性能まで全てチェック！

ダイハツ タント

ダイハツ タント

ハイトワゴン軽自動車の代名詞であるタント。ですが最近は型も古くなり、安全装備や燃費性能などで他社に遅れをとってしまっています。

カタログ燃費はNAエンジンで28.0km/L、ターボエンジンで26.0km/Lとなかなか良い数値です。では実燃費を見ていきましょう。

燃費の種類NAターボ
カタログ燃費28.0km/L26.0km/L
街乗り燃費15～17km/L14～16km/L
高速燃費18～21km/L18～21km/L

やはり燃費性能はスペーシアのほうが優秀です。燃費性能だけでなく走りもモーターアシストによってパワーもありますし、走行性能も含めてスペーシアの勝ちでしょう。

なおタントについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

ダイハツ タントタントの燃費は悪い？街乗りや高速の実燃費は？改善し向上させる方法まで解説！タントのフロントからタントの口コミ/評判！価格から外装や走行性能まで全てチェック！

ホンダ N-BOX

ホンダ N-BOX

N-BOXは現在、この市場だけでなく日本で一番売れている自動車です。普通車に負けない先進安全装備や車内の広さなどをもっており、このクラスでは一番進んでいる車です。

カタログ燃費は27.0km/Lという数値です。加速性能なども評価の高いN-BOXですが、実燃費を見てみましょう。

燃費の種類数値
カタログ燃費27.0km/L
街乗り燃費14～16km/L
高速燃費17～20km/L

燃費性能はやはりスペーシアのほうが良いです。加速性能に関してはどちらも評価が高くエンジン性能だけで見るとスペーシアのほうが優位です。

しかし安全装備などはN-BOXが一歩先を行っています。安全装備で見るならN-BOX、燃費性能で見るならスペーシアがおすすめです。

なおN-BOXについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

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スペーシアの燃費性能は一番

スペーシアは軽自動車では唯一のハイブリッドシステムを搭載している車で、走行性能や燃費性能は他社の一歩先行く性能をしています。

さらに車内空間も非常に広く、使い勝手の良いシートアレンジや快適装備などでハイトワゴンの魅力が存分に味わうことができます。

タント、N-BOXと2強が目立っている軽ハイトワゴン市場ですが、スペーシアの魅力も一度確認してみてはいかがでしょうか。

なおスペーシアについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

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