1分で車を60万円値引きする裏技

オデッセイがDQN・ヤンキーに人気がある理由を徹底深掘り!

現在、5代目となったホンダ オデッセイはミニバンでありながら、運動性能の高いフォルムの低いデザインがユーザーに受け入れられ、初代はミニバンブームの先駆け的な存在となりました。

しかし、オデッセイってDQNやヤンキーがよく乗っている気がしませんか?

いろいろなステッカーを貼って、フロントサイドガラスには保安基準不適合のカーテンを装着し、ローダウンしてタイヤをハの字にしたオデッセイ…そんなイメージもあるのではないでしょうか。

そこで、①なぜDQN・ヤンキーがオデッセイに乗りがちなのか②そんなオデッセイはふつうの人でも買いのクルマなのか③オデッセイ以外にいいクルマはないのか?

…について徹底的に解説していきます。

オデッセイはDQN・ヤンキーがよく乗っているか?

ホンダ オデッセイ

まず、オデッセイにDQNやヤンキーがよく乗っているイメージに間違いはないのか、Twitterのツイートを元に見ていきましょう。

DQNにはオデッセイ乗りが多いイメージは間違いなさそう

個人的には、プリウスやアルファード/ヴェルファイア、ヴォクシー等のオラオラ系の見た目をしたトヨタ車の台頭により、DQN=トヨタ信者というイメージが近年は定着しつつあると思っていて、オデッセイのマイナスイメージは薄らいできているものだと思っていました。

しかし、ツイートを見ているとまだまだオデッセイに対して悪いイメージを持つ人が多くいることが分かりました。

実際の目撃談を元にしたツイートも多く、DQNやヤンキーがオデッセイを好むことは間違いないようです。

なおプリウスについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせてご参照ください。

ヤンキーの女プリウスになぜヤンキー・DQNは乗るのか?理由を徹底分析してみた!

現行型(5代目)はそこまで悪いイメージはない。DQNのイメージが強いのは3代目まで

先ほど、私がオデッセイのマイナスイメージは薄らいできたものだと思っていた理由は、5代目になり以前ほどDQNやヤンキーがオデッセイを買わなくなったからです。

なぜなら、今やトヨタのいかにもDQNウケの良いデザインが、彼らには支持されるようになったからです。

ツイートにもあるように、2〜3代目のオデッセイが最もヤンキー率が高いのは、皆さんもなんとなく理解できるのでは?

ちなみに数年前に当時二十台前半の歳の後輩で、いかにも田舎のマイルドヤンキーという子がオデッセイを欲しいと言っていて、クルマ屋に勤める私に相談してきたことがあります。

彼に5代目オデッセイの話と写真を見せたところ、それがオデッセイであることを知りませんでした。

どうやら、彼にとってのオデッセイは3〜4代目のイメージしかなく、そのモデルのオデッセイに憧れをもっていたようです。

オデッセイがDQN・ヤンキーに人気のある理由

 

View this post on Instagram

 

TANAKAさん(@tanaka5567)がシェアした投稿

オデッセイが確かにDQNやヤンキーに人気のあるクルマであることは、Twitterのツイートからよくわかりました。

では、なぜそこまでDQNやヤンキーがオデッセイを好むのかその理由が気になりますよね。

徹底的に分析して解説していきましょう。

ヤンキーに人気のクルマは、はじめからそうだったわけではない

今のクルマでオラオラ系の若いヤンキーが好むクルマといえば、どんなクルマが思い浮かびますか?

先ほども少し触れましたが、プリウスやアルファードといったトヨタ車です。プリウスは燃費もよくて非常に合理的、アルファードは多人数が乗れ、ビックサイズの威圧感が彼らにとっては魅力なのでしょう。(詳細は以下の記事をご参照ください。)

プリウス サイドプリウスの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!アルファード 外装アルファードの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!

プリウスは特に2009年から販売されている3代目以降で、DQNやヤンキーが一層好んで乗るようになりましたね。初代アルファードは2002年に誕生したので、初代が1994年に発売されたオデッセイのほうがかなり先輩になります。

そして2代目オデッセイが販売されていたのは1999〜2003年、3代目は2003〜2008年です。

アルファードはプリウスと同様に、年数を経てモデルチェンジの度にオラオラ度が増してDQNウケする風貌にかわっていきました。(デザインの詳細は以下の記事をご参照ください。)

トヨタ アルファード【画像】アルファードはかっこいいのか?デザインについて徹底分析!プリウス フロント【画像】プリウスはかっこいいのか?デザインについて徹底分析!

マーケットに敏感に反応して、その車種の売れる層をとことん意識したデザインにシフトしていくところは、トヨタのマーケティングの優れた点でもあります。

ちなみに当時、初代アルファードはそこまでDQNやヤンキーが乗っているイメージはありませんでした。

つまり、今やDQNやヤンキー御用達のクルマたちは、オデッセイの2〜3代目が販売されていた2000年代はじめにはまだその頭角をあらわしていませんでした。

また、オデッセイも今のプリウスやアルファードと同じで、モデルチェンジを経た2〜3代目となるにしたがって、DQNウケするようになっていったとも言えます。

これは今も昔もかわらないDQN・ヤンキーに好まれるクルマに共通する重要なポイントです。DQN・ヤンキーは、高価なものは世間一般にすでに受け入れらたものから選ぶ傾向にあります。

DQN・ヤンキーは考え方が短絡的なことが多いので、ほかの人が知らない・ほかの人とかぶらないブランドを自ら発掘できるほどのポテンシャルはありません。

彼らが持っている財布やカバンを見ればよくわかりますね。そろってルイ・ヴィトンやグッチを見せびらかすかのように持っています。

クルマも同じで、発売から数年が経ち世間一般に受け入れられ人気の高いものの中から、彼らのターゲットとなるクルマが出てくるわけです。

当時のヤンキーやDQN御用達車といえばホンダのミニバンだった

オデッセイと時期を同じくしてミニバンブームの一時代を築いたステップワゴンも、ひと昔前のDQN御用達のクルマとして、多くの人のイメージに強く残っています。(ステップワゴンの詳細は以下の記事をご参照ください。)

ステップワゴン 外装ステップワゴンの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!

当時のホンダは、まさに今のトヨタと同じ状況です。

今のヤンキーが、本来エコカーであるはずのプリウスや、もともとはラグジュアリーLサイズミニバンのアルファードに対して「イカつい」「カッコいい」「みんな乗ってるから俺も憧れる。俺も乗りたい」「やっぱりクルマはトヨタでしょ」…と考え、こぞって同じクルマに乗りたがるのは10年、20年前からかわっていないということですね。

もちろん、いずれもDQN・ヤンキーに好まれるのも理解できる、魅力のあるクルマであることに間違いはありません。

オデッセイもそうです。ミニバンでありながら、あえてスライドドアを採用せずにスタイリシュさを貫いた潔さ。

3列目まで大人がきちんと乗れる空間を確保していること。(キャンプにも最適なくらいの積載性のある車です。詳細は以下の記事をご参照ください。)

オデッセイの室内ホンダ オデッセイがキャンプに最適な理由4つ

低床ミニバンとして走行性能にもこだわったつくり。

このようなオデッセイらしさは、DQNやヤンキーでないふつうの人にとっても魅力的です。

ふつうの人からの人気が高く、「オデッセイ」「ステップワゴン」というブランドが確立したことで、「ミニバンといえばホンダ!」と言われるほどまでに当時のホンダのミニバン人気はすごかったです。

そして、そんなオデッセイブランドはDQN・ヤンキーの格好の餌食となっていくことになります。

MEMO

もしオデッセイを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

オデッセイは5代目で普通に乗れば買いの車

ヤンキー人気の高いオデッセイですが、ふつうの人でもオデッセイに乗るのはありなのでしょうか。

ふつうの自分がオデッセイに乗ることで、周りからDQN・ヤンキーと思われるのは避けたいですよね。

ノーマルで乗れば問題なし

DQN・ヤンキーが乗るオデッセイはほぼ100%内外装共に手が加えられています。わかりやすい具体例は以下のとおりです。

  • D.A.Dやギャルソン、倖田組(倖田來未のファンクラブ)、自分の所属するクルマのチーム等のステッカーを貼っている
  • ローダウンしてある
  • メッキのキラキラ大径ホイールを履いている
  • 室内にファーや、香水風のキツいニオイがする芳香剤のビンを置いている
  • シートに社外品のレザーカバーをつけている
  • ドアや助手席の前のダッシュボード付近に、オートバックスで売っているテーブルをつけている

こうした特徴を排除して、清潔感のある状態でオデッセイに乗っていれば、DQNやヤンキーと思われる心配はないでしょう。

オラついた運転をしなければ問題なし

見た目がふつうでも、オラついた運転マナーの悪いクルマは確実にDQNとして見られます。

  • 前のクルマを煽る
  • 信号が赤になりかけでもいってしまう
  • 腕を出して運転する
  • タバコをポイ捨てする

これらはDQN・ヤンキー云々でも、オデッセイに限った問題ではなく、ひとりのドライバーとして大切なことですね。

現行型(5代目)オデッセイが1番買い

ホンダ オデッセイ

実際のまちの声でもあったように、2〜3代目のオデッセイが最もDQNやヤンキーに好まれています。

4代目のエクステリアデザインは3代目のキープコンセプトだったことも考慮すると、現行型のオデッセイは1番DQN・ヤンキーのイメージがないモデルです。(デザインの詳細は以下の記事をご参照ください。)

ホンダ オッデセイ【画像】オデッセイはかっこいいのか?デザインについて徹底分析!

5代目でエリシオンと統合してスライドドア化されたオデッセイは、アルファードやエルグランドの対抗馬としてLサイズミニバン化されました。従来からの低床・低重心は継承しつつも、まったくの別ものになりました。

今までのオデッセイブランドとは違った方向性になったことで、今までオデッセイを支持してきたDQN・ヤンキー離れがこのフルモデルチェンジで加速しました。

また今やDQN・ヤンキーにとってLサイズミニバンには、アルファード・ヴェルファイアという絶対的な存在があります。

こうした理由から、今までのモデルと比べてもっともDQN・ヤンキーの乗っているイメージの少ない現行型オデッセイであれば買いです。

オデッセイ以外のおすすめの車

いくら現行モデルでヤンキーのイメージが薄らいだとはいえ、オデッセイという名前そのものがDQN・ヤンキーというイメージにつながってしまうことは否定できません。

もしそうしたオデッセイのマイナスイメージが嫌な場合、オデッセイと同価格帯くらいでイメージが良くて、ふつうの人でも気軽に買えるクルマにはどんなものがあるのか知りたいですよね。

5代目を検討しているひとは、新車かつスライドドアの3列シートLサイズミニバン、1〜4代目までを検討しているひとは中古車で低重心と走りの良さを持つクルマに着目して、オデッセイ以外でおすすめのクルマを紹介しましょう。

5代目オデッセイの代わりにおすすめなのはエスティマ

トヨタ エスティマ

Lサイズミニバンは、そもそも各社ラインナップ数が少なく、トヨタのアルファード・ヴェルファイア、日産のエルグランド等はオデッセイと同じくDQN・ヤンキーのイメージがあるので、あまりおすすめできません。

そんな中で、5代目のオデッセイのライバルとして唯一イメージがそこまで悪くないクルマでおすすめできるのが、トヨタのエスティマです。

アルファード・ヴェルファイアのオラオラ感はトヨタ車オーナーの中でも受け入れられない人がいます。

そんな人たちの受け皿となっているのがエスティマです。現行モデルは2006年に登場したので、モデルライフが長くなっていますが、トヨタがエスティマを無くせないのは、上に書いたような理由があるからです。

エスティマはオデッセイと同じく2.4Lガソリンエンジンモデルと、オデッセイとはエンジン排気量が異なるもののハイブリッドモデルもラインナップしています。

そのほか、簡単に比較したものを以下にまとめました。

比較価格オデッセイエスティマ
価格帯(ガソリン)298〜365万円327〜391万円
価格帯(ハイブリッド)375〜415万円431〜492万円
全長4,8404,820
全幅1,8201,810
全高1,695/1,6851,760
乗車人数7/87/8
ガソリンモデル燃費13.2〜14.0km/L11.2〜11.6km/L
ハイブリッドモデル燃費24.4〜26.0km/L18km/L
安全装備サポカーSワイド
サポカーSベーシック+
サポカー

※ボディサイズ・燃費は2WDモデルでの比較
※燃費はJC08モード燃費を参照

ガソリンモデルは価格帯がかぶりますが、ハイブリッドモデルはエスティマのほうが価格帯が高くなっています。また、燃費はオデッセイのほうがガソリン・ハイブリッドモデル共に優れています。

安全装備はサポカーにとどまるエスティマと比べて、オデッセイはサポカーSワイドに該当するモデルがあります。

両車共に自動ブレーキは備わっているものの、安全装備の実力の差が大きいです。

エスティマは現行車のライバルたちとなんとか対等に競合できるように、2016年のビッグマイナーチェンジで大きく手を加えられたものの、燃費や安全装備等はモデルライフの長いエスティマの場合、基本設計も古いために不利になってしまいます。

それでも、クルマに対するイメージを優先して考えたときに現行型オデッセイのライバルとなり得るのは、エスティマくらいではないでしょうか。

なおエスティマについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

トヨタ エスティマエスティマの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!トヨタ エスティマエスティマの口コミ評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!

1〜4代目オデッセイの代わりにおすすめなのはエクシーガ

 

View this post on Instagram

 

Марков Кириллさん(@subaru_exiga_24_rus)がシェアした投稿

エマージェンシー的な3列シートを備えた車は数多くあるものの、ミニバンクラスでスライドドアではない3列シートのクルマは少ないです。

そんな中、4代目オデッセイと時期を同じくして登場したスバル エクシーガがおすすめのクルマです。それぞれの数値を比較したものは以下の通りです。

比較項目オデッセイ(4代目)エクシーガ
販売時期2008.10〜2013.82008.6〜2015.4
価格帯(新車時)245〜435万円196〜385万円
全長4,8004,740
全幅1,8001,775
全高1,545/1,5651,660
乗車人数77
エンジン 2.4L2L/2Lターボ/2.5L

全長・全幅はオデッセイが大きく、低床がウリのオデッセイは100mm前後もエクシーガより低いです。

しかし、ミニバンともワゴンともとれるスタイリシュなスタイリングや、排気量では劣るものの2Lターボエンジンを搭載した優れた動力性能を持っています。(エンジンの詳細は以下の記事をご参照ください。)

ゴルフ ターボエンジンターボエンジンとは?仕組み/構造は?メリット2つとデメリット4つ!

よく走るファミリーカーをウリにしているところは、オデッセイにと似たコンセプトであることを感じます。

新車価格はエクシーガのほうが少しお手頃でしたが、中古車価格はほぼ同じボリュームゾーンでしょう。

そして、今回のポイントであるDQN・ヤンキーのイメージがエクシーガにはほとんどありません。エクシーガは3〜40代のファミリー層がよく乗っています。

スバル車は水平対向エンジンを搭載しているという独自性から、ひと昔前まではモノ好き・マニアの乗るクルマというイメージがありましたが、アイサイトの普及により一般ユーザーにも広く受け入れられるようになりました。(エンジンの詳細は以下の記事をご参照ください。)

水平対向エンジン水平対向エンジン/ボクサーエンジンのメリット5つとデメリット5つ!音がいい?!

特に女性(奥さま層)からの支持が増えてきています。メジャーな車種ではありませんが、クリーンなイメージのエクシーガは、先代オデッセイの代わりになるクルマとしてかなりオススメです。

なおオデッセイについては以下の記事でも取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

オデッセイオデッセイのガソリンの種類はハイオク?レギュラー仕様?どっちなのか解説!ホンダ オッデセイ【画像】オデッセイはかっこいいのか?デザインについて徹底分析!