マークXはマークⅡから続く、歴史の長いトヨタのミドルクラスのFRスポーツセダンです。

躍動的なデザインや車内の落ち着いた作り、そして多気筒エンジンで後輪駆動というパッケージングから見ると高級セダンのようにも感じます。

マークXは高級車なのでしょうか?ここではマークXがどのような位置づけをされた車なのかを解説していきます。

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マークXは高級車なのか

トヨタ マークX

実は非常に歴史の長いマークX。V型6気筒エンジンを搭載し後輪駆動の車というのはそれだけでも高級な部類に入りそうですが、販売元のトヨタはマークXを高級車として考えているのでしょうか。

実はマークXはその歴史を紐解いていくと、やはり大衆車としての歴史を歩んでいることがわかります。

ここではトヨタがマークXどういった立ち位置で販売しているかを解説していきます。

マークⅡはコロナマークⅡだった

コロナという車をご存知でしょうか。コロナはクラウンと一緒にトヨタの初期から販売されていた小型セダンです。

2001年にプレミオにモデルチェンジされたときに名前は廃止されてしまいました。それでも今もなお、街なかで元気に走っているのを見かけます。

マークⅡのスタートは実はこの小型セダンであるコロナの派生モデルから始まったのです。

コロナはトヨタの大衆向けセダンとして販売されており、そのハードトップやピックアップトラックという趣味性の強い、いわゆるお遊び用の車としてコロナマークⅡとして販売されるようになりました。

そのマークⅡが市場の拡大とともにコロナから独立した車として販売され、マークⅡとなりました。

マークⅡへと独立したことに合わせて車両サイズも大型化し直列6気筒エンジンを搭載し、ちょうどクラウンとコロナの中間クラスの車へと変化していきます。

そして現在その後継モデルとして現在存在しているのがマークXです。

つまりマークXはトヨタにとっては大衆車からの派生モデルとして開発され販売されている歴史があるのです。

クラウンとの違い

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マークⅡからマークXにモデルチェンジするときにクラウンと共通のシャシーとエンジンを搭載することとなります。

V型6気筒エンジン搭載で後輪駆動のスポーツセダンというパッケージで販売されるようになりました。

そのためサイズ的にもクラウンと同じぐらいの大きさですが、エクステリアやインテリアデザインを比べてみると方向性の違いがよくわかります。

一例を上げると、木目調のパネルを多用し落ち着いた高級感のある内装のクラウンと、平面的でムダの少ない作りでスポーツ性を打ち出した内装デザインのマークXとなります。比べてみるとマークXには高級感が薄いのが見てわかります。

つまりトヨタとしては高級車にはクラウンという車を持っているため、マークXはミドルクラスのスポーツセダンとして販売しているのです。

意外と安い価格帯

その他にも大衆車と言えるのには価格帯も存在します。高級車と言われるクラウンはだいたい500万円前後の価格帯をしています。

それにくらべてマークXは300万円前後と多少高額ながら大衆的な価格帯を持っています。

この価格帯には同社のプリウスαや日産のティアナなどといった車があります。

つまりマークXは大衆車的な価格で購入できるスポーツセダンなのです。

マークXはイメージでは高級車なのか

トヨタはクラウンを高級車、マークXを大衆セダンとして販売していることをお話しました。しかしメーカーの思いと消費者側では見解に違いが出てくることは多々あります。

では消費者側の我々はマークXをどのような車として受け入れているのでしょうか?

ここではツイッターからマークXの印象をピックアップし、意見をまとめていきます。

マークXは大衆車だという話しをしましたが、やはり見る人によってはそこそこの高級感を感じるようです。

その他のスポーツセダンに比べると落ち着いて見えるのでしょうか。

カムリとマークXを比べるとたしかにカムリのほうがサイズが大きく、フォーマルな印象があるため高級感はあります。

しかしどちらも価格帯や車の作りを見ると大衆車で間違いありません。

なかなかマークXをうまく例えた例だと思います。高級車とは行きませんが一般大衆車とも一線を画する趣味性の強い車です。

大きくて乗りやすいだけならトヨタのカムリのほうが乗りやすいですからね。たしかにマークXは指向性もあるいい車です。

たしかにスバルやマツダのフラッグシップカーであるレガシーやアテンザはマークXと価格帯が似ています。

そういった面で見ると高級車とも考えられますが、フラッグシップカーと高級車は味方が全然違ってきます。

マークXは捉え方によって高級車と捉える人もいれば一般大衆車と捉える人もいます。ここまで意見の分かれる車もめずらしいです。

なぜマークXが高級車のイメージがあるのか

トヨタとしてはミドルクラスの大衆車として販売しているマークXですが、一般的には高級車とも捉えられるようです。

なぜこのようにさまざまなイメージがあるのでしょうか?

それは国産メーカーの販売事情とトヨタの販売戦略によってイメージが作られていたのです。では高級車として捉えられた理由を解説していきます。

価格帯が国内メーカーのフラッグシップカーとかぶる

マークXは250万円から440万円と国産各メーカーのフラッグシップカーと価格帯がかぶっています。

その他にも排気量が2,500cc~3,500ccと大きいことから高級車としてのイメージも結構強いようです。

これは国産各メーカーにはDセグメントのフラッグシップカー車が多いため、このように価格帯が揃ってしまうのです。

その他にもV型6気筒エンジンを搭載し、後輪駆動という指向性の強いパッケージがマークXの価格を持ち上げているのも事実です。

モデルチェンジによるイメージチェンジ

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マークⅡはその兄弟モデルにクレスタやチェイサーと言った車がいました。

モータースポーツが盛んだったころ、ちょうどよいボディサイズとパワートレインをもつこのモデルはほとんどがドリ車と言われる遊び車に化けてしまいました。

これではやんちゃなイメージが強すぎて本来のターゲット層がマークⅡを購入してくれなくなります。

何度かマイナーチェンジを繰り返し、どんどんおとなしい外観の車になっていきましたがそれでもイメージというものはなかなか離れてくれません。

そこでトヨタは名前もイメージも大きく変えて、大人の落ち着いたセダンとしてマークXへとフルモデルチェンジをしたのです。

佐藤浩市さんの大人でかっこいい雰囲気が満載のCMは非常に印象的です。そのイメージチェンジがうまくいきすぎて、落ち着いた高級車としての印象がついたこともあると思います。

マークXの海外での位置付け

日本国内でのマークXはミドルクラスの高級志向の強い大衆セダンといった位置づけです。では日本ではなく海外ではどういった位置づけをされているのでしょうか?

ここでは海外の情報を見ていきます。

そもそも海外ではほとんど販売されていない

実はマークXはほぼ日本専売の車です。マークXはクラウンのようにスピードレンジの低い日本のような国で走ることをメインに作られている車であるため、海外にある速度無制限道路などでは安定感がどうしてもかけてしまいます。

その他にもマークXサイズで後輪駆動の車はその構造上どうしても車内空間が限られてしまうため、体の大きな海外の人にとっては狭い車となってしまいます。

一度マークXは海外市場に販売されていましたが上記の理由から輸出販売を取りやめ、現在では欧州やアメリカのような自動車先進国には輸出されていません。

そのためマークXはクラウンと同じように自動車の発展途上国のような国に向けて輸出販売されています。

近年国内需要が低く国内メーカーのほとんどが世界市場に向けて販売しているセダンを日本国内に持ってくることが多い中、日本専売車を作るあたりはさすが販売力のあるトヨタだと言えるところでしょう。

中国では製造販売されている

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そんななかマークXは日本以外では主に中国で製造販売されています。ただ車名はマークXではなくレイツという名前になっています。

マークXと仕様はほぼ一緒なのですが、価格帯は日本円にして360万円から540万円と日本のクラウン並みの価格帯となっています。これは中国の輸入関税などの影響によって、車体価格に上乗せされているためです。

しかし中国では15万元から35万元、つまり250万円から570万円ぐらいがミドルクラスの価格言われており、価格帯的にはマークXは中国市場でもミドルクラスの車であると言って差し支えないでしょう。

海外のデータが少ないため一概には決めかねますが、マークXは海外市場から見てもミドルクラスセダンと言えそうです。

マークXは高級車なのか

マークXはその捉え方によって高級セダンともいえるし大衆セダンともいえるクラス分けのしにくい車であることは事実です。

価格帯も国内各社のフラッグシップカーと肩を並べる価格帯のため高級車の風格は十分です。

しかしマークXのそのデザインや乗り心地を考えると高級車とは正直いえません。

高級セダンと言うには同じトヨタのクラウンほど車体のデザインや作りがそこまで熟成されておらず、乗り心地もそこまで良いわけではありません。

かといってBMWのM3などのようにスポーツ性がつよいクーペやスポーツセダンと言うには走行性能はそれほど良いわけでもなく、大衆セダンと言うにはトヨタのカムリなどとは違い車内も狭く使い勝手が良いわけでもありません。

世界的に見てもどこのクラスにも属することもできない非常に中途半端な車といえます。これは国内専売車であるマークXの運命でしょう。

それでもマークXはV型6気筒エンジンを搭載し後輪駆動という近年稀なパッケージを持ちながら金額的には300万円前後と比較的安く乗れるセダンです。

高級車ではなくスポーツ志向の強いミドルクラスセダンというのがマークXの立ち位置と言えます。

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この記事を書いた人

田中慎二
田中慎二
小さい頃に初めて買ったスカイラインGT-Rのラジコンでスカイラインに一目惚れ。その影響から某自動車ディーラーに営業職で就職し、新人賞や2級販売士資格などを獲得するまでに成長。車の知識では社内では一目置かれる存在だった。現在の愛車は電気自動車の日産リーフ。