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WRX STIの納期/納車待ちの最新情報【2019】納車期間に遅れはあるかチェック!

WRX STIはスバルのハイパフォーマンススポーツカーで、同社のもっとも高性能な車です。

今回はそんなWRX STIの納期をご説明します。

WRX STIの納車期間・納期状況

スバル WRX STI参考:www.subaru.jp

日本車は何かと特徴的な名前が多いものですが、この車に関しては「WRX STI」が車自体の正式な名称です。

もともとWRXというのはスバルのスポーツモデル、ラリーモデルを表す単語で、「World Rally X」という言葉の頭文字を取ったものです。

以前は別の車種の最上級モデルという位置づけで使われており、代表的な1台が「インプレッサWRX STI」などとなっています。

ですが2014年にインプレッサなど既存の車種から切り離される形でWRXシリーズが登場し、デザインやスペックが独自のものとなりました。

WRXシリーズにはWRX S4とWRX STIの2種類が存在し、今回ご紹介するWRX STIは上級のハイパフォーマンスグレードとなります。そんなWRX STIの納期は現在次の通りです。

WRX STIの納期

WRX STIの納期は現在2ヶ月〜3ヶ月と通常の新車の納期からすると長期化の傾向にあります。

WRX STIは前述したとおり2014年に登場した車ですが、当初から販売台数自体が少ない車種として設定されており、他のスバルの車に対して生産台数も少ない車です。そのためオーダーに対して生産に要する時間が長く、納期も長期化するのです。

これに関しては後ほど詳しくご説明しますが、WRX STIはスバルの最上級のスペックを持つ車なので台数が少ないのもしかたないのです。

WRX STIの納期に関する口コミ

WRX STIの納期に関してはTwitterにも口コミが投稿されており、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方は2017年の5月末にWRX STIの納期を確認されたようですが、納車は9月頃ということで3ヶ月もの納期が必要な状況です。

そのためこの方はWRX STIの注文をやめられて、別の車にされたようです。

こちらの方の情報ではWRX STIに限らずスバルの車種は納期が遅れがちとなっているとのことですが、たしかにスバルは納期の短縮化をあまり行わないことで有名です。

スバルの生産体制は大メーカーほど多くの台数を生産できないので、注文が増加すると納期が長期化する傾向にあります。

WRX STIの納車期間・納期の理由

WRX STIの納期がこれほど長期化している最大の理由は、前述でも触れたとおりこの車の特殊性にあります。

WRX STIはスバルのラインナップの中では最もハイパワー、高トルクのエンジンを持ち、最上級の走行性能を持つ車です。

300馬力を超えるパワーと43.0kgf・mの最大トルクは中型スポーツカー非常に高い性能であり、また4WDシステムの効果により様々な路面に対応できる走破性も持ちます。

その性能からスバルのスポーツカー好きにとってはたまらない車であるのですが、一方で普通のユーザーにとってはかなりオーバースペックな車でもあり、乗り心地や快適性の面でも一般の車のほうが選ばれます。

WRX STIの月間販売台数は300台〜400台前後ですが、スバルの売れ筋車種であるレヴォーグなどは数千台規模の販売台数で、その販売台数には大きな開きがあります。

そのためWRX STIの生産ラインは他の量産車種よりも生産台数も少なく、加えてWRX STI専用の構造や部品も必要なため、納期が長期化しているのです。

WRX STIのグレード・仕様・色ごとの納車期間・納期

WRX STIにはいくつかのグレードとボディカラーが設定されていますが、その中で人気のものを選択することで多少なりとも納期が短くなる場合があります。

WRX STIにはエンジンは2.0Lガソリンターボエンジン一機種の展開ですが、装備などによってグレードが別れています。

MEMO

ベースグレードは「WRX STI」でこちらでも十分な走行性能はありますが、さらに上級グレードとして「WRX STI Type S」というものが設定されています。

こちらは専用のサスペンションやホイール、エアロパーツなどが設定されていますが、格差は数十万円ということで、WRX STI Type Sのほうが人気となっています。

ボディカラーに関しては通常の車であればホワイト系やブラック系のカラーが人気となりますが、WRX STIに関しては「WRブルー・パール」といういわゆるスバルブルーの特別カラーが一番人気となっています。

このカラーは伝統的にスバルの象徴的なカラーであり、WRX STIにはもってこいといえます。ホワイト系の「クリスタルホワイト・パール」やブラック系の「クリスタルブラック・シリカ」などはその次につけており、定番カラーはかわらず人気はあります。

これらの選択による納期の短縮化はあまり大きくはありませんが、少しでも短くしたい場合はディーラーなどに確認すると良いでしょう。

WRX STIの納車期間・納期の今後

WRX STIの納期は現状で新車の納期としては長いのですが、今後それが短縮化することはあまり考えられません。

納期の長い新車がある場合、売れ筋の車では生産ラインの改良で増産体制を敷いて納期の短縮化を図るなどの方法もありますが、WRX STIのような少数生産車の場合は増産体制などは敷かれません。

またスバルはそもそも生産体制の見直しは投資が必要なためにあまり行わない傾向にあり、WRX STIの納期が現状より短くなることはないでしょう。

WRX STI自体が少数生産車であるので納期が長いという点はある程度許容しなければならない点でしょう。

WRX STIの納車期間・納期を早める方法

WRX STIの納期は新車の仕様を調整しても長いのですが、もっと納期を短くするのであれば「登録済み未使用車」を利用すると良いでしょう。

登録済み未使用車はディーラーが販売ノルマの達成のために自社で登録した車で、それを中古車として販売している車になります。

登録後ほとんど走行していないために未使用車となっていますが、一方で完成車なので納期は必要なく、即納も可能な点が大きなメリットとなっています。

販売台数の少ないWRX STIにも一定数こういった車が存在しており、中古車市場を探すと見つけることが出来ます。

一方でグレードやボディカラーの選択が出来ないという点がデメリットなのですが、WRX STIに関してはグレードは2つしか無く、またボディカラーもブルー系が特に人気なため、登録済み未使用車でも比較的選びやすい車となっているでしょう。

ただ中古車ではありますが、価格面は新車とほとんど変わりませんので、コストメリットはありません。

他の車の納車期間・納期

WRX STIほどの性能を持つスポーツカーは国産車では珍しくなってきましたが、別の選択肢として次のような車種があります。

なおWRXには別仕様のWRX S4がありますが、こちらは除外します。

ホンダ シビックタイプR

ホンダ シビックタイプR参考:www.honda.co.jp

WRX STIの直接的なライバルとなるのはホンダが誇る中型スポーツカーのシビック タイプRで、スペック面ではWRX STIとほぼ同等の高性能スポーツカーとなります。

シビックタイプRはインプレッサWRXなどと共に国産スポーツカーの代表格として有名で、シビックタイプRは2017年にフルモデルチェンジを迎えて新型車が登場しました。

待望の新型タイプRということで非常に大きな話題となり、オーダーもかなり好調な車となりました。

ポイント

WRX STIはスポーツセダンタイプの車ですがシビックタイプRはハッチバックタイプであり、この点が大きな違いとなっています。

シビックタイプRは欧州生産の車を日本に輸送している関係で納期は長く、半年程度の納期が必要となっています。

トヨタ スープラ

トヨタ スープラ参考:toyota.jp

トヨタ スープラはかつてトヨタを代表するスポーツカーでしたが2000年頃に一度生産中止しました。

しかしつい先日の2019年5月に新型スープラが登場し、トヨタのスポーツカーの歴史に新たな1ページが加わりました。

新型のスープラはドイツのBMWとの共同開発車となっており、BMWのスポーツカーであるZ4と多くの部分を共用化している車になります。

そのため新型スープラはZ4と同じく2シーターのスポーツカーとして生まれ変わったのですが、デザインや内装などはスープラ独自のものとなっています。

ポイント

その最大の特徴はBMW製の直列6気筒エンジンを搭載していることで、ハイパワーでありながらスムーズな吹け上がりをするのが大きな魅力となっています。

そんなスープラは海外生産車種で、また発売直後ということもあり、納車時期は現在2020年以降となるとアナウンスされています。

フォルクスワーゲン ゴルフ GTI

フォルクスワーゲン ゴルフ GTI参考:www.volkswagen.co.jp

フォルクスワーゲン ゴルフはドイツが誇る世界的ベストセラーのハッチバックカーですが、そのスポーツモデルがゴルフGTIです。

ベース車のゴルフは比較的大人しい乗り味を持つ大衆車ですが、GTIはベース車とは違うハイパワーのエンジンを搭載し、いわゆるホットハッチというタイプのスポーツカーに生まれ変わっています。

またボディの剛性強化や足回りの改良など様々な部分に手が入っており、もはや別物の車になっています。スペック面ではWRX STIより少し控えめですが、それでも優秀なスポーツハッチバックです。

ゴルフGTIはドイツで生産される車で国内には輸入という形で導入されているので、納期にはおよそ半年必要となっています。

WRX STIの納車後・納車式の口コミ・レビュー

では最後にWRX STIが実際に納車された方のレビューをご紹介します。

こちらの方は人気のあるスバルブルーのWRX STIを先日納車され、非常に喜んでおられます。

早速サーキットなどでも走行される予定があるようで、WRX STIの高い走行性能を発揮できるのは良いですね。

こちらの方はホワイトのWRX STIを納車されましたが、各所にブラックのアクセントが入っているために引き締まって見えてかっこいいですね。

WRX STIはスバル車の中でもかなりスポーティな外見をもっており、車好きにはたまらないものとなっています。