「車を選ぶとき、何を重視するか?」

車の種類はいまや多岐に渡ります。

「ブランド感」「高級感」「走破性」「安全性」「コスパ」…まさに十人十色。

しかし、いまだにこう答える者がいるはず。

「速い車!乗るなら、加速力がある車がいい!!」

いつの時代も、男は速さに憧れるもの。

そして同時に、「高級感」や「居住性」も求める、欲張りな生き物なんですよね。

私自身そうなので、気持ちがよくわかります!

そこで、おすすめなのがトヨタ「アリスト」! 速さと高級感を求めているなら、まさにドンピシャの1台です。

今回は、アリストの魅力を徹底的に解剖していきたいと思います!購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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アリストの加速性能

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1991年に登場した高級セダンのアリストですが、2004年に製造が終了し、レクサスブランド「GSシリーズ」へ移行しました。

販売から10年以上経つアリストですが、今でも中古市場で取引されています。特に4灯ヘッドライトの2代目モデル(JZS16#型)が大人気で、街でもよく見かけますよね。

その魅力は、なんといっても加速の速さ!ネットで検索すると、「アリスト 速い」「アリスト 加速力」などが候補に挙がるほどです。

「その加速性能とは、実際にはどれほどなのか?」

今回は特に人気の、2代目アリストについてまとめてみました。

トヨタが生んだ名機「2JZ」エンジンを搭載!

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車好きなら「2JZ-GTE」エンジンという名を、一度は聞いたことがあると思います。トヨタの長い歴史の中でも、最強と称えられるエンジンユニットです。

直列6気筒DOHCをツインターボで武装した2JZエンジンは、当時アリストをはじめ、「クラウン」「マークⅡ」「ソアラ」の上級グレードに搭載されていました。

これらハイパフォーマンスモデルは、90年代を大いに盛り上げた車ですが、2JZの名を最も世間に知らしめたのは「スープラ」の存在でしょう。

1993年にフルモデルチェンジされ、2JZエンジンを載せた本格スーポーツとして登場した4代目(A80型)スープラは、流線的フォルムと圧倒的な運動性能で、大ヒットを記録。日本だけでなく、北米でも大流行しました。

スープラといえば、ル・マン24時間レースや、SUPER GT 500クラスに出場したことでも有名。「スカイラインGT-R」や「NSX」と共に、第一線で活躍しましたね。

レースで使用していたのは、ヤマハがフルチューンした「3S-GTE」エンジンですが、モータースポーツへの参戦が、確実に2JZエンジンを知らしめるきっかけとなりました。

異名は「直線番長」

スープラの大活躍に続く形で、1997年に登場した2代目アリストは、2JZエンジンを採用したことで評判を呼びました。また、フルモデルチェンジを機にデザインも全面刷新、新たに生まれ変わったエクステリアも大好評。

ターボ(V300)とNA(S300)の2種類のモデルが用意され、V300は今でも買い手数多の人気ぶりです。V300のスペックはこちらをご覧ください。

型式 TA-JZS160
エンジン型式 2JZ-GTE
最高出力 280ps/5600rpm
最大トルク 46.0kg・m/3600rpm
総排気量 2997cc
10モード/
10・15モード燃費
9.4km/リットル
全長×全幅×全高 4805×1800×1435(mm)
ホイールベース 2800(mm)
車両重量 1610kg
駆動方式 FR

注目すべきは、最高出力280ps、最大トルク46kg・mという点ですね。並みのスポーツカーでは太刀打ちできないほどの高スペック。

2JZ-GTEエンジンの過給機設定は、「2ステージ・ツインターボ」といわれるもので、低速域で1機、高速域では2機のタービンを稼働させる仕組みです。

目安として、2500~3000rpmの領域なら1機のタービンで加給しますが、5000rpmを超えると2機目のタービンが稼働し、暴力的な加速を披露します。0-100km/h加速タイムは、公表値で6.1秒。この数字は本格スポーツカーの領域です。

静止状態から、わずか6秒で100km/hに達するわけですね。この高級車とは思えない加速性能から、「直線番長」というニックネームで呼ばれました。

ただ、「直線」という言葉からわかるように、この呼び名にはこんな皮肉が込められています。

「ストレートの加速力のみで、コーナーリングは弱い」

あくまでも高級車ですから、サスペンションやボディ剛性は一般的なものです。コーナーリングでは、スポーツカーに一歩及びません。

海外でも高評価

海外では初めからレクサスブランドとして、「GS300」「GS430」の車名で販売されていたアリスト。前に少し触れましたが、「ラグジュアリ&スポーティ」な車として北米を中心に人気を博しました。

当時日本は、エンジン出力(馬力)の上限を、280psに規制していた時代です。やむを得ず、といった感じで、アリストも出力を抑え込まれました。

しかし、手を加えると本来のパワーを発揮することができ、1000psにも達するそうです。アメリカでは最近、改造のベース車両として大ブームの様子。ゼロヨンレースで大活躍しているみたいです。

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実際の加速感

アリストの加速性能についてはこれくらいにして、次はネットの反応を見ていきましょう。実際にアリストの加速を味わった人たちは、こんな反応をしています。

アリストの武器は、なんといっても加速性能です。2JZエンジンは、アリストを語る上で絶対ハズせません。直線番長の名も必ず登場しますね。

しかし、それだけではありませんよ。エンジンの高出力を抑え込むため、ブレーキ性能も高いんです。遅い車ならともかく、速い車は、そのスピードを殺せるブレーキが絶対に必要ですからね。

高級セダンは重厚なつくりをしているため、車体が非常に重たい。大排気量であっても、加速がもたついてしまいます。ラグジュアリなつくりは、運動性能を殺してしまうのです。

その点、アリストは高級セダンとは思えないほど軽やかに動きます。

スポーティな挙動は、私たちに車を駆る歓びを与えてくれます。高級感に、楽しさが付随するなんて、こんな国産車は当時アリストくらいのものでしょう。

「スカイラインGT-R」「インプレッサWRX」「ランサーエボリューション」…、世界で活躍する本格スポーツと比べると、さすがに遅い(純正状態なら)。もはやジャンルが異なりますからね。

それ以外の、例えばセルシオといった高級セダンと比べると、圧倒的にアリストの方が速いです。

4L超えの大排気量で、0-100km/h加速は7秒台と、セルシオも街中では十分な加速力を誇ります。しかし、2JZを心臓に持つアリストは、本格スポーツ以外に劣ることはないでしょう。

こちらの動画は、アリストVSアリストのゼロヨンバトルを撮影したもの。サーキットで行われた合法レースですね。

映像からわかる通り、まさに暴力的な加速です。見たところ、一通り手が加えてあるため、純正状態ではありませんね。2JZエンジンは、少しチューニングしただけで、300psは軽く超える代物です…。

余談ですが、私がアリストをカスタムするなら、こんな感じに仕上げたいですね。

高級車のカスタムといったら、「シャコタン」「大径ホイール」「ネガティブキャンバー」といった、VIP系といわれるジャンルですが、個人的には好みではありません。

適度に車高を下げ、高級感を残しつつ、スポーティ要素を取り入れた雰囲気に仕上げたいです。まさに、こちらのマシンが理想に近いですね。

他の車と比較すると

最後に、加速性能を他車と比較してみたいと思います。比較対象にしたのは、「日産 ステージア」「トヨタ 86」「ホンダ シビック」の3台です。

高級セダンとの比較ではピンとこないと思いますので、スポーツモデルを選びました。

日産 ステージア オーテックver 260RS

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2代目アリストと同時期に登場したステージア。当時、高級感のあるルックスにワゴンの実用性、そしてスポーティな走りで大ヒットしました。この記事を目にしているみなさんなら、ご存知ではないでしょうか?

この車、なんと1997年のマイナーチェンジで、スカイラインGT-R(R33型)のパーツを移植したモデル「260RS」がリリースされました。もちろん、GT-Rの「RB26」エンジンを搭載。なんだかアリストと似た仕様。

今でも伝説に語られるこの車ですが、直線の加速性能に関していうと、アリストに軍配が上がるようです。

「高級感」「加速」ならアリスト、「実用性」「コーナリング」ならステージアといったところでしょうか。アリストとステージアで迷う方は、参考にしてみてください。

現行型 トヨタ 86

トヨタ 86

現在発売されている車と比較してみましょう。同社の86といえば、ピュア・スポーツクーペということで、現在も順調に売れていますね。

86といえば、スバルと共同で開発され、NA(自然吸気)2Lの水平対向エンジンを核にしています。

スタイリッシュな走りで人気ですが、0-100km/h加速の公表値は6.8秒ということで、加速に関してはアリストの方が上です。

同様に、NAエンジンでクーペの現行フェアレディZ(Z34)も、加速についてはアリストに及ばないようですね。排気量は3.7Lありますが、やはり、単純な加速勝負ではツインターボに分があります。

現行型 ホンダ シビック タイプR

ホンダ シビック タイプR

最後はシビックと比較してみましょう。90年代のスポーツカーブームの頃は、ホンダの十八番「高回転エンジン + FF(前輪駆動)」という、小型軽量スポーツのイメージでしたね。Vテックの高回転サウンドは、胸を熱くさせました。

しかし、現行モデルは「ターボ + 4WD」に、長さ4.5m、幅1.8m、車重1390kgという変貌ぶりです。最高出力320ps、最大トルク40.8kgと、エンジン性能もかなり印象が変わりました。

そんなシビック タイプRですが、0-100km/h加速のタイムは5.7秒です。これには、さすがにアリストも及びません。とはいえ、アリストも6.1秒なので、コンディションによっては、いい勝負かもしれません。

ともかく、15年以上前の高級車が、現行スポーツモデル相手に、ここまでいい勝負委ができるとは…。高級感と加速性能を両方味わいたいなら、かなり満たしてくれることでしょう。

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この記事を書いた人

庄司憲正
庄司憲正
工学部機械系学科出身、専攻は内燃機関。大学時代のサークルは自動車部、アルバイトはガソリンスタンド。卒業後は石油タンカーで機関士として働いていた経験があり、エンジンまみれの生活を送る。インプレッサWRX(GDB-C)→フェアレディZ(Z33前期)と乗り、現在はレガシィB4(BE5-D)が愛車。