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WRX STIの加速性能を解説!0-100km/h加速タイムはどのくらい?

かつてWRCを制し、世界の頂点に立った車「インプレッサ WRX」。

ニーズに合わせ、現在は「インプレッサ」と「WRX」という別ネームとなってしまいましたが、インプレッサWRXの英雄譚は、今後も語り継がれて欲しいものです…。

話が逸れましたが、今回はそんな名車の血脈を宿した後継モデル「WRX STI」の加速性能について解説をしていきましょう!

普通車と一線を画した加速性能を、「0-100km/h加速」や「オーナーの口コミ」なども参考にしながら、元GDB乗りの私が紹介していきたいと思います!

WRX STIの加速性能

スバル WRX STI

「インプレッサ WRX」といえば、スバルの誇る「AWD」、堅牢な「高剛性ボディ」、そして「ドッカンターボ」と評される水平対向4気筒ターボ「EJ20型」エンジンが特徴です。

その加速性能は、世界を舞台に磨き続けてきた「技術の結晶」といえるでしょう!

ラリー競技で泥臭く鍛えられたエンジンやシャシーによって、低速からガツンとトルクを発揮するので、インプレッサは「ドラックレース」でも人気のあるモデルです。

後継モデルのWRX STIは、「インプレッサ」のネームが外されましたが、その実力はいかほどでしょうか?

0-100km/h加速からわかるWRX STIの加速性能

まずは、単純に「どれくらい速いのか?」紹介したいと思います。加速性能をイメージするのに役立つのが、発進から100km/h加速に達するタイム、通称「0-100加速タイム」です。

一気に100km/hまで加速する機会なんて、実際にはほとんどありませんが、加速性能の指標としては有効といえるでしょう。

ポイント

WRX STIについては、このタイムが「4.7秒」と公称されています。

発進から5秒かからずに100km/hへ達するので、かなりの加速力であることがわかりますね!オーナーさんの間では、「ノーマルで4.4秒出る」ともいわれていますが、公称値を信用しておきましょう。

ちなみに、先代モデルの「インプレッサ WRX STI(GVB型)」が0-100km/h加速タイム「4.9秒」といわれているので、加速性能に関しては進化しているようです!

エンジン性能をチェック!

WRX STI エンジン

「じゃあ、エンジンのパワーってどれくらいあるの?」

加速性能がイメージできたところで、次はエンジン性能が気になりますよね!こちらは、スバル公式ページから抜粋したWRX STIのエンジン性能表です。

項目諸元
エンジン型式EJ20型
種類水平対向4気筒DOHC16バルブ ICターボ
排気量1,994cc
最高出力329PS/7,200rpm
最大トルク44.0kg・m/3,200~4,800rpm

排気量は従来通り2.0Lですが、出力は最高で329PS、トルクは最大44.0kgf・m!

この性能は、NA(自然吸気)エンジンに例えると、3.5Lクラスの数値に匹敵します!

「EJ20型」は、「ショートストローク」の形式をベースに過給機を合わせることで、高回転高出力を誇る生粋のスポーツユニットです。2,500~3,000rpmを超えブーストがかかったとき、爆発的なトルクを生んで推進力を得ます。

過去のインプレッサ WRXに比べると、回転フィーリングが滑らかになり、エキゾーストがマイルドになりました。エンジンが唸らないので、アクセルを踏んでいると「もう100km/h?」という感覚。

今ではすっかり静かになってしまいましたが、個人的には、スバル車の「不等長サウンド」が大好きでした…。現行スバル車の「パワフル&クリーン」なキャラクターも魅力的ですけどね!

ボディの作りこみもバッチリ!

WRX STI ボディ

加速性能に重要なのは、なにもエンジン出力だけではありません。

ボディの「軽量性」「剛性」なども非常に大切なのです!パワーがあっても、ボディが重ければロスが大きいですし、ボディが弱ければパワーに負けてしまいます。

WRX STIは、機械的なメカニズムを徹底的に追及され作られているので、限りなく理想に近いボディ構造をしています。効率よく剛性を確保することで、車重は従来と同程度の「1,480kg」に留められました。

結果として、エンジン性能に対して軽量なボディが生まれたのです!

出力・トルクが負担する重量を「パワーウェイトレシオ(以下、PWR)」「トルクウェイトレシオ(以下、TWR)」と呼びますね。

これは、加速性能にとって非常に重要なものですが、WRX STIはトップクラスの数値を確保しているのです。

以下は、WRX STIのPWR・TWRの数値です。

  • PWR:4.50kg/PS
  • TWR:33.63kg/kgf・m

さらに、スバルの優れた駆動技術「シンメトリカルAWD」によって、この性能を効率よく路面へ伝えることができるのも、加速性能においては大きなアドバンテージとなります。

実際の加速感

数字やメカニズムを解説しただけでは、いまいちピンときませんよね?

というわけで、実際のオーナーさんの投稿をご覧いただきたいと思います。TwitterやYouTubeからいくつかピックアップしてみたので、紹介しましょう。

Twitterでオーナーの投稿をチェック

こちらのオーナーさんはWRX STI(VAB)の加速に慣れてしまったせいで、普通車に乗ると物足りなくなく感じてしまったようです。

スポーツカーに乗っているとよく起こる現象ですよね。私は過去にインプレッサ(GDB)乗っていましたが、レンタカーを運転したときによく感じていました。

WRX STIの方が、このギャップはすごいでしょうね…。

加速性能が高いので、人数を乗せてもパワー不足にはなりません。そして、加速力があるということは、ブレーキ性能も強化されているということなので減速も難なくこなします。

このように、トルクが確保されていれば走行性能だけでなく、実用性も高いレベルで発揮できるのです。

こちらの方もWRX STIに試乗して、加速力の大きさに驚いているご様子。

300PSを超える馬力を有しているので、街乗りでは持て余すほど。普段使いにはハイスペック過ぎる気はしますが、車好きにとって、性能の高さは一種のロマンですよね!

こちらの方も試乗して、その仕上がりに大満足のようです!

わずかな距離を走っただけで、クオリティの高さをしみじみと感じたみたいですね。もはや「褒めるポイントしかない」と評しているほど!

加速性能についてはもちろんのこと、制動もハンドリング、そして「走る愉しさ」が詰め込まれた、本物のスポーツカーなのです。

YouTubeで加速動画をチェック


こちらは、メーターパネルをメインに撮影した加速動画です。1分あたりから加速が始まります。

まずタコメーターが「280km/h」まで目盛りがあることに驚きですよね?普通車ならあり得ません。

そして注目の加速感ですが…100km/hまで一気に上昇しています!これが日本最高クラスの加速なのです!回転数も8,000pmという領域に達しています!


メーターだけでは味気ないので、外から撮影された加速動画もご覧ください。こちらは海外で撮影されたもののようで、見た感じではノーマル車両ですね。加速は2分から始まります。

世界に誇るスバルのAWDだけあり、4輪を路面にグリップさせてグイっと加速しています!これぞ4輪駆動のなせる加速!

これを見ていると、その昔、WRCを制した頃の映像が頭に投影されます…。

他の車と比較すると

加速感についてご覧いただいたところで、続きましてライバルと呼ばれる国産車と、その実力を比較してみたいと思います。

今回、比較対象に選んだのはホンダ「シビック TypeR」、日産「フェアレディZ NISMO」、レクサス「LC500」です。

レクサスだけ価格が上ですが、シビック・フェアレディZに関しては紛れもないライバル車なので、加速性能の違いが気になるところですね!

ホンダ シビック TypeR

ホンダ シビック TypeR

まずは、ホンダのフラッグシップスポーツ「シビック typeR」です。

高回転に特化した「VTEC」の進化系ユニットを採用しており、その加速性能は折り紙付き!

エンジンスペックの諸元はこちらをご覧ください。

項目諸元
種類水冷直列4気筒DOHC16バルブターボ
排気量1,995cc
最高出力320PS/6,500rpm
最大トルク40.8kg・m/2,500~4,500rpm
車両重量1,390kg
PWR4.34kg/PS
TWR34.07kg/kgf・m
0-100km/h加速タイム5.7秒

現行モデルは「2.0L VTEC ターボ」ということで、過去のシビックとはキャラクターがずいぶん違いますね。最高出力は320PS、最大トルクは40.8kgf・mに達します。

エンジンのパワーだけで見ると、WRXの方が数値としては上です。

車重が100kg近く重いのでPWR・TWRはいい勝負となりますが、それでもわずかにWRXが勝っています。

ポイント

加えて、0-100km/hタイムで見ると1秒近く速いので、発進からの加速性能についてはWRXの方が上手といえるでしょう。

VTECの性能を考慮すると、中~高速域の加速についてはいい勝負をするかもしれません。

日産 フェアレディZ NISMO

日産 フェアレディZ NISMO

「GT-R」をはじめ、スポーツカーに力を入れている日産。価格などを考慮すると、WRXのライバルとしては「フェアレディZ」が挙げられるでしょう。

エンジンスペックの諸元はこちらをご覧ください。

項目諸元
種類V型6気筒DOHC
排気量3,696cc
最高出力355PS/7,400rpm
最大トルク38.1kg・m/5,200rpm
車両重量1,540kg
PWR4.34kg/PS
TWR40.42kg/kgf・m
0-100km/h加速タイム5.1秒

フェアレディZの特徴は、なんといっても大排気量のNAエンジンから繰り出される、ナチュラルなトルクです。

排気量で勝ってるだけあり、最高出力はWRXを上回る355PSを発揮し、PWRはWRXを超えます。トルクはやや劣るものの、38.1kgf・mという力強さ。

ポイント

車重はありますが、3.7L NAのパワーによって0-100km/h加速タイムは5.1秒を記録しています!

とはいえ、「ターボ」と「AWD」のアドバンテージがあるため、単純な発進加速はWRXが上手です。排気量に差があるので、これ以上の加速となると勝負はわかりませんね。

レクサス LC500

レクサス LC500

レクサスブランドから2016年に登場したラグジュアリー2ドアクーペが「LC」。

外見は「エレガント&クール」な印象ですが、中身はパワフルな5.0Lエンジンを積んでいる、筋肉質なモデルです。

1,000万円を超えるモデルですが、あえて格上と比較してみましょう!

エンジンスペックの諸元はこちらをご覧ください。

項目諸元
種類V型8気筒DOHC
排気量4,968cc
最高出力477PS/7,100rpm
最大トルク55.1kg・m/4,800rpm
車両重量1,940~1,960kg
PWR4.07~4.11kg/PS
TWR35.21~35.57kg/kgf・m
0-100km/h加速タイム4.4秒

フェアレディZと同様、LCの特徴は、大排気量のNAエンジンから繰り出されるナチュラルなパワーです。

ただし、フェアレディを大きく上回る5.0Lエンジンによって、最高出力は477PS、最大トルクは55.1kgf・mというマッスルっぷり。

ポイント

V8エンジンで武装している分、車重は2t近くありますが、0-100km/h加速タイムは4.4秒を記録しています。単純な加速なら、LC500はWRXよりも速いです。

これは、5.0Lの大排気量によって力ずくで加速させているからでしょう。ボデイは2tありますが、PWRで見れば、WRXよりも小さい4.07kg/PSですからね。

WRX STIは国産最高クラスの加速性能!

というわけで、WRX STIの加速性能について解説してきました!

比較対象には挙げませんでしたが、国産車なら「GT-R」や「NSX」も格上の存在です。

さすがに「日本で最も加速性能が高い」とはいえませんが、トップクラスなのは間違いないでしょう。

むしろ、格上の1,000万円を超えるモデルばかりなので、コストに対する加速・走行性能は国産No.1ではないかと個人的には信じています!

以上、WRX STIの加速性能についてでした!