ボルボという自動車メーカーは北欧スウェーデンに本拠地を置くメーカーですが、ボルボの車にはドイツ車やフランス車などにはない独特な魅力がたくさんあります。

今回はボルボの車の特徴や魅力、また欠点などについてまとめてみました。

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ボルボの特徴、魅力・良さ

ボルボは正式名称をボルボ・カーズと言いますが、現在はスウェーデンにあるボルボ本社の傘下ではなく、中国の自動車メーカー吉利(ジーリー)の子会社となっています。

ボルボという会社自体の設立は古く、1924年にスウェーデン独自のメーカーとして成立しました。

設立当初は乗用車とトラックを生産していましたが、現在では乗用車部門を切り離して、トラック、建築機械、軍用ジェットエンジンなどの生産を行っています。

乗用車部門であるボルボ・カーズはボルボ本社との直接の関わりはなくなりましたが、現在でもボルボの名称を使用することは許諾されています。

中国メーカーの傘下に入った現在でも、ボルボ創業当時の理念を忘れることなく、独自の自動車開発を行っています。

ではボルボの車の特徴や魅力について、詳しくご説明していきましょう。

先進の安全技術

ボルボ 安全性能

ボルボのイメージとして誰でも挙げるのが「安全性」であり、創業当時の理念である「ボルボ設計の基本は常に安全でなければならない」というモットーに従って、ボルボの車には常に最新の安全技術が採用されています。

ボルボは昔から安全重視

ボルボは昔から安全性には定評のあるメーカーで、「世界一安全なファミリーカー」という代名詞を持っているほどです。

それもそのはず、初期のころからボルボの車の設計には「ヘラジカとの衝突」を考慮した設計がなされており、必然車の耐久性や安全性は高いものでした。

昔のボルボは外観からして非常に質実剛健で、ボルボ240などの直線だけで作られたかのようなボディはそれだけで壊れにくさを体現しており、事実衝突安全性では他社を寄せ付けないほどの性能を誇りました。

車の衝突安全性はどのメーカーでもかなり重視する項目であり、現在ではほぼすべての主要メーカーがかなりの安全性を持つ車を量産する時代になりました。

しかしその中にあってもボルボは安全性では一歩先を歩んでいます。

最新ボルボの安全装備

ボルボの安全装備は、基本となる衝突安全性の追求のみならず、近年は歩行者保護用エアバッグの標準化などで歩行者に対しての安全性の向上を進めています。

まず衝突安全性については、2016年のアメリカでの衝突安全性試験の評価で3車種が最高評価を受けるほど性能が高く、未だに世界最高クラスの安全性を持っていることが分かります。

この試験では車が様々な方向から衝撃を受けた時の安全性を評価しており、最高評価を受けるにはすべての項目で合格しなければならないほどハードルの高いものです。

ボルボは「2020年までにボルボに乗車中の事故による死傷者をゼロにする」ことを目標としており、その実現に向けて車の運転者や同乗者のみならず相手の歩行者も保護する安全装備を充実させています。

安全装備の中核はエアバッグであり、車の乗員保護のエアバッグ、サイドエアバッグ、カーテンエアバッグなどはもとより、歩行者のフロントガラスへの衝突を防ぐ歩行者用エアバッグも全車に標準採用する力の入れ具合です。

また近年多くのメーカーで採用が進んでいる自動ブレーキや誤発進抑制機能などもいち早く採用し、衝突を未然に防ぐ技術も力を入れています。

ボルボの目標は非常に達成が難しく困難なものですが、それでもボルボなら実現できるかもしれません。

何と言っても世界で最も安全にこだわったメーカーなのですから。

スカンジナビアンデザインの魅力

ボルボ スカンジナビアンデザイン

ボルボの魅力は決して質実剛健な安全性だけではなく、北欧ならではのスカンジナビアンデザインも大きな魅力の一つです。

スウェーデンやフィンランドといった北欧の人々は、ドイツやフランスなどの欧州とはまた違った感性を持っており、製品のデザインにはそれが顕著に表れています。

家具や雑貨など身近な製品でそれが感じられますが、いわゆるスカンジナビアンデザインの家具や雑貨には曲線を多用した、独創的で温かみのあるデザインが特徴です。

一見奇抜に見えますが、それでいて機能面でもかなり優秀なものが多く、非常に魅力的な製品が多いのです。

ボルボの最近の車のデザインにはこのスカンジナビアンデザインが多く取り入れられており、外観はドイツ車やフランス車などと完全に一線を画しています。

ボルボというと直線的なデザインのイメージも強いのですが、近年は曲線を多用した流線形のボディに、存在感を示すボルボのエンブレムでもある大型のグリルが組み合わさり、ありていに言えばかなりカッコイイ車が増えてきました。

以前は車の安全性が外観デザインに直結していたような車が多かったボルボですが、近年のスタイリッシュなデザインへの変革は新たな魅力をボルボにもたらしています。

北欧家具のようなインテリア

ボルボ インテリア

スカンジナビアンデザインが織り込まれているのは外観だけではなく、インテリアデザインでも顕著です。

ボルボのインテリアは本当に秀逸で、一見シンプルなのですが、よく見ると非常にクールで切れ味鋭いデザインなのが分かります。

特に運転席横のセンターコンソールは特徴的で、一枚の大きな板の上に数個のダイヤルとボタンが配置されただけの、シンプルかつゆとりを感じさせるデザインです。

日本車にありがちなゴテゴテしたボタン配置などは見る影もなく、非常にシンプル、かつスタイリッシュなのがボルボのインテリアです。

シートなども北欧家具に囲まれているようなホールド感のあるものを採用し、本革シートや本革の内装も積極的に取り入れています。

また要所要所に本物の木材を使った本木目パネルを採り入れており、クールなインテリアに温かみを感じさせるところがスカンジナビアンデザインの真骨頂です。

しかもこのデザインコンセプトは何も高級車だけではなく、エントリーモデルの C30やV40といった小型、中型車でも味わえるのは大きな魅力です。

実際私も最初C30のインテリアを見た時に衝撃を受け、インテリアのデザインだけで車を買おうとしたことさえあります。(結局実現しませんでしたが…)

ボルボの室内空間は、ただの車のインテリアという感じは全くせず、オシャレな自宅のリビングや書斎のようなプライベート空間を想像させます。

先進のクリーンディーゼルエンジン

ボルボ エンジン

ボルボが力を入れていることの一つにディーゼルエンジンの採用拡大があり、世界最高レベルのクリーンディーゼルエンジンを武器に世界中でディーゼル車を販売しています。

ディーゼルエンジンにしかないメリット

日本では誰かさんのせいで評判の悪いディーゼルエンジンですが、最新のクリーンディーゼルエンジンは黒煙や臭い煙とは無縁であり、昔とは文字通り比べ物にならないほどの進化を遂げています。

しかもディーゼルエンジンには従来からCO2排出量が少ないというメリットもあり、クリーンで地球温暖化対策になるクリーンディーゼルエンジンは欧州でも主流のエンジンなのです。

ボルボのディーゼルエンジンはその中でもかなりの最先端であり、世界一厳しいとされる日本の排気ガス基準をクリアしたうえで、6車種ものモデルにディーエルエンジンを採用しています。

さらにディーゼルエンジンの特性としてトルクの太さがあり、低速域での加速はガソリンエンジンの比ではありません。

トルクの太さは運転のしやすさにも影響するので、ボルボの車はどれも扱いやすいことで定評があります。

また燃費もディーゼルにしてはかなり良い方で、V40などは21.2km/Lと同クラスのガソリン車を上回る燃費をたたき出しています。

最新のディーゼルエンジンには環境性能と運転性を併せ持つ大きな魅力があり、ボルボを選ぶ中で興味深い選択肢になるのは間違いありません。

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ディーゼルエンジンを取り巻く環境の変化

ただ最近欧州で話題となっているディーゼル車の排出ガス規制逃れ問題でディーゼルエンジンは一気に苦境に立たされてしまい、ボルボは今後のディーゼルエンジン開発を中止することを決めました。

ボルボのディーゼルエンジンは排出ガス不正は行っておらず技術力だけで規制をクリアしていたのですが、今後さらに厳しくなる規制に対して技術力でカバーしようとすると、かなりのコスト増になるのが理由のようです。

今後は欧州でEVをはじめとする電動車へのシフトが急速に進んでいく様相を呈しており、ボルボも電動車(EVかハイブリッド)をすべての車種にラインナップすると発表しました。

どうやらボルボからディーゼルエンジンは消えゆく運命のようですので、その魅力を味わえるのは今しかありませんね。

ボルボの特徴、短所・欠点

ボルボは独特の魅力を沢山持つ良い車ですが、日本においては少々中途半端なメーカーと感じることがあります。

欠点というほど大きな欠点はないのですが、逆にボルボを選ぶ際の決定打に欠ける点があるのです。

輸入車としてのステータスの低さ

日本での輸入車とはその所有者のステータスを表すものという側面がありますが、ボルボはステータスとしてはそこまで高いイメージはなく、中途半端な立ち位置にいます。

ボルボがラインナップしている車種はコンパクトカー、SUV、中型セダン、大型セダンとありますが、大型セダンのS90にしてもいわゆる大衆車の域を出ておらず、例えばベンツやBMWには評価で遠く及ばない点が多いです。

その為ボルボというメーカーのステータスは一段低いものとみられ、必然顧客層もそうなります。

ボルボに近い立ち位置のメーカーとしてはドイツのVWですが、VWはそもそも会社の規模が違いすぎますし、同じ大衆車メーカーとしてみると圧倒的にVWの評判が高いのです。(但しディーゼルエンジンは除きますが…)

ボルボは決して悪いメーカーではなく目立った欠点もないのですが、日本における輸入車の立ち位置としてはやはり中途半端なのです。

決めてに欠ける商品性

ボルボの車の魅力は先にお伝えした通りで、安全性の高さとデザインの秀逸さに集約されます。

しかしそれ以外の走行性能や利便性といった部分では、他社車に対して優れた部分があまりなく、比較検討したりする場合にはボルボは決め手に欠ける場合があります。

これは私の実体験でもあるのですが、ボルボC30を検討している時に、同じ価格帯のVWと、国産車のスポーツクーペを比べてみたことがあります。

ボルボは確かにデザインが良くそれだけで欲しくなってしまうのですが、一方で車のパワーや走行性能ではほかの車が一歩抜きんでており、結局ボルボに決めきれなかったのです。

またボルボのディーゼルエンジンなども確かにクリーンで優秀なエンジンではあるのですが、同じくらいのパフォーマンスをもつ車はほかにもたくさんあり、走行性能という面で比べてみるとボルボは今一歩及ばないことが多いです。

結局、ボルボの車はデザインと安全性以外はすべて平均レベルであり、また価格も国産車より高く、輸入車ではVWと同等ぐらいなので、よほどボルボの魅力に惹かれた時でもなければ、選びにくい車ということでしょう。

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この記事を書いた人

佐藤茂道
佐藤茂道
某自動車メーカーのエンジン部門で開発経験あり。子供の頃から車雑誌を切り抜きし、高校ではオートバイ・車にどハマりする。就職する際に、某自動車メーカーを選び、仕事でもプライベートでも車漬けに。今は日産スカイラインR33が愛車。