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ステップワゴンは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!

ホンダ ステップワゴンはホンダの中型ミニバンで、ホンダのミニバンのなかではもっとも販売台数が多い車です。

そんなステップワゴンですが、国産車ということもあり信頼性は高そうに見えますが、実際に故障のしやすさはどうなのでしょうか。

今回はステップワゴンの故障率についてご説明します。

ステップワゴンの故障率

ホンダ ステップワゴン

ステップワゴンは1996年に登場したミニバンで、現行車で5代目を数えるほどの大人気車です。

背の高いトールサイズミニバンはステップワゴンから始まったといっても過言ではなく、さまざまなミニバンの基本型を確立しました。

現行の5代目は2015年に登場しており、フルモデルチェンジは頻繁に行われています。

そんなステップワゴンですが信頼性の面でも悪い噂はあまりなく、トヨタや日産のミニバンと遜色ない売り上げを誇っています。

ではステップワゴンの信頼性について、実際のデータをもとにご説明します。

ホンダの故障率データ

ホンダに限らず車の故障率のデータはメーカー自身が収集しているものですが、このデータは非常に秘匿度の高い機密情報であり、一般に公開されることはまずありません。

そのため車の故障率を調べようとすると車種ごとのデータでは参考にできないため、メーカーとは別の民間調査会社のデータを見る必要があります。

米国J.D.パワー社はさまざまな事柄について調査、発表している会社で、車の信頼性についても「自動車耐久品質調査」という調査をおこなっています。

これは各国市場でメーカーごとの車の故障率を聞き取り調査して収集、ランキング化したもので、新車購入から3年~5年の間に起こったトラブル件数を実際のオーナーに聞き取り調査をしています。

2017年 日本自動車耐久品質調査

ランキングメーカースコア
1トヨタ59
2レクサス63
3ホンダ74
業界平均74
4メルセデス・
ベンツ
75
5スズキ79
6三菱80
6日産80
8ダイハツ82
8スバル82
10MINI88
11マツダ93

参考:2017年 日本自動車耐久品質調査

最新の調査ではホンダは日本メーカーのなかで高い信頼性を誇っており、第3位につけています。

トップと2位はどちらもトヨタグループが独占しておりさすがといえますが、故障の少なさを表すスコアを見ると1割増しくらいであり、業界平均スコアは上回っています。

ステップワゴン単体の故障率ではないものの、ホンダ車は全体的に信頼性の高いメーカーといえるでしょう。

日本のメーカーごとの故障率は以下の記事で詳しく解説しているので、こちらもあわせてご参照ください。

トヨタのロゴトヨタは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説! 日産ロゴ日産車は故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!

ステップワゴンは正常進化

ホンダの車は昔から革新的な技術を積極的に取り入れていくことが特徴でしたが、その反面ひとつのモデルから次に繋がらないことが多く、モデルが途絶えがちになることがあります。

しかしステップワゴンはすでに5代目を数えるほど続いており、ホンダ車としては珍しく正常進化を続けている車といえます。

車の信頼性はそれまでの技術の積み重ねの結果であり、モデルが途絶えるとその積み重ねも一部失われてしまいます。

その点ステップワゴンはホンダのもつミニバンのノウハウがつまっており、信頼性の積み重ねもかなりのものがあるでしょう。

基本的には車の寿命と言われている年式10年、もしくは走行距離100,000kmまでは主要部品の耐久性は確保されており、基本的な消耗品の交換のみで済みます。

しかしのちほどご説明するような、ステップワゴン特有の弱点もあるようなので、そこは注意が必要です。

なおホンダとしての故障については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

ホンダのロゴホンダは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!

中古のステップワゴンの故障しやすさ

ステップワゴンは20年以上にわたって販売され続けているモデルで、初代から5代目までさまざまな種類があるものの中古車市場では非常に見かける台数の多い車です。

基本的には前述の10年100,000kmが判断基準の大きなものとなり、古いステップワゴンではさまざまな部品の経年劣化が進むため、修理の必要なトラブルは増加傾向にあります。(走行距離の限界については、以下の記事をご参照ください。)

車のメーター中古車は走行距離が何万キロまで安心して乗れる?答えはこれだ!

逆に現行型やそのまえの4代目であればまだまだ状態のよい中古車はたくさんあり、そういった車ではトラブルはまだまだ少ないです。

ステップワゴンは昔から人気が高くて台数が数多くでており、また買い換え需要も強い車種ですので、中古車の選択肢は非常に広いものとなります。

その分見極めは大変ですが、根気よく探せば値段とクオリティがみあって故障の可能性の少ない車は必ず見つかるでしょう。

あとは中古車を買う際の基本的な基準さえ抑えておけば、安心して買えますよ。買う際の基準については以下の記事で詳細を解説しているので、こちらも参考にしてみてください。

中古車選び初心者が絶対意識すべき中古車の選び方の5つのポイント・コツ!

ステップワゴンオーナーの評判

ステップワゴンにどういう故障があったかは実際のオーナーさんのご意見を見るのがもっとも参考になります。

今回はTwitterからそういったご意見を集めてみましたので、3件ご紹介しましょう。

15年間故障のなかったステップワゴン

この方のステップワゴンはすでに15年が経過してかなり経年劣化は進んでいるはずですが、なんとこれまで故障はなかったそうです。

日本車でも15年も経過しては故障は増えるものなのですが、ステップワゴンはさすがの信頼性を発揮しているようですね。

ただこの状態に持っていくためにはしっかりしたメンテナンスや消耗品の交換が必要であり、それがあってこその無故障です。

スライドドアは経年劣化の故障部位

ステップワゴンなどのトールサイズミニバンにはすでに両側電動スライドドアが標準装備となりましたが、この便利なスライドドアは10年経過以降に故障することの多い部品です。

スライドドアの開閉機構にはいくつもの電子部品やモーター類、樹脂部品などが使われていますが、これらはおよそ10年を目処に耐久性が設計されていますので、古くなってくれば故障の可能性は高くなるのです。

エンジンの保証延長

4代目ステップワゴンのエンジンには固有のトラブルがあり、このエンジンが搭載された他の車種と合わせて保証延長のアナウンスがホンダから出ています。

詳しくはのちほどご説明しますが、エンジンの主要部分の修理が無償となるのはある意味ではうれしいものですね。

MEMO

もしステップワゴンの購入を考えているなら、値引き交渉の正しいやり方を覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

ステップワゴンの故障事例

ステップワゴンは故障が少なく信頼性が高いとはいえ、まったく故障しないわけではありません。

そんなステップワゴンの故障事例をいくつかご紹介します。

スライドドアの故障

前述のツイートにもありましたが、ステップワゴンが古くなってくると起こりやすいのがスライドドアの故障です。

スライドドアは初期のステップワゴンでは手動で開け閉めするものであり、さらに左側のみが開閉するようになっていました。

しかしミニバンの利便性への要求が高まると共にスライドドアは電動化され、さらに両側スライドドアにもなりました。

ただのスライドドアであれば故障する可能性は極めて低いのですが、電動化されたことで機構が非常に複雑になり、かつ電子部品や樹脂部品が多用されることで経年劣化での故障が起こるようになっています。

その寿命はおよそ10年、もしくは走行距離100,000km以内であり、車の寿命とされている数字と一緒です。(走行距離の目安の詳細は以下の記事をご覧ください。)

車の走行距離基準はこれを参考に!中古車の走行距離の目安を解説します!

これを越えるとスライドドアの部品に故障や破損が起こり、自動でスライドドアを開閉することができなくなります。

いちおう手動でも開閉はできますが、普段感じないスライドドアの重さに大変な思いをすることでしょう。それだけ重たいスライドドアですので、開閉機構には常に大きな負荷がかかっているのです。

修理にはASSY部品化された開閉機構の部品をまるごと交換する場合がほとんどで、およそ100,000円〜200,000円の費用がかかります。

一部の部品交換ですむ場合もありますが、ASSY部品は全体が劣化していることもありますので全部を交換する方が最善とも言えます。

とはいえスライドドアの修理は車の生涯にわたって1度がいいところですので、長くのり続ける場合には必須の修理とも言えるでしょう。

ラジエーターからの冷却水漏れ

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現行型ステップワゴンではまだ報告はありませんが、それまでのステップワゴンではラジエーターからの冷却水漏れが起こりやすいトラブルです。

ラジエーターはエンジンや車両からの冷却水を冷却するための熱交換器で、常に温度の高い冷却水が循環しています。

また細かい冷却用のコアからなっている部品なので比較的衝撃等に弱く、ステップワゴンのラジエーターもコアと部品の接続部から冷却水漏れが起こるようです。

ひとたび冷却水漏れが起こると自然になおらないばかりかどんどん進行して悪化するものであり、早急な修理が必要となります。

放置しておくと冷却水はどんどんなくなり、最悪エンジンのオーバーヒート等にも繋がります。

ラジエーターから水漏れすると水温は上昇傾向にあり運転席の水温系に異常が見られるでしょう。

そういう異常が見られた場合はすぐにディーラーや修理工場などに持ち込む必要がありますが、あまりに水温が高い場合は無理に自走せずに運搬してもらった方が懸命です。

修理にはラジエーター全体の交換となり、費用は50,000円ほどになります。

部品の規模にたいしてはそこまで高額の修理費用ではないですが、年式の古いステップワゴンには起こりやすいトラブルですので中古車には注意が必要です。

エンジンの保証延長

前述のツイートにあったエンジンの保証延長ですが、4代目のステップワゴンに搭載されている2.0Lエンジンにはエンジンオイルの異常消費の問題があり、メーカーから公式にアナウンスが出ています。

エンジンオイルはエンジンの潤滑や冷却に使われるものですが、その一部はエンジンのピストンの潤滑に使われており、どんなエンジンでもほんのわずかですが燃焼室にエンジンオイルが入ってガソリンと一緒に燃えています。

しかし対象となったエンジンでは、オイルの劣化や運転条件によってピストンとシリンダーをシールするピストンリングのシール性能が悪くなることで、燃焼室に混入するオイル量が増加してしまい、結果的にエンジンオイルが異常消費することとなります。

以下にメーカーが原因と見なす条件を転記します。

中低速走行から停止直前までブレーキを踏まずに減速するような運転等、オイル劣化に不利な運転条件下での使用頻度が多い場合、オイル劣化により発生したデポジット(*)がオイルリング周辺に滞留し、オイル戻し穴が詰まることでオイルリングのシール不良となり、オイル消費量が増えることがあります。

このトラブルが起こったエンジンはメーカーの無償修理の対象となっており、その保証内容は新車購入から9年まで延長されています。(通常は5年)

4代目ステップワゴンは2009年の発売ですので、2018年現在では初期型が保証対象ギリギリとなっています。

対象車種は次の通りとなっており、結構な台数が対象です。

 車種型式車台番号製作期間
ステップワゴンDBA-RK1RK1-1000054~
RK1-1032990
平成21年9月~
平成22年10月
RK1-1100001~
RK1-1112188
平成22年10月~
平成23年8月
RK1-1200001~
RK1-1213406
平成23年7月~
平成24年3月
RK1-1300016~
RK1-1300025
平成24年3月
RK1-5000001~
RK1-5000090
平成21年10月~
平成22年9月
RK1-5100001~
RK1-5100046
平成22年10月~
平成23年7月
RK1-5200001~
RK1-5200052
平成23年8月~
平成24年3月
DBA-RK2RK2-1000024~
RK2-1005032
平成21年9月~
平成22年10月
RK2-1100001~
RK2-1101911
平成22年10月~
平成23年7月
RK2-1200001~
RK2-1201788
平成23年8月~
平成24年3月
RK2-5000002~
RK2-5000039
平成21年11月~
平成22年10月
RK2-5100001~
RK2-5100019
平成22年10月~
平成23年6月
RK2-5200001~
RK2-5200017
平成23年9月~
平成24年3月
DBA-RK3RK3-1000004~
RK3-1000115
平成21年10月~
平成22年10月
RK3-1100001~
RK3-1100045
平成22年10月~
平成23年7月
RK3-1200001~
RK3-1200048
平成23年8月~
平成24年3月
DBA-RK4RK4-1000004~
RK4-1000044
平成21年10月~
平成22年10月
RK4-1100001~
RK4-1100027
平成22年10月~平成23年7月
RK4-1200001~
RK4-1200026
平成23年8月~
平成24年3月
ステップワゴン
スパーダ
DBA-RK5RK5-1000030~
RK5-1047617
平成21年10月~
平成22年10月
RK5-1100001~
RK5-1119816
平成22年10月~
平成23年7月
RK5-1200001~
RK5-1222386
平成23年7月~
平成24年3月
RK5-1300021~
RK5-1300107
平成24年3月
RK5-5000002~
RK5-5000100
平成21年10月~
平成22年10月
RK5-5100001~
RK5-5100037
平成22年10月~
平成23年7月
RK5-5200001~
RK5-5200033
平成23年8月~
平成24年3月
DBA-RK6RK6-1000012~
RK6-1005953
平成21年10月~
平成22年10月
RK6-1100001~
RK6-1102527
平成22年10月~
平成23年7月
RK6-1200001~
RK6-1202394
平成23年8月~
平成24年3月
DBA-RK7RK7-1000001~
RK7-1000106
平成21年10月~
平成22年9月
RK7-1100001~
RK7-1100064
平成22年10月~
平成23年7月
RK7-1200001~
RK7-1200060
平成23年8月~
平成24年3月

ステップワゴンだけではなく派生車のステップワゴン スパーダも対象となっており、台数が多かった分かなりの台数で、ほぼすべての4代目ステップワゴンが対象です。

いちおうリコールではないのですべての車に起こるトラブルではありませんが、新車でも中古車でも条件によっては起こる可能性はありますので、一定の注意が必要です。

メンテナンス時などにエンジンオイルが異常になくなっていたら、このトラブルの可能性があります。

ステップワゴンは買っても大丈夫か?

ステップワゴンは性能も使い勝手もよく、ミニバンとしてはかなり便利な1台です。

信頼性も高く故障も少なく、ファミリーカーとしては最適な車でしょう。

ただし走行距離や年式が古くなってくればそれ相応のトラブルは出てきますし、スライドドアの故障などはそれなりに起きやすいものです。

とくに中古車ではそういった車がよく出てきますので、見極めが大事になります。

これからステップワゴンを買おうと思っている方は、以下の記事もぜひご覧ください。購入の参考になりますよ。

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