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シエンタの月、年間の維持費を計算!高いのか安いのか比較して解説!

小型で小排気量ながら7人乗りを実現するミニサイズのミニバン、トヨタシエンタが売れています。

2018年9月11日には、ビッグマイナーチェンジがおこなわれ、さらなる使い勝手が向上が図られたシエンタを維持していくには、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。

月間と年間、長期的かかる費用をライバル車と比較して、シエンタはお得な車なのかを解説します。

月、年間の維持費

トヨタ シエンタ

トヨタ2代目シエンタは、トヨタ アクアとトヨタ ウィッシュのプラットフォームをつなぎ合わせて、スニーカーのような独特なデザインのボディを被せた車。

トヨタ ノア/ヴォクシー/エスクァイアよりも、小排気量でコンパクト。安価な維持費と高い使い勝手を両立させた車です。

新型シエンタ登場 維持費はどうなる?

2018年9月11日にマイナーチェンジが行われ、グレード整理が行われました。

主な変更点
  • 特別仕様車のG“Cuero”が最上級グレードに
  • エクステリア細部の意匠変更
  • インテリアの質感向上
  • 5人乗り仕様「ファンベース」の追加
  • 新色の追加
  • Toyota Safety Senseのアップデート
  • 燃費の向上

パワートレーンやボディサイズに大きな変更はないため、維持費などの大きな変更はありません。

マイナーチェンジで競争力を増したトヨタ シエンタの、もっとも売れ筋モデルであるハイブリッドモデルの中間グレード「HYBRID G(238万円〜)」をサンプルとして、購入したらどれくらいの維持費がかかるかを解説していきます。

なおシエンタの場合、グレード間での排気量やサイズの違いは無いため、維持費差は燃料代のみとなります。

月ごとにかかる費用

シエンタを維持するうえで、月ごとにかかる費用をまとめると表のようになります。

種類費用
駐車場代8,000円
燃料代3,420円
合計1,1420円

駐車場代

駐車場代は、平均的な8,000円を設定しています。都市部ではもっと高く、郊外ではもっと低くなるので注意しましょう。

燃料代

シエンタの燃費性能は3種のエンジンにより異なるため、搭載エンジンにより月あたりの燃料代が変わってきます。

エンジン種類JC08モード燃費実燃費走行500kmあたりの燃料代
1NR-FXE
(ハイブリッド)
28.8km/L 新型19km/L3,420円
1NZ-FKE
(アトキンソンサイクル)
20.2〜20.6km/L15km/L4,333円
1NZ-FE
(標準ガソリンエンジン・4WD)
15.4km/L13km/L5,000円

例を挙げると、シエンタのハイブリッドエンジンの実燃費は18km/L。仮に走行距離を月500km(=年6,000km)、ガソリン代を130円/lとすると、3,420円と算出できます。

通勤やレジャーなどで頻繁に使ったりして走行距離が多ければ、当然その分費用は増えることになります。走行距離が100km増えるごとに維持費はおよそ684円増えると考えましょう。

シエンタの燃費

月という短いスパンで見た場合の維持費は、燃料代が多くを占めます。

シエンタのエンジン特性から燃費性能を考察すると、長距離運転が多いほど低負荷時の燃費性能に優れるアトキンソンサイクルエンジン搭載車が燃費と車両価格の比率からおすすめですが、ストップ&ゴーが増える都市部では、ハイブリッドの性能がより生きてきます。

もっとも燃費に劣る標準エンジンは4WDにしか搭載されないため、雪国以外では有用とはいえないでしょう。

トヨタ アクアと同じハイブリッドシステムを搭載するシエンタ ハイブリッドが、あらゆる状況でバランスに優れ、もっとも安く維持できるシエンタです。

1年ごとにかかる費用

次に1年間にかかる費用を解説します。

種類費用
自動車税/軽自動車税34,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
合計124,500円

自動車税

毎年5〜6月ころに納税通知の来る「自動車税」は排気量に応じた税率が適応されます。

全グレードが1.5Lのシエンタに割り当てられる自動車税は34,500円。

ただし、排出される排気ガスの少ないシエンタ ハイブリッドの場合は、国土交通省の定める「グリーン化特例」により、新車購入翌年の自動車税が75%OFFの9,000円になります。

任意保険料

万が一の事故に備えるための保険として、保険会社と契約する「任意保険料」は、月7,000円として年間で84,000円ほどになります。

ただし、任意保険は車種やドライバーの年齢などの条件や加入する保険会社によって、金額が最大数万円ほど変わります。他の費用以上に個人差が大きいので、年84,000円の金額はあくまでも目安程度にお考えください。

また、ここでは任意保険を「年ごとにかかる費用」としていますが、月払いなど他の支払い方法もあることが多いです。

消耗品代

エンジンオイルやオイルフィルターなどのメンテナンス費用である「消耗品代」として年6,000円程度がかかります。

数年ごとにかかる費用

新車購入の場合は3年、それ以降は2年毎実施される車検の費用をまとめました。

種類費用
自動車重量税車検ごと15,000円(新車購入時は3年分22,500円→エコカー減税により0円)
自賠責保険料車検ごと26,000円(新車購入時は3年分37,000円)
車検基本料車検ごと50,000円
12ヶ月点検費用車検から1年ごと10,000円
合計101,000円

自動車重量税

自動車重量税は、自動車の重量に応じて税率が適合する制度です。

全グレード1t〜1.5tに収まるシエンタはが1度目の車検以降に収める重量税は翌2年間分で15,000円です。

ただし、シエンタはエコカー減税対象であるため、新車購入時に支払う3年分は100%減税対象。つまり0円となります。

自賠責保険料

交通事故時の被害者を補償する目的で徴収されるのが自賠責保険料。自動車重量税とともに車検時に納めることになります。

シエンタに限らず、普通車で自家用に使用される場合の保険料は、翌2年間分で約26,000円。車購入時は次の車検までの3年分で37,000円です。

車検基本料

車検基本料とは、車検ごとの法定点検費用と印紙代と車検代行代を足したものとし、シエンタの場合は2年分/50,000円ほどかかります。

ただし、車検費用はディーラーやカー用品店など業者の選び方によって、数万円ほど変わることがあります。

また車検の検査結果によっては部品交換や整備が必要となり、さらに数万円ほどかかるケースもあるので、50,000円の金額は目安としてお考えください。

12ヶ月点検費用

法定12ヶ月点検は車検と違い、義務ではありませんが、車を大切に乗りたいのであれば実施をおすすめします。

費用はおよそ10,000円。もし交換しなければいけない部品があった場合には、部品代が加算されます。

また、整備記録として実施をしておくことで、リセールバリュの際の査定にプラスに働きます。

シエンタの月ごと、年ごとの維持費は?

トヨタ シエンタの維持費を月ごと、年ごとの表にまとめました。これにより一定期間内における平均的な維持費がわかります。

月ごとの維持費

シエンタを維持するために数年サイクルでかかる費用を、ひと月あたりに換算した表です。

種類費用
駐車場代8,000円
燃料代3,420円
自動車税/軽自動車税2,875円
任意保険料7,000円
消耗品代500円
自動車重量税625円
自賠責保険料1,083円
車検基本料2,083円
12ヶ月点検費用416円
合計26,002円

年ごとの維持費

シエンタを維持するために数年サイクルでかかる費用を、1年あたりに換算した表です。

種類費用
駐車場代96,000円
燃料代41,040円
自動車税/軽自動車税34,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税7,500円
自賠責保険料13,000円
車検基本料25,000円
12ヶ月点検費用5,000円
合計312,040円

その他の費用

基本的な維持費に加え、他にも車に乗るうえでかかる費用をまとめました。

タイヤ代

シエンタのタイヤサイズは標準サイズが185/60 R15。タイヤの価格は1本あたり6,000〜12,000円。

メーカーオプションタイヤサイズが195/50 R16。タイヤの価格は1本あたり7,000〜13,000円。

一般的な使い方では、およそ2年毎のタイヤ交換が必要です。

タイヤの摩耗は、車重が重いほど、速度が速いほど減りやすい傾向にあります。7人フル乗車で高速道路を頻繁に走行するといった使い方であれば、さらに摩耗は進みやすくなるでしょう。

タイヤの状態をまめにチェックし、タイヤによって摩耗状態に差があるようなら早めのローテーションをおすすめします。

ローン金利

ローンで車を購入した場合は、車両価格に加えて金利がかかります。

また、どこから借りるかでも金利は大きく変わってくるため、慎重に選びたいところです。

  • ディーラーローン 年 5%~7%
  • 銀行 年 2%~4%
  • 信販会社 年 1.9%~8.4%

高速料金

高速道路は信号もなく車での長距離移動の要となりますが、交通料金が発生します。

料金は『150円(基本料金)+24.6円〜39.36円×距離(距離料金)×1.08(消費税)』で求めることが可能。一般的に、トンネルや橋などの工事に手間のかかる区間ほど高い距離料金が設定されます。

修理代・部品交換代

エンジンオイルなどの消耗品は5,000〜10,000km毎の比較的短いスパンで交換が必要ですが、エアクリーナーやブレーキパッド、ブレーキフルードやバッテリーなどの油脂類は、50,000km以上の長いスパンで交換されるため、法定点検時にしっかりと点検・メンテナンスを受けることが大切です。

また、メーカー側の不具合であれば無償で修理をしてくれる場合がありあますが、自身の過失での故障や消耗品の交換費用は自身で負担しなければいけません。

維持費に関する注意点

チェック

ハイブリッドカーを所有すると気になるのが、バッテリーの耐久性。

トヨタ シエンタに限らずハイブリッドカーは、一般的な車と同じ補機バッテリーの他に、ハイブリッドシステムを駆動するための大容量バッテリーが搭載され、もちろんこちらにも寿命があります。

トヨタが採用するニッケル水素バッテリーの保証期間は5年/10万kmですが、一般的な使い方であれば15万〜20万kmは性能を維持できる耐久性を確保。

ハイブリッド用駆動バッテリーの交換は、ほぼ考えなくてよいといえるでしょう。

ちなみに交換費用は?

ハイブリッド駆動用バッテリーが劣化してくると、確かに燃費性能が低下してきますが、明確な変化は感じ取れないでしょう。そのため、過走行気味の車両でも駆動用バッテリーが交換されるケースは稀なようです。

ちなみにトヨタ シエンタのニッケル水素バッテリーの交換費用は15〜20万円ほど。

他社のハイブリッドカーが搭載するリチウムイオンバッテリーはニッケル水素バッテリーに比べて高価なため、交換する際はシエンタよりはるかに高い部品代が発生します。

旧型(中古)の維持費

2015年に登場した現行型シエンタは2代目。2018年9月11日にマイナーチェンジをおこなったので、それ以前のシエンタは旧型となってしまいますが、ボディサイズやパワートレーンに大きな変更はないため、維持費はほぼかわりません。

新型の登場で中古市場に流れ込む旧型シエンタは、未使用であっても新古車扱いとなるため、優遇税制が適用されないことには注意が必要です。

初代シエンタは?

 

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2003年に登場した初代シエンタは、丸いヘッドライトで愛嬌のフロントフェイスは女性に大人気。

後に追加された新グレード「Dice」は、その名の通りサイコロをイメージした四角い造形で男性向けを意識しています。

どちらも小型で扱いやすいミニバンとして中古車で人気の車種ですが、基本的な維持費に関しては初代シエンタも2代目シエンタと大きな違いはありません。

強いて言うなら新型に比べて燃費性能が劣る程度。ハイブリッド搭載モデルはなく、現行型と同じ1.5Lガソリンエンジンと同じエンジンが搭載され実燃費は12km/L前後に落ち着いています。

中古車は故障に注意

初代、2代目シエンタに共通するトラブルとして、CVTの不具合とスライドドアの不具合、エンジンのスラッジによる加速不良の3点が多数報告されています。

とくにCVTを交換した場合は40万円ほどの修理費用がかかりますので、購入保証のきかない中古車の購入は少々不安。安心材料も買うという意味で、新車で購入したほうがお得といえるでしょう。

他の車と比較

トヨタ シエンタと同価格帯の3車種を挙げ1年ごとの維持費を比べてみます。

各車のグレードはシエンタと同じく、ハイブリッドモデルの中間グレードをピックアップしています。

ホンダ フリード ハイブリッド G・Honda SENSING

ホンダ フリード ハイブリッド

種類費用
駐車場代96,000円
燃料代43,333円
自動車税/軽自動車税34,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税7,500円
自賠責保険料13,000円
車検基本料25,000円
12ヶ月点検費用5,000円
合計314,333円

トヨタ シエンタと直接ライバルにあるのはホンダ フリード。

車重や車体寸法など、ほとんどのスペックがシエンタと同じため、維持費はシエンタとほぼ同額です。

マイナーチェンジ前のシエンタと比べると、フリードのほうが実燃費が上回っていましたが、マイナーチェンジでハイブリッドモデルの燃費性能を大幅に向上させたシエンタが逆転。

維持費合計では、新型を投入したトヨタ シエンタが一歩リードしています。

フリードの新車価格は6人乗りが250万円。7人乗りが252万。額面だけを見たならば、フリードよりも10万円ほど価格の安いシエンタがおすすめです。

スズキ ソリオ ハイブリッド SX

スズキ ソリオ

種類 費用
駐車場代96,000円
燃料代39,000円
自動車税/軽自動車税34,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税5,000円
自賠責保険料13,000円
車検基本料25,000円
12ヶ月点検費用5,000円
合計307,500円

スズキの小型車を拡張した形のスズキ ソリオは、トヨタ シエンタやホンダ フリードよりもコンパクト。

1tを切る車重は自動車重量税で1ランク下に適合し、さらに軽い車重は燃費のよさに直結するため、維持費はシエンタよりも10,000円弱安くおさまります。

しかし、全長が短いため7人乗りは用意されず5人乗り仕様のみ。

一人あたりの移動にかかる消費燃料で計算した場合は、シエンタのほうが燃費効率がよいことになります。

7人乗車での移動の機会があるならシエンタを選びたいところ。5人以下ならば、高い燃費性能で他車に差をつけるスズキ ソリオがおすすめです。

トヨタ ノア ハイブリッド G

トヨタ ノア

種類費用
駐車場代96,000円
燃料代45,880円
自動車税/軽自動車税39,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税10,000円
自賠責保険料13,000円
車検基本料30,000円
12ヶ月点検費用5,000円
合計329,380円

絶対的な広さと動力性能と望むならやはりMクラスミニバン。

トヨタ ノアはシエンタよりも一回り大きく、あらゆる場面で活躍してくれますが、シエンタよりも1ランク上の重量と排気量区分により、年間では15,000円ほど高くなります。

燃費性能は車格を考慮すれば優秀ですが、長期で見た場合には大きな差となって現れます。

普段は移動の足として使用し、週末はレジャーに活用するような使い方では、ミニバンコンパクトカー並の維持費で乗れるシエンタがおすすめです。

維持費は高いのか、安いのか

トヨタ シエンタの維持費は安いです。破格と言ってもよいでしょう。

かつては、7人乗りの重いミニバンに満足な動力性能を与えるには、最低でも2Lの排気量が必要でした。しかし近年のエンジン高出力化で、わずか1.5Lでも十分な動力性能を確保しています。

さらに動力補助と燃費向上に最適なハイブリッドシステムは、動力性能に対して税制区分を引き下げ、維持費を大きく低減させます。

おまけにガソリン車に比べリセールバリュも高いため、購入時の高い車両価格はほぼ相殺されるでしょう。

ポイント

トヨタ シエンタは安価な車両価格と維持費から、比較的若い世代の家族におすすめ。

また、コンパクトカーと同等の維持費で乗ることができるため、購入費用さえ工面できれば、学生でも十分維持できるでしょう。

シエンタの広い室内空間は、移動もできるユーティリティスペース。普通の車と一線を隔てるほどの広々した車内は、家族や仲間と一緒に多くの体験ができるはずです。

トヨタ シエンタは、税制優遇が適応している今が買い時です。