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プリウスの2ch(5ch)での評価まとめ!実際の意見をまとめて分析!

日本を代表する低燃費ハイブリッドカープリウス。

初登場から20年以上の歴史を持ち、カローラに代わる日本の新しいスタンダードカーとして君臨しています。

現行モデルでは熱効率を40%という驚異の高効率パワートレインへと深化し、世界最高水準の燃費性能です。

そんな燃費ばかりに目が行くプリウスですが、意外と居住空間から積載性能まで非常に優れた使い勝手の魅力もあります。

そんな国民的スタンダードと言えるプリウスですが、実際の評判はどうなのでしょうか。

ここではプリウスの良い評判や良くない話をまとめて検証していき、買うべきかどうかを検証していきます。

プリウスの2ch(5ch)での良い評価

プリウス フロント

待望のハイブリッド専用モデルとして、世界最高水準の燃費性能を誇るプリウス。掲示板などではどういった意見がかわされているのでしょうか。まずは良い点を見ていきましょう。

外観

新型プリウス、イメージカラーの赤よりも、ポップなライムグリーンか、精根なブラックマイカが一番似合う気がする
ライムグリーンはかなり惹かれるな。

現行型のプリウスはエモーショナルレッドという新型のキャンディカラーをテーマカラーに登場しました。

鮮やかな印象で先進性を感じさせますが、それ以上に奇抜なライムグリーンや定番のブラックマイカのほうが似合うという意見があります。

ライムグリーンは太陽光による熱の吸収を抑え、車内温度の上昇を抑える効果がある最新のカラーで、そういった面ではプリウスにはぴったりかもしれませんね。

従来型はかなり挑戦的なフロントマスクだったが、それがやや「普通のクルマ」方向に変更された。
とはいえそのフロントマスクは賛否両論で、編集部内では「全然変わってない」、「前のほうがよかった」、「まあマシになった」と意見が割れまくっている。

そろそろマイナーチェンジから1年ほど経過するプリウスですが、後期型が登場した際は賛否が別れました。

前期型が奇抜なデザインで登場した反面、マイナーチェンジで尖った部分を削ぎ落として普通にまとまっています。

MCプリウス見てきた。
デザイン落ち着いて悪くないと思うよ。

前期型の奇抜な外観で若者の需要を、そして後期型で従来のプリウスユーザーや前期型を受け入れられなかったユーザーの受け皿を作ったのではないかとも言われていました。

そんなこともあり、現行プリウスは落ち着いたデザインになったという意見が大半です。

マイチェンでフロントのウインカーがLEDになったの知らなかった!
こういう隠れた改良が他にもあるといいな

そしてウィンカーは電球からLEDへと変更されています。流行りのシーケンシャルウインカーではないのでなかなか変更に気づけませんが、しっかりとアップグレードするところはしています。

全体的に多くのユーザーが受け入れやすいように、落ち着いたデザインとLEDなど仕様向上を行割れたと見て良いでしょう。

内装

プリウス コクピット

内装が高級感になったと聞いていたが
内装は実物見たらそんなに質感アップは
してなかったな。
30プリより、ややマシかという程度やな。

現行プリウスは内装に高級感が出たという触れ込みだったそうですが、実際にはそれほど質感の向上は感じられなかったようです。それでも酷評されていた30型(3代目)プリウスよりはましになっています。

内装は20型に比べ高級になった感じはしなかった。
逆に部分的に安っぽいプラスチックが使われていた。
シートは20型よりかなり良いと感じた。シートポジションも「腰高」感が
無くなって丁度いい高さに感じた。

20型プリウス、つまり2代目プリウスを乗っている方の目からみると、現行型プリウスは安っぽいプラスチックが使われるなど、高級感が向上した印象はないという意見でした。

しかしシート形状はしっかり向上しており、腰高感などもなく丁度いい具合になっているようです。

走行性能

パワー感は30型より少しあるかなと思う程度、ブレーキは踏んだだけ効く感じでカックンブレーキではありません。
試乗コースがやや勾配のある坂の上りと下り、一般道のきつめのワインディングだったため、ハンドリングを堪能するためにはもってこいのコースで30型とは比較にならないことを実感しました。
道路への追従性が確かで急なコーナーでも安定して曲がります。

エンジンの効率が驚異の40%まで高められたプリウス。システムパワー自体は下がっていますが、30型プリウスよりパワーが感じられ走りやすいそうです。

その他にハンドリングの追従性も良くなっており、安定した走りができるとも言われています。

トヨタのTNGAやリチウムイオンバッテリーの採用によって、ボディ剛性や出力の向上など走行性能の向上も著しく良くなっているようですね。

出だしは4WDの方が間違いなく加速いいよ
パワーウエイトレシオがほぼ同じであれば理想的な後輪にトランクションが掛かるからね

現行モデルから追加されたハイブリッド4WD。実は同じプリウスでもハイブリッド4WDのほうが、出だしのパワーが有るようです。

前スレでオートメカニックの2WDと4WDの加速性能比較のレスがあったんで読んできたが興味深いね
30km/h弱迄の加速は4WDがコンマ3秒ほど早い。それ以降は2WDが追い付き60km/hまでほぼ一緒のタイム

出だしはリアモーターのアシストも有りその為、回転数も高くなるが途中でアシストが終わる
という事はリアモーターの駆動力が上乗せされるだけで駆動制御プログラムは一緒って事か
表記の馬力もトルク値も同値だわ

メカニックの方々も検証しているなど、4WDプリウスの話題性の高さが伺えます。

基本の2WD制御に4WDのパワーが追加される形で、後輪にもトラクションが掛かることで走り出しの加速効率が上がっているようですね。

ただ走り出しは4WDの方が良いですが、重量などの影響か途中からは2WDが追いついてくるようです。

安全性能

プリウス メーター

プリウスの現行51型ではTSSが全車に標準装備されたので、
その機能の一つであるプリクラッシュ・セーフティにより
衝突事故回避または被害軽減がサポートされます。

最近凄惨な事故が多く、プリウスミサイルなど悪い話題に事欠かないプリウス。

それを回避するためかマイナーチェンジ後はトヨタセーフティセンス(TSS)を標準装備としました。これで少しでもイメージの回復ができると良いですね。

HUD連動やったーと思ったはいいが
これで純正の糞高いナビ必須となったし複雑だ
安い社外探してたのに

現行モデルは前期であれば9インチ、後期であれば11インチの大型ナビにHUDが連動します。速度やナビなど、必要な情報をほとんど視線を動かすことなく得ることができるので、視認性を大きく向上させる装備です。

非常に喜びの声は多いですが、社外ナビを装着しようと思っていた人にとっては思わぬ誤算のようです。

燃費

Eグレードだけ燃料タンクが38リットルだね
こうでもしないとリッター40は超えなかったのかね

そしてプリウスの伝統ですが、現行モデルでも燃費特化のグレードがあります。さまざまな工夫をこらし最高の燃費を叩き出す、そんなトヨタの意気込みが感じられますね。

Eだけタイヤ空気圧違うんだなw

し~っ、
Eだけに対する40km/L超えの秘策なんだから
大きな声で叫ばないように…

そんななかでもどうやら一番重要なのがこのタイヤの空気圧のようです。

接地面積や変形が少ないほど燃費も伸びやすいですし、先程の燃料タンクの小型化や空気抵抗の低減など、さまざまな要因を使ってクラス最高燃費を出しています。

ここはプリウスの勝負どころでもあるため、妥協なく作られています。

乗り心地

プリウス 運転

走った感じはシッカリ感があり、長距離運転の疲労は少ないかも。
50km/hぐらいまでの加速は20型とあまり変わりなく感じたが、エンジン音は
少しマイルドで少し静か。走り出しの反応は20型のほうが良いと感じた。

試乗してきたけど、これは叩かれてもしょうがないと思うよ。
静粛性、乗り心地、シートがCセグトップレベルになってる。
ハンドリングも遊びがとても少なくダイレクトになってる。
エンジンの感じは変わらないけどそこは元々不満なかったし。

遮音ガラスの性能がスゴくいい

静粛性や乗り心地、シートの仕上がりはかなりよくできており、Cセグメントではトップレベルだという意見もあるほどです。

静粛性に関してはさすがトヨタとでも言うべきか、ホームページ上でも遮音ガラスの採用や接合部、フロアカーペットに至るまでしっかり対策がされていることが公言されています。

走行性能の部分でもお話しましたが現行モデルはTNGAの採用やハイブリッドシステムの改良によってハンドリング性能や走行案制定安定感が向上しています。

パワートレインは燃費最優先のセッティングのためか、走り出しや加速感などといったものについてはそれほど好印象な意見はありませんでした。人によっては20型プリウスのほうがアクセルレスポンスが良いと感じるくらいです。

パンク修理キットだと段差がないんだっけ?
でもパンク修理キットで修理したタイヤってちゃんと直せるの?
よく分からん

プリウスにはスペアタイヤがオプションで装着できます。ただパンク修理キットかスペアタイヤかでラゲッジスペースに段差ができるため、使い勝手に違いが出てくるようです。

荷物を乗せる機会が多い人は、ここはしっかり確認しておいたほうが良いでしょう。

プリウスの2ch(5ch)での悪い評価

車の構造や乗り心地が非常に好評なプリウス。では次に良くない評判を見ていきましょう。

外観

フロントタイヤハウスの上側が鉄板むき出し、左側はボルトが5本飛び出てる。勘弁してくれよ。
バッテリーは欧州仕様。

なんとコストカットが外側からもわかるようです。

ホイールアーチやボルトの飛び出しなど、人によってはほとんど気にならないかもしれませんが、ある程度の価格のする車ですからしっかり対策してほしいところです。

いくら不評だからって尖ってるところを削っただけだからか途端に芋臭くなったな。これじゃどっちがマイナーチェンジ後かわからん
PHVも同じだけど下方向に伸びて重心を下げてたテールランプを安易に切っちゃったから実物はかなり腰高に見えると思う

前期型のプリウスのデザインは確かに評判が良くなく、トヨタの社長もデザインがかっこよくないと切り捨ててしまうほどでした。

かといって後期型はデザインの抜本はそのままに、尖っていた部分を削り取るようなデザイン変更を行っています。

これによって落ち着いた雰囲気を出したようですが、実際には前衛的とも保守的ともつかないどっちつかずの車となったという意見が多くありました。

ただ無難な雰囲気はありますから後期のほうが受け入れられて入るようですね。

内装

プリウス シフトレバー

内装黒でも便器なのかよぉ
コンソールは黒にできるけど
シフト周りは青かウッドにしかできないのか

プリウスの前期型でひどく酷評されたのがコンソール周りの白いパネルでした。質感と色合い。形状のおかげで便器と言われています。ひどい話です。

ブラックの内装だと色合いがさらに目立ち、それはもう大変です。

実物は思ったほど変じゃない。
アクア比で室内は思ったより広くないね。
横方向には余裕があるけど。
新型なのに、まったくワクワクしなかった。
S契約してるけど、CH-Rまで待てばよかったかな…

車内空間もアクア比であってもそれほど広さを感じないとのことです。ボディサイズはありますから横方向は良いですが、燃費優先のボディ形状なので全高の低さがここで邪魔をしています。

コックピット周りが現行より安っぽく感じた
細かいけどA/C等のボタンも押した時の質感が下がった感じ
でもフェールリッドオープナーはプッシュ式になったのな

30型プリウスと比較しても安っぽくなったという意見もあります。ボタン一つの感触でも差が出ているようです。

こういったところにもこだわりを持っている人は、かならず試乗して確認したほうが良いでしょう。

他社Cセグより素材の質感で劣ってるから白でメリハリ付けてたんだと思ったんだがな
不評だからって黒一色にしちゃったらただ安っぽくなるだけじゃん

つまんねぇ内装になっちまったな(╹◡╹)

そんな酷評された内装も、マイナーチェンジでパネルは黒に統一されました。ただこちらの方の言う通りで、黒で統一されてしまうと質感の差でしか違いが出ません。

ソフトパッドなどの少ないプリウスではプラスチック感丸出しで安っぽくなっています。酷な話ですが前期型のほうがまだ質感とハイブリッドらしい先進性が演出できていたと言えます。

安全性能

プリウス クルーズコントロール

安全装置は最新のにして欲しいよ
オプションでも構わないけど広さとか気にしなけりゃカロスポの方が魅力的だな

今回のマイナーチェンジで一番嘆かれていたのが、この安全装備の貧弱さです。せっかくの仕様向上だと言うのにすでに他の車で採用されている重要な安全装備が実装されませんでした。

所詮はプリウスだからデザインは目潰ってもLTAとかと付けないで今更買う人なんか居ないだろに。嫁車に丁度いいと思ってたのに却下決定

見かけなんかどうでもいい、LTAがないのが致命的

そのうちの一つがこのレーントレーシングアシスト(LTA)です。追従式のクルーズコントロールが採用されていますから、あとはこのLTAがあるだけでかなり運転は楽になります。

ただトヨタ内では現在はアルファードやカムリといった上位車種にのみ採用されているものですから、それらとの差別化を目的としているのかもしれません。

しかし他メーカーではすでに軽自動車に出さえも採用されています。ここは怠慢だったと言わざるを得ないでしょう。

マイナーチェンジで夜間歩行者対応の自動ブレーキが付かなかったし。
これ本当に売れるのか?

さらに夜間歩行者対応ブレーキも採用されていません。

これだけプリウスの安全性が嘆かれ、イメージがダウンしている中で、これではあまりにも中途半端なマイナーチェンジだと言われても仕方がないでしょう。

乗り心地

プリウス 助手席から見たフロントシート

室内空間はなぜか30より狭く感じた。
シートは30よりだいぶマシ。
後方視界は案の定、絶望的。

乗り心地で重要な車内空間。やはり燃費優先のプリウスのボディですから車内高は低く、圧迫感はあるようです。

現行モデルは30型に比べ全高の高い位置を前に持ってきているので、居住性は向上しているはずです。しかし人によっては狭く感じてしまう人もいます。

その他にも後方の視界はよくありません。Cピラーは太く、完全に視界を塞ぐタイプですから車線変更や左折時の巻き込み確認など、よりしっかり意識していかなくてはなりません。

DOPの革調シートカバー(ホワイト)が気になるなぁ
座面がファブリックなのでツーリングにしないでシートはこっちにした方が蒸れなくてよさそうだ
最悪、シートが汚れたら交換もできるし
タイヤは17インチじゃない方が乗り心地良さそうだしタイヤ代も安いし
ただ、サスもツーリングは専用チューンらしいし試乗評価高いのもツーリングなんだよなぁ

ツーリングは試乗による評価が高いですが、その他の部分で残念に感じる人がいます。

ツーリングは本革シートを使っており質感が高いです。ただシートの汚れや劣化が気になる人にとっては、基準車のファブリックシートが良いという意見もあります。

その他にも強制的にタイヤが17インチになってしまうなど上位グレードの特別感はあるものの、乗り心地や維持費の面で辛い部分があります。

できればツーリングのサスペンションはそのままのグレードも欲しいですね

価格

50がデビューしたばっかりの三年前ならその価格と納期でも価値あっただろうけどな
あと3年やそこらでフルチェンジって考えるとこの装備で350は大いに疑問だわ
過走行気味安めの前期中古買って5年乗るとかの方がマシかもしれん

350出すならどうしてもプリウスってこだわり無けりゃ他の選択肢ありそうだけどねー
ここで言うのもなんだけど

価格に関してもあまり良い評判はありません。新型の頃は世界最高水準の燃費やプリウスブランドということもあり、価格の高さは許容されやすいです。

ただマイナーチェンジが行われた際には外観が無難になっただけで、その他目立った向上はないまま価格が上がっています。

もちろんマイナーチェンジでは値引きも抑えられますから、絶対的な価格が上がってしまいますから、不満が大きくなるのも仕方がありませんね。

さらにこの価格帯は同じトヨタ同士であればマークXやカムリといった上級セダンが狙えますから、プリウスに特別感がなくなってきた現在、なかなか選択肢には入りにくいでしょう。

その他

いま取説落としてきて確認した。P.34
。スピーカー交換は販売店の相談なしにはしないでください、とのこと。
交換の是非は販売店に任せるよ→スピーカーくらいなら黙認のコースかな?

なんか内張りにデバイス忍び込んでいるとか誰か書いていたよ。
勝手に剥がすと壊れるとか。

サイドエアバッグのセンサーが入ってる
スピーカー交換するとそれが正常に作動しない可能性がある

プリウスにはサイドエアバッグなどの安全装備がしっかり採用されています。

それらが誤作動しないようにセンサーが至るところに張り巡らされているため、DIYなどで王道のスピーカー交換でさえも簡単にできません。

これらは手軽にいじると怪我や事故の元ですから、必ずディーラーやショップで相談して交換したほうが良いでしょう。

DOPを見ると、TSSP付きはサス交換不可となってますね。
あと、検討していたLEDトップノットアンテナですが、ITS付きは不可・・・

これはプリウスに限ったことではないですが、緊急ブレーキを画像処理で行う以上手に入る情報はできるだけ正確でなくてはなりません。

ローダウンなどによってカメラ位置が下がったり傾きがつくなどすると非常に危険です。

プリウスは買いなのか?

総評

ポイント

デザイン

プリウスはプリウスらしい保守的だったデザインからとてもアグレッシブなデザインで登場しました。

もちろんそれは賛否両論ありましたが、マイナーチェンジによってそのデザインから飛ばした部分をごっそりはずしたデザインとなりました。

ポイント

落ち着いたデザインが好みの保守的な層には受けそうなデザインとなりましたが、現行プリウスのチャレンジャー的な風合いが薄れ、前期型のほうが良かったという意見さえあります。

その他にも外観からボルトの突き出しや鉄板むき出しのホイールアーチなど、コストカットした部分が見られてしまうのも残念な部分です。

内装は30型プリウスに比べると高級感が増したという意見が大半ですが、シフト部分などに使われるホワイトのパネルが評判が悪かったようです。

しかしそのパネルが後期になるとブラックのパネルとなり質感の向上もないため全体的に締まりのない野暮ったい内装になりました。価格なりの高級感を求める人にとっては絶望的な内容と言えます。

広さも人それぞれの意見で、実際には大きく変わらない印象です。試乗車等で実際に確認してみることが重要でしょう。

走行性能

エンジン性能は人によって20型や30型と変わらない、もしくはちょっとパワーがあるなどという意見がでています。

眼を見張るような進化は無いようですから、実際にはこれまでのプリウスと大きく変わった印象はないようです。

もちろんパワー自体はありますから高速などで急な加速が必要なときも十分に加速してくれます。安全装備にはミリ波レーダーと単眼カメラを用いたトヨタセーフティセンスが採用されています。

これはプリウスが発売した当時の水準のもので、最近の車に多い夜間歩行者検知やクルーズコントロール中のハンドル支援などといった最新装備は追加されていません。それが今回のマイナーチェンジの大きな不満点となっています。

乗り心地は新型プラットフォームや優れた足回りのセッティングにより、かなり良くなっています。シート形状や静粛性、快適性は好印象のレビューが多く出ています。

乗り心地を求めるのであれば専用セッティングがなされているツーリングが良いという声が多くあります。ただ17インチのタイヤは足回りの硬さやメンテナンスコストがかかるなど、素直には選びにくいです。

価格

価格に関してはマイナーチェンジの変更点がそれほど改善と感じられない点が多いようで、高いのではないかという意見が多くあります。

ハイブリッドシステムと安全装備の採用で価格の上昇はある程度は仕方がありません。ただその安全装備がユーザーの求めている部分の改善ではないということもあり、割高感があると言われています。

その他

プリウスにはローダウンや車好きにとっては当たり前に行われる社外スピーカーへの交換といったカスタムは、かなり制限が多いようです。

というのも至るところにセンサーが張り巡らされており、少しの電圧変更などで不具合が発生してしまいます。

フロントスピーカー部にはサイドエアバッグのセンサーがあり、それを交換すると電圧の関係で問題が起こるようです。DIYでカスタムを考えている人にはなかなか厳しい現実です。

買いかどうか

ここまで総評をしてきましたが、プリウスは買いなのでしょうか。結論としてはそれほどおすすめできません。

もちろんプリウスというブランドは確固たるものがありますからリセールなどは安泰ですが、おすすめできないのは3つの理由があります。

ポイント

まずプリウスをベースにしたハイブリッドモデルは、トヨタ内では多く存在していることです。絶対的な燃費の優位性を謳うにしても、システムの世代や車体形状は多少違えど実燃費は期待するほど伸びるわけではありません。

それなら生活スタイルに合わせたハッチバックやステーションワゴン、セダンなどといったモデルを選んだほうが良いでしょう。

次に価格の高さです。価格の項目でもあったとおり、これだけの価格を出すのであればより魅力的なガソリン車を選べます。プリウスに拘る理由もないでしょう。

そしてボディ形状です。燃費優先のボディ形状は車内は狭く、圧迫感があります。それにデザインもプリウスなのに奇抜であったり平凡であったりと賛否両論が出ており、実際に乗るユーザーとしても気になる人も多いでしょう。

この3つの理由によっておすすめできません。とはいえ世界最高水準の燃費やプリウスブランドに価値を見いだせる人には良いでしょう。

MEMO

なんだかんだ行って世界一の燃費を誇る車です。そこには十分に魅力がありますし、購入理由になります。

その他にもプリウスというブランドを指名買いするということも良いでしょう。なんだかんだで国内ではプリウス=ハイブリッドカーというイメージが出来上がってしまっています。

ハイブリッドは先進的な車というイメージもまだまだ染み付いていますから、ステータス性を感じることもできるでしょう。