トヨタ カムリは中型セダンのスタンダードな車種の一つで、スポーティなデザインも特徴の一つです。
今回はそんなカムリのサイズや寸法をご紹介します。
カムリのサイズ・寸法と広さ・大きさ
参考:toyota.jp
カムリはトヨタのセダンの中では上から2番目のサイズのセダンで、クラスとしてはDセグメントの中型セダンとなります。
トヨタはミニバン、コンパクトカー、SUVなど様々な車種をラインナップしていますが、依然セダンの需要も強く、高級セダンのクラウンやコンパクトセダンのカローラなど多くの車種があります。
カムリはその間を埋める中型車種として重要で、まず北米市場で絶大な人気を得た車種です。
その後日本市場にも導入され、以前マークⅡやマークXなどが担っていたクラスに投入されています。
カムリは車のサイズとしては結構大きめのセダンですが扱いやすいサイズ感でもあり、ファミリーカーとして使い勝手の良い車です。
またエンジンにはハイブリッドエンジンが搭載され、燃費も良好で使いやすい車となっています。
デザインも日本のセダンとしては珍しくスポーティで、さまざまな世代に受け入れられています。
ではそんなカムリの外観サイズについてまずご紹介します。
カムリの外観
参考:toyota.jp
カムリは北米で人気のあるデザインをそのまま日本にも導入していて、スタイリッシュなセダンです。
その外観サイズは次となっており、全長が結構長いセダンになっています。
スペック | カムリ | |
全長 | WSグレード:4,910mm その他グレード:4,885mm | |
全幅 | 1,840mm | |
全高 | FF:1,445mm 4WD:1,455mm | |
ホイールベース | 2,825mm | |
トレッド(前/後) | 1,580/1,585mm(4WD:1,590mm) 1,590/1,595mm(4WD:1,600mm) 1,600/1,605mm(1,610mm) | |
最低地上高 | FF:145mm 4WD:155mm | |
車両重量 | 1,550kg〜1,600kg | |
タイヤサイズ | フロントタイヤ | 205/65R16、215/55R17、235/45R18 |
リアタイヤ | 205/65R16、215/55R17、235/45R18 | |
ウインドウサイズ | フロントウインドウ | 約1,400mm✕350mm |
サイドウインドウ | 約2,000mm✕400mm | |
リアウインドウ | 約1,200mm✕250mm | |
ミラー幅 | 約2,200mm | |
エンブレム・ロゴサイズ | 約100mm✕100mm |
カムリの寸法
カムリはDセグメントという中大型のサイズに属する車ですが、日本では5ナンバーサイズと3ナンバーサイズという区分があります。
5ナンバーサイズと3ナンバーサイズは車のエンジンの排気量とサイズで決まる区分ですが、以前は税金の差がありましたが現在ではナンバープレートの区分になっています。
5ナンバーサイズは比較的小型〜中型の車が属するカテゴリーで、それより大きなサイズが3ナンバーとなっています。
スペック | 5ナンバー | 3ナンバー |
エンジン排気量 | 2,000cc以下 | 2,001cc以上 |
全長 | 4,700mm以下 | 4,701mm以上 |
全幅 | 1,700mm以下 | 1,701mm以上 |
全高 | 2,000mm以下 | 2,001mm以上 |
カムリの外観サイズはこの区分では3ナンバーサイズに属する車となっており、国産車としては全長が長めで全幅も広く、余裕のある車となっています。
中型車の中には全長を5ナンバーに収める車などもありますが、北米メインだったカムリはそういったことはなく大きめのサイズになっています。
また全高については1,450mm前後と結構低めのサイズ感となっており、スポーティなデザインとよくマッチしたサイズ感となっています。
カムリは駐車場に収まるか?
次にカムリのサイズ感で駐車場に収まるかドウかを見ていきますが、駐車場には大きく分けて2タイプが存在します。
1つ目は平置きの駐車場で、こちらは自宅の駐車場を始めとして有料駐車場や商店、コンビニなどで見られる一般的な駐車場です。
いわゆる青空駐車場なので高さ方向の制限があることは少ないですが、その他のサイズとしては幅が2.5m・奥行き5.0m程度が一般的となっています。
これに対してカムリのサイズでは全幅は問題なく納まりますが、全長は4,900mm前後と駐車場にちょうど収まるサイズ感となっています。
もう1つは立体駐車場で、こちらは土地の少ない駅前などでビルのような施設に重ねて駐車するタイプの駐車場になっています。
そのためサイズの制限は高さ方向にあり、古くからある立体駐車場では「高さ制限1.57m」という制限が一般的です。
ですがカムリの全高であればこのサイズ感でも十分収まるので、立体駐車場にも問題なく駐車できるでしょう。
なお近年は立体駐車場もミニバンなどの背の高い車種に対応してきており、高さ制限が2.0m以上とよりゆとりをもって駐車できるでしょう。
その他の外観のサイズ感
カムリの外観のサイズ感は全体的にローワイドな印象で北米向けのサイズ感なのですが、実はトヨタの上級セダンであるクラウンよりわずかに幅が大きいのです。
カムリは昔は日本にマッチしたサイズ感の車として1990年代に人気でしたが、その後日本市場では廃止され別のラグジュアリー系のセダンが主流となりました。
ですが北米ではスポーティなデザインのセダンが人気であり、その後もカムリは北米にマッチする専用車としてサイズが大型化し、よりワイドで安定感のある車になりました。
トヨタは国内市場のセダンとしてクラウンやマークXなどをラインナップしており、これらの車種は全幅が1,800mmを超えないように日本の狭い道にマッチするように設計されています。
その後ある意味逆輸入されるような形でカムリは日本市場に導入されましたが、全幅は1,840mmとむしろクラウンよりワイドとなっており、価格以上に存在感のある車となっています。
とはいえアメリカ車としてはまだ小さいぐらいのサイズですし、多少ワイドでも最近の日本の道路は広くなってきているので運転が難しいといったことは少なくなっています。
カムリの内装
参考:toyota.jp
次にカムリの内装のサイズを見ていきます。
スペック | カムリ | |
室内長 | 2,030mm | |
室内幅 | 1,535mm | |
室内高 | 1,185mm | |
ラゲッジルーム | 高さ | 530mm |
幅 | 1,080mm | |
奥行き | 990mm | |
運転席寸法 | 高さ | 約1,000mm |
幅 | 約500mm | |
奥行き | 約1,000mm | |
助手席寸法 | 高さ | 約1,000mm |
幅 | 約500mm | |
奥行き | 約1,000mm | |
後席寸法 | 高さ | 約1,000mm |
幅 | 約1,400mm | |
奥行き | 約1,000mm |
カムリの車内の広さ
カムリは外観のサイズは結構大きめのセダンなのですが、車内の広さに関してはセダン系車種の一般的なサイズとなっています。
カムリは前席2人、後席3人の5人乗りの車ですが、その車内長は2,030mmとなっておりこのサイズ感はセダン系の車種としては標準的なサイズです。
カムリと同じぐらいの全長で車内の広さを重視したミニバンなどではもっと広い車種もありますが、カムリはボンネットやトランクもあるセダンなのでこのサイズで必要十分と言えます。
また室内高も1,185mmと広々とは言えないサイズですが、カムリは車高も低いのでこのぐらいのサイズでちょうど頭上空間が確保されるサイズ感になっています。
ですが車内幅に関してはセダンとしては広めとなっており、全幅の大きさが車内の広さにつながっています。
前席は2人乗りなので十分ですし、後席も3人乗ってもそこまで窮屈ということはないでしょう。
カムリのラゲッジルームの広さ
では次にカムリのラゲッジルームであるトランクルームの広さを見ていきましょう。
カムリのようなセダンは車室と独立したトランクを持っており、セダンのスタイリングを形作るのに重要な存在でもあります。
トランクは高さがある程度制限されているのでラゲッジルームの高さは530mmと低いのですが、その一方でラゲッジ幅は1,000mmを超えて広々としています。
さらに奥行きも1,000mm程度確保されており、大きなゴルフバックを積み込めるようになっています。
このトランクのサイズであれば日常使いでも十分便利で、普段の買物の荷物はしっかり載せられます。
更にカムリにはトランクスルーという機能がついており、車内の後席を前に倒すことでトランクルームと車室内がつながるようになります。
そうすれば更にラゲッジの奥行きは広くなり、長い荷物もしっかり積めるようになっています。
その他の内装のサイズ感
カムリの車内のサイズで特に注目されるのが横幅の広さでしょう。
トヨタのセダンは後席の居住性も良いといわれていますが、カムリは北米譲りのワイドなサイズ感で後席の幅が広々と取られています。
車内幅が1,500mm以上あるので座席の横幅も1,400mm程度確保できており、後席に座ったときの左右のゆとりが広くなっています。
後席に3人フルで乗車することは結構稀なので、普段はかなり広々とした後席に座れるでしょう。
またスペックには現れませんがカムリの後席に座ったときの視界が結構良好で、前席との関係で割と前方の見通しが良くなっています。
そのため窮屈感を感じることも減っており、より快適な車内空間が作られています。
カムリの運転
参考:toyota.jp
次にカムリの運転性に関するスペックを見ていきましょう。
スペック | カムリ |
最小回転半径 | 5.7m〜5.9m |
ハンドルサイズ | 370mm |
カムリの旋回性
まずカムリの運転性に関して気になる点としては小回りが効くかどうかですが、これには車の最小回転半径が関係しています。
最小回転半径は車のハンドルを左右どちらかに最大限切った状態で低速走行し、車を360°旋回させるのに必要な半径を指しています。
このスペックが小さければ小さいほど車の小回りが効くのですが、軽自動車で4.5m前後、コンパクトカーで5.0m前後、普通車で5.5m前後が一般的なスペックとなっています。
これに対してカムリのスペックは5.7m〜5.9mとなっていますが、車のグレードによって多少違っています。
しかし日本の車としてはこの最小回転半径は大きめのサイズ感であり、小回りはあまり良くない車といえます。
しかし同クラスのミニバンなどと比較すると同じくらいのサイズ感であり、極端に小回りが悪いわけでもないでしょう。
カムリの走行感覚
カムリの走行感覚についてはセダンらしいサイズ感でフロントとリアのオーバーハングが特徴です。
セダンはエンジンが収まっているボンネットやトランクルームの突き出しでドライバーの位置からオーバーハングがあり、慣れないうちは車両感覚がつかみにくいです。
ですがカムリはFF(フロントエンジンフロント駆動)の車なのでエンジンは横置きとなっており、ボンネットのオーバーハングは短めではあります。
またリアのオーバーハングは結構短めとなっており、比較的シャープなデザインでもあるのでリアの運転感覚はつかみやすいでしょう。
サイドもフラットなデザインとなっているので狭い道でも横の感覚は掴みやすく、運転しずらいことはないでしょう。
カムリの車内の運転感覚
カムリの車内からの運転感覚はフロントウインドウがそれなりにワイドで広いので、前方視界はしっかり確保されています。
カムリのフロントウインドウは高さはセダンなのでそこまで大きくありませんが、車幅広いため左右の長さはしっかり確保されています。
またスポーティなセダンなのでフロントウインドウが寝ており、視界の妨げとなる左右のAピラーも視界の邪魔にならない位置にあります。そのため左右視界も良好で、運転するときにも目視確認がしやすい車です。
ただリアウインドウに関してはそのサイズが少し狭めであり、後方視界に関してはそこまで良いとは言えません。
セダンでトランクルームがあるため仕方ない面もあるのですが、リアウインドウの上下幅が250mm程度しかないので視界は狭いです。
慣れればそれなりに感覚はつかめますが、安全確認にはリアカメラなどの補助装備もあわせて確認すると良いでしょう。
カムリのサイズの評判
カムリのサイズについてはtwitterにも評価はさまざま投稿されていますが、やはりそのサイズについてのものが多いです。その中からいくつかご紹介しましょう。
やはり目指すべき車種はこれだろうか
元からカムリはずっと好きで
フルモデルチェンジされたこの顔が発表された時は一目惚れに近いものを感じた
アメリカンなサイズ感とこの顔、美尻が良いのだようやくこのモデルも出回って
カスタムされた車両も見られる
混ざりたいものだ pic.twitter.com/7KmZTLA8CM— そして味噌汁 (@finest8008) December 20, 2019
こちらの方はカムリをたいへん気に入られており、現行カムリのスタイリッシュなデザインが好まれています。
また日本車には少ないアメリカンなサイズ感も評価が高く、カムリが日本で人気が高いのもわかります。
よく前輪駆動のセダンは映えないとは言われますが、すっかりとアメリカナイズされた現行型カムリは、外観がスポーティで立派なセダンのデザインになりましたよね。
ただ、日本で扱うには大きいし取り回しも悪すぎるのがネック。
— にげまくり@C98開催は幻と化した (@nigemakuri) December 8, 2019
一方でこちらの方はカムリのデザインは好まれているものの、その大柄なサイズ感は日本の道では運転が大変な面もあるようです。
とはいえミニバンなどと比べて著しく悪いわけではないので、慣れの部分も多いでしょう。
カムリを他の車と比較
では最後にカムリとそのライバル車のサイズ感を比較してみましょう。
スペック | トヨタ カムリ | ホンダ アコード | MAZDA6 SEDAN/WAGON | スバル レガシィB4 | |
価格 | 3,456,000円〜4,648,000円 | 4,650,000円 | MAZDA6 SEDAN:2,893,000円〜4,317,500円 MAZDA6 WAGON:2,893,000円〜4,317,500円 | 3,135,000円〜3,300,000円 | |
全長 | WSグレード:4,910mm その他グレード:4,885mm | 4,900mm | MAZDA6 SEDAN:4,865mm MAZDA6 WAGON:4,805mm | 4,800mm | |
全幅 | 1,840mm | 1,860mm | MAZDA6 SEDAN:1,840mm MAZDA6 WAGON:1,840mm | 1,840mm | |
全高 | FF:1,445mm 4WD:1,455mm | 1,450mm | MAZDA6 SEDAN:1,450mm MAZDA6 WAGON:1,480mm | 1,500mm | |
ホイールベース | 2,825mm | 2,830mm | MAZDA6 SEDAN:2,830mm MAZDA6 WAGON:2,750mm | 2,750mm | |
トレッド(前/後) | 1,580/1,585mm(4WD:1,590mm) 1,590/1,595mm(4WD:1,600mm) 1,600/1,605mm(1,610mm) | 1,590/1,605mm | MAZDA6 SEDAN:1,585/1,575mm 1,595/1,585mm MAZDA6 WAGON:1,585/1,575mm 1,595/1,585mm | 1,580/1,590mm | |
最低地上高 | FF:145mm 4WD:155mm | 130mm | MAZDA6 SEDAN:160mm MAZDA6 WAGON:160mm | 150mm | |
車両重量 | 1,550kg〜1,600kg | 1,560kg | MAZDA6 SEDAN:1,510kg〜1,670kg MAZDA6 WAGON:1,530kg〜1,690kg | 1,540kg | |
タイヤサイズ | フロントタイヤ | 205/65R16、215/55R17、235/45R18 | 235/45R18 94W | MAZDA6 SEDAN:225/45R19、225/45R19 MAZDA6 WAGON:225/55R17、225/45R19 | 225/50R18、225/55R17 |
リアタイヤ | 205/65R16、215/55R17、235/45R18 | 235/45R18 94W | MAZDA6 SEDAN:225/45R19、225/45R19 MAZDA6 WAGON:225/55R17、225/45R19 | 225/50R18、225/55R17 | |
室内長 | 2,030mm | 2,070mm | MAZDA6 SEDAN:1,960mm MAZDA6 WAGON:1,930mm | 2,030mm | |
室内幅 | 1,535mm | 1,585mm | MAZDA6 SEDAN:1,550mm MAZDA6 WAGON:1,550mm | 1,545mm | |
室内高 | 1,185mm | 1,155mm | MAZDA6 SEDAN:1,170mm MAZDA6 WAGON:1,170mm | 1,220mm | |
ラゲッジルーム | 高さ | 530mm | 約400mm | MAZDA6 SEDAN:490mm MAZDA6 WAGON:700mm | 500mm |
幅 | 1,080mm | 1,370mm | MAZDA6 SEDAN:1,020mm MAZDA6 WAGON:1,030mm | 900mm | |
奥行き | 990mm | 730mm | MAZDA6 SEDAN:1,170mm MAZDA6 WAGON:1,100mm | 1,070mm | |
最小回転半径 | 5.7m〜5.9m | 5.7m | MAZDA6 SEDAN:5.6m MAZDA6 WAGON:5.5m | 5.6m |
カムリとホンダ アコードのサイズ感の比較
ホンダ アコードはホンダの中大型セダンですが、アコードも北米向けで大型化してきたセダンでカムリと同じような経緯のある車です。
そんなアコードのサイズ感はカムリと同じく北米向けの大きめのサイズとなっており、全長、全幅、全高ともカムリとほぼ同等のサイズ感になっています。
アコードの全幅はカムリよりも大きなサイズであり、よりワイドで大柄なイメージがあります。また最低地上高もアコードは低く、スポーティなイメージもあります。
室内の広さに関してもアコードとカムリは近いサイズ感があるのですが、室内長、室内幅ともアコードのほうがより広く、ゆとりの大きな車内サイズとなっています。
室内高についてはカムリのほうが高めとなっており、頭上空間のゆとりについてはカムリのほうが広めです。
なおトランクルームについては全体的なサイズがカムリのほうが大きいのですが、これはアコードがハイブリッドシステムの搭載などの関係でカムリのようなトランクスルーが不可能な構造となっているためで、特にトランクルームの奥行きはアコードは結構狭めです。
そのためトランクルームの使い勝手についてはカムリのほうが有利といえるでしょう。
カムリとMAZDA6 SEDANのサイズ感の比較
MAZDA6 SEDANはマツダの最上級セダンとして高級感のある車となっていますが、サイズ感としてはカムリより多少小さめのサイズ感です。
MAZDA6 には「SEDAN」のほかにステーションワゴンである「WAGON」もあり、バリエーションがある点はカムリとの差別の点です。
サイズもWAGONのほうが少し大きめなのですが、カムリとMAZDA6 SEDANを比較すると全長は少し短めとなっています。
ですが全幅についてはカムリと同サイズであり、結構ワイドなセダンである点は同じです。また全高もほぼ同サイズであり、全長が多少短くてもほぼ同クラスの車といえます。
車内のサイズについては多少大きさに差があるのですが、全長が短い分車内の室内長も短めになっています。
一方で室内幅についてはMAZDA6 SEDANのほうが広く、室内高もほぼ変わらないので横方向と上下方向のゆとりはほぼ同等となっています。
トランクルームのサイズについては高さや幅については少し低いですが、奥行きはMAZDA6 SEDANのほうが広くなっていて使い勝手は決して悪くはありません。
またMAZDA6 SEDANは車の最小回転半径が小さめとなっているので小回りもよく効いており、取り回しはカムリより良いといえるでしょう。
カムリとスバル レガシィB4のサイズ感の比較
レガシィB4はスバルの最上級の高級感を持つセダンとなっており、スポーツカーを得意とするスバルの特徴を受け継いでスポーティなデザインのセダンになっています。
レガシィB4のサイズ感はカムリよりは結構短いサイズとなっており、全長はカムリより100mm程度短くなっています。
ですが全幅についてはカムリと同サイズとなっており、かなりワイドな印象の車で全高も高めでスポーティながら力強い印象の車になっています。
またホイールベースがカムリよりレガシィB4のほうが短くなっており、取り回しも良くなっています。
室内のサイズについては全長は短いのですが室内長は同サイズとなっており、レガシィB4のほうがエンジンなどのコンポーネントがコンパクトになっているので室内のレイアウトが優秀で広くなっています。
また室内幅や室内高もレガシィB4のほうが高めとなっており、車のサイズ自体はカムリのほうが大きいのですが車内の広さは同クラスとなっています。
加えてトランクルームのサイズについてもカムリとレガシィB4はほぼ同クラスであり、車としての使い勝手はほぼ変わらないといえるでしょう。
さらにレガシィB4は最小回転半径が小さくて小回りが効きますし、価格帯もレガシィB4のほうが安価となっていますので、全体的に扱いやすい車となっています。
総評
カムリは国内のセダンとしては結構大きなサイズの車となっており、スポーティなデザインと車内の広さで非常に上質なセダンとなっています。
一方でサイズの大きさから扱いにくい部分もありますが、日本車にはあまり見られないワイドなサイズ感は高い魅力を持っています。
カムリは北米で人気のセダンですが、日本でも確実に人気は高まっています。