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壊れやすい?プリウスは故障が多いのか故障率の実態とは?!

いまや世界的にみてもトヨタ プリウスは日本を代表する車種に成長しました。でもそんな大人気モデルのプリウスでは、本当に人気の通りの機能なのかは心配になりますよね。

特に故障が少ないのか、それとも多いのかって結構気になりますよね。そこで、今回はプリウスの故障についてご説明します。

※プリウスの暴走事故のニュースがあったりしますが、そういった意味でのプリウスの故障については以下の記事をご覧ください。

プリウスの交通事故画像プリウスは危険な欠陥車?暴走事故が多いのはなぜか徹底考察!

プリウスの故障率はかなり低い

タイヤのないプリウス

日本車の代名詞の一つに「信頼性が高く故障が少ない」というものがあり、これは世界的にも浸透しているイメージです。

実際プリウスをはじめとする日本車は外車より故障が少ないと言われています。ただそれを証明するとなると難しく、車の故障率というのは政府などから発表されるものではありません。

また各自動車メーカーは故障率を把握しているのですが、社外秘の情報なので表には出てきません。そこで車の信頼性を客観的に見るには、米国「J.D.パワー社」が発行している自動車耐久品質調査の結果を使うのが一番です。

自動車耐久品質調査におけるプリウス

J.D.パワー社は車に限らず、さまざまな事柄の調査を行っている会社で、自動車メーカーや政府などから独立した形で調査をしています。

そのため信頼度がおける調査となっており、その調査の中に車の信頼性を評価する自動車耐久品質調査があります。

この調査では実際に車を運転しているユーザーを対象にして実際の不具合や故障の件数を調べることで、メーカー別、車種別の耐久品質を比較しています。

ポイント

このVehicle Dependability Study (2017)という調査でプリウスが何位であったかというと、なんとコンパクトカー部門では堂々の1位を獲得しているのです。

参考 Vehicle Dependability Study (2017)J.D. POWER

なおこの調査は米国のものですが、さまざまな国のさまざまな車種が入り乱れている米国でトップをとれるというのは、それだけで信頼性の高さを証明しています。

この結果をもって、プリウスは信頼性のかなり高い車だと言えるでしょう。安心して購入して大丈夫です。

プリウスの故障が少ない理由

車がたくさん作られている工場

プリウスの故障が少ないのは、プリウス自体がすごいというよりは、ずばりトヨタの生産管理にあると言えます。

別の記事でも触れていますが、実際にトヨタ自体の故障率は非常に低いのです。

トヨタのロゴトヨタは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!

トヨタの品質の裏側

トヨタ車の生産の特徴には下記のようなものがあります。

  • 部品供給企業の固定
  • 信頼できる材料の選定と使用
  • 新技術よりも信頼できる技術の使用

この特徴こそが故障の少ないプリウスを生産できる肝なのです。さらにもっと詳しく突っ込んだ話をすると、トヨタの品質には17の品質手法があると言われています。

  1. QCストーリー
  2. KPT(Keep、Problem、Try)
  3. 自工程完結
  4. 新製品流動管理システム
  5. 重点管理
  6. 設計審査(DR)
  7. 品質保証会議(次工程移行可否判定会議)
  8. 品質機能展開(QFD)
  9. QC七つ道具・新QC七つ道具
  10. 多変量解析
  11. 実験計画法
  12. 設計FMEA
  13. 工程FMEA
  14. FTA(Fault Tree Analysis:故障の木解析)
  15. 信頼性設計・信頼性試験
  16. QAネットワーク
  17. なぜなぜ分析

詳細は下記の記事をご覧いただきたいのですが、いかにも難しいことが書かれています。

参考 「トヨタ品質」の鍵を握る17の品質手法とは?日経 XTECH

これだけ細部まで全てマニュアル化されていて生産が行われているのです。プリウスの故障の少なさも納得がいきますよね。

古臭いけど最も重要な精神論

その具体的な生産方式以外にも、トヨタには精神的な部分でのこだわりもあります。この精神論は世間的には「古臭い」と言われるようなことでしょう。

ただ実際はこういうところが日本らしくて、そのような堅苦しい日本的な考えだからこそ、プリウスの故障も少なくできているのかもしれません。

そのトヨタの精神的な部分を象徴するのが「豊田綱領」。いかにも「昔の日本」な感じですがこの内容が素晴らしいです。

一、上下一致、至誠業務に服し、産業報国の実を拳ぐべし
一、研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし
一、華美を戒め、質実剛健たるべし
一、温情友愛の精神を発揮し、家庭的美風を作興すべし
一、神仏を尊崇し、報恩感謝の生活を為すべし

出典:トヨタ自動車公式サイト

「神仏を尊崇し」のような考えは、ほかのメーカーには決してないような精神論ですね。こういった点もプリウスの故障の少なさを実現できている要因になっているでしょう。

MEMO

これからプリウスを買おうと考えている方は、正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。詳しく知りたい方は、下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技』のページをご覧ください。 裏技を知って後悔する人たった1分で車を60万円値引きできる裏技!安く購入する秘密のテクニックとは?!

プリウスオーナーの故障に対する評判

実際のプリウスを購入した人は、プリウスの故障についてどう感じているのでしょうか? 見ていきましょう。

130,000kmまでトラブル無し

こちらの方のプリウスは2代目のようですが、130,000kmもの長距離を乗られて大きなトラブルがないのはすごいものですね。

きっとメンテナンスをしっかりして大事に乗っていらっしゃったのでしょう。

ハイブリッド用のバッテリーも納車当時のままということで、余計な修理費用が掛からず一生を全うできた1台ということですね。

やはりプリウスは故障が少ない車で、寿命が長い車だということがよくわかります。

20年でも故障なし

この方は多分何台かプリウスを乗り継いでこられたのだと思いますが、20年もの間故障がなかったというのもすごい話です。

プリウスの信頼性は2代目あたりから急激に高くなっており、それ以降のプリウスはさらなる信頼性を獲得できているのだと考えます。

そういった積み重ねがあったので、米国での信頼性評価でもトップをとれる車種に成長したのですね。

インバーター故障は超高額

こちらの方のプリウスはインバーター関連の故障ということで、ハイブリッドシステムの交換が必要な事例ですね。

ツイートだけではどの世代のプリウスか、また車体価格をいくらで買われたのかがわかりませんが、2倍ともなると500,000円~1,000,000円の間でしょうか。

プリウスのハイブリッドシステムの故障の場合、インバーターだけを交換できる場合と、インバーターやバッテリーなどシステムごと交換する事例とがあり、この場合は後者でしょう。

こうなると修理するよりは買い替えた方が賢明で、まさにハイブリッドカーとしての一つの寿命を迎えたということです。

なおプリウスの寿命については以下の記事でも詳しく解説しています。

街にとまるプリウスプリウスの寿命の年数!走行距離の限界からバッテリーの寿命まで徹底解説!

ウォーターポンプの修理事例

プリウスαのウォーターポンプ故障に関するツイートです。インバーターを外すということで、ハイブリッド用ウォーターポンプなのでしょう。

この段階での修理であれば、前述のインバーター交換に比べてはるかに安い修理費用で済みます。

故障はできればこういった軽度の物だけにしてほしいものですが、車によっても当たりはずれがあるので、買う側としては如何ともしがたい問題です。

プリウスαについては、以下の記事で解説しています。こちらもあわせてご覧ください。

プリウスαプリウスαは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!

実際のプリウスの故障事例と修理費用

車の修理

さて信頼性が高いとはいっても、工業製品である以上プリウスが全く壊れないことはありえません。

プリウスにも故障しやすい箇所というのがいくつかあり、次の様な部品は比較的故障の多いものです。

ハイブリッドシステムの故障

プリウスのプリウスたる所以は、モーターとバッテリーからなるハイブリッドシステムですが、長く乗っているとこのシステムにトラブルが発生することがあります。

最も多いのはバッテリーのトラブル。プリウスにはハイブリッドシステム専用の大型バッテリーが搭載されていますが、これが経年劣化によって電圧が下がってくると警告ランプが点灯します。

車としてすぐに動かなくなるわけではないのですが、対処はハイブリッドバッテリーの交換しかなくなってしまいます。

それだけでなく、修理費用はシステム全体の交換になると500,000円以上の超高額修理が発生します。

ハイブリッドバッテリーの経年劣化は車が古くなればなるほど進行していくのは仕方が無く、新車では問題ないのですが中古車では注意が必要な点です。

走行距離が80,000km~100,000km近いプリウスを購入する際にはバッテリーの劣化も考慮にいれましょう。

電動パワステの故障

パワーステアリングとはハンドルが軽くなるように補助する装置ですが、プリウスではパワステを電動で駆動させています。この電動パワステのトラブルがプリウスには比較的多いのです。

パワステは非常に負荷のかかる部品で、車の総重量がかかるタイヤを補助的に動かさないといけません。

そのため電動で動くモーターなどの駆動部分が故障することが多く、故障の前兆としてハンドルが重くなったり、異音が発生したりします

電動パワステの故障であれば、部品交換となった場合には50,000円~80,000円程度の修理費用となります。

もし少しハンドルが重くなったなと感じたら、ディーラーで一度点検を受けるのが望ましいです。

ハイブリッド用ウォーターポンプの故障

車には主にエンジンを冷却するためのウォーターポンプがついていますが、プリウスではそれとは別にハイブリッドシステム専用のウォーターポンプを持っています。

このポンプは主にハイブリッドシステムの一部であるインバーターを冷やすためもの。ここが故障するとインバーターが過熱してハイブリッドシステムが停止したり、最悪の場合にはインバーター交換まで発生してしまいます。

ポンプ自体の交換は50,000円程度ですが、インバーターともなると200,000円コースになってしまうので、ハイブリッドシステムの警告が出たらすぐに点検が必要となります。

保証によっては無償修理も可能

しかしトヨタのハイブリッド車にはハイブリッドシステムにも特別保証が付いており、新車から5年または100,000km以内であればハイブリッドシステムの故障に対して無償修理が受けられます。

この期間内であればバッテリーの劣化などによるトラブルに対しても部品交換が受けられるのです。

MEMO

中古車の場合は5年以上経過している車も多いのですが、トヨタディーラー系列で売られている中古車には「T-valueハイブリッド」という延長保証がつけられています。

新車から10年または200,000km以内であればハイブリッドシステムのみ保証を受けられるのです。

ハイブリッドシステムが中核のプリウスですから、これらの保証を有効に活用してできるだけ長い期間乗りたいものです。

日々のメンテナンスも欠かさなければ、さらに長く乗ることができます。具体的なメンテナンスについては、以下の記事をご参照ください。

プリウスプリウスのメンテナンスの費用はいくら?計算してみました!